JPS6214170A

JPS6214170A - 現像ユニツトの着脱装置

Info

Publication number: JPS6214170A
Application number: JP60152064A
Authority: JP
Inventors: Teiji Suzuki; 鈴木　禎治; Kenji Kojima; 賢次小島
Original assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd; Ricoh Co Ltd
Current assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd; Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-07-10
Filing date: 1985-07-10
Publication date: 1987-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、湿式静電複写機における現像ユニットの着脱
装置に関するものである。

（従来技術）感光体に微小間隙を隔して現像ローラを対向配置せしめ
、上記間隙に現像液を供給して、感光体上の静電潜像を
現像するようにした湿式静電複写機が知られている。上
記現像ローラは現像ユニットに設けられるようになって
いて、この現像ユニットはドラム状の感光体の軸方向に
挿脱自在となっている。

現像ユニットを挿脱するとき、現像ローラや、現像ロー
ラ軸の両端に設けた、間隙設定用の軸受等が、感光体に
接触して、感光体表面を傷付けないようにするために、
従来においては、現像ユニットの挿脱を、感光体から離
した状態で行ない、挿填時にはその離した状態から、現
像ユニットを感光一体に近づけて現像ユニットを位置決
めセットする方式が採用されるところとなっていた。し
かしながら、この方式では現像ユニットの位置決めのた
めのユニット移動手段が大がかりなものとなって、装置
構成が複雑となると共に、装置コストが上昇する欠点が
あった。

（目　　的）本発明の目的は、簡単な構成で、感光体表面を傷付けな
いように□、現像ユニットの挿脱及び位置決めを簡易に
行なえるようにした、現像ユニットの着脱装置を提供す
ることにある。

（構　　成）本発明は、上記目的を達成させるため、一対の案内レー
ルにより、現像ユニットを挿入手前側において感光体か
ら離間する方向に偏倚せしめ、挿入奥側において上記方
向と反対方向に偏倚せしめるようにして、現像ユニット
を位置決めセットすることを特徴とする。

以下、本発明を一実施例に基づき説明する。

第１図において、符号１はドラム状の感光体を、２は現
像ローラをそれぞれ示している。現像ローラ２は第２図
に示すように感光体１の周面に対して２箇、配置され、
さらに、同周面にはスクイズローラ３が配置されている
。そして、こらのローラは感光体ｌに対して所定の間隙
を隔して対向配置されている。

感光体ｌは、感光体部ＩＡと、非感光体部ＩＢとを有し
、非感光体ＩＢには現像ローラ２の両小内端に設けた軸
受４，４が当接している。軸受４は現像ローラ２の外径
よりも若干、大きくなっていて、これにより、感光体１
と現像ローラ２との間には所定の間隙が形成される。な
お、今一つの現像ローラや、スクイズローラ３等につい
ても同様に構成されている。

第２図に示すように、現像ローラ２やスクイズローラ３
等は、可動側板５に対して回転自在に支持されている。

現像ユニット６は、上記可動側板５や固定側板７や受は
皿８等を備え、この受は皿８の外壁面にはブラケット９
がねじ止めされている。ブラケット９は第１図に示すよ
うに、感光体１の軸方向と平行していて、この軸方向に
細長くなっており、帯状の係合片９ａを形成している。

第１図、第２図において、奥側の固定側板７には基準ピ
ンｌｌａ、　ｌｌｂが、また、手前側の固定側板（図示
されず）には同様にして基準ピン１２ａ、　１２ｂがそ
れぞれ固植されている。

複写機の本体側板１３には穴１３ａ、　ｔ３ｂ、　１３
ｅがそれぞれ穿たれていて、このうちの矩形状の穴１３
ｃには、案内レール１４の延伸片１４ａが係合するよう
になっている。案内レール１４と案内レール１５とは互
に対を成し、感光体１の軸方向に固定的に配置されてい
る。

ここで、第１図において、現像ユニット６の挿入方向を
矢印入方向としておく、案内レール１４の。

挿入手前側端部には、くの字状を成す屈曲部１４ｂが設
けられていて、現像ユニットの挿入時に、その屈曲部１
４ｂと、案内レール１５の背面部との間の間隙に、第３
図（Ａ）に示すように、ブラケット９の帯状係合片９ａ
を嵌め込む、なお、上記間隙は。

係合片９ａが容易に通過できるように、余裕のある間隙
となっていて、かつ、この間隙を通る係合片９ａは、挿
入奥側の軸受４やａ像ローラ２等が感光体１に接触しな
いように充分な距離を保つように、感光体から離間する
方向に偏倚せしめられる。

ところで、第１図に示す基準ピンｌｌａ、　ｌｌｂはユ
ニットの挿入終了時１本体側板１３の穴１３ａ、　１３
ｂに嵌挿された状態となるのであるが、第３図（Ｂ）は
その嵌挿の直前の状態を示すものである。

案内レール１５の奥端部位には案内レール１４の側に近
づく傾斜片部１５ａが形成され、係合片９ａは図（Ｂ）
の状態において傾斜片部１５ａの先端と案内レール１４
との間隙に進行しようとしている。係合片９ａの挿入進
行時に、図（Ｂ）において、係合片９ａは、傾斜片部１
５ａによって感光体に近づく方向に漸次、寄せられ、図
（Ｃ）に示す如く、傾斜片部１５ａと案内レール１４と
の間の間隙に臨んだ状態で停止する。この停止は、第１
図の基準ピン１１ａ＋１１ｂが穴１３ａ、　１３ｂに完
全に嵌挿される三とで、行なわれる。なお、基準ピンｌ
ｌａ、　ｌｌｂは上記嵌挿が容易→こ行なわれるように
テーパ状になっている。

なお１図（Ｂ）において、係合片９ａが、傾斜片部＋５
ａによって寄せられるとき、第１図の奥側の軸受４は感
光体部ＩＡを過ぎ去っているので、当該奥側の軸受４が
感光体部ＩＡに接触することはない。

第３図（Ｃ）に示す状態で、現像ユニットの奥側は感光
体の側１こ寄せられており、奥側の軸受４は感光体の非
感光体部に当接している。

第３図（Ｄ）は基僧ピンｌｌａ、　ｌｌｂが穴１３ａ、
　１３ｂに完全に嵌まり込んだ状態でのブラケット９の
、挿入手前側部位を示しており、ブラケット９は案内レ
ール１４の屈曲部１４ｂから外れている。案内レール１
４の側面には薄板状の弾性部材１６の基端が固定されて
いて、この自由端は帯状係合片９ａの挿入手前側の部分
を案内レール１５の側に寄せている。

すなわち、第１図の現像ユニット６の挿入手前側の部位
を感光体１から離間させているのである。

ここで、第１図に示す本体側板１３の対向位置には位置
決め板（図示されず）が配設され、この位置決め仮は本
体側板１３と共に感光体１を回転自在に支持するように
なっている０位置決め板には本体側板１３の穴１３ａ、
　１３ｂと対向するような穴が穿たれていて、この穴に
、挿入手前側の基準ピン１２ａ。

１２ｂを嵌め込む、なお、この嵌め込みは９弾性部材１
６の弾力に抗して行なわれる。

すなわち、第３図（Ｄ）において、上記嵌め込み時、ブ
ラケット９の手前側部分は矢印Ｂ方向に弾性部材１６の
弾力に抗して移動し、第１図の挿入手前側の軸受４が非
感光体部１Ｂに接した状態で、ブラケット９は図（Ｅ）
の位置に保持される。この状態で、弾性部材１６は帯状
係合片９ａによって強制的に撓ませられた態勢となる。

以上をもって１両軸受４，４は感光体ｌの非感光体部Ｉ
Ｂに当接した状態になり、現像ローラ２やスクイズロー
ラ３等の感光体に対する間隙が、定められた間隙に設定
される。

なお、現像ユニットを取り外すときは、先ず、位置決め
板の穴と、基準ピン１２ａ、　１２ｂとの係合を解除す
る。すると、第３図（Ｅ）において、ブラケット９の、
挿入手前側部分は、撓ませられている弾性部材１６の弾
力によって案内レール１５の側に寄せられ、挿入手前側
の軸受４は非感光体部ＩＢがら若干・離れる・あとは１
図（Ｃ）の帯状係合片９ａを抜き出せば、この係合片は
弾性部材１６により寄せられ乍ら移動するので、軸受４
や現像ローラ２等が感光体に接触することなしに、現像
ユニットが脱抜される。

以上、述べたように、簡単な構成で、感光体表面を傷付
けることなく、現像ユニットの挿脱及びその位置決めを
極く簡単に行なうことができる。

ところで、男２図において、現像ローラ２やスクイズロ
ーラ３の軸は、可動側板５の切欠き穴内に設けられた軸
受１７．１８に回転自在にそれぞれ支持されていて、こ
の軸受が伸張性のばね１９によって押されることにより
、第１図の軸受４は非感光体部ＩＢに圧接している。そ
して、この圧接状態で、各ローラと感光体との間隙が定
められたものに設定されるのである。

固定側板７には、スクレーパ２１．２２．２３の基端が
固定され、これらの自由端は現像ローラ２、スクイズロ
ーラ３等の周面にそれぞれ当接している。

各スクレーパは各ローラの表面をクリーニングするもの
であるが、長期間、当該現像装置を使用すると、スクレ
ーパ先端にトナーが固着する事態を生じるため、スクレ
ーパ自身を清掃する必要がある。

本実施例においては、このような清掃が極めて容易にな
っている。第２図において、固定側板７に固設された基
準ピンｌｌａには可動側板５が揺動自在に支持されてい
る。

ここで、現像ユニット６自体を手前側に脱抜したあと、
可動側板５を基章ピンｌｌａの周りに時計方向に回動さ
せると、各ローラ２，３はスクレーパ２１．２２．２３
から離れ、スクレーパの先端は露呈することとなり、そ
の先端部分の清掃を極めて容易に行なうことができる。

なお、この清掃後、可動側板５を基準ピンｌｌａの周り
に反時計方向に回動させると、可動側板５はストッパピ
ン２４によって係止せしめられ、この係正によって可動
側板５は位置決めされる。この状態で、各ローラ、各ス
クレーパとは互に当接した態勢となる。このように、清
掃後のクリーニング部のリセットも極く簡単に行なうこ
とができるのである。

（効　　果）以上、本発明によれば、簡単な構成で、感光体表面を傷
付けないように、現像ユニットの挿脱及び位置決めを簡
単に行なえるようにした、現像ユニットの着脱装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例袋との斜視図、第２図は同上装置
の断面図、第３図は現像ユニットの挿入過程をそれぞれ
示す斜視図である。ｌ・・・・感光体、２・・・・現像ローラ、６・・・・
現像ユニット、９ａ・・・・帯状係合片、１４．１５・
・・・一対の案内レール、１６・・・・弾性部材。う２尺属 ■δ久

Claims

【特許請求の範囲】

感光体に間隙を隔して現像ローラを対向配置せしめ、上
記間隙に現像液を供給して、感光体上の静電潜像を現像
する湿式静電複写機において、上記現像ローラを回転自
在に支持し、感光体の軸方向に挿脱される現像ユニット
と、該現像ユニットの外壁面に上記軸方向と平行して固
定配置される帯状係合片と、現像ユニットを感光体の一
方の端部から、他方の奥側の端部に向けて挿入するとき
、上記帯状係合片を挟んで案内摺動せしめるものであっ
て、挿入手前側において帯状係合片を、現像ローラが感
光体から離間する方向に偏倚せしめ、挿入奥側において
帯状係合片を上記方向と反対方向に偏倚せしめる一対の
案内レールと、該案内レールの一方に設けられ、上記帯
状係合片を上記離間方向に移動付勢する弾性部材とを具
備して成る現像ユニットの着脱装置。