JP2519343B2 - サ―マルヘッド - Google Patents

サ―マルヘッド

Info

Publication number
JP2519343B2
JP2519343B2 JP2158903A JP15890390A JP2519343B2 JP 2519343 B2 JP2519343 B2 JP 2519343B2 JP 2158903 A JP2158903 A JP 2158903A JP 15890390 A JP15890390 A JP 15890390A JP 2519343 B2 JP2519343 B2 JP 2519343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
substrate
head
heat dissipation
substrates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2158903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449058A (ja
Inventor
久義 藤本
敏男 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2158903A priority Critical patent/JP2519343B2/ja
Publication of JPH0449058A publication Critical patent/JPH0449058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519343B2 publication Critical patent/JP2519343B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、サーマルヘッドに関する。
(ロ)従来の技術 第6図は、一般的なサーマルヘッドを示す要部斜視図
である。
一般的なサーマルヘッドは、放熱板1と、発熱抵抗素
子列2aを備えたセラミック基板2と、フレキシブル基板
31とを備えた補助板3とからなる。このセラミック基板
2と補助板3とを放熱板1の上面に配備し、フレキシブ
ル基板31の端部をセラミック基板2の電極に重合させた
状態で、上方から押えカバーによりセラミック基板2と
補助板(フレキシブル基板31)3とを、放熱板1に対し
圧接固定している。
例えば、図面等を印字するプロッタ等の場合、サーマ
ルヘッドは長尺なセラミック基板を必要とする。このよ
うな場合は、複数の短尺なセラミック基板を放熱板に対
し配備することとなる。第4図で示すように、従来は複
数の短尺なセラミック基板21を、それぞれ端面を衝合さ
せた直列状とし、接着剤2bを介して放熱板1に接着する
ことが行われている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記、第4図で示す長尺なサーマルヘッドの場合、複
数の短尺なセラミック基板21と放熱板1とを、接着剤で
直接、接着する方式である。
ところで、セラミック基板の熱膨張率と放熱板の熱膨
張率は異なる。つまり、セラミック基板は殆ど熱膨張し
ないのに対し、放熱板の熱膨張率は大きく、サーマルヘ
ッドの発熱により放熱板は大きく熱膨張し伸長する。こ
のため、セラミック基板と放熱板とを直接、接着する従
来の構造では、第5図で示すように、放熱板1の伸長に
より、各セラミック基板21が引っ張られて、各セラミッ
ク基板21、21間に隙間が生じる。この結果、各セラミッ
ク基板21の発熱抵抗素子列間Aが開き、印字空白部分
(印字できない白ぬけ部分)が生じ、印字品質を低下さ
せる等の不利があった。
この発明は、以上のような課題を解消させ、放熱板の
熱膨張に関係なく、適正安定な印字品質が得られるサー
マルヘッドを提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この発明のサーマルヘ
ッドでは、次のような構成としている。
サーマルヘッドは、放熱板と、この放熱板の上面中央
部分に塗布した接着剤を介して接着された複数のセラミ
ックベース基板と、このセラミックベース基板の上面全
面に塗布した接着剤を介して接着された複数のセラミッ
クヘッド基板とから成ることを特徴としている。
このような構成を有するサーマルヘッドでは、複数の
短尺なセラミックヘッド基板を、放熱板に対し直接、接
着するのではなく、セラミックベース基板を介して放熱
板に接着している。また、ベース基板は放熱板に対し全
面で接着しているのではなく、一部接着としている。こ
れにより、放熱板が熱膨張する時、ベース基板に引張力
が作用するが、ベース基板と放熱板とは一部接着である
(接着面積が小さい)から、作用する引張力が小さい。
一方、ベース基板は複数の短尺なヘッド基板と全面接着
してある。従って、ベース基板とヘッド基板との接着固
定力が大きいために、ベース基板に作用する小さな引張
力が吸収される。これにより、放熱板の熱膨張(伸長)
は、複数の短尺なヘッド基板に前く影響を与えない。従
って、各ヘッド基板の発熱抵抗素子列間に隙間が生じ
ず、印字品質低下の虞れが解消できる。
(ホ)実施例 第1図は、この発明に係るサーマルヘッドの具体的な
一実施例を示す斜視図である。
サーマルヘッドは、放熱板1と、発熱抵抗素子列2aを
備えたセラミック基板2と、フレキシブル基板31を備え
た補助板3とからなる。セラミック基板2は図示はして
いるが、よく知られているように、複数のドライバICが
搭載され、コモン電極パターン、個別電極パターン、そ
の他のリードパターンが形成されている。このセラミッ
ク基板2と補助板3とを放熱板1の上面に配備し、フレ
キシブル基板31の端部をセラミック基板2の電極に重合
させた状態で、上方から押えカバーによりセラミック基
板2と補助板3とを放熱板1に対し圧接固定している
(第6図参照)。上記、セラミック基板(セラミックヘ
ッド基板)2は、複数の短尺なセラミックヘッド基板
を、端面を衝合した状態で直列状に配列して構成してい
る。
この発明の特徴は、セラミックベース基板4を介し
て、上記複数の短尺なセラミックヘッド基板21と放熱板
1とを接着固定した点にある。
実施例では、第2図に示すように、長尺な放熱板1の
上面であって、中央部に接着剤11を一定面積塗布し、こ
の接着剤11の両側にシリコンコンパウンド12を塗布して
いる。セラミック製ベース基板4は、実施例では2枚使
用し(放熱板1の1/2長さのものを使用し)、この2枚
のベース基板41、41の衝合端面が上記接着剤11の中央部
となるように設定して、セラミックベース基板4を放熱
板1に接着している。つまり、放熱板1とセラミックベ
ース基板4は、中央部の接着剤11を介して一部接着して
ある。更に、セラミックベース基板4の上面に、接着剤
4aを全面塗布し、この接着剤4aを介して複数の短尺なセ
ラミックヘッド基板(実施例では3枚のヘッド基板)21
を接着固定している。つまり、ベース基板4とセラミッ
ク基板(短尺なセラミックヘッド基板21)2とは、全面
で接着固定してある。
このような構成を有するサーマルヘッドでは、複数の
短尺なセラミックヘッド基板21を、放熱板1に対し直
接、接着するのではなく、セラミックベース基板4を介
して放熱板1に接着している。またベース基板4は放熱
板1に対し全面で接着しているのではなく、一部接着と
している。これにより、放熱板1が熱膨張(伸長)する
時、熱膨張しないベース基板4に引張力が作用するが、
ベース基板4と放熱板1とは一部接着である(接着面積
が小さい)から、作用する引張力が小さい。一方、ベー
ス基板4は複数の短尺なヘッド基板21と全面接着してあ
る。従って、ベース基板4とヘッド基板21との接着固定
力が大きいために、ベース基板4に作用する小さな引張
力が吸収される。これにより、放熱板1の熱膨張(熱伸
長)は、複数の短尺なヘッド基板21に全く影響がなく、
各ヘッド基板21の発熱抵抗素子列間に隙間が生じず(第
3図参照)、印字品質低下の虞れが解消できる。
尚、実施例では、セラミックベース基板4を2枚介在
させた例を示したが、実施に際しては単一の長尺なベー
ス基板を介在させても良い事、勿論である。
(ヘ)発明の効果 この発明では、以上のように、放熱板に複数のセラミ
ックベース基板を介して複数のセラミックヘッド基板を
接着し、放熱板とセラミッスベース基板との間は中央部
分での接着とし、セラミックベース基板とセラミックヘ
ッド基板との間は全面接着とする構成を採用することに
より、放熱板が熱膨張し伸長した場合であっても、複数
の短尺なセラミックヘッド基板には全く影響がない。
従って、各セラミックヘッド基板間に隙間が生じず、
各セラミックヘッド基板の発熱抵抗素子列間は、適正状
態が保持され、印字品質の低下が解消できる上に、長尺
のサーマルヘッドを複数の短尺なセラミックヘッド基板
で容易に構成しつつ、熱膨張の問題が起こり難いサーマ
ルヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例サーマルヘッドを示す斜視図、第2図
は、実施例サーマルヘッドの要部を示す説明図、第3図
は、実施例サーマルヘッドの放熱板が熱膨張した場合を
示す説明図、第4図は、従来のサーマルヘッドの要部を
示す説明図、第5図は、従来のサーマルヘッドの放熱板
が熱膨張した場合を示す説明図、第6図は、一般的なサ
ーマルヘッドを示す斜視図である。 1:放熱板、4:セラミックベース基板、 11:接着剤、21:セラミックヘッド基板、 4a:接着剤。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放熱板と、この放熱板の上面中央部分に塗
    布した接着剤を介して接着された複数のセラミックベー
    ス基板と、このセラミックベース基板の上面全面に塗布
    した接着剤を介して接着された複数のセラミックヘッド
    基板とから成るサーマルヘッド。
JP2158903A 1990-06-18 1990-06-18 サ―マルヘッド Expired - Fee Related JP2519343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2158903A JP2519343B2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 サ―マルヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2158903A JP2519343B2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 サ―マルヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449058A JPH0449058A (ja) 1992-02-18
JP2519343B2 true JP2519343B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=15681882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2158903A Expired - Fee Related JP2519343B2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 サ―マルヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519343B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5517737B2 (ja) * 2010-05-17 2014-06-11 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5583349U (ja) * 1978-12-05 1980-06-09
JPS60194533U (ja) * 1984-06-01 1985-12-25 株式会社リコー サ−マルヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0449058A (ja) 1992-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2519343B2 (ja) サ―マルヘッド
JP2801752B2 (ja) サーマルヘッド
JP2523944B2 (ja) サ―マルヘッドの製造方法
JPH0721328Y2 (ja) 熱印字ヘツド
JP2547470B2 (ja) プリントヘッド
US4982201A (en) Thermal head
JP2804354B2 (ja) サーマルヘッド
JPH088827Y2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP2002036615A (ja) サーマルヘッド
JP2525170Y2 (ja) サーマルヘッド
JPH088828Y2 (ja) サーマルプリントヘッド
JPS60232975A (ja) 厚膜型感熱記録ヘツド
JPH0611794Y2 (ja) サ−マルプリントヘツド
JPS61241162A (ja) 端面型サ−マルヘツド
JPH0584945A (ja) サーマルヘツド及び、それを備えた電子機器
JPH0539891Y2 (ja)
JP2523268Y2 (ja) サーマルヘッド
JP2534608Y2 (ja) プリントヘッド
JP2526017Y2 (ja) サーマルヘッド構成体
JPH04319448A (ja) サーマルヘッド
JP2552560Y2 (ja) サーマルヘッド
JP2652749B2 (ja) 熱印字ヘッド及びその製造方法
JP2570025Y2 (ja) サーマルヘッド
JPS629964A (ja) サ−マルヘツド
JP2002225324A (ja) サーマルヘッド及びその組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees