JP2519236B2 - X線フイルム供給マガジン - Google Patents

X線フイルム供給マガジン

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JP2519236B2
JP2519236B2 JP62056401A JP5640187A JP2519236B2 JP 2519236 B2 JP2519236 B2 JP 2519236B2 JP 62056401 A JP62056401 A JP 62056401A JP 5640187 A JP5640187 A JP 5640187A JP 2519236 B2 JP2519236 B2 JP 2519236B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
    • G03B42/04Holders for X-ray films

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、明所フイルム処理自動機器に使用できるX
線フイルム供給マガジンに関する。
一般的に、本発明は底壁と前壁と二つの側壁とを有す
るトレーを含むフイルム供給マガジンに関し、前記機器
内へのトレーの挿入方向が前記後壁から前記前壁に向か
つて定められ、X線フイルム・パケツトを受容するため
トレー内に四角形ハウジングが形成される。
より詳細には、本発明はケースと、その中に包含され
る、遮光性の密閉位置と前記四角形ハウジングが前記X
線フイルム・パケツトを受容すべく準備された開放位置
との間を滑動する引出しの形のトレーとを含む上記形式
の供給マガジンに関する。
従来の技術 この形式の供給マガジンは、例えば本出願人のイタリ
ア特許第1,062,043号に記述され且つ図示されており、
その中で前記マガジンはたわみ性の遮光性封筒内に容れ
られたX線フイルム・パケットを受容するために用いら
れ、またその中でトレーには、トレーのハウジング内に
置かれたフイルム・パケツトから遮光性封筒を取り除く
ため、マガジンの外側から駆動されるロール装置が設け
られる。
この種の供給マガジンはフイルム明所処理機器に、即
ち暗室を使用せずに、用いることができるが、これは約
言すれば、供給マガジンの受容および開放装置と、中に
包含されたフイルムをヒツクアツプして引き出し且つ上
記フイルムに特定の操作が行われる上記機器の他の領域
に向けて上記フイルムを運ぶ装置とを含む。
発明が解決しようとする問題点 上記諸装置を適切に且つ何等の支障もなく作動させる
ためには、X線フイルムが、上記フイルム・ピツクアツ
プ装置に関して正確に位置決めされ且つ中心を定められ
るべきである。それは、マガジン内のトレーのハウジン
グ内に、そこからの遮光性のたわみ封筒の取出しのため
の所与の(通常数mmの)すきまをあけてフイルム・パケ
ツトが置かれたままである上記供給マガジンにとつては
とくに重大な問題であり、従つてフイルム処理における
必要な精度の妨げとなつている。
この問題を解決するため、マガジンからフイルムを引
き出した後それらを正しく位置決めするのに適した心出
し装置を用いることもできる。しかしこの種の装置は、
実施費用と自動処理機器への装備の困難性との双方に由
来する明白な不利点を生じさせるおそれがある。
問題点を解決するための手段 正しいフイルム心出しが簡単且つ安価な方法でトレー
のハウジングの直ぐ内側で得られるようにさせる上記に
定義した形のX線フイルム供給マガジンを実現して通
常、フイルム引出し段階後に必要とされる補助的な位置
決め装置を回避することによつて上記諸欠点を回避する
ことは本発明に属する。
上記の諸結果を実施するため、本発明により、底壁と
前壁と後壁と二つの側壁とを有するトレーと、X線フイ
ルム・パケツトを受容するためトレー内に形成された四
角形ハウジング装置とを含む自動フイルム処理機器用の
X線フイルム供給マガジンにて、トレーの前壁に近い前
端ゲージと、前記後壁に近い後端ゲージと、前記の二つ
の側壁に近い二つの側部ゲージとを含み、前記端部諸ゲ
ージの一方と前記側部諸ゲージの少なくとも一方とがす
きまをあけてX線フイルム・パケツトを受容する待機位
置とパケツトのフイルムの中心を定める作動位置との間
を移動可能であり、前記可動諸ゲージを待機位置から作
動位置へ移動させるための外部から駆動されるトレー内
の作動装置を含むX線フイルム供給マガジンが得られ
る。
とくに本発明によれば、一つの態様において、開放し
た前壁を有するケースと、その中に包含される、ケース
の遮光性の密閉位置とケースの延長上に前記トレーが突
出する開放位置との間で前記の開放した壁を通して移動
可能な滑動式トレー(即ち引出し)とを含み、前記トレ
ーが底壁と前壁と後壁と二つの側壁とを有し、X線フイ
ルム・パケツトを受容するためトレー内に形成された四
角形ハウジング装置を含むフイルム処理自動機器用のX
線フイルム供給マガジンにて、トレーの前壁に近い前端
ゲージと、前記後壁に近い後壁ゲージと、前記の二つの
側壁に近い二つの側部ゲージとを含み、前記端部諸ゲー
ジの一方と前記側部諸ゲージの少なくとも一方とがすき
まをあけてX線フイルム・パケツトを受容する待機位置
とパケツトのフイルムの中心を定める作動位置との間を
移動可能であり、前記可動諸ゲージを待機位置から作動
位置へ移動させるための外部から駆動されるトレー内の
作動装置を含むX線フイルム供給マガジンが得られる。
別の特定の態様においては、本発明により、フイルム
自動処理機器、とくにX線フイルムへのビデオ・イメー
ジの明所転送のための機器用のX線フイルム装入マガジ
ンにて、底壁と、前記底壁と反対側の開き得るカバー
と、前記の開き得るカバーを開いてフイルムを取り出せ
るようにすることにより外側から到達できるX線フイル
ム・パケツトを受容する四角ハウジング装置を画定する
前、後、側壁とを有するトレーを含み、前記ハウジング
が前部、後部、側部各ゲージで限界を定められるように
したX線フイルム装入マガシンにおいて、トレーの底壁
と平行に移動でき前記後部ゲージと前記側部ゲージの一
方とを備えるX線フイルムの支持板によつて画定され、
他方の側部ゲージと前部ゲージとが前記の移動可能な支
持板に関して固定され、すきまをあけてX線フイルム・
パケツトを受容する待機位置から移動可能な支持板に備
えられた前記の後部および側部ゲージが前記すきまを除
去する所与の量だけ前記の固定された前部および後部ゲ
ージの近くに移されるフイルム心出し作動位置へのトレ
ー底壁に関する前記の移動可能な支持板の対角線方向の
並進を生起するために外部制御作動装置が設けられるこ
とを特徴とするX線フイルム装入マガシンが得られる。
なるべくなら前記の固定された前部ゲージは、前記ハウ
ジングに向かつて湾曲する凸面を備えているアーチ形の
形状を有することが望ましい。
本発明を以てすれば、マガジンの作動装置の外側での
作動を介してマガジンの内側で諸ゲージを移動させるこ
とにより、フイルムの効果的な心出しが得られる。なる
べくなら上記作動装置は、可動端部ゲージに結合され且
つトレーの前壁を通して外側から近接できるコントラス
ト素子を含むことが望ましい。前記可動端部ゲージに
は、それを待機位置から作動位置へ移動させるため、コ
ントラスト素子により、外部からの押圧力が加えられ
る。前記の外部からの押圧力が作用しない時に前記可動
端部ゲージを待機位置に保つため、前記コントラスト素
子に弾性復帰装置が結合される。
コントラスト素子は、都合良く、前部ゲージに連結さ
れ且つトレーの前記前壁内に形成されたそれぞれの案内
ノツチ内に滑動自在に収容されたスプリング・ピンを含
む。
マガジンは、好都合なことに更にまた、前記端部可動
ゲージと少なくとも一方の側部可動ゲージとの待機位置
から作動位置への移動を同時に生起させるため、それら
の間に連結装置を含む。
本発明の一実施例によれば、前記側部ゲージの一方の
みが移動可能であり、前記ハウジングの対角線方向にト
レーの前記底壁上を滑動自在に案内されるX線フイルム
の支持板を連結装置が含み、前記の移動可能な側部ゲー
ジと端部ゲージとが支持板上に固定される。
本発明のそれ以上の諸特徴は、単なる非限定的な例と
して供与された同封諸図面についての次の詳細な説明の
中で明らかとなろう。
実施例および作用 先ず第1図〜第12図について説明する。図は、本発明
の第一実施例に従い、X線フイルム供給マガジンを全体
として1で示してあるが、これはX線フイルムまたはシ
ートフイルム処理機器と共に使用することができる。
マガジン1は本質的に、通常光不透過性プラスチツク
材料から成るへん平なケース2と、以下に説明するよう
に、ケース内に滑動自在に挿入されるトレーとを含む。
ケース2の一端には、マガジン1を運ぶ中央の取手5
を形成し且つ使用の際マガジン1が挿入される自動処理
機器の室の遮光性の密閉に用いられる環状フランジ6を
周囲に画定する拡大部分4が設けられる。
7で示すケース2の拡大部分4と反対の側は開放され
て、トレー3の滑動を可能にさせる。
通常、光不透過性プラスチツク材料で作られる上記の
トレー3は、底壁8と、二つの側壁9、10と、二つの端
壁11、12、それぞれ前壁11および後壁12、とを有し、側
壁は端壁と直角をなす。とくに前壁11は、第4図に明確
に示すごとく、トレー3が密閉位置にある際マガジン1
の内側に遮光性の絶縁を施すため、ケース2の開口部7
の周縁と正確に適合するヘツドで構成される。ヘツド11
の対向両端には、トレー3を開閉する機械的装置と係合
するために用いられる二つのノツチ11aがある。
マガジン1は更に、外部から駆動される作動装置を含
むが、次の説明から明らかとなるように、「外部から駆
動される」とは、壁の外部のマガジンの一部分に接触し
てトレー3内にある作動装置を駆動するようにされ得る
ことを意味する。作動装置は、上記底壁8と平行なそれ
ぞれの孔14に連通する、底壁8に関して直角をなす、ヘ
ツド11の前側の二つの間隔を置いたノツチ13を含む。孔
14内には、ヘツド11の内面に平行且つ近接したロツド17
に支えられるそれぞれのコイル圧力ばね16の作用に抗し
てトレー3の内側に向け移動可能な2個の滑動ピン15が
ある。この2個のピン15に抗して外側から加えられる押
圧力により、コイルばね16の作用に抗して、ロツド17を
それ自体に関して平行な方向に移動させ得ることは明ら
かである。
トレー3の後壁12は、拡大部分4に近く且つトレイ3
の底壁8と直角にケース2内で中央に作られた孔22内
で、コイル圧縮ばね21の作用に抗して滑動するブシユに
支えられたかぎ素子19と協働し得るかぎ形ノツチ18を中
央に備える。かぎ素子19は、第2図および第5図に示す
開放位置から第1図および第4図に示す密閉位置へトレ
ー3が持ち来された際にノツチ18にかみ込むラツチとし
て作用する。このかみ込みの結果、トレー3の不慮の開
放なしに取手5により逆様の状態でマガジン1を運ぶこ
とができる。トレーの開放を可能にさせるには、外側か
ら押圧力をブシユ20に加えてそれをばね21の作用に抗し
て移動させ、その結果としてかぎ素子19をノツチ18から
外せば充分である。
後壁12に近接し平行して、回転するように壁9、10で
支えられ且つ外側から近接し得る作動ブシユ24を一端に
備える巻取り軸23と、側壁9、10で支えられた一対の二
重ロツド25とがある。
ロツド17と2本のロツド25とはそれぞれ、以下に説明
する方法でX線フイルム・パケツト(F)を受容するた
めに用いられる、全体として26で示すハウジングを前面
および後面で限界決定する前端ゲージと後端ゲージとを
形成する。ハウジング26は、側壁10と一体の側部ゲージ
27により、且つ側壁9に関して移動可能な側部ゲージ28
によつて、側方に限界決定される。
第3図および第6図に示す変形態様によれば、側部ゲ
ージ28が、ほぼ細長い二等辺台形の形状の水平断面を備
える、側壁9に平行な直線ロツド状の概形を有する。実
際上側部ゲージ28端部は、30〜60゜の範囲、通常45゜、
の角度の、28a、28bで示す傾斜図を有する。上記の面28
a、28bはそれぞれ、2個のくさび形素子29、30の相補的
な傾斜面29a、30aに面する。くさび形素子29は、側部9
に近い前部ゲージ17の端部に突出した状態で固着され、
一方くさび形素子30は、上記側壁9に突出した状態で固
着される。
上述の構成の結果、第3図に示す位置から始まるトレ
ー3の内側への前部ゲージ17の移動が、傾斜面29a、30a
上の傾斜面28a、28bの滑動のため、矢張りトレー3の内
側への側部ゲージ28の対応的な移動を生じさせる。かく
て第6図に示す配置が得られる。
それ故、前部ゲージ17と側部ゲージ28とを待機位置
(第3図)へ、または作動位置(第6図)へ移動させ、
従つて以下に説明する方法でハウジング26の寸法を変化
させることができる。
概してハウジング26は、所与のサイズのX線フイルム
(F)を収容するのに適し、第3図および第6図による
変形態様は最大許容サイズに関連する。上記フイルム・
サイズを容易に定めるため、ケース2の少なくとも一面
に、マガジン1内に包含されるフイルム・サイズを示す
電気的に読取り可能なコードを記載した粘着性のラベル
31がちよう付される。
使用の際、X線フイルム(F)は、開放位置に保たれ
たトレー3のハウジング内へ、イタリア特許第1,062,04
3号により周知のごとき遮光性のたわみ性封筒に容れて
挿入される。たわみ性封筒内に容いられたX線フイルム
(F)で構成されたパケツトがハウジング26に挿入され
ると、前部ゲージ17と側部ゲージ28とが第3図の待機位
置に置かれる。
X線フイルム(F)からのたわみ性封筒の除去もまた
上述のイタリア特許により周知されている。本発明を実
施する際には、トレー3をそのケース2に関する遮光性
密閉位置に置いた後、封筒の後端を予め固定させた巻取
り軸23を回転することにより上記封筒が除去される、と
言うだけで充分である。軸23は、外側から作動ブシユ24
内に挿入された適宜の装置により、周知の如く回転され
る。
図面に(B)で示すように、いつたん巻取り作業が完
了すると、たわみ性封筒が軸23上に完全に集められ、一
方、X線フイルム(F)は取り出す用意ができる。通
常、上記フイルム(F)は、フイルム(F)の後側に折
り畳まれて後部ゲージ25に面する後部ボード(L1)を形
成する硬質または半硬質の底部シート(L)によりパケ
ツト内に保持される。
この段階で、例えば既に引用された本出願人による19
86年6月12日提出のイタリア特許出願第20,770A/86号の
対象の形式のフイルム(F)処理自動機器の受容ステー
シヨン内に供給マガジン1を置くことができる。
トレイ3が密閉されるまでは、前部ゲージ17と側部ゲ
ージ28とが待機位置に保持される。上記位置において
は、限界決定されたハウジング26がX線フイルム(F)
のサイズよりも大である。従つてX線フイルム(F)の
縁とゲージ17、18、25、27との間には、それぞれ第3図
のX、Y、Z、Wで示す所与のすきまが存在する。上記
すきまの大きさは、実際上、ハウジング26内に挿入され
る際にフイルム(F)を容れたたわみ性封筒の厚さに相
当する。
上記すきまは、処理自動機器の内側でマガジン1から
続いて取り出されるフイルム(F)を、補助的な心出し
装置を回避するため、精確に置くことが必要なので、望
ましくない。
上記すきまと、従つてフイルム(F)の正しい位置決
めおよび心出しとは、前部ゲージ17と側部ゲージ28とを
待機位置から第6図に示す作動位置へ移動させることに
よつて得られる。
上記移動は、トレイ3が開かれた際、ピン15の対に外
側から加えられる押圧力によつて得られる。上記押圧力
は単に、トレー3の開放行程の最終部分で、ヘツド11の
ノツチ13内に係合させるに適した固定打込みピン(P)
を、マガジン1の内側に向つてピン15を押すなどして利
用することによつて得られる。
上記押圧力は、互いに直角方向の前部ゲージ17の前進
運動とその結果生ずる側部ゲージ28の前進運動とに転換
され、それによりフイルム(F)は、上記ゲージ17、28
ならびに後部ゲージ25および側部ゲージ27に接して心出
しされる。
フイルム(F)の連続する取出しを可能にするためト
レー3が密閉位置から開放位置へ移動される時にいつで
も心出し作用が繰り返されることは明らかである。
側部ゲージ28の形状と、その、前部ゲージ17によつて
生起される前進運動とが、第3図および第6図について
説明し図示したそれと相異し得ることは注目する価値が
ある。第7図と第8図、第9図と第10図、および第11図
と第12図は三つの変形態様を示す。上記の諸図において
は、同一または類似の部分を同一参照数字で示してあ
る。
第7図および第8図に示す本発明の変形態様は、第3
図および第6図のマガジン用のそれの4分の1にほぼ相
当する小サイズのX線フイルム(F)と共に用いられる
供給マガジン1を有する。この場合ハウジング26は、前
部および後部をそれぞれ、前部ゲージ17の半分17aおよ
び後部ゲージ25の対応的な半分により限界決定される。
側部ゲージ28は前部ゲージ17の中心線にほぼ相当する位
置に置かれ、第3図および第6図について説明したと同
じ方法で、その第一が前部ゲージの対応的な中間部分か
ら突出し、二番目がトレー3の底壁8に固着されている
2個のくさび形素子29、30と協働する。
第7図は、除去されて巻取り軸23に巻き取られたたわ
み性封筒(B)の厚さに相当するすきまを以てハウジン
グ26内にX線フイルム(F)が包含される状況を示し、
一方第8図は、前述のそれと同様の、前部ゲージ17の前
進運動および側部ゲージ28の対応的な前進運動によつて
得られた上記すきまの除去に対応する状況を示す。
第9図および第10図の変形態様は、再び、第3図およ
び第6図のそれに相当するサイズを有するX線フイルム
(F)と共にマガジン1が用いられる場合を示す。この
変形態様においては、32で示される側部ゲージが、底辺
と反対側の頂点をピン33で揺動アーム34に関節連結さ
せ、今度はそれをピン35で側壁9に近い前部ゲージ17の
端部に関節連結させたほぼ二等辺三角形の形状を有する
素子から成る。揺動アーム3の自由端は、トレー3の底
壁8で回転するように支えられたローラ37で構成される
従動素子と協働する前部カム輪郭36を有する。連接棒素
子38はローラ37の回転軸線を前部ゲージ17と反対側の頂
点に近い側部ゲージ32の領域に連結させ、一方、他の頂
点は側部セパレータ素子40を支える。
第二側部セパレータ素子を42で示す。この素子は、前
部ゲージ17に近い側壁10の端部付近でピン44により関節
連結された揺動レバー43で支えられる。揺動レバー43
は、側壁10に近い前部ゲージ17の端部に備えられたアー
ム45に結合され、アーム45はレバー43の揺動を生起させ
るための前部カム素子を構成する。
第9図は、X線フイルム(F)がすきまを伴つてハウ
ジング26内に置かれた状況を示す。この状態にあつて
は、前部ゲージ17がばね16の作用で待機位置に保たれ、
揺動アーム34が側部ゲージ32とセパレータ素子40とを待
機位置に保つている。セパレータ素子を支える揺動レバ
ー43すらも待機位置にある。
第10図に示すようにして前部ゲージ17の前進運動が行
われると、ローラ37との係合の下に揺動アーム34が押さ
れ、従つてカム面36と上記ローラ37との間の協働を生じ
させ、ハウジング26の内側に向つて旋回され、セパレー
タ素子40と一諸に側部ゲージ32を前方に移動させる。同
時に、押圧力素子45が、ハウジング26の内側へ向かう揺
動アーム43の対応的な回転と、その結果としてのセパレ
ータ素子42の前進運動とを生じさせる。ハウジング26内
でのX線フイルム・パケツト(F)のすきまはかくして
除去され、一方セパレータ素子40、42は、取出し作動中
パケツトの頂部に置かれたフイルム(F)の分離を一層
容易にさせるため、上記パケツトの上方に突出する。
第11図および第12図は、マガジン1が、第3図と第6
図、または第9図と第10図の、および第7図と第8図
の、フイルム・サイズに関連する中サイズのX線テフイ
ルム(F)を容れるために使用される場合を示す。この
場合側部ゲージ32は第9図および第10図のそれと全く同
じであるが、それが、上記揺動アーム34にピン47で関節
連結されたスペーサアーム46を介して揺動アーム34に支
えられている。揺動アーム34の関節連結ピン35は、側壁
9に近い前部ゲージ17の端部から所与の距離に置かれ
る。スペーサアーム46は前部ゲージ17に平行であり、ト
レー3の底壁8に固着された支持材50内に作られた傾斜
案内スロツト49内を滑動する案内ピン48を備える。
この場合にあつても、2個の側部セパレータ素子40、
42が備えられる。それらは、第9図および第10図につい
て説明したそれらと全く同じである。
第11図の待機位置から第12図の作動位置への、側部ゲ
ージ32および2個のセパレータ素子40、42の前進運動
は、第9図および第10図について前述したそれと同様に
して、前部ゲージ17を前進させることによつて得られ
る。
ここで第13図〜第20図について説明する。フイルムま
たはX線シート(F)自動処理機器、とくにTVビユーア
ーにより生成されたビデオ・イメージの上記X線フイル
ムへの明所転送のための機器と共に使用できる本発明の
第二実施例によるX線フイルム・マガジンを全体として
101で示してある。
装入マガジン101は本質的に、底壁103と前壁104と後
壁105と二つの側壁106、107とで形成される。通常、光
不透過性プラスチツク材料で作られたトレー102を含
む。後壁105には、取手108として作用する外側の尾部
と、この上方に、それを通して遮光性密閉トレー102の
カバー110が滑動自在に係合される縦のスリツト109が設
けられる。カバー110は、側壁106、107内の縦の溝(側
壁107に対応するそれのみを第14図に、112で示す)に沿
つて滑動自在に案内されるプレート111と、プレート111
の端部で支えられ且つ、カバー110が密閉された際、ト
レー102の取手部分108の上方のスリツト109の外側に突
出する取手113の部分とを含む。
取手113と反対側のプレート111の端部に対応して二つ
の側部ノツチ114、115があり、その第一はほぼ円形の輪
郭(第17図)、第二図はほぼ直線上の輪郭(第20図)を
有する。
ノツチ114、115の作用を以下に記述の中で説明する。
トレー102の内側には、所与のサイズ、例えば8×1
0、のX線フイルム(F)のパケツトを受容するため、
ハウジング116が形成される。上記X線フイルム(F)
は、たわみ性の遮光性封筒内に容れられる。
ハウジング116は4個のゲージ、即ちそれぞれ前端ゲ
ージ117と後端ゲージ118と側部ゲージ119、120とにより
限界決定される。前部ゲージ117と側部ゲージ120とは、
トレー102の前壁104と側壁106とにそれぞれ締結されて
いるので、固定しているが、一方、後部ゲージ118と側
部ゲージ119とは、対応する上記トレー102の後壁105と
側壁107とに関連して移動可能である。後部ゲージ118と
側部ゲージ119とは、底壁103により対角線方向へ滑動自
在に支えられた底壁103に平行な可動支持板121で支えら
れる。第14図および第16図に見られるように、トレー10
2の後壁105と側壁106との付近で支持板121が二つの斜め
に配設されたスロツト122、123を含み、その中へ、底壁
103に支えられ且つそれと直角をなす対応的なローラ・
ピン124、125が係合される。上記の配列によれば、第16
図に破線で示した、すきまを伴なつてX線フイルム・パ
ケツト(F)を受容する待機位置から、後部ゲージ118
と側部ゲージ119とが、固定した前部ゲージ117と固定し
た側部ゲージ120とに予めセツトされた量だけ近づけら
れて上記すきまを除去する、同上図に実線で示したフイ
ルムを心出しする作動位置へ、支持板121を移動させる
ことができる。待機位置から作動位置への可動支持板12
1の対角的な移動は、底壁103によりそれと直角に支えら
れたトラニオン128を囲んで後壁105と側壁107との間に
形成された縁の近くで関節連結された揺動する揺動レバ
ー125を包含する外部から駆動される作動装置によつて
作動される。揺動レバー126の第一アーム126aは、ハウ
ジング116の反対側の後部ゲージ118によりコントラスト
され、一方、第二アーム126bは、側壁107の内面に近接
し且つそれと平行に滑動する駆動ロツド130の端部とピ
ン129で関節連結される。駆動ロツド130の他端は、側壁
107の厚肉部分134に作られ且つ前壁104の外面に通じる
出口を有する案内孔133内で滑動自在に案内されるコン
トラストピン132で131に連結される。コントラストピン
132は、第16図に示すごとく、コイル圧縮ばね135の作用
で、通常、前壁104の外面と同じ高さに保持されるヘツ
ド端部134aを有する。上記の位置にあつては、揺動レバ
ー126が、第16図に実線で示され且つ同上図に破線で示
した可動支持板121の待機位置に対応する位置にある。
以下に説明するようにしてコントラストピン132が後壁1
05に向つて前進すると、ヘツド134aが外側から押され、
駆動ロツド130の対応的な移動が、第16図に破線で示す
位置へ揺動レバー126を揺動させ、その結果、同上図に
実線で示す位置へ支持板121を前進させる。
トレー102の後部ゲージ118と後壁105との間に且つそ
れらと平行に、重なり合つた2本のロツド136があり、
これらのロツドの背後で、巻取り軸137が側壁106、107
に支えられている。巻取り軸は回転でき、その一端に
は、図示されていない外部から駆動される作動ブシユが
備えられ、それにより軸を手動で回転することができ
る。ロツド136と巻き取り軸137とは、以下に説明するよ
うにして、ハウジング116内へ使うため挿入されたフイ
ルム・パケツト(F)を容れるたわみ性の封筒を除去す
る装置を構成する。
後部ゲージ118と側部ゲージ119、120とは、以下に更
に良く説明する目的のため、概ねへん平な形状を有して
いるが、前部ゲージ117はなるべくなら、ハウジング116
の内側に向けられた凸面を備えたアーチ形の、概ね円筒
状の形状を有することが望ましい。
マガジン101には更に、トレー102の遮光性密閉位置で
カバー110をロツクするための機械的装置138と、カバー
110を引き出すことにより作動されるX線フイルム
(F)処理機器の受容構造体内に上記トレー102を確保
する機械的装置139と、その上カバー110を引き出した後
に後壁105のスリツト109を遮光密閉する装置140とが備
えられる。
第12図および第19図に詳細に示すロツク装置138は、
側壁106に近い前壁104の端の厚肉部143内に形成され且
つ上方に開口するハウジング142内で底壁103に対して直
角に滑動できるように配設されたピン141を含む。ピン1
41には、大きい直径の下方部分144aと小さい直径の上方
部分144bとを有する端部ヘツド144が設けられる。コイ
ル圧縮ばね145は上記端部ヘツド144に抗して作用し、ハ
ウジング142の外へ、即ちトレー102の壁104、106、107
の上面により画定される平面の上方に部分144aおよび部
分144bの一部が突出する、第13図および第19図に示す引
き抜いた位置へピン141を押す傾向がある。上記の位置
においては、ヘツド144がカバー110のプレート111の端
部ノツチ114と協働し、その場合これはその密閉位置に
あり、従つて部分144aの下方の部分が上記ノツチ114に
係合し、かくしてカバー110が滑動自在に開くことが防
止される。
上記係合を解除し、従つてカバー110が引き出される
ようにするためには、外側から押圧を加え、かくしてば
ね145の作用に抗して下方へピン141を押すことである。
この押圧は、手によるか、またはX線フイルム(F)処
理機器の受容構造体に備えられてた機械的作動素子、例
えば第19図に(R)として略示されたローラを介する
か、の何れかによつて加えることができる。上記の外部
からの押圧に際し、ピン141はハウジング142内に再び入
り、大きい直径の部分144aはノツチ114から離脱し、従
つてカバー110を引き出すことができる。
第18図および第20図に詳細に示す保障装置139は、前
壁104の圧肉部134のハウジング157内を底壁103に関して
垂直方向に滑動するピン146を含む。ピン146は第14図に
示す引き出した位置に向かいそれを外方に押そうとする
圧縮コイルばね147の作用を受け、傾斜したシユート面1
50により底部で限界決定されるノツチ149を含む端部ヘ
ツド148を備える。ノツチ149とシユート面150とは、カ
バー110のプレート111のノツチ115と協働する。カバー1
10が、第13図、第19図、および第20図に示すように、そ
の密閉位置にあれば、従つてピン146はそのヘツド149
を、トレー102の壁104、106、107の上面で限界決定され
る平面と同じ高さにして、ばね147の作用に抗し、再び
入つた位置に保たれる。離脱ロツク装置138によりカバ
ー110が引き出されると、ヘツド148が解放され、ピン14
6はばね147により、第14図に示す引き出された位置へ押
圧される。上記の位置においては、X線フイルム(F)
処理機器の受容構造体内に形成された相補的なノツチに
ヘツド148が係合し、従つてトレー102は、カバー110が
押し入れられて密閉されない限り取り外すことができ
ず、従つてピン146は、その再び入つた位置へ、側部ノ
ツチ115の縁とノツチ149のシユート部分150との協働に
より押し入れられるようになる。
第15図に詳細に示す遮光性密閉装置140は、スロツト1
09内に挿入され且つ、後壁105内に挿入されたばねプツ
シユロツド152により、後壁105の上面に沿つて平縁154
内に得られた相補的なくぼみ153に係合すべく、傾斜し
た隆起部分に向つて押圧される延長された防護素子151
を含む。この防護素子151は、スロツト109を通してカバ
ー110のプレート111を挿入することにより、第15図に示
す前記ばねプツシユロツド152の作用に抗して作動しな
い下方の位置へ移動させることができる。
使用中、X線フイルム(F)は、遮光性のたわみ性封
筒の中にあつて、カバー110を取り出した後、トレー102
のハウジング116内に挿入される。たわみ性封筒内に容
れられたX線フイルム・パケツト(F)がハウジング11
6内に挿入されると、第16図に破線で示す待機位置に可
動支持板121が保持される。
パケツトを挿入した後、スロツト109を経てカバー110
がハウジング116内に挿入されて遮光性密閉状態にさ
れ、かくしてヘツド144が側部ノツチ114に、またノツチ
149がプレート111の側部ノツチ115に、係合するように
される。
次いで、マガジン1に関して既に述べたように、X線
フイルム(F)を容れたたわみ性封筒が除去されるが、
上記封筒は、案内ロツド136によつて封筒の後方部分を
予めロツクされた巻取り軸137を回転させることにより
除去される。軸137は、上記軸137の作動ブシユ内に適切
な装置を挿入することにより、周知の方法で回転され
る。
巻取りが終わると、たわみ性封筒が軸137上に完全に
収集され、X線フイルム(F)は取り出される用意がで
きる。ピン132に外部からの押圧を加えることなく、後
部ゲージ118と側部ゲージ119とを備えた可動支持板121
が待機位置に保持され、ハウジング116はその中に置か
れたX線フイルム(F)よりも大きい寸法を有してい
る。従つてX線フイルム(F)の縁とゲージ117、118、
119、120との間には所与のすきまが存在し、上記すきま
の値は実際上、ハウジング116内に挿入された際の、フ
イルムを容れたたわみ性封筒の厚さに相当する。
フイルム(F)を受容する自動処理機器内のマガジン
1から後に取り出されるフイルム(F)は、補助的な心
出し装置の使用を回避するため、適切な方法で配置され
るべきである故、上記すきまは望ましくない。
上記すきまの除去と、従つてフイルム(F)の正しい
位置決めと心出しとは、可動支持板121ならびに、従つ
て、後部ゲージ118および側部ゲージ119を、第16図に実
線で示す待機位置から作動位置へ移動させることによつ
て得られる。
上記移動は、X線フイルム(F)自動処理機器に設け
られた受容ステーシヨン内にマガジン101を位置決めし
た後に行われる。事実、上記ステーシヨンには、好都合
なことに、ステーシヨン内への装入マガジン101の挿入
に際し、ばね135の作用に抗してトレー102の後壁105に
向けてそれを押すことにより、駆動ロツド130を対応的
に前進させたり、第16図に実線で示す位置から同上図に
破線で示す位置まで揺動レバー126を揺動させるなどの
ようにピン131と相互作用をする固定ゲージが備えられ
る。前述のごとく、これにより、支持板121とそれが備
えるゲージ118、119とが対角線方向に前進し、かくして
可動ゲージ118、119、と固定ゲージ117、120との間にフ
イルム(F)を位置決めする。。支持板121が前進する
間に、前部ゲージ117のアーチ形の形状によりX線フイ
ルム(F)が適切に各々が離れ、かくて連続取出し作動
中の隣接するものからの1枚のフイルム(F)の分離を
容易にさせ、接着の危険性を甚だしく減少させる。
前部ゲージ117によつて得られるフイルム(F)の分
離作用は、マガジン1が通常、下向きに傾斜した状態に
ある機器の受容ステーシヨン内に挿入されるという事実
により更に容易にされる。これによりフイルムをゲージ
117のアーチ形の面に常に接触させて置くことができ、
取出し作動中にフイルムと前記のアーチ形の面との間に
生起されるわずかな摩擦が、こうして、さもなければ取
り出されたフイルムへの接着の故に持ち上げられるはず
の、下にあるものからのフイルムの分離を更に容易にさ
せる。
接着現象を更に一層低減させるため、機器の受容ステ
ーシヨンには、厚肉部143の近くでトレー102内に挿入さ
れ且つフイルムを取り出す際にその縁の下に加圧空気流
を生成し処理するのに適したノズルが設けられる。
上記ステーシヨンはまた、受容ステーシヨン内へのマ
ガジン101の挿入に際してばね145の作用に抗してピン14
1を低下させ、その結果ヘツド114の大きい直径の部分11
4aをプレート111のノツチ114から離脱させるカバー110
のロツク装置138の解放を、例えば第19図に示すローラ
(R)によつて、制御するように配設される。
このように、手による引張りを取手113に加えること
により、カバー110をトレー102から取り外すことができ
る。カバー110の後進運動によつてプレート111の側部ノ
ツチ115をピン146のノツチ149から離脱され、次いでそ
れが、機器の受容領域内でなされる相補的なノツチに係
合するためのばね147の作用の下で自由に上方へ移動す
る。かくしてマガジン101は受容ステーシヨン内に固定
され、カバー110がその遮光性密閉位置に再び置かれな
くなるまで、そこから取り出されないようにされる。
カバー110が完前に引き出されると、防護素151が自由
に斜めに置かれて、スプリング・ピン152によりくぼみ1
53、従つて遮光性密閉スロツト109に係合する。このよ
うに、ハウジング116は、機器の受容ステーシヨンの外
側から遮光的に隔離される。
【図面の簡単な説明】
第1図はその遮光性密閉位置で示した本発明の実施例に
よるX線フイルム供給マガジンの背面斜視図、第2図は
その部分的に開放された位置で示した供給マガジンの正
面斜視図、第3図は第1図の線III−IIIについて180゜
回転した断面図、第4図は第3図の線IV−IVについての
断面図、第5図は供給マガジンを第2図に示すその部分
的に開放された位置とした第4図と類似の図、第6図は
供給マガジンを第5図に示すその部分的に開放された位
置とした第3図と類似の図、第7図および第8図は第3
図および第6図の第一変形態様を示す図、第9図および
第10図は第3図および第6図の第二変形態様を示す図、
第11図および第12図は第3図および第6図の第三変形態
様を示す図、第13図はその密閉遮光位置で示した本発明
の更に別の実施例によるX線フイルム装入マガジンの背
面斜視図、第14図は第13図のマガジンの分解斜視図、第
15図は第13図の線XV−XVについての拡大縦断面図、第16
図は開放位置にある第13図の装入マガジンの上方より視
た部分断面平面図、第17図は密閉遮光位置にある第16図
の装入マガジンの特定部分の上方より視た平面図、第18
図は第13図の線XVIII−XVIIIについての拡大断面図、第
19図は第17図の線XIX−XIXについての断面図、第20図は
第18図の線XX−XXについての断面図である。 3:トレー、9、10:側壁 11:前壁、12:後壁 14:パツシング・ノツチ 15、16:スプリング・ピン 17:前端ゲージ、25:後端ゲージ 27、28、32:側部ゲージ 29、30:くさび形素子、34:揺動アーム 36:前部カム輪郭、37:従動素子 38:連接棒素子、46:スペーサアーム 48:案内ピン、49:傾斜ガイド 28a、28b:傾斜面部分 29a、30a:傾斜面、102:トレー 103:底壁、104:前壁 105:後壁、106、107:側壁 116:四角形ハウジング、117:前端ゲージ 118:後端ゲージ 119、120:側部ゲージ、121:支持板 126:揺動レバー、126a:第一アーム 126b:第二アーム、130:駆動ロツド 132:コントラスト素子 135:弾性復帰装置。

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底壁、前壁、後壁および二つの側壁を有す
    るトレーと、X線フィルム・パケットを受け入れるため
    トレー内に形成された四角形ハウジング装置とを含む自
    動フィルム処理機器用のX線フィルム供給マガジンであ
    って、トレー(3)、(102)の前壁(11)、(104)に
    近い前端ゲージ(17)、(117)と、前記後壁(12)、
    (105)に近い後端ゲージ(25)、(118)と、前記の二
    つの側壁(9)、(10)、(106)、(107)に近い二つ
    の側部ゲージ(27)、(28)、(32)、(119)、(12
    0)とを含み、前記端部諸ゲージの一方(17)、(118)
    と前記側部諸ゲージの少なくとも一方(28)、(32)、
    (119)とがすきまをあけてX線フィルム・パケット
    (F)を受け入れる待機位置とパケット(F)のフィル
    ムを芯出しする作動位置との間を移動可能であり、前記
    可動諸ゲージ(17)、(28)、(32)、(118)、(11
    9)を待機位置から作動位置へ移動させるための外部か
    ら駆動されるトレー(3)、(102)内の作動装置を含
    むX線フィルム供給マガジン。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のマガジンに
    おいて、前記可動諸ゲージを待機位置から作動位置へ一
    斉に移動させるため、前記端部可動ゲージ(17)、(11
    8)と少なくとも一方の側部可動ゲージ(28)、(3
    2)、(119)との間に連結装置を含むことを特徴とする
    マガジン。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載のマガジンに
    おいて、前記連結装置が前記可動側部ゲージ(28)に備
    えられた二つの傾斜面部分(28a)、(28b)と、前記可
    動側部ゲージ(28)の前記傾斜面部(28a)、(28b)と
    協働する補完的な傾斜面(29a)、(30a)を有するくさ
    び形素子(29)、(30)を含み、前記くさび形素子(2
    9)の一方が可動端部ゲージ(17)と一緒に移動可能で
    あり、他方がトレーに関し固定していることを特徴とす
    るマガジン。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載のマガジンに
    おいて、可動くさび形素子(29)が可動端部ゲージ(1
    7)の端部に備えられていることを特徴とするマガジ
    ン。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項に記載のマガジンに
    おいて、可動くさび形素子(29)が可動端部ゲージ(1
    7)の中間部分に備えられていることを特徴とするマガ
    ジン。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第2項に記載のマガジンに
    おいて、前記連結装置が可動端ゲージ(17)に関節連結
    された一端と、前記可動側部ゲージ(32)を関節式に支
    えかつマガジンに関し固定した従動素子(37)と協働す
    る前部カム輪郭(36)を形成する対向端とを有する揺動
    アーム(34)を含み、前記可動側部ゲージ(32)とトレ
    ーとの間に関節式相互連結装置(38)、(48)、(49)
    が備えられていることを特徴とするマガジン。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項に記載のマガジンに
    おいて、従動素子がローラ(7)であることを特徴とす
    るマガジン。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項に記載のマガジンに
    おいて、揺動アーム(34)が可動端部ゲージ(17)の端
    部に関節連結されること、可動側部ゲージ(32)が揺動
    アーム(34)へ直接に関節連結されること、前記相互連
    結装置がローラ(37)の回転軸線と可動側部ゲージ(3
    2)との間に置かれた連接棒素子(38)を含むことを特
    徴とするマガジン。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第6項に記載のマガジンに
    おいて、揺動アーム(34)が可動端部ゲージ(17)の中
    間部分に関節連結されること、スペーサアーム(46)が
    設けられて可動端部ゲージ(17)と反対側の揺動アーム
    (34)の端部に関節連結されかつ前記ゲージと平行に延
    びること、前記スペーサアーム(46)が前記可動側部ゲ
    ージ(32)を支えること、前記相互連結装置が前記スペ
    ーサアーム(46)に支えられかつトレー(3)に関し固
    定した傾斜ガイド(49)内で移動可能な案内ピン(48)
    を含むことを特徴とするマガジン。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第2項に記載のマガジン
    において、一方の前記側部ゲージ(119)のみが移動可
    能であること、前記連結装置が前記ハウジング(116)
    の対角線方向にトレー(102)の前記底壁(103)上を滑
    動自在に案内されるX線フィルムの支持板(121)を含
    み、前記移動可能な側部ゲージ(119)と端部ゲージ(1
    18)が支持板(121)上に固定されていることを特徴と
    するマガジン。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項に記載のマガジン
    において、移動可能でない端部ゲージ(117)が、移動
    可能な端部ゲージ(118)に向かい凸面を備えるアーチ
    形の形状を有することを特徴とするマガジン。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第1項に記載のマガジン
    において、前記可動端部ゲージが前端ゲージ(17)であ
    ることを特徴するマガジン。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項に記載のマガジン
    において、前記作動装置が前端ゲージ(17)に組み込ま
    れかつトレー(3)の前壁(11)を通して外側から接触
    でき、それにより外部からの押圧力が前記前端ゲージ
    (17)に伝達されてそれを待機位置から作動位置へ移動
    させるようにしたコントラスト素子(15)を含み、前記
    外部からの押圧力が作用しない時に前記前端ゲージを待
    機位置に保持するため前記コントラスト素子(15)に弾
    性復帰装置(16)が組み込まれていることを特徴とする
    マガジン。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13項に記載のマガジン
    において、コントラスト素子が、前端ゲージ(17)に関
    し横方向に間隔をあけた位置に支えられかつトレー
    (3)の前記前壁(11)内に作られたそれぞれの案内パ
    ッシング・ノッチ(14)内に滑動自在に収容されたスプ
    リング・ピン(15)、(16)を含むことを特徴とするマ
    ガジン。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第1項に記載のマガジン
    において、前記可動端部ゲージが後端ゲージ(118)で
    あることを特徴とするマガジン。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第15項に記載のマガジン
    において、前記作動装置が、トレー(102)の一方の側
    壁(107)の近くにそれと平行してトレー(102)内に滑
    動自在に支えられかつトレー(102)の前壁(104)を通
    して外部から制御されるコントラスト素子(132)を含
    み、弾性復帰装置(135)の作用に抗して前記コントラ
    スト素子(132)をトレー(102)の後壁(105)に向か
    って移動しようとする外部からの押圧力を受けるように
    前記コントラスト素子(132)が配設され、トレー(10
    2)の底壁(103)にその後壁(105)の近くで関節連結
    された揺動レバー(126)を含み、前記揺動レバー(12
    6)が前記横方向ゲージ(118)に接触する第一アーム
    (126a)を有し、前記コントラスト素子(132)を前記
    揺動レバー(126)の第二アーム(126b)と連結する駆
    動ロッド(130)を含むことを特徴とするマガジン。
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