JPH07147Y2 - 洗面台の扉取付構造 - Google Patents
洗面台の扉取付構造Info
- Publication number
- JPH07147Y2 JPH07147Y2 JP1989022921U JP2292189U JPH07147Y2 JP H07147 Y2 JPH07147 Y2 JP H07147Y2 JP 1989022921 U JP1989022921 U JP 1989022921U JP 2292189 U JP2292189 U JP 2292189U JP H07147 Y2 JPH07147 Y2 JP H07147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- washbasin
- frame
- attached
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は洗面台の扉取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、洗面台の内部空間は配管スペースとなっており、
その前面部分には同空間を閉塞する前板が配されてい
る。
その前面部分には同空間を閉塞する前板が配されてい
る。
ところでこの空間部分を物品の収納スペースとして利用
しようとするとき、洗面台の前部に上記前板に代えて扉
を取り付けることが必要となる。
しようとするとき、洗面台の前部に上記前板に代えて扉
を取り付けることが必要となる。
而して洗面台の前部に扉を取り付ける方法として通常採
用される方法は、洗面台の本体フレームに蝶番を直接取
り付けて、かかる蝶番を介して扉を開閉可能に固定する
方法である。
用される方法は、洗面台の本体フレームに蝶番を直接取
り付けて、かかる蝶番を介して扉を開閉可能に固定する
方法である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこの場合には、洗面台の設置現場において
蝶番を一々洗面台の本体フレームに取り付ける作業が必
要であり、しかもこの取付作業は、扉と扉との間に隙間
が生じないように、或いは扉同士が干渉せずに具合良く
動作するように、即ち扉の建付けが良いように微妙な調
整を行いつつ為さなければならず、このために作業に熟
練を要するのみならず、多大な手間と時間とがかかって
しまう不具合がある。
蝶番を一々洗面台の本体フレームに取り付ける作業が必
要であり、しかもこの取付作業は、扉と扉との間に隙間
が生じないように、或いは扉同士が干渉せずに具合良く
動作するように、即ち扉の建付けが良いように微妙な調
整を行いつつ為さなければならず、このために作業に熟
練を要するのみならず、多大な手間と時間とがかかって
しまう不具合がある。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、その要旨は、扉枠に扉を開閉可能に取り付けて
扉ユニットを構成する一方、該扉ユニッットを取り付け
るべき洗面台本体をフレームの組付けによって予め箱型
構造体として構成するとともに、前面側左右の一対の金
属製の縦フレームの各下端とこれより所定高さ高部位と
をそれぞれ上下に配した金属製の横フレームで連結した
形態と成し、前記扉ユニットにおける扉枠を、該下側の
横フレームに形成した床面より高位置の支持面上に載置
する状態でそれら縦フレーム,横フレームにビス等固定
具にて固定し、以て該扉ユニットを洗面台本体に取り付
けたことにある。
であり、その要旨は、扉枠に扉を開閉可能に取り付けて
扉ユニットを構成する一方、該扉ユニッットを取り付け
るべき洗面台本体をフレームの組付けによって予め箱型
構造体として構成するとともに、前面側左右の一対の金
属製の縦フレームの各下端とこれより所定高さ高部位と
をそれぞれ上下に配した金属製の横フレームで連結した
形態と成し、前記扉ユニットにおける扉枠を、該下側の
横フレームに形成した床面より高位置の支持面上に載置
する状態でそれら縦フレーム,横フレームにビス等固定
具にて固定し、以て該扉ユニットを洗面台本体に取り付
けたことにある。
(作用及び考案の効果) このように、本考案は扉自身を直接洗面台の本体フレー
ムに取り付けるのでなく、別途に用意した扉枠に予め取
り付けておき、この扉ユニットを洗面台のフレームに固
定するようにしたものである。而して扉ユニットを工場
等において予め一貫生産しておけば、洗面台の設置現場
においては扉ユニットを洗面台フレームに固定する作業
だけ行えば良い。その際、従来必要であった扉の建付け
の調整作業は不要であり、従って本考案によれば洗面台
の設置現場において熟練者でなくても扉を短時間で簡単
に取り付けることができるようになる。
ムに取り付けるのでなく、別途に用意した扉枠に予め取
り付けておき、この扉ユニットを洗面台のフレームに固
定するようにしたものである。而して扉ユニットを工場
等において予め一貫生産しておけば、洗面台の設置現場
においては扉ユニットを洗面台フレームに固定する作業
だけ行えば良い。その際、従来必要であった扉の建付け
の調整作業は不要であり、従って本考案によれば洗面台
の設置現場において熟練者でなくても扉を短時間で簡単
に取り付けることができるようになる。
この他本考案は以下のような特長を有している。
即ち本考案においては、扉ユニットが洗面台本体におけ
る前面下側の金属製の横フレームに形成された支持面上
に支持された状態で洗面台本体に取り付けられているた
め、長期の間に扉ユニットが経時変化によって変形する
といったことが無く、従って使用途中で扉間に隙間が生
じたり、扉の建付けが悪化したりするといったことが防
止される。
る前面下側の金属製の横フレームに形成された支持面上
に支持された状態で洗面台本体に取り付けられているた
め、長期の間に扉ユニットが経時変化によって変形する
といったことが無く、従って使用途中で扉間に隙間が生
じたり、扉の建付けが悪化したりするといったことが防
止される。
また本考案においては、洗面台本体がフレームの組付け
により箱型構造体として構成されており、しかも前面側
において金属製の左右の一対の縦フレームが、その下端
とそれより所定高さ高部位との2個所において、上下に
配された金属製の横フレームによりそれぞれ連結されて
いて箱型構造体が強化されており、即ち扉ユニットを保
持する洗面台本体が強化構造とされており、このことに
よっても扉ユニットの経時変化による変化が有効に防止
される。
により箱型構造体として構成されており、しかも前面側
において金属製の左右の一対の縦フレームが、その下端
とそれより所定高さ高部位との2個所において、上下に
配された金属製の横フレームによりそれぞれ連結されて
いて箱型構造体が強化されており、即ち扉ユニットを保
持する洗面台本体が強化構造とされており、このことに
よっても扉ユニットの経時変化による変化が有効に防止
される。
更に本考案においては、扉ユニットが木製構造とされた
場合において、かかる扉ユニットが床面より浮いた状態
に取り付けられており、また洗面台本体の縦フレームの
下端同士を連結する横フレーム、即ち水に濡れ易い床付
近の横フレームが金属製であって耐水性を有しているこ
とから、全体として腐食し難い利点も有している。
場合において、かかる扉ユニットが床面より浮いた状態
に取り付けられており、また洗面台本体の縦フレームの
下端同士を連結する横フレーム、即ち水に濡れ易い床付
近の横フレームが金属製であって耐水性を有しているこ
とから、全体として腐食し難い利点も有している。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図において、10は洗面室内部に配設された洗面台で
あって、カウンタ12とカウンタ12の取付穴に嵌込み固定
された洗面器14とを有し、そしてその前部には観音開き
形式の扉16が取り付けられている。第1図及び第3図に
その扉の取付構造が示されている。これらの図において
18は矩形の木製の扉枠であって、この扉枠18に対して上
記扉16が蝶番20によって開閉可能に取り付けられてい
る。
あって、カウンタ12とカウンタ12の取付穴に嵌込み固定
された洗面器14とを有し、そしてその前部には観音開き
形式の扉16が取り付けられている。第1図及び第3図に
その扉の取付構造が示されている。これらの図において
18は矩形の木製の扉枠であって、この扉枠18に対して上
記扉16が蝶番20によって開閉可能に取り付けられてい
る。
第1図中22は洗面台の金属製の縦フレーム、24,26は夫
々横フレームであり、これら横フレーム24,26に対し
て、上記木製扉枠18が下側の横フレーム26の支持面28上
に載置された状態でビス30により止め付けられている。
々横フレームであり、これら横フレーム24,26に対し
て、上記木製扉枠18が下側の横フレーム26の支持面28上
に載置された状態でビス30により止め付けられている。
本例の取付構造によれば、扉16を扉枠18に取り付けて予
めユニット化しておくことができ、洗面台10の設置現場
においては、この扉ユニット25をビス30により横フレー
ム24,26に止め付けるだけで、扉16の取付作業を行うこ
とができる。従って現場においては扉16の建付け調整、
蝶番20の取付調整を行う必要はなく、熟練者でなくても
極めて簡単に扉16の取付作業を行うことができる。
めユニット化しておくことができ、洗面台10の設置現場
においては、この扉ユニット25をビス30により横フレー
ム24,26に止め付けるだけで、扉16の取付作業を行うこ
とができる。従って現場においては扉16の建付け調整、
蝶番20の取付調整を行う必要はなく、熟練者でなくても
極めて簡単に扉16の取付作業を行うことができる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案は上例以外の
他の形態の洗面台に対して適用することも可能である
し、また扉の形態を他の形態とすることも可能であるな
ど、その趣旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識
に基づき種々変更を加えた形態で構成可能である。
他の形態の洗面台に対して適用することも可能である
し、また扉の形態を他の形態とすることも可能であるな
ど、その趣旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識
に基づき種々変更を加えた形態で構成可能である。
第1図は本考案の一実施例である洗面台の扉取付構造の
要部分解斜視図であり、第2図はその洗面台を含む洗面
室内部の斜視図、第3図は第1図の扉取付構造の要部断
面図である。 10:洗面台、16:扉 18:扉枠、22:縦フレーム 24,26:横フレーム 25:扉ユニット
要部分解斜視図であり、第2図はその洗面台を含む洗面
室内部の斜視図、第3図は第1図の扉取付構造の要部断
面図である。 10:洗面台、16:扉 18:扉枠、22:縦フレーム 24,26:横フレーム 25:扉ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】扉枠に扉を開閉可能に取り付けて扉ユニッ
トを構成する一方、該扉ユニットを取り付けるべき洗面
台本体をフレームの組付けによって予め箱型構造体とし
て構成するとともに、前面側左右の一対の金属製の縦フ
レームの各下端とこれより所定高さ高部位とをそれぞれ
上下に配した金属製の横フレームで連結した形態と成
し、前記扉ユニットにおける扉枠を、該下側の横フレー
ムに形成した床面より高位置の支持面上に載置する状態
でそれら縦フレーム,横フレームにビス等固定具にて固
定し、以て該扉ユニットを洗面台本体に取り付けたこと
を特徴とする洗面台の扉取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989022921U JPH07147Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 洗面台の扉取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989022921U JPH07147Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 洗面台の扉取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02112179U JPH02112179U (ja) | 1990-09-07 |
JPH07147Y2 true JPH07147Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31241469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989022921U Expired - Fee Related JPH07147Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 洗面台の扉取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07147Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS537889U (ja) * | 1976-07-07 | 1978-01-23 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1989022921U patent/JPH07147Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02112179U (ja) | 1990-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |