JP3069498U - パイプ棚 - Google Patents

パイプ棚

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JP3069498U
JP3069498U JP1999010084U JP1008499U JP3069498U JP 3069498 U JP3069498 U JP 3069498U JP 1999010084 U JP1999010084 U JP 1999010084U JP 1008499 U JP1008499 U JP 1008499U JP 3069498 U JP3069498 U JP 3069498U
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fence
pipe
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fence main
fitting
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JP1999010084U
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Inventor
恒男 後藤
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株式会社ポータ工業
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柵本体同士を連結する角度を調整できると共
に各柵本体の連結部における屈曲方向への動きを規制し
て接続できるようにする。 【解決手段】 パイプ製の格子状柵本体1と、この柵本
体1の両側に連結して隣接する柵本体1を接続するパイ
プ製のスタンド2とからなり、スタンド2の支柱21の
上端部側及び下端部側に支柱21を挟んでそれぞれ一対
の上部側及び下部側の連結用受け金具24,25を設け
ると共に、柵本体1の両側に前記受け金具24,25と
対応させて連結用嵌合金具13を設ける。前記各受け金
具24,25は断面六角形状の係合体26を備え、この
係合体26の六角面を上下方向に向けると共に支柱21
との間に所定の間隙部27を形成して鉛直に立設させ、
下端を取付部材28を介して支柱21に固定してなって
いる。前記各嵌合金具13は前記係合体26に嵌合する
四角形状の角筒部15を形成した嵌合筒体14で構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はパイプ製の格子状柵本体と、この柵本体の両側に連結して柵本体を立 設させると共に隣接する柵本体を接続するパイプ製のスタンドとからなり、例え ば道路工事、交通事故現場、或いは各種のイベント会場等における規制区域の隔 壁、或いは人の整理用の柵等を形成する際等に設定して使用するパイプ柵に関す る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のパイプ柵は、柵本体には自立させる手段は具備せず、柵本体 の両側にスタンドを連結し、このスタンドで立設するように構成されている。
【0003】 従来のこの種のパイプ柵として、例えば図5に示す構造のもの(以下「従来技 術」という)が一般に知られている。この従来技術は図5に示すように、所定の 大きさの長方形状に形成したパイプ製の格子状柵本体101と、所定長さの支柱 102の下端に二股状の脚台杆(図示せず)を形成したパイプ製のスタンド10 3とからなっている。
【0004】 前記スタンド103は支柱102の上端部側に支柱102を挟んで左右対称に 設けた一対の上部側の連結用受け金具104と、この受け金具104と対応させ て支柱102の下端部側に設けた一対の下部側の連結用受け金具(図示せず)と を備え、前記柵本体101は、柵本体101の両側に前記上部側及び下部側の受 け金具104の取付位置と対応させて左右対称に設けた連結用嵌合金具105( 下部側の嵌合金具105は図示せず)を備えている。
【0005】 前記各受け金具104は丸棒又は丸パイプ材(図示では丸パイプ材)をL字形 に折曲して鉛直部106と水平部107とを形成し、水平部107の先端を支柱 102に溶接等で固着して構成され、また、前記各嵌合金具105は丸パイプ製 の鉛直部106に回動自在に嵌合する丸パイプ製の円筒体108を柵本体101 に溶接等で固着109して構成されている。
【0006】 従来技術は前記のように構成され、柵本体101の両側の各円筒体108をス タンド103の鉛直部106に嵌合して連結し、柵本体101を両側のスタンド 103で立設させると共に隣接する柵本体101を接続して使用するもので、従 来技術は円筒体108を丸棒又は丸パイプ製の鉛直部106に嵌合して両者を連 結するものであるから、各柵本体101は前記連結部を介して角度を自由に調整 することができる。
【0007】 しかし、反面において従来技術は次のような問題を有している。即ち、従来技 術は上述したように連結部を介して柵本体同士が自由に屈曲するようになってい るため、各柵本体101が直線状にもなり易い。この場合、柵が人や風等で押さ れた時、各柵本体101が直線状に連なっていると倒れ易くなり、1つの柵本体 が倒れると他の柵本体も連鎖的に倒れることになる。また、例えば、人の整理等 の状況等により柵本体を直線状に接続して立設する場合があるが、従来技術は柵 本体を直線状に連結して立設しても、屈曲し易いため、柵本体の列が蛇行し易く なる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記のような実情に鑑みてなされたもので、柵本体同士を連結する角 度を調整できると共に各柵本体の連結部における屈曲方向への動きを規制して接 続できるようにしたパイプ柵を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案のうち請求項1記載の考案は、所定の大きさ の長方形状に形成したパイプ製の格子状柵本体と、所定長さの支柱の下端に二股 状の脚台杆を形成したパイプ製のスタンド、からなり、前記柵本体の両側に前記 スタンドを連結して柵本体を立設させると共に隣接する柵本体を接続するパイプ 柵において、前記スタンドは前記支柱の上端部側に、前記二股状の脚台杆と直交 する方向に向けると共に前記支柱を挟んで左右対称に設けた一対の上部側の連結 用受け金具と、前記受け金具と対応させて前記支柱の下端部側に設けた一対の下 部側の連結用受け金具とを備え、前記柵本体は、柵本体の両側に、前記上部側及 び下部側の前記受け金具の取付位置と対応させて左右対称に設けた連結用嵌合金 具を備え、前記各受け金具は、断面六角形状の係合体を備え、この係合体の六角 面を上下方向に向けると共に前記支柱との間に所定の間隙部を形成して鉛直に立 設させ、下端を取付部材を介して前記支柱に固定してなり、前記各嵌合金具は、 前記係合体に嵌合する四角形状の角筒部を形成した嵌合筒体で構成されているこ とを特徴とする。
【0010】 請求項2記載の考案は、請求項1記載のパイプ柵において、前記嵌合筒体をコ 字状の金具の両端を前記柵本体に固着して構成したことを特徴とするものであり 、請求項3記載の考案は請求項1記載のパイプ柵において、前記嵌合筒体を四角 形の筒体を前記柵本体に固設して構成したことを特徴とするものである。
【0011】 上記のように構成した本考案によれば、前記左右の係合体の六角面の中心を結 ぶ線の方向に向けて柵本体の嵌合筒体を係合体にそれぞれ嵌合することにより、 柵本体は直線状に連結して接続される。そして、この状態で柵本体を支柱に対し て屈曲する方向へ外力が掛かると、嵌合筒体の角部等が支柱に衝当するので、屈 曲する方向の動きは規制される。次に前記の状態から一方の柵本体の嵌合筒体と 係合体との嵌合を解除し、前記の状態から柵本体を約90度旋回した姿勢で嵌合 筒体を係合体に嵌合することにより、柵本体は他方の柵本体に対して約90度の 角度を持たせた姿勢で連結し、前記と同様に屈曲する方向の動きを規制されて接 続する。また、前記直線状に接続された状態から一方の柵本体を約30度旋回し た姿勢で嵌合筒体を係合体に嵌合することにより、柵本体は他方の柵本体に対し て約30度の角度を持たせた姿勢で連結し、同様に屈曲方向の動きを規制されて 接続する。このように、本考案によれば柵本体同士を連結する角度を調整できる と共に各柵本体の連結部における屈曲方向への動きを規制して接続することが可 能になる。
【00012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態の一例を説明する。図1は本考案の パイプ柵の一実施の形態の概要を示す斜視図、図2は同上パイプ柵の要部を拡大 して示す斜視図、図3は同上パイプ柵の柵本体とスタンドとを連結した状態を示 す横断面図、図4は同上柵本体を接続して立設した状態を示す正面図である。
【0013】 これらの図1〜図4において、この実施の形態のパイプ柵は、パイプ製の格子 状柵本体1と、この柵本体1の両面に着脱自在に連結して柵本体1を立設させる と共に隣接する柵本体を接続するパイプ製のスタンド2とを備えている。
【0014】 前記柵本体1は適当な大きさの長方形状(例えば、縦約900ミリ×横約16 00ミリ、但し、この寸法は任意に変更可能)に形成した枠パイプ11に所定長 さのパイプ杆12を適当な間隔を存して格子状に配設してなり、この柵本体の前 記構成自体については従来公知のものと同様に構成されている。
【0015】 前記スタンド2は適当長さの支柱21の下端に二股状の脚台杆22を形成して なり、脚台杆22の下端にはゴム材等よりなる防滑用の台部材23が設けてある 。このスタンド2自体の前記構成も従来公知のものと同様である。
【0016】 前記スタンド2は支柱21の上端部側に、前記二股状の脚台杆22と直交する 方向に向けると共に支柱21を挟んで左右対称に設けた一対の上部側の連結用受 け金具24と、この受け金具24と対応させて前記支柱21の下端部側に設けた 一対の下部側の連結用受け金具25(図1参照)を有している。
【0017】 前記各受け金具24及び25は、断面六角形状に形成した係合体26を備え、 この係合体26の六角面を上下方向に向けると共に支柱21との間に適当間隙部 27を形成して鉛直に立設させ、下端を取付部材28を介して支柱21に固定し てなっている。また、この実施の形態の前記各係合体26は六角形の外側の平坦 面が支柱21を挟んで相対向させる姿勢で立設して支柱に固定してある。この場 合、各係合体26は六角形の対角線が同一の線上に位置するように支柱21を挟 んで相対設してもよい。
【0018】 前記柵本体1は、柵本体1の両側に、前記上部側及び下部側の受け金具24及 び25と対応させて左右対称に設けた連結用嵌合金具13を有している。前記各 嵌合金具13は前記係合体26に嵌合する四角形状の角筒部15を形成した嵌合 筒体14で構成されている。この実施の形態の前記各筒体14はコ字状の金具1 6の両端を柵本体1の枠パイプ11に溶接等で固着17して構成されている。こ の場合、前記各筒体14は四角形の筒体を柵本体1に固設して構成することもで きる。
【0019】 この実施の形態のパイプ柵は上記のように構成したもので、次に使用方法及び 作用等につき説明する。図3に示すように、支柱21の左右の係合体26、26 の六角面の中心を結ぶ線の方向に向けて柵本体1の嵌合筒体14を係合体26に それぞれ嵌合することにより、嵌合筒体14は取付部材28で支持され、柵本体 1は支柱21を介して直線状に連結して接続される。この状態で従来のパイプ柵 と同様に使用するものである。そして、前記の状態において、柵本体1を支柱2 1に対して屈曲する方向へ外力が加えられると、嵌合筒体14の角部等が支柱に 衝当するので、間隙部27の範囲内で微かに動く以外は屈曲する方向への動きは 規制される。
【0020】 次に前記の状態から一方の柵本体1の嵌合筒体14と支柱21の係合体26と の嵌合を解除し、前記の状態から柵本体1を約90度旋回した姿勢で嵌合筒体1 4を係合体26に嵌合することにより、柵本体1は他方の柵本体1に対して約9 0度の角度を持たせた姿勢で連結し、前記と同様に屈曲する方向の動きを規制さ れて接続する。また、前記直線状に接続した状態から一方の柵本体1を約30度 旋回した姿勢で嵌合筒体14を係合体26に嵌合することにより、柵本体は他方 の柵本体に対して約30度の角度を持たせた姿勢で連結し、前記と同様に屈曲方 向の動きを規制されて接続する。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、柵本体同士をスタンドの支柱を介して連結する角度を調整で きると共に、各柵本体の連結部における屈曲方向への動きを規制して接続するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパイプ柵の一実施の形態の概要を示す
斜視図。
【図2】同上パイプ柵の要部を拡大して示す斜視図。
【図3】同上パイプ柵の柵本体とスタンドとを連結した
状態を示す横断面図。
【図4】同上柵本体を接続して立設した状態を示す正面
図。
【図5】従来のパイプ柵の一例を示す斜視図(a)と横
断面図(b)。
【符号の説明】
1 格子状柵本体 2 スタンド 13 嵌合金具 14 嵌合筒体 15 角筒部 21 支柱 24,25 連結用受け金具 26 係合体 27 間隙部 28 取付部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの長方形状に形成したパイ
    プ製の格子状柵本体と、所定長さの支柱の下端に二股状
    の脚台杆を形成したパイプ製のスタンド、からなり、前
    記柵本体の両側に前記スタンドを連結して柵本体を立設
    させると共に隣接する柵本体を接続するパイプ柵におい
    て、 前記スタンドは前記支柱の上端部側に、前記二股状の脚
    台杆と直交する方向に向けると共に前記支柱を挟んで左
    右対称に設けた一対の上部側の連結用受け金具と、前記
    受け金具と対応させて前記支柱の下端部側に設けた一対
    の下部側の連結用受け金具とを備え、 前記柵本体は、柵本体の両側に、前記上部側及び下部側
    の前記受け金具の取付位置と対応させて左右対称に設け
    た連結用嵌合金具を備え、 前記各受け金具は、断面六角形状の係合体を備え、この
    係合体の六角面を上下方向に向けると共に前記支柱との
    間に所定の間隙部を形成して鉛直に立設させ、下端を取
    付部材を介して前記支柱に固定してなり、 前記各嵌合金具は、前記係合体に嵌合する四角形状の角
    筒部を形成した嵌合筒体で構成されていることを特徴と
    する、パイプ柵。
  2. 【請求項2】 前記嵌合筒体はコ字状の金具の両端を前
    記柵本体に固着して構成されている請求項1記載のパイ
    プ柵。
  3. 【請求項3】 前記嵌合筒体は四角形の筒体を前記柵本
    体に固設して構成されている請求項1記載のパイプ柵。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003529A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社八木熊 バリケード構築用フェンス
JP2016141948A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 中国電力株式会社 侵入抑制用柵

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