JP2519297Y2 - ディジタル記録・再生装置 - Google Patents

ディジタル記録・再生装置

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JP2519297Y2
JP2519297Y2 JP1989120547U JP12054789U JP2519297Y2 JP 2519297 Y2 JP2519297 Y2 JP 2519297Y2 JP 1989120547 U JP1989120547 U JP 1989120547U JP 12054789 U JP12054789 U JP 12054789U JP 2519297 Y2 JP2519297 Y2 JP 2519297Y2
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盛男 熊谷
秀男 上野
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はディジタル記録・再生装置に係り、特に曲
の開始点を示す制御信号と、曲の始まりとの間隔を略一
定にするようにしたディジタル記録・再生装置に関す
る。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来のディジタルオーディオテープレコーダにおいて
は、曲の始まりを示す制御信号であるSTART−ID信号
は、第4図に示すように曲m1があるレベルに達した時点
でSTART−ID信号S5が記録されるものや、アフレコによ
り任意の位置に記録するよにしたもの、たとえば、曲m2
の手前にSTART−ID信号S6を記録するよにしたディジタ
ルオーディオテープレコーダが提供されていた。
しかし、START−ID信号で曲m1をサーチする場合、曲m
1が始まってからSTART−ID信号S5の立ち上がりまでの時
間t1は再生されずに頭切れとなってしまい、また、STAR
T−ID信号S6で曲m2をサーチする場合にはSTART−ID信号
S6を検出してから曲m2が始まるまでの時間t2が長くサー
チ終了後すぐ再生音が得られないという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところはSTART−ID信号と曲の始まりと
の間隔を略一定時間保つようにし、頭切れがなく、且
つ、サーチ後すぐに再生音の得られるディジタル記録・
再生装置を提供するところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案のディジタル記録・再生装置は、曲の始まり
を示すSTART−ID信号の書き込み手段を有するディジタ
ル記録・再生装置において、再生信号のレベルを検出す
るレベル検出手段と、前記START−ID信号を検出するSTA
RT−ID検出手段と、前記レベル検出手段が予め定めた以
上のレベルを検出した時の絶対時間とSTART−ID検出手
段がSTART−ID信号を検出した時の絶対時間とを記憶す
る記憶手段と、曲が始まってから再生信号が予め定めた
レベルを越えるまでの時間を補正する補正手段と、前記
記憶手段の記憶する前記2つの時間値と前記補正手段の
時間値に基づきSTART−ID信号の書き込み位置を演算す
る位置演算手段とを設け、前記位置演算手段の演算結果
に基づき書き込み手段はSTART−ID信号を再び書き込む
ように構成したものである。
(ニ)作用 この考案によれば、曲の始まりを示すSTART−ID信号
の書き込み手段を有するディジタル記録・再生装置にお
いて、再生信号のレベルを検出するレベル検出手段と、
前記START−ID信号を検出するSTART−ID検出手段と、前
記レベル検出手段が予め定めた以上のレベルを検出した
時の絶対時間とSTART−ID検出手段がSTART−ID信号を検
出した時の絶対時間とを記憶する記憶手段と、曲が始ま
ってから再生信号が予め定めたレベルを越えるまでの時
間を補正する補正手段と、前記記憶手段の記憶する前記
2つの時間値と前記補正手段の時間値に基づきSTART−I
D信号の書き込み値を演算する位置演算手段とを設け、
前記位置演算手段の演算結果に基づき書き込み手段はST
ART−ID信号を再び書き込むように構成したので、START
−ID信号と曲の始まりとの間隔は略一定時間となり、し
たがって、頭切りがなく、且つ、サーチ後すぐに再生音
が得られる。
(ホ)実施例 この考案に係るディジタル記録・再生装置の実施例を
第1図及び第2図に基づき説明する。
図中、1はディジタルオーディオテープレコーダの録
音・再生ヘッドを取り付けた回転ドラム、2は録音・再
生ヘッドに記録信号を加えるとともに再生RF信号を増幅
する記録・再生アンプ、3は変・復調やエラー訂正等を
行うディジタル信号処理部、4はディジタル信号処理部
3で得られる再生信号のレベルを検出するレベル検出
器、5はディジタル信号処理部3で得られるSTART−ID
信号(以下、START−IDという)の立ち上がりを検出す
るSTART−ID検出器(以下、S−ID検出器という)、6
はディジタル信号処理部3で得られる絶対時間(Absolu
te−time)を検出する絶対時間検出器である。
7は絶対時間を記憶するメモリ回路、8はコントロー
ル回路であり、メモリ回路7にはディジタル信号処理部
3で処理された絶対時間が常にメモリ回路7に加えられ
ていて、また、コントロール回路8はレベル検出器4が
所定以上のレベルを検出した時の絶対時間A及びS−ID
検出器5がS−IDの立ち上がりを検出した時の絶対時間
Bをメモリ回路7にメモリするように制御している。
9はメモリ回路7のデータに基づき絶対時間A,Bの差
を求める減算器、10はA、Bの時間差からS−ID記録位
置を設定し制御信号を発生するサブコード制御回路、11
はディジタル信号処理部3とこの装置全体を制御してい
るマイクロコンピュータである。
そして、サブコード制御回路10は、メモリ回路7と減
算器9とに基づき新しく記録するSTART−IDの記録位置
を設定するとともにサブコード制御信号を発生する。そ
して、サブコード制御回路10の出力信号はディジタル信
号処理部3とマイクロコンピュータ11に加えるように構
成している。
次に、このように構成されたディジタル記録・再生装
置の動作を説明する。
第2図(a)は曲の記録状態を示す図、第2図(b)
はSTART−IDが記録された状態を示す図、第2図(c)
は新たに書き込んだSTART−IDに記録状態を示す図、第
2図(d)はテープ上の絶対時間の記録状態を示す図で
ある。
START−IDのある位置に曲番を1から順に2、3、4
……と並び変えて記録するリナンバ動作中又はSTART−I
D位置補正スイッチを設け、そのスイッチを動作させた
時に検出器4が曲M1の再生信号を検出すると、コントロ
ール回路8はレベル検出器4が曲M1の予め定めたレベル
以上の信号を検出した時の絶対時間Aをメモリ回路7に
メモリするようにメモリ回路7を制御する。
同様に、S−ID検出器がSTART−IDS1の立ち上がりを
検出すると、コントロール回路8はS−ID検出器5がST
ART−IDS1の立ち上がりを検出した時の絶対時間Bをメ
モリ回路7にメモリするようにメモリ回路7を制御す
る。
なお、レベル検出器4,S−ID検出器5のいずれか一方
の検出器が所定の信号を検出してから、予め定めた時
間、他方の検出器が所定の信号を検出しない時には、コ
ントロール回路8はメモリ回路7のデータをリセットす
るようにしている。
さて、今、レベル検出器4が曲M1の予め定めたレベル
以上の記号を検出した絶対時間Aが0時10分15秒であ
り、S−ID検出器5がSTART−ID S1を検出した絶対時間
Bが0時10分20秒であるとする。
減算器9では絶対時間A,Bの減算が行われるが、減算
器9の結果は−5秒(=A−B=0時10分15秒−0時10
分20秒)であり、この値はSTART−ID S1の立ち上がりが
曲M1の予め定めたレベル以上の記号を検出した位置より
5秒遅れていることを示している。
ところで、この実施例ではSTART−IDの立ち上がりか
ら曲の立ち上がりまでの時間を略2秒と予め定めている
ものとする(この時間は任意に設定できるものとす
る)。サブコード制御回路10はSTART−IDの書き込み位
置をSTART−ID S1の(7+α)秒(=2−(−5)+α
秒)手前から書き込むようにディジタル信号処理部3と
マイクロコンピュータ11に制御信号を出力する。
なお、このα秒は第3図に示すように曲M1のスタート
位置とレベル検出器4が検出した位置の時間のズレを補
正するものである。
マイクロコンピュータ11はサブコード制御回路10の制
御信号を受信するとテープを巻き戻し、次に、ディジタ
ル信号処理部3は記録・再生アンプを介してSTART−ID
S1を消去する。
START−ID S1が消去されると、再び、テープを巻き戻
し、START−ID S1があった位置の手前(7+α)秒のと
ころから新しいSTART−ID S2を記録する。
また、M2が第2曲であり、S3が曲M2のSTART−IDであ
って、メモリ回路7にメモリされた絶対時間Aが0時15
分30秒、絶対時間Bが0時15分20秒であるとすると、減
算器9の出力は10秒(=A−B=0時15分30秒−0時15
分20秒)であるから、サブコード制御回路10はSTART−I
DをSTART−ID S3の後方に(10−2−α)秒間ずらすよ
うにディジタル信号処理部3とマイクロコンピュータ11
とに制御信号を出力する。
したがって、START−IDと曲の始まりとの間隔は略2
秒の一定時間となる。
このように、この考案のディジタル記録・再生装置
は、曲の始まりをSTART−ID信号の書き込み手段を有す
るディジタル記録・再生装置において、曲の開始時点の
レベルを検出するレベル検出手段と、前記START−ID信
号を検出するSTART−ID検出手段と、前記レベル検出手
段が予め定めた以上のレベルを検出した時の絶対時間と
START−ID検出手段がSTART−ID信号を検出した時の絶対
時間とを記憶する記憶手段と、この記憶手段の記憶する
前記2つの時間値に基づきSTART−ID信号の書き込み位
置を演算する位置演算手段とを設け、前記位置演算手段
の演算結果に基づき書き込み手段はSTART−ID信号を再
び書き込むように構成したものである。
なお、曲の開始位置と、レベル検出器4が予め定めた
レベル以上の信号を検出する位置とは必ずしも一致しな
いため、サブコード制御回路10は一定値α秒を補正値と
して、START−IDの書き込み位置を補正している。
なお、この値は外部より任意に設定できるように構成
してもよい。
また、レベル検出器4に予め設定した設定値は、この
デジタル記録・再生装置が記録時に曲の始まりを検出し
てSTART−IDを書き込むレベル検出器(図示していな
い)の設定値と同等か、もしくはノイズで誤動作しない
範囲での低いレベルに設定するのが望ましい。
なぜなら、曲によっては最初小さい音のレベルから順
次大きな音のレベルになるものがあり、できる限り小さ
い音を検出できるようにすることによって、より曲の開
始位置に近い場所を検出できるようにするためである。
レベル検出器4は記録時START−IDを自動的に書き込
むためのレベル検出器として用いてもよい。
この場合、レベル検出器4の検出レベルを切り換える
ための切換回路を設け、記録時とこの考案の動作を行う
時とでレベル検出器4の検出レベルを切り換えるように
構成することも可能である。
この実施例ではディジタル信号処理部3の出力をレベ
ル検出器4に導くようにしたが、D/A変換器12の出力を
レベル検出器4に導くようにしても良い。
また、START−IDと曲の始まりとの間隔は任意に設定
可能にサブコード制御回路10を構成しても良い。
更に、絶対時間の代わりにカウンタ値やリールまたは
キャプスタンFGによりSTART−IDの記録位置を制御する
ように構成することができる。
レベル検出器4,S−ID検出器5,絶対時間検出器6,コン
トロール回路8,サブコード制御回路10はマイクロコンピ
ュータに代えても良い。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るディジタル記録・再生装置によれば、
上述のように構成したので、START−IDと曲の始まりと
の間隔は略一定時間となり、したがって、頭切れがな
く、且つ、サーチ後すぐに再生音が得られる。
また、この考案による技術は曲の始まりを示す制御信
号を有するディジタル記録・再生装置に広く応用するこ
とができる。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係るディジタル記録・再
生装置の実施例を示し、第1図はブロック図、第2図
(a)は曲の記録状態を示す図、第2図(b)はSTART
−IDが記録された状態を示す図、第2図(c)は新たに
書き込んだSTART−IDの記録状態を示す図、第2図
(d)はテープ上の絶対時間の記録状態を示す図、第3
図は曲の開始位置とレベル検出器が曲の信号を検出する
位置とを模式的に示した図である。 第4図は従来のテープ上の記録状態を示す図である。 主な符合の説明 1:回転ドラム 2:記録・再生アンプ 3:ディジタル信号処理部 4:レベル検出器 5:START−ID検出器(S−ID検出器) 6:絶対時間検出器 7:メモリ回路 8:コントロール回路 9:減算器 10:サブコード制御回路 11:マイクロコンピュータ 12:D/A変換器 M1,M2:曲 S1,S2,S3,S4:START−ID信号

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲の始まりを示すSTART−ID信号の書き込
    み手段を有するディジタル記録・再生装置において、 再生信号のレベルを検出するレベル検出手段と、前記ST
    ART−ID信号を検出するSTART−ID検出手段と、前記レベ
    ル検出手段が予め定めた以上のレベルを検出した時の絶
    対時間とSTART−ID検出手段がSTART−ID信号を検出した
    時の絶対時間を記憶する記憶手段と、曲が始まってから
    再生信号が予め定めたレベルを越えるまでの時間を補正
    する補正手段と、前記記憶手段の記憶する前記2つの時
    間値と前記補正手段の時間値に基づきSTART−ID信号の
    書き込み位置を演算する位置演算手段とを設け、前記位
    置演算手段の演算結果に基づき書き込み手段はSTART−I
    D信号を再び書き込むように構成したことを特徴とする
    ディジタル記録・再生装置。
JP1989120547U 1989-10-17 1989-10-17 ディジタル記録・再生装置 Expired - Lifetime JP2519297Y2 (ja)

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