JP2517339Y2 - ホームエレベータ - Google Patents

ホームエレベータ

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JP2517339Y2
JP2517339Y2 JP1988030311U JP3031188U JP2517339Y2 JP 2517339 Y2 JP2517339 Y2 JP 2517339Y2 JP 1988030311 U JP1988030311 U JP 1988030311U JP 3031188 U JP3031188 U JP 3031188U JP 2517339 Y2 JP2517339 Y2 JP 2517339Y2
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JP
Japan
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car
view
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home elevator
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JP1988030311U
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JPH01134686U (ja
Inventor
厚志 加藤
Original Assignee
株式会社 日立ビルシステムサービス
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は個人住宅に設置されるホームエレベータに関
する。
<従来の技術> 近年の住宅事情の変化によつて、各階層をそれぞれの
世代の家族で独立に使用可能な構造の住宅に、各世代の
家族が一緒に住むことが多くなつている。
そして、この種の住宅にもホームエレベータが設置さ
れるようになると、階段の登り降りが危険であるという
理由で従来1階に設けられていた老人用居室を、日当た
りがよく且つ外景の見晴らしもよい上階層に設けること
も行なわれている。
この場合に使用される従来のホームエレベータは、利
用者や荷物の運搬にのみ使用されていた。なお、この種
のエレベータ装置として関連するものが、例えば実開昭
62−26370号公報に開示されている。
<考案が解決しようとする課題> しかし、前述のような多層階の住宅に設置されるホー
ムエレベータは、昇降路を住宅の高さよりも上方まで延
長することが、比較的容易に行なえるので、ホームエレ
ベータを運搬の目的のみでなく、外景の眺望や日光浴の
目的にも使用したいという要求が出されている。
一方で、この種のホームエレベータは個人が長時間に
わたつて専有して使用することが出来るので、例えば老
人が外景や住宅の敷地をのんびりと眺めたり、日光浴の
目的で使用するには最適である。
本考案は、前述したようなこの種のホームエレベータ
の現状を考慮してなされたものであり、その目的は外景
の眺望や日光浴にも使用出来るホームエレベータを提供
することにある。
<課題を解決するための手段> この目的を達成するために、本考案のホームエレベー
タは、かご内から昇降路を介して外景を眺望する眺望手
段と、前記かご内に設けられ、前記かごを前記昇降路内
にあつて所望の位置に一時的に停止させる停止手段、及
びこの停止手段によつて停止した前記かごを通常の運転
状態に復帰させる復帰手段を含む操作手段とを有する構
成となつている。
<作用> 本考案は、例えばかごに設けられている展望窓と、昇
降路に設けられていると透明窓とよりなる眺望手段によ
つて、かご内から外景を眺望することが出来る。この場
合、操作手段に含まれる停止手段によつてかごを昇降路
内において、所望の位置に停止させることにより、希望
する高さからの外景の眺望を楽しむことが出来る。
また、操作手段に含まれる復帰手段によつて、かごの
停止を解除して通常運転状態に復帰させ、かごに日光が
一番差し込む位置を選びながら、かごを移動させて日差
しに合せて最適の日光浴を楽しむことが出来る。
<実施例> 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図を用いて詳
細に説明する。
ここで、第1図乃至第3図は本考案の実施例を説明す
る図で、第1図は縦断面図、第2図は住宅との取付関係
を示す斜視図、第3図は制御回路の要部の構成を示す回
路図である。
第2図に示すように、個人用住宅1の側壁に沿つて昇
降路4が形成され、この昇降路4内を移動自在に、かご
6が昇降路4内に取り付けられている。そして、個人用
住宅1の玄関3横の第1図に示す1階床面1FL及び1階
の住宅とは独立構造の2階の住宅の2階床面2FLに、か
ご6への昇降口が設けられている。
また、第1図に示すように昇降路4内にプランジャー
5が設けられ、このプランジャー5の端部にかご6が固
定され、プランジャー5に駆動されてかご6は昇降路4
内を上昇或は下降するように構成されている。さらに、
かご6の側壁には展望窓7が設けられ、この展望窓7と
対向する昇降路4の側壁には透明窓9が形成されてい
る。
そして、昇降路4は個人用住宅1よりも上方に延長形
成されていて、この延長部分に展望室8が設けられてい
る。
また、制御回路15は第3図に示すように、電源端子
P、N間に上昇走行指令接点10、停止指令リレーの接点
13−b及び走行指令リレー11が互いに直列に接続されて
いる。同様にして、電源端子P、N間に停止釦12及び停
止指令リレー13が互いに直列に接続され、停止釦12に並
列に停止解除釦14及び停止指令リレーの接点13−aが互
いに直列に接続されている。
このような構成の本考案の実施例において、展望窓7
と透明窓9とが眺望手段を構成し、制御回路15が、かご
6を昇降路4内にあつて所望の位置に一時的に停止させ
る停止手段、及びこの停止手段によつて停止したかご6
を通常の運転状態に復帰させる復帰手段を含む操作手段
を構成している。上述した停止手段は、第3図に示す停
止釦12、停止指令リレー13、接点13−a、接点13−bか
ら成り、上述した復帰手段は、同第3図に示す停止解除
釦14から成つている。なお、第3図には乗かご6を上昇
運行させるための制御回路15のみが示されているが、操
作手段には乗かご6を下降運行させるための同様な構成
の制御回路も含まれている。
以上のような構成の本考案の実施例について、その動
作を次に説明する。
本考案のホームエレベータで、外景を眺望し住宅の敷
地内の庭園の風情を楽しみ、或は日光浴を行なおうとす
る場合には、安楽椅子を持ち込んで乗かご6に乗り込
み、図示せぬ上昇釦を操作して乗かご6を展望室8まで
上昇させ、展望室8から眼下に展開する外景を満喫し、
また展望室8の透明窓9から、かご6の展望窓7を通し
てふりそそぐ太陽の光で日光浴を望しむことが出来る。
この場合、昇降路4の途中でかご6を停止させ、その
角度からの外景を眺望したり、或は最適の入射角の日光
での日光浴を楽しもうとするには、所望の位置で停止釦
12を操作する。この停止釦12の操作によつて、停止指令
リレー13がONとなり、接点13−aがONとなるので、電源
端子P、停止解除釦14、設定13−a、停止指令リレー13
及び電源端子Nで閉回路が形成され、停止指令リレー13
は自己保持される。
そして、停止指令リレー13がONとなることで、接点13
−bがOFFとなるために、電源端子P、上昇走行指令接
点10、接点13−b、走行指令リレー11及び電源端子Nで
形成されていた閉回路がOFFとなり、走行指令リレー11
がOFFとなる。このようにして、走行指令リレー11がOFF
となるために、乗かご6は昇降路4内の所望の位置に停
止し、その位置で外景を眺望し或は日光浴を楽しむこと
が出来る。
さらに、この停止位置から乗かご6を上昇させようと
するには、停止解除釦14を操作してOFFとすると停止指
令リレー13がPFFとなり、接点13−bがONに復帰する。
このために、電源端子P、最初の上昇釦の操作でONとな
つている上昇走行指令接点10、接点13−b、走行指令リ
レー11及び電源端子Nで閉回路が形成され、走行指令リ
レー11がONに復帰するので、乗かご6は上昇する。
第3図では上昇運行時の制御回路15のみが示されてい
るが、下降運行時の同様な構成の制御回路が設けられて
いて、乗かご6を下降運行の過程で所望の位置に停止さ
せることも出来る。
このようにして、本考案の実施例では利用者が希望す
る位置で乗かご6を停止させ、その位置からの外景を眺
望し、或は最適の日光の入射角度で日光浴を楽しむこと
が出来る。
<考案の効果> 本考案によると、操作手段によつて昇降路内の所望の
位置に乗かごを停止させ、その位置で眺望手段によつて
外景を眺望し或は日光浴を楽しむことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す縦断面図、第2図
は本考案の実施例の住宅との取付関係を示す斜視図、第
3図は本考案の実施例における制御回路の要部の構成を
示す回路図である。 1FL……1階床面、2FL……2階床面、4……昇降路、5
……プランジャー、6……かご、7……展望窓(眺望手
段)、9……透明窓(眺望手段)、10……上昇走行指令
接点、11……上昇走行指令リレー、12……停止釦(停止
手段・操作手段)、13……停止指令リレー(停止手段・
操作手段)、13−a,13−b……接点(停止手段・操作手
段)、14……停止解除釦(復帰手段・操作手段)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】かご内から昇降路を介して外景を眺望する
    眺望手段と、前記かご内に設けられ、前記かごを前記昇
    降路内にあつて所望の位置に一時的に停止させる停止手
    段、及びこの停止手段によつて停止した前記かごを通常
    の運転状態に復帰させる復帰手段を含む操作手段とを有
    することを特徴とするホームエレベータ。
JP1988030311U 1988-03-09 1988-03-09 ホームエレベータ Expired - Lifetime JP2517339Y2 (ja)

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JPH01134686U JPH01134686U (ja) 1989-09-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2667504B2 (ja) 1989-04-17 1997-10-27 株式会社日立ビルシステム ホームエレベータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5556974A (en) * 1978-10-20 1980-04-26 Hitachi Ltd Cage for observation elevator

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2667504B2 (ja) 1989-04-17 1997-10-27 株式会社日立ビルシステム ホームエレベータ

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