JP2518220Y2 - ユニット体の位置決め装置 - Google Patents

ユニット体の位置決め装置

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JP2518220Y2 JP1988145953U JP14595388U JP2518220Y2 JP 2518220 Y2 JP2518220 Y2 JP 2518220Y2 JP 1988145953 U JP1988145953 U JP 1988145953U JP 14595388 U JP14595388 U JP 14595388U JP 2518220 Y2 JP2518220 Y2 JP 2518220Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機、フアクシミリ、プリンタ等の本体
に対して着脱可能なユニツト体を有するものにおいて、
そのユニツト体の位置決め装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、複写機においては、本体にユニツト体を着脱す
る機構として、ユニツト体を案内部材であるガイドレー
ルで挿入案内し、挿入完了後に位置決め部材であるピン
を使用してユニツト体を所定の位置に位置決めする方法
が採用されている。
前記ガイドレールは通常一対設けられており、ユニツ
ト体の挿入姿勢が制御されるが、次のような場合にはガ
イドレールを2本設けられず、1本のみにせざるを得な
い。
例えば、複写機の定着部の上流(転写紙進行方向に対
して)に設けられた転写分離ユニツトでは、定着ロール
に転写紙がくわえられて上流側へ垂れた形でジヤム停止
した時に、定着部を1つのユニツト体として引き抜く
と、前記垂れた転写紙が転写分離ユニツトの支持部材に
引つ掛かり変形、破損することになる。このために、定
着部上流の搬送パスの手前は構成部材が無いことが望ま
しく、ユニツト体支え用フレーム、あるいはガイドレー
ルが設けられない。
またガイドレールを2ヶ所に設けるためには、前記搬
送パスの手前のスペースが小さ過ぎて、止むなく1ケ所
にしている場合もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来技術においてガイドレールが1ケ
所しか無い場合には、ユニツト体の挿入時にユニツト体
の姿勢が不安定であり、位置決め部材への係合作業が難
しいという問題点がある。
特にユニツト体の挿入方向の奥側に存在する位置決め
部材は、作業者から全く見えない構成のものが多く、前
記係合作業をさらに困難なものにしていた。
本考案の目的は、1つの案内部材であつても、容易か
つ確実にユニツト体の位置決めが行えるユニツト体の位
置決め装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、本体に対して着
脱可能なユニット体と、このユニット体と係合してユニ
ット体の挿入の案内をする1本の案内部材と、ユニット
体を前記案内部材に挿入して移動させ、ユニット体があ
らかじめ設定した第1の位置に達したときに本体の手前
側と係合し、ユニット体の回動を規制してユニット体と
本体側との位置決めを行う第1の位置決め部材と、ユニ
ット体が前記案内部材に沿って移動してあらかじめ設定
した前記第1の位置よりも奥側の第2の位置に達したと
きに本体の奥側と係合し、ユニット体と本体との位置決
めを行う第2の位置決め部材とを備えていることを特徴
としている。
〔作用〕
上記手段を採用したため、1つの案内部材にてユニツ
ト体の挿入ガイドをしながら、位置決め作業がし易い挿
入方向の手前側の位置決め部材にて予めユニツト体の位
置決めをしておくので、その後の奥側の位置決め部材に
よるユニツト体の位置決めが容易かつ確実に行える。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第4図は本考案を適用した複写機の概略構成を示す正
面図であり、1は複写機本体であり、この複写機本体1
には、上部に自動原稿送り装置2が搭載され、また内部
に光学系3,複写装置4,給紙装置5が内蔵されている。
前記光学系3は、公知のようにコンクタトガラス6下
方に配されたランプ7,複数の反射板8,レンズ9等から構
成されている。
前記複写装置4は、感光体ベルト10の周囲に、クリー
ニング部11,帯電チヤージヤ12,イレーサ13a,表面電位計
13b,スウイーパ14,トナー濃度センサ15を有する現像部1
6,ホトセンサ17,転写・分離チヤージヤ18,クエンチング
ランプ(PTL)19,定着部20等を配した構成である。
前記給紙装置5は、公知のように複数のカセツト21,
給紙ローラ22,反転給紙部23等から構成されている。
前記転写・分離チヤージヤ18の支持構造は第1図〜第
3図に示すようになつている。第1図は転写・分離チヤ
ージヤ部分を示す拡大正面図、第2図はガイドレール部
分を示す斜視図、第3図はユニツト体一部の挿入時の状
態を示す側面図である。
第1図において、転写・分離チヤージヤ18と搬送ベル
ト24とは枠体25内に収納されて1つのユニツト体26を構
成している。このユニツト体26の上部には、ユニツトブ
ラケツト27を固定してあり、このユニツトブラケツト27
の水平部27aの奥側には、第2図に示すように、奥側位
置決め部材である奥側基準ピン28が一対突設されてい
る。またユニツトブラケツト27の垂下部27bの手前側に
は、手前フレーム29に一対突設した手前側位置決め部材
である手前側基準ピン30と係脱可能な手前基準孔31が一
対穿設されている。そして前記奥側基準ピン28の長さは
手前側基準ピン30の長さより短くしてある。
さらにユニツトブラケツト27の水平部27aと垂下部27b
の曲がり部分には、折り曲げ部32aが下を向いた形状の
被案内部32が形成される。また、この被案内部32と係合
しかつ摺動可能であつて、折り曲げ部33aが上を向いた
正面視L字状をなす案内部材である1本のガイドレール
33が手前フレーム29に固定されている。
35はユニツトブラケツト27の奥側に形成され、ガイド
レール33の下部まで延出して前記被案内部32とでガイド
レール33の折り曲げ部33aを囲うようにした包囲部材で
ある。第3図中の36は奥側フレーム37に一対穿設され、
前記奥側基準ピン28と係脱可能な奥側基準孔である。第
1図中の38は分離ガイド爪である。
次に上記実施例において、複写作動については公知で
あるので、ユニツト体26を本体1側のフレーム34にセツ
トする作業を説明する。先ず、ユニツトブラケツト27の
被案内部32をガイドレール33に嵌合して奥へ押してい
く。この嵌合は包囲部材35,被案内部32,ガイドレール33
の係合により外れることはない。ユニツト体26が奥側フ
レーム37と当接する前に、手前フレーム29の手前側基準
ピン30がユニツトブラケツト27の垂下部27bと接触する
位置にくる。この状態で手前側基準ピン30とユニツトブ
ラケツト27の手前基準孔31とを合わせる。この状態で
は、未だユニツトブラケツト27の奥側基準ピン28は奥側
フレーム37の奥側基準孔36にまで達していない。
上述した手前側基準ピン30と手前基準孔31とを合わせ
て押すと両者は嵌合状態となり、手前側のユニツト姿勢
は確定する。この時、ユニツトブラケツト27の奥側は弾
性変形などで僅かに理想位置からずれたところで姿勢が
決められているので、奥側基準ピン28は、その先端に形
成したテーパの存在によつて奥側基準孔36と容易に嵌合
可能状態となり、ユニツト体26をさらに奥へ押していく
だけで、奥側基準ピン28と奥側基準孔36とが嵌合状態と
なり、ユニツト体26は、手前、奥側とも位置決めされ
る。
このように上記実施例では奥側基準ピン28の長さを手
前側基準ピン30の長さより短くして、ユニツト体26を押
して入れていつた時、手前側基準ピン30が嵌合して位置
決めされた後に、奥側基準ピン28の嵌合が開始されるよ
うに構成したため、ガイドレール33が1本しか設けられ
ないような制約のあるユニツト体26の位置決めを行うの
に、合わせ作業がし易く、手前側のピン30と孔31を合わ
せるだけで奥側のピン28と孔36とが容易に自動的に合わ
せるようにできるのである。
尚、上記実施例では手前と奥側にそれぞれ2ケ所、す
なわち1対の位置決め部材である基準ピン28,30と基準
孔31,36を設けたとして説明したが、それぞれ少なくと
も1ケ所であれば良い。また基準ピン28,30と基準孔31,
36を設ける部材は本実施例に限定されず、例えばユニツ
トブラケツト27とフレーム29,37とにピンと孔を本実施
例とは逆の関係に設けてもよい。また、上記実施例では
奥側基準ピン28の長さを手前側基準ピン30の長さより短
くしてまず手前側で位置決めを行った後奥側で位置決め
を行うようにしているが、これらピン28,30の長さは同
じにし、手前側のユニットブラケット27の長さを短くす
ることによっても同等の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、案内部材回り
に生じるモーメントによるユニット体の回動をまず第1
の位置決め部材で規制し、その後、第2の位置決め部材
によって奥側の位置決めを行うことができるので、1本
の案内部材であっても容易かつ確実にユニット体の位置
決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は転写・分離チ
ヤージヤ部分を示す正面図、第2図はガイドレール部分
を示す斜視図、第3図はユニツト体一部の挿入時の状態
を示す側面図、第4図は本考案を適用した複写機の概略
構成を示す正面図である。 1…本体、26…ユニツト体、28,35…奥側位置決め部
材、30,31…手前側位置決め部材、33…案内部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−61847(JP,A) 特開 昭62−14170(JP,A) 特開 平1−147555(JP,A) 特開 平2−93550(JP,A) 実開 昭62−204017(JP,U) 実開 平2−48957(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に対して着脱可能なユニット体と、 このユニット体と係合してユニット体の挿入の案内をす
    る1本の案内部材と、 ユニット体を前記案内部材に挿入して移動させ、ユニッ
    ト体があらかじめ設定した第1の位置に達したときに本
    体の手前側と係合し、ユニット体の回動を規制してユニ
    ット体と本体側との位置決めを行う第1の位置決め部材
    と、 ユニット体が前記案内部材に沿って移動してあらかじめ
    設定した前記第1の位置よりも奥側の第2の位置に達し
    たときに本体の奥側と係合し、ユニット体と本体との位
    置決めを行う第2の位置決め部材と、 を備えていることを特徴とするユニット体の位置決め装
    置。
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JPS6214170A (ja) * 1985-07-10 1987-01-22 Ricoh Co Ltd 現像ユニツトの着脱装置
JPS62204017U (ja) * 1986-06-17 1987-12-26

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