JP2518140Y2 - 配筋材自動整列処理装置 - Google Patents

配筋材自動整列処理装置

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JP2518140Y2
JP2518140Y2 JP1990000138U JP13890U JP2518140Y2 JP 2518140 Y2 JP2518140 Y2 JP 2518140Y2 JP 1990000138 U JP1990000138 U JP 1990000138U JP 13890 U JP13890 U JP 13890U JP 2518140 Y2 JP2518140 Y2 JP 2518140Y2
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JPH0393020U (ja
Inventor
義郎 守本
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山陽電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は配筋材自動整列処理装置に係り、コンクリー
ト構造体などに用いられる配筋材を自動的且つ的確に整
列せしめることのできる装置を提供しようとするもので
ある。
(産業上の利用分野) 各種建築または土木用コンクリート構造体の如きに用
いられる配筋材を自動的に整序し供給することのできる
装置。
(従来の技術) 各種建築または土木工事に関し、コンクリートなどの
配筋、補強に配筋材が広く採用されており、この配筋材
(異径棒鋼)は夫々の施工利用条件に即応せしめ所定長
さに切断され、また斯うした配筋材による縦横筋を交叉
状に配し、その交点などで溶接したものとして夫々の利
用目的に供給される。
ところで、このような配筋材は従来一般的には手作業
により1本宛取出して処理されていたが明かに非能率的
であり、重労働とならざるを得ない。即ち前記したコン
クリート用配筋材としては一般的に径が10〜20mm程度で
長さが2〜8mのものが採用されているが、斯うした配筋
材を定寸切断して得るための切断に提供される原材は8m
以上となることとなり、このように長い配筋材は当然に
撓曲し、その結束体を解体しても長さ方向において相互
に絡み合っているのが通例で平易に取出すことができな
い。従って作業者により1本宛、適宜に長さ方向に取出
す取扱いをなしながら取出すことになるが、このように
上記のような長尺材を1本宛取出すことは重労働であ
り、また非能率的である。特に切断に当っては測寸など
を各配筋材毎に繰返さなければならない不利を避けるた
め、近時においては多数本を同時切断することが行われ
つつあり、即ち多数本を整列して供給し、先端部をスト
ッパーに突き当てた状態でストッパーから所定距離を採
った切断手段による切断を行うことにより多数本を同時
に切断せしめ、しかも1本毎に一々測寸する必要をなか
らしめて能率的な処理を行い得るが前記したような作業
者による1本宛の処理ではそうした能率的な処理をなし
得ない。
なお一般的に線材ないし棒材を供給する手段として、
多数の該材料をストックするようにしたストック台の底
部に適宜送り爪を配設したチエーンを懸回駆動し、スト
ック台上に装入堆積された該線材ないし棒材を底部から
順次に引き出し、このような底部からの引出し操作に随
伴して上部に堆積した材料をも適宜に回転ないし移動せ
しめて方向を整序することが行われている。
(考案が解決しようとする課題) 上記したような配筋材はその切断などの処理に関し原
材を供給する操作は上記のように作業者による手作業と
ならざるを得ない。即ちせいぜい1〜2mのような比較的
短い線材や鋼棒については送り爪をもったチエーンによ
ってストック台から順次取出し送出することが可能であ
るが、一般的に7〜8mあるいはそれ以上にも達する長さ
を有するものにおいては長さ方向で撓曲して絡み、しか
もコンクリートとの結着のために周面に凹凸を形成した
異径棒鋼の如きにおいては送り爪をもったチエーンの駆
動によっても棒鋼相互が凹凸によって係合し、更には上
記のように長さが大で長さ方向の重量が大きく撓曲作用
して相互に絡み合っているのが通例であるからその整序
が適切に得られず、手作業的に1本宛引出して装入する
こととならざるを得ない。
しかもこの作業者による装入は上記のように長さがあ
り、又重量もそれなりにあることから明らかに重労働
で、且つ又困難であって、折角の多数本同時切断機構が
あってもこの供給のために好ましい能率化を図り得な
い。勿論労賃なども高額となる。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ねて考案
されたものであって、以下の如くである。
一側のストック台に収容された多数の配筋材を取出
し、供給するようにしたものにおいて、前記ストック台
と供給部との間に多段に形成された段状固定台を上記供
給部側が順次に高いレベルとなるように設け、該段状固
定台の各段部境界部分にそれら段部より幅の狭い押上部
体を配設し、該押上部体の昇降作動により各段部に載置
された配筋材を順次且つ多段に押上げるようにしたこと
を特徴とする配筋材自動整列処理装置。
(作用) 一側のストック台に収容された多数の配筋材を取出
し、供給するようにしたものにおいて、前記ストック台
と供給部との間に多段に形成された段状固定台を上記供
給部側が順次に高いレベルとなるように設けたことによ
り配筋材が該段状固定台を介して供給部に送られる関係
を形成する。
即ち前記したように設けられている段状固定台の各段
部境界部分にそれら段部より幅の狭い押上部体を配設
し、この押上部体を昇降作動させることにより、それら
の各段部に載置された配筋材の1本またはその一部を順
次に高いレベルの段部に押上げ移送せしめ、しかもこの
ような各押上部体の昇降作動の全過程で傾斜した段状固
定台の各段部上に位置した配筋材に適宜回転作動を与え
てその方向を順次に引揃えると共にそれら配筋材におけ
る周面凹凸などに原因した相互間の絡み合いを解除す
る。
上記のように方向が引揃えられ且つ絡み合い状態の解
除された配筋材は供給部において整然と移送供給せしめ
られ、搬送手段に送給して目的の作業を行わしめる。
(実施例) 本考案によるものの具体的な実施態様を添附図面に示
すものについて説明すると、機台10の一側にストック台
1が設けられ、該ストック台1の底部に適宜に送り爪を
配設したチエーン11が懸回され、第1のモータ6によっ
て駆動されるように成っている。即ち該ストック台1に
対してはクレーンその他の大型運搬手段によって大量の
配筋材9が供給され、チエーン11の駆動によって底部か
ら前記配筋材9が順次に他側の整列機構2に送給される
が、上記配筋材においてはそれが長く、重量があって長
さ方向において撓むと共に周面の凹凸によって相互に絡
み合っていて整然とした供給がなされ難いことは前記の
如くである。
上記のようなストック台1の他側に設けられているの
が、本考案における特徴をなす整列機構2であって、該
機構2は図示のように夫々供給部としての整列本数設定
部3のような他側部が低くなるように傾斜した入口台20
と中間台21および他側の送出台22より成り、送出台22は
中間に段部22aの形成されたもので、これらの段状固定
台20〜22は機台10上の傾斜した受座10b上に固定される
ことにより上記のように他側が低くなった状態に設定さ
れている。又これらの段状固定台20〜22に対し配筋材9
の1本の径に相当した厚みの押上部体26、27が入口台20
との中間台21の境界部と、中間台21と送出台22との境界
部に夫々設けられ、しかも送出台22に対してはもう1つ
の押上部体28が設けられている。これらの押上部体26〜
28はこの図示の場合において機台10に設けられた押上台
25の両側における取付座25a、25a間に配設され、押上部
体28は送出台22の中間部に指向したもので、前記したよ
うな段状固定台20〜22の傾斜に即応した傾斜を機台10に
対して採り、該押上部体28の頂部中間には段部28aが形
成されているが、この段部28aは上記した送出台22の中
間段部22aより送出し側に偏った方向を指向して設けら
れ、即ち中間段部22aから送出側に受入れられた配筋材
群の1本を段部28aより送出側で押上げて送出台22の送
出部22b上に転動送出し、しかも前記段部28aより図示左
側の下位部分が送出台22の中間段部22aより図示左側下
位部分の棒鋼の一部を押上げ、図示右側の送出部22bを
介して送出台上位部分に転動送出すように成っている。
前記押上台25は機台10の底部に設けられた第2モータ7
で回動されるクランク24と連結ロッド24aで連結されて
昇降操作されるが、この構成は場合によっては機台10よ
り上部に設けた引上げ機構でスライド操作されるように
してよいことは当然である。
上記したような整列機構2の他側方向である排出側に
設けられているのが供給部であって、図示のものでは整
列本数設定部3と整列格納部4であり、整列格納部4は
図示右側の切断搬送ロール5上に格納整列された所定数
の配筋材を落し込むように成っており、この場合には切
断搬送ロール5の回転で受入れられた配筋材を切断機に
送入し、所定の寸法に切断する。前記した整列本数設定
部3の入側にはセンサー8bが設けられていて該センサー
8bで配筋材が検知されなくなることにより上記した第2
モータ7を駆動して配筋材を送出台22から該設定部3上
に移し、又入口台20に設けられたセンサー8aによる配筋
材不検出信号で、ストック台1から配筋材9を第1モー
タ6の作動により該入口台20に補給する。更に整列本数
設定台3と整列格納部4の間には固定ストッパー4aが設
けられていると共に設定台3上における配筋材9の存否
を検知するセンサー8aが取付けられ、しかも設定台3に
は押上げシリンダー30が配設されていて昇降可能となっ
ており、固定ストッパー4aで停止整列している配筋材9
は制御盤10aにおいてカウントセットされた本数だけを
ストッパー4aの上位レベルまで押上げ整列格納部4上に
移す如く構成され、又該整列格納部4の下位に設けられ
た可動ストッパー4bは搬送ロール5上の配筋材が搬出さ
れたことを検知し、あるいは作業者のスタートスイッチ
オンによって下降し、該整列格納部4上の配筋材9を搬
送ロール5に供給する。
ストック台1上における配筋材9がなくなると、パイ
ロットランプの点灯などで作業者に告知し、補給がなさ
れる。
前記したような整列機構2における段状固定台20〜22
における押上部体26〜28の作動により各配筋材9が適宜
に回転せしめられ周面に凹凸を有し、しかも相当の重さ
を有するような配筋材9の絡み合い関係が順次にほぐさ
れると共にその方向が揃えられ、特に最終段階である送
出台22部分では適正に方向の整えられた1〜3本程度の
少いものとなる。即ち方向が揃えられ且つ本数の少い棒
鋼はその重量および周面凹凸によっても整然と回転ない
し摺動して搬出される。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは相当の長さを
有していて取扱い上撓曲し、しかも周面に凹凸の形成さ
れた配筋材を自動的且つ円滑に絡み合いないし係合を解
消して整序送給し定寸切断その他の作業を円滑に行わし
めることができ、従って能率的で労力を必要としない作
業を低コストに実施し得るものであるから工業的にその
効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであって、本考案
による装置の全般的構成を示した側面図である。 然してこの図面において、1はストック台、2は整列機
構、3は供給部たる整列本数設定部、4は整列格納部、
5は搬送ロール、6は第1モータ、7は第2モータ、8a
〜8cはセンサー、9は配筋材、10は機台、10bは支持
座、20は入口台、21は中間台、22は送出台であって、こ
れらの台20〜22によって段状固定台を形成し、25は押上
台、26〜28は押上部体、21a、22aおよび28aは段部を示
すものである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側のストック台に収容された多数の配筋
    材を取出し、供給するようにしたものにおいて、前記ス
    トック台と供給部との間に多段に形成された段状固定台
    を上記供給部側が順次に高いレベルとなるように設け、
    該段状固定台の各段部境界部分にそれら段部より幅の狭
    い押上部体を配設し、該押上部体の昇降作動により各段
    部に載置された配筋材を順次且つ多段に押上げるように
    したことを特徴とする配筋材自動整列処理装置。
JP1990000138U 1990-01-08 1990-01-08 配筋材自動整列処理装置 Expired - Lifetime JP2518140Y2 (ja)

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JPH0393020U JPH0393020U (ja) 1991-09-24
JP2518140Y2 true JP2518140Y2 (ja) 1996-11-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2599403B2 (ja) * 1987-11-04 1997-04-09 株式会社アマダ 材料供給貯蔵装置

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