JP2517886Y2 - 捲上げシャッターの取着構造 - Google Patents

捲上げシャッターの取着構造

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JP2517886Y2
JP2517886Y2 JP1990089344U JP8934490U JP2517886Y2 JP 2517886 Y2 JP2517886 Y2 JP 2517886Y2 JP 1990089344 U JP1990089344 U JP 1990089344U JP 8934490 U JP8934490 U JP 8934490U JP 2517886 Y2 JP2517886 Y2 JP 2517886Y2
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Inventor
茂 小俣
Original Assignee
小俣シヤツター工業株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シヤツターの捲取シヤフトに捲上げ、又
は捲下げの時に発生するシヤツターの騒音や振動を完全
に防止することを目的とした捲上げシヤツターの取着構
造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の捲上げシヤツターにおけるシヤツター
収納ケースの装着は、コンクリートの壁面に対してシヤ
ツターの背面側を直接にボルト締め等の固着手段を以て
取着するか、軸受ブラケツトを直接取着することが普通
に実施されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術で述べたシヤツターの取着構造では、
シヤツターの昇降操作の時に生ずるシヤフトの捲付け及
びシヤツターと案内レール等の擦れより生ずる騒音や振
動が構造物より建物全体に伝導するため、昼夜に関係な
く大変に迷惑の係る問題点を有していた。
本考案は、従来の技術の有する問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とする所は、シヤツターの捲上
げ、捲下げの開閉操作を安定確実、静粛に作動させると
共に、開閉時に発生する騒音及び振動を極力吸振させる
ための捲上げシヤツターの取着構造を提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案の取着構造は、
構造物の相対する壁面(15)(15)に対して支持受台
(5)(5)を各々取着する。この支持受台(5)
(5)には、合成樹脂及び合成ゴムよりなる複数の防振
ゴム(6)(6)を各載置すると共に、該防振ゴム
(6)(6)の内部にボルト等を挿通する貫通孔を形成
する。該防振ゴム(6)(6)の上面に金属等の下部受
板(8)を載置する。また、該支持受台(5)(5)と
下部受台(8)との間に該防振ゴム(6)(6)を介在
してボルトにより固定する。該下部受板(8)(8)に
は、左右に跨つて複数の架設材(7)(7)を架設固定
してある。
また、この架設材(7)(7)の上部には、上部受板
(9)(9)を介在して捲取シヤフト(2)を支持した
左右の駆動軸受ブラケツト(3)と従動軸受ブラケツト
(4)を載置連結してなるものである。
(作用) この考案の取着構造は、構造物の壁面(15)(15)の
対向位置に予め支持受台(5)(5)を装着し、この支
持受台(5)(5)上に防振ゴム(6)(6)を介在し
て架設材(7)(7)を架設し、その架設材(7)
(7)の両端上部に駆動軸受ブラケツト(3)と従動軸
受ブラケツト(4)を載置し、これに案内レール(13)
を装設してシヤツター(10)を昇降して使用するもので
ある。
そして、この取着構造が左右の駆動軸受ブラケツト
(3)と従動軸受ブラケツト(4)とを安定して支持
し、且つシヤツター昇降時に生ずる騒音及び振動を該防
振ゴム(6)によつて吸収して外部に伝達する振動や騒
音を極力防止する作用をするものである。
(実施例) 次に、この考案の実施例を図面について具体的に説明
すると、建築物の出入口又は窓枠等の天井壁面(15)に
各種のシヤツター(10)を装設する。このシヤツター
(10)を捲上げ、捲下げする捲取シヤフト(2)を左右
の駆動軸受ブラケツト(3)及び従動軸受ブラケツト
(4)によつて架設支持されている。そして、このシヤ
ツター(10)を装設するには、相対する該天井壁面(1
5)(15)に対して第1図及び第2図に示す如く、断面
略L型状の支持受台(5)(5)を螺子等の固着手段を
以て天井壁面(15)(15)に各々固定してある。この支
持受台(5)(5)には、合成樹脂及び合成ゴム等より
なる防振ゴム(6)(6)を少なくとも複数以上載置し
てある。該防振ゴム(6)(6)は、略円形状を有し内
部にボルト等が挿通される貫通孔が形成されている。前
記防振ゴム(6)(6)には、各々上面に金属等よりな
る下部受板(8)(8)を載置する。該支持受台(5)
(5)と該下部受板(8)(8)との間に該防振ゴム
(6)(6)を介在してボルト等により固定してある。
この相対する該下部受板(8)には、左右に跨つて複数
の架設材(7)(7)を架設固定してある。
また、該架設材(7)(7)の端部の上部には、上部
受板(9)(9)を介在して捲取りシヤフト(2)を支
持した左右の駆動軸受ブラケツト(3)と従動軸受ブラ
ケツト(4)とを載置連結している。次に、第2図に示
す符号(11)は、シヤツター開閉器(12)と捲取シヤフ
ト(2)とを連繋するローラーチエーンを示し、(13)
は、シヤツター(10)を誘導する案内レールを示したも
のである。
(考案の効果) この考案は、上記の如く構成されているので、捲取シ
ヤフトを直接に建築物の壁面に装着しないので、建物に
対する振動が従来の如く伝導することがなく大変に静か
となると共に、シヤツター開閉時の騒音も吸収する効果
がある。また、支持受台の装着によつて比較的に駆動軸
受ブラケツトと従動軸受ブラケツトとの取着が容易で不
便な個所にも容易に装設できる便利な効果もある。更
に、この支持受台に対して少なくとも複数の防振ゴムを
載置すると共に、防振ゴムの内部にボルト等を挿通する
貫通孔を形成したので、防振ゴムは移動することなく、
安定して固定される効果がある。また、該防振ゴムは、
上面に下部受板を載置し、この下部受板と該支持受台と
の間に介在固定したので、強固に支持される効果もあ
る。なお、該架設材の上部に上部受板を介在して、該駆
動軸受ブラケツトと従動軸受ブラケツトとを載置連結し
たので、両ブラケツトは安定して支持され、また相対す
る防振ゴム間の左右の支持受台に跨つて架設する架設材
は緩衝して架設される効果と、架設材に載置固定される
駆動軸受ブラケツトと従動軸受ブラケツトも緩衝的に安
定して載せられると云う従来にない優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体の一部欠除した正面図、第2図
は同じく全体の縦断面図、第3図は同じく支持受台と架
設材との一部欠除した平面図である。 符号(2)は捲取シヤフト、(3)は駆動軸受ブラケツ
ト、(4)は従動軸受ブラケツト、(5)は支持受台、
(6)は防振ゴム、(7)は架設材、(8)は下部受
板、(9)は上部受板、(10)はシヤツター、(11)は
ローラーチエーン、(12)はシヤツター開閉器、(13)
は案内レールである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シヤツター(10)を捲上げ、捲下げする捲
    取りシヤフト(2)を左右の駆動軸受ブラケツト(3)
    及び従動軸受ブラケツト(4)によつて架設支持し、天
    井壁面(15)(15)に支持受台(5)(5)を固定し、
    該支持受台(5)(5)には、合成樹脂及び合成ゴムよ
    りなる複数の防振ゴム(6)(6)を載置すると共に、
    該防振ゴム(6)(6)には内部にボルト等を挿通する
    貫通孔を形成し、該防振ゴム(6)(6)の上面に金属
    等の下部受板(8)を載置し、支持受台(5)(5)と
    該下部受板(8)との間に防振ゴム(6)(6)を介在
    してボルトにより固定し、該下部受板(8)には、左右
    に跨つて複数の架設材(7)(7)を架設固定し、該架
    設材(7)(7)の上部には、上部受板(9)(9)を
    介在して捲取シヤフト(2)を支持した左右の該駆動軸
    受ブラケツト(3)と該従動軸受ブラケツト(4)を載
    置連結したことを特徴とする捲上げシヤツターの取着構
    造。
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JPS6354795U (ja) * 1986-09-30 1988-04-12
JP2550574Y2 (ja) * 1986-12-18 1997-10-15 鹿島建設株式会社 低振動・低騒音型シヤツター装置
JPH0524797Y2 (ja) * 1986-12-23 1993-06-23

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