JP2517286B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents
自動販売機の制御装置Info
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- JP2517286B2 JP2517286B2 JP62142650A JP14265087A JP2517286B2 JP 2517286 B2 JP2517286 B2 JP 2517286B2 JP 62142650 A JP62142650 A JP 62142650A JP 14265087 A JP14265087 A JP 14265087A JP 2517286 B2 JP2517286 B2 JP 2517286B2
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は自動販売機の制御装置に関し、特に複数の商
品の連続販売に関するものである。
品の連続販売に関するものである。
(ロ) 従来の技術 一般に複数販売形式の自動販売機は、特公昭56-35232
号公報で示されているように販売後の残額が未だ商品販
売価格より大きいうちは、選択スイッチを操作するごと
に連続販売を可能にするものである。
号公報で示されているように販売後の残額が未だ商品販
売価格より大きいうちは、選択スイッチを操作するごと
に連続販売を可能にするものである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかるに斯かる自動販売機は、種類の異る商品をとり
まぜて購入する場合には便利であるが、同一商品を複数
購入する場合には同じ選択スイッチを繰返し操作しなけ
ればならず非常に煩わしいものとなる。しかも複数販売
を希望する場合に、現在送出動作中の商品の販売価格を
自動販売機が減算した後でなければ、次の商品を連続購
入すべく選択スイッチを押してもこの選択操作は有効と
ならず、選択スイッチの操作時期が規制される欠点があ
った。
まぜて購入する場合には便利であるが、同一商品を複数
購入する場合には同じ選択スイッチを繰返し操作しなけ
ればならず非常に煩わしいものとなる。しかも複数販売
を希望する場合に、現在送出動作中の商品の販売価格を
自動販売機が減算した後でなければ、次の商品を連続購
入すべく選択スイッチを押してもこの選択操作は有効と
ならず、選択スイッチの操作時期が規制される欠点があ
った。
上記点より本発明は、同一商品を複数販売する場合
に、選択スイッチを一回押すだけにて投入金額で購入可
能な数の商品を連続して販売することができる自動販売
機の制御装置を提供するものである。
に、選択スイッチを一回押すだけにて投入金額で購入可
能な数の商品を連続して販売することができる自動販売
機の制御装置を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明による自動販売機
の制御装置は、投入金額と商品販売価格とを比較して販
売可能商品を決定する比較装置と、商品種類毎に設ける
商品の選択スイッチと、販売可能商品に対して選択スイ
ッチが操作されると当該商品についての販売価格が選択
されたことを示す信号を出力する価格指示信号出力装置
と、複数販売指定スイッチと、該複数販売指定スイッチ
が操作された後の前記選択スイッチの操作に基づき前記
投入金額を前記価格指示信号出力装置の出力する信号が
示す販売価格にて割算して販売個数を演算する演算装置
と、少なくとも商品種類毎に一つ設けられ収納している
商品を一つづつ送出するために駆動する販売駆動装置
と、複数販売指定スイッチが操作された後の前記選択ス
イッチの操作に基づいて該選択スイッチに対応する商品
種類の販売駆動装置を前記演算装置にて演算した販売個
数を販売するだけ駆動する販売制御装置とを具備してい
る。
の制御装置は、投入金額と商品販売価格とを比較して販
売可能商品を決定する比較装置と、商品種類毎に設ける
商品の選択スイッチと、販売可能商品に対して選択スイ
ッチが操作されると当該商品についての販売価格が選択
されたことを示す信号を出力する価格指示信号出力装置
と、複数販売指定スイッチと、該複数販売指定スイッチ
が操作された後の前記選択スイッチの操作に基づき前記
投入金額を前記価格指示信号出力装置の出力する信号が
示す販売価格にて割算して販売個数を演算する演算装置
と、少なくとも商品種類毎に一つ設けられ収納している
商品を一つづつ送出するために駆動する販売駆動装置
と、複数販売指定スイッチが操作された後の前記選択ス
イッチの操作に基づいて該選択スイッチに対応する商品
種類の販売駆動装置を前記演算装置にて演算した販売個
数を販売するだけ駆動する販売制御装置とを具備してい
る。
(ホ) 作用 自動販売機に所定金額が投入されると、比較装置は販
売可能な商品を決定する。そして選択スイッチが操作さ
れて、これに対応する商品が販売可能であると、価格指
示信号出力装置は、この商品についての販売価格が選択
されたことを示す信号を出力する。演算装置は、このと
き複数販売指定スイッチが操作されていると、価格指示
信号の入力により投入金属をこの信号が示す販売価格に
て割算し、販売個数を演算する。そして販売制御装置は
選択スイッチの演算装置にて、該スイッチに対応する販
売駆動装置を演算装置にて演算の販売個数に応じただけ
付勢する。したがって所定金額の投入後、複数販売指定
スイッチが操作されて且つ選択スイッチが操作される
と、投入金額に応じた数の商品が連続して送出される。
売可能な商品を決定する。そして選択スイッチが操作さ
れて、これに対応する商品が販売可能であると、価格指
示信号出力装置は、この商品についての販売価格が選択
されたことを示す信号を出力する。演算装置は、このと
き複数販売指定スイッチが操作されていると、価格指示
信号の入力により投入金属をこの信号が示す販売価格に
て割算し、販売個数を演算する。そして販売制御装置は
選択スイッチの演算装置にて、該スイッチに対応する販
売駆動装置を演算装置にて演算の販売個数に応じただけ
付勢する。したがって所定金額の投入後、複数販売指定
スイッチが操作されて且つ選択スイッチが操作される
と、投入金額に応じた数の商品が連続して送出される。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明による自動販売機の制御回路をブロッ
ク図にて示し、(1)は500円・100円・50円・10円の貨
幣種類毎の投入貨幣信号に基づき投入金額を演算するカ
ウンタ、(10)は3通りの商品販売価格SP1・SP2・SP3
が設定される価格設定装置である。本例ではA・B・C3
種類の商品をa・a′・b・cの4コラム列にて販売す
るものであるが、A商品はa,a′の二つのコラム列、B
商品及びC商品は夫々b・cコラム列で販売するもので
ある。そして(2)は投入金額と3通りの商品販売価格
とを順次比較して販売可能商品を判定する比較装置、
(3)(4)(5)(6)はa・a′・b・cの各コラ
ムに対応して設けられる選択スイッチ、(11)は選択価
格信号出力回路、(12)(13)(14)は3通りの販売価
格SP1・SP2・SP3がそれぞれ選択されたことを示す価格
指示信号出力装置である。価格指示信号出力装置(12)
(13)(14)は、比較装置(2)より出力される販売可
出力と選択価格信号出力回路(11)よりの選択価格信号
を二入力とするANDゲートにて構成している。(8)は
演算装置で通常の単数販売時には投入金額より選択商品
販売価格を減算するものであるが、複数販売指定スイッ
チ(7)の操作で投入金額を選択商品販売価格で割算す
るようになっている。更に(32)は演算装置(8)に示
される金額の払出制御を行う釣銭払出制御装置である。
そして(9)は販売制御装置で単数販売時には選択スイ
ッチ(3)(4)(5)(6)の操作に基づき販売駆動
装置(15)(16)(17)(18)を制御するが、複数販売
指定スイッチ(7)が操作されると演算装置(8)によ
る割算の値に基づき販売駆動装置(15)(16)(17)
(18)を制御して複数販売を達成するものである。
ク図にて示し、(1)は500円・100円・50円・10円の貨
幣種類毎の投入貨幣信号に基づき投入金額を演算するカ
ウンタ、(10)は3通りの商品販売価格SP1・SP2・SP3
が設定される価格設定装置である。本例ではA・B・C3
種類の商品をa・a′・b・cの4コラム列にて販売す
るものであるが、A商品はa,a′の二つのコラム列、B
商品及びC商品は夫々b・cコラム列で販売するもので
ある。そして(2)は投入金額と3通りの商品販売価格
とを順次比較して販売可能商品を判定する比較装置、
(3)(4)(5)(6)はa・a′・b・cの各コラ
ムに対応して設けられる選択スイッチ、(11)は選択価
格信号出力回路、(12)(13)(14)は3通りの販売価
格SP1・SP2・SP3がそれぞれ選択されたことを示す価格
指示信号出力装置である。価格指示信号出力装置(12)
(13)(14)は、比較装置(2)より出力される販売可
出力と選択価格信号出力回路(11)よりの選択価格信号
を二入力とするANDゲートにて構成している。(8)は
演算装置で通常の単数販売時には投入金額より選択商品
販売価格を減算するものであるが、複数販売指定スイッ
チ(7)の操作で投入金額を選択商品販売価格で割算す
るようになっている。更に(32)は演算装置(8)に示
される金額の払出制御を行う釣銭払出制御装置である。
そして(9)は販売制御装置で単数販売時には選択スイ
ッチ(3)(4)(5)(6)の操作に基づき販売駆動
装置(15)(16)(17)(18)を制御するが、複数販売
指定スイッチ(7)が操作されると演算装置(8)によ
る割算の値に基づき販売駆動装置(15)(16)(17)
(18)を制御して複数販売を達成するものである。
第2図は販売制御装置(9)の具体的構成例を示して
いるが、単数販売時の作用は従来周知のためこの部分の
構成は省略されている。同図に於いて、(19)は減算カ
ウンタ、(20)は減算カウンタ(19)の計数値が所定の
条件であるかを検出するデコーダ、(21)は複数販売指
定スイッチ(7)の操作によりセットするフリップフロ
ップ回路、(22)(23)(24)は夫々第1図におけるAN
Dゲート(12)(13)(14)の出力とフリップフロップ
回路(21)の出力Qとを二入力とするANDゲート、(2
5)(26)(27)はフリップフロップ回路、(28)(2
9)(30)(31)は夫々フリップフロップ回路(25)(2
6)(27)の出力Qとデコーダ(20)の所定の検出々力
を二入力とするANDゲートである。そして(32)(33)
(34)(35)はANDゲート(28)(29)(30)(31)よ
り出力が発生している間、所定のタイマ動作を繰返すタ
イマ回路で、タイマ時間は夫々販売駆動装置(15)(1
6)(17)(18)が商品一つを送出するのに必要な駆動
時間に設定されている。また減算カウンタ(19)はタイ
マ回路(32)(33)(34)(35)の出力の立上がりにて
減算を行うが、タイマ回路(32)(33)の出力が同時に
立上がった場合に遅延回路(36)は一方を遅延して出力
するものである。
いるが、単数販売時の作用は従来周知のためこの部分の
構成は省略されている。同図に於いて、(19)は減算カ
ウンタ、(20)は減算カウンタ(19)の計数値が所定の
条件であるかを検出するデコーダ、(21)は複数販売指
定スイッチ(7)の操作によりセットするフリップフロ
ップ回路、(22)(23)(24)は夫々第1図におけるAN
Dゲート(12)(13)(14)の出力とフリップフロップ
回路(21)の出力Qとを二入力とするANDゲート、(2
5)(26)(27)はフリップフロップ回路、(28)(2
9)(30)(31)は夫々フリップフロップ回路(25)(2
6)(27)の出力Qとデコーダ(20)の所定の検出々力
を二入力とするANDゲートである。そして(32)(33)
(34)(35)はANDゲート(28)(29)(30)(31)よ
り出力が発生している間、所定のタイマ動作を繰返すタ
イマ回路で、タイマ時間は夫々販売駆動装置(15)(1
6)(17)(18)が商品一つを送出するのに必要な駆動
時間に設定されている。また減算カウンタ(19)はタイ
マ回路(32)(33)(34)(35)の出力の立上がりにて
減算を行うが、タイマ回路(32)(33)の出力が同時に
立上がった場合に遅延回路(36)は一方を遅延して出力
するものである。
上記構成に依る動作を説明する。先ず自動販売機に貨
幣が投入されて、投入貨幣信号C500・C100・C50・C
10に基づきカウンタ(1)が投入金額を演算すると、比
較装置(2)は投入金額と価格設定装置(10)に設定さ
れている三通りの商品販売価格SP1・SP2・SP3を順次比
較して販売の可能性を判定する。そして比較装置(2)
は販売可能な商品販売価格SP1・SP2・SP3に対して販売
信号V1・V2・V3を出力する。一方顧客が何れかの選
択スイッチ(3)(4)(5)(6)を操作すると、こ
れに対応する選択信号Sa・Sa′・Sb・Scが発生して選択
価格信号出力回路(11)及び販売制御装置(9)へ導入
される。選択価格信号出力回路(11)は本例ではa,a′
コラム列の収納商品が同一商品であるために選択信号Sa
或いはSa′が入力すると選択価格信号P1をANDゲート
(12)へ出力し、また選択信号Sc・Sdが入力すると選択
価格信号P2・P3を夫々ANDゲート(13)(14)へ出力
する。そして選択スイッチ(3)(4)(5)(6)の
操作による選択商品が販売可能な場合、販売信号V1・
V2・V3と選択価格信号P1・P2・P3とでANDゲート
(12)(13)(14)に出力が発生する。いま投入金額内
で購入可能なaコラム列の商品が選択されたとすると、
ANDゲート(12)の出力が演算装置(8)及び販売制御
装置(9)へ導入される。演算装置(8)では投入金額
より販売価格SP1の減算を行なって、残額が有る場合に
この額を釣銭払出制御装置(32)へ導入する。また販売
制御装置(9)はANDゲート(12)の出力と選択信号Sa
の入力で販売駆動装置(15)を一定時間駆動させてaコ
ラム列のA商品の販売制御を行う。またa′コラム列の
商品が選択された場合、販売制御装置(9)は選択信号
SbとANDゲート(12)よりの出力で販売駆動装置(16)
を駆動させ、選択信号ScとANDゲート(13)よりの出力
では販売駆動装置(17)、選択信号SbとANDゲート(1
4)よりの出力では販売駆動装置(18)を夫々一定時間
駆動させる。
幣が投入されて、投入貨幣信号C500・C100・C50・C
10に基づきカウンタ(1)が投入金額を演算すると、比
較装置(2)は投入金額と価格設定装置(10)に設定さ
れている三通りの商品販売価格SP1・SP2・SP3を順次比
較して販売の可能性を判定する。そして比較装置(2)
は販売可能な商品販売価格SP1・SP2・SP3に対して販売
信号V1・V2・V3を出力する。一方顧客が何れかの選
択スイッチ(3)(4)(5)(6)を操作すると、こ
れに対応する選択信号Sa・Sa′・Sb・Scが発生して選択
価格信号出力回路(11)及び販売制御装置(9)へ導入
される。選択価格信号出力回路(11)は本例ではa,a′
コラム列の収納商品が同一商品であるために選択信号Sa
或いはSa′が入力すると選択価格信号P1をANDゲート
(12)へ出力し、また選択信号Sc・Sdが入力すると選択
価格信号P2・P3を夫々ANDゲート(13)(14)へ出力
する。そして選択スイッチ(3)(4)(5)(6)の
操作による選択商品が販売可能な場合、販売信号V1・
V2・V3と選択価格信号P1・P2・P3とでANDゲート
(12)(13)(14)に出力が発生する。いま投入金額内
で購入可能なaコラム列の商品が選択されたとすると、
ANDゲート(12)の出力が演算装置(8)及び販売制御
装置(9)へ導入される。演算装置(8)では投入金額
より販売価格SP1の減算を行なって、残額が有る場合に
この額を釣銭払出制御装置(32)へ導入する。また販売
制御装置(9)はANDゲート(12)の出力と選択信号Sa
の入力で販売駆動装置(15)を一定時間駆動させてaコ
ラム列のA商品の販売制御を行う。またa′コラム列の
商品が選択された場合、販売制御装置(9)は選択信号
SbとANDゲート(12)よりの出力で販売駆動装置(16)
を駆動させ、選択信号ScとANDゲート(13)よりの出力
では販売駆動装置(17)、選択信号SbとANDゲート(1
4)よりの出力では販売駆動装置(18)を夫々一定時間
駆動させる。
次に選択スイッチと同時に複数販売指定スイッチ
(7)が操作された場合の動作について説明する。この
場合比較装置(2)よりの販売信号V1・V2・V3と選
択価格信号出力回路(11)よりの選択価格信号P1・P2
・P3の出力にて選択された商品価格に対応する何れか
のANDゲート(12)(13)(14)に出力が生じると、演
算装置(8)は投入金額より選択商品販売価格を割算し
て残りの額を釣銭払出制御装置(32)へ導入し、且つ割
算の値nを複数販売可能個数として販売制御装置(9)
へ導入する。したがって販売制御装置(9)の減算カウ
ンタ(19)はnにセットされる。またフリップフロップ
回路(21)は複数販売指定スイッチ(7)の操作にてセ
ットしており、販売可能な商品が選択されて何れかのAN
Dゲート(12)(13)(14)より出力が生じると、対応
するANDゲート(22)(23)(24)の出力でフリップフ
ロップ回路(25)(26)(27)がセットする。いまaコ
ラム列に対応する選択スイッチ(3)が操作されたもの
とすると、ANDゲート(12)の出力とフリップフロップ
回路(21)の出力QとでANDゲート(22)に出力が得ら
れフリップフロップ回路(25)がセットする。そしてカ
ウンタ(19)にセットされた複数販売可能個数nが3と
すると、デコーダ(20)はn≧2を示す検出々力をAND
ゲート(29)に出力する。したがってANDゲート(29)
はフリップフロップ回路(25)の出力Qとで論理積が得
られてタイマ回路(32)(33)に出力を及ぼし、販売駆
動装置(15)(16)は同時に駆動して夫々のコラム列よ
り商品が一つづつ同時に送出される。またタイマ回路
(32)(33)の各立上がり信号は遅延回路(36)にて間
隔をおいてORゲート(38)を介しカウンタ(19)へ導入
され、カウンタ(19)は1づつ2回減算を行って1を計
数する。しかしてデコーダ(20)がn=1を示す検出々
力を発生すると、スリップフロップ回路(25)の出力Q
にてANDゲート(28)に出力が得られてORゲート(37)
を介しタイマ回路(32)に導入され、タイマ回路(32)
の動作により販売駆動装置(15)のみが動作して商品を
送出する。そしてタイマ回路(32)の立上がり信号にて
カウンタ(19)は1を減算して0となり、デコーダ(2
0)のn=0を示す検出々力にてフリップフロップ回路
(21)(25)(26)(27)が全てリセットされ初期状態
となる。このようにして複数販売可能個数が3個の場
合、aコラム列に対応する選択スイッチ(3)を一回押
すだけで先ず販売駆動装置(15)(16)を共に動作さ
せ、次に販売駆動装置(15)のみを動作させることで3
個の商品を販売するものである。また複数販売可能個数
が4個以上の場合には、タイマ回路(32)(33)が夫々
所定のタイマ動作を行ってカウンタ(19)が2を減算し
ても未だ計数値が2以上のために、デコーダ(20)はn
≧2を示す検出々力を生じておりタイマ回路(32)(3
3)は再びタイマ動作を行う。したがって同一商品が複
数のコラム列で収納されている場合には複数販売可能個
数に応じて各コラム列より同時に商品を取出すものであ
る。尚、a′コラム列に対応する選択スイッチ(4)が
押されても上記と同様な動作となる。
(7)が操作された場合の動作について説明する。この
場合比較装置(2)よりの販売信号V1・V2・V3と選
択価格信号出力回路(11)よりの選択価格信号P1・P2
・P3の出力にて選択された商品価格に対応する何れか
のANDゲート(12)(13)(14)に出力が生じると、演
算装置(8)は投入金額より選択商品販売価格を割算し
て残りの額を釣銭払出制御装置(32)へ導入し、且つ割
算の値nを複数販売可能個数として販売制御装置(9)
へ導入する。したがって販売制御装置(9)の減算カウ
ンタ(19)はnにセットされる。またフリップフロップ
回路(21)は複数販売指定スイッチ(7)の操作にてセ
ットしており、販売可能な商品が選択されて何れかのAN
Dゲート(12)(13)(14)より出力が生じると、対応
するANDゲート(22)(23)(24)の出力でフリップフ
ロップ回路(25)(26)(27)がセットする。いまaコ
ラム列に対応する選択スイッチ(3)が操作されたもの
とすると、ANDゲート(12)の出力とフリップフロップ
回路(21)の出力QとでANDゲート(22)に出力が得ら
れフリップフロップ回路(25)がセットする。そしてカ
ウンタ(19)にセットされた複数販売可能個数nが3と
すると、デコーダ(20)はn≧2を示す検出々力をAND
ゲート(29)に出力する。したがってANDゲート(29)
はフリップフロップ回路(25)の出力Qとで論理積が得
られてタイマ回路(32)(33)に出力を及ぼし、販売駆
動装置(15)(16)は同時に駆動して夫々のコラム列よ
り商品が一つづつ同時に送出される。またタイマ回路
(32)(33)の各立上がり信号は遅延回路(36)にて間
隔をおいてORゲート(38)を介しカウンタ(19)へ導入
され、カウンタ(19)は1づつ2回減算を行って1を計
数する。しかしてデコーダ(20)がn=1を示す検出々
力を発生すると、スリップフロップ回路(25)の出力Q
にてANDゲート(28)に出力が得られてORゲート(37)
を介しタイマ回路(32)に導入され、タイマ回路(32)
の動作により販売駆動装置(15)のみが動作して商品を
送出する。そしてタイマ回路(32)の立上がり信号にて
カウンタ(19)は1を減算して0となり、デコーダ(2
0)のn=0を示す検出々力にてフリップフロップ回路
(21)(25)(26)(27)が全てリセットされ初期状態
となる。このようにして複数販売可能個数が3個の場
合、aコラム列に対応する選択スイッチ(3)を一回押
すだけで先ず販売駆動装置(15)(16)を共に動作さ
せ、次に販売駆動装置(15)のみを動作させることで3
個の商品を販売するものである。また複数販売可能個数
が4個以上の場合には、タイマ回路(32)(33)が夫々
所定のタイマ動作を行ってカウンタ(19)が2を減算し
ても未だ計数値が2以上のために、デコーダ(20)はn
≧2を示す検出々力を生じておりタイマ回路(32)(3
3)は再びタイマ動作を行う。したがって同一商品が複
数のコラム列で収納されている場合には複数販売可能個
数に応じて各コラム列より同時に商品を取出すものであ
る。尚、a′コラム列に対応する選択スイッチ(4)が
押されても上記と同様な動作となる。
一方B商品及びC商品のごとく夫々コラム列が一本づ
つの場合における複数販売動作を説明する。いま投入金
額がB商品の販売価格SP2以上で比較装置(2)より販
売信号V2が生じている状態で選択スイッチ(5)が押
されて選択価格信号P2が発生すると、ANDゲート(13)
に出力が得られフリップフロップ回路(21)の出力Qに
てANDゲート(23)が出力を発生しフリップフロップ回
路(26)がセットする。そしてカウンタ(19)の計数値
は1以上のためにデコーダ(20)はn≧1を示す検出々
力を生じており、ANDゲート(30)に出力が得られてタ
イマ回路(34)が動作し販売駆動装置(17)が駆動して
bコラム列より商品が送出される。またタイマ回路(3
4)の立上がり出力はORゲート(38)を介しカウンタ(1
9)へ導入されて、カウンタ(19)は1を減算する。し
かして減算後のカウンタ(19)の値が未だ1以上である
と、タイマ動作を終了したタイマ回路(34)はANDゲー
ト(30)の出力にて再び動作を開始する。このように選
択された商品のコラム列が一本の場合には選択スイッチ
の一回の操作にて、演算装置(8)で割算にて算出した
複数販売可能個数に応じた回数だけ販売駆動装置を繰返
し動作させ連続販売を達成する。そしてタイマ装置(3
4)が所定回数動作してカウンタ(19)が0を計数する
と、デコーダ(20)のn=0を示す検出々力にてフリッ
プフロップ回路(21)(25)(26)(27)がリセットさ
れて初期状態となる。
つの場合における複数販売動作を説明する。いま投入金
額がB商品の販売価格SP2以上で比較装置(2)より販
売信号V2が生じている状態で選択スイッチ(5)が押
されて選択価格信号P2が発生すると、ANDゲート(13)
に出力が得られフリップフロップ回路(21)の出力Qに
てANDゲート(23)が出力を発生しフリップフロップ回
路(26)がセットする。そしてカウンタ(19)の計数値
は1以上のためにデコーダ(20)はn≧1を示す検出々
力を生じており、ANDゲート(30)に出力が得られてタ
イマ回路(34)が動作し販売駆動装置(17)が駆動して
bコラム列より商品が送出される。またタイマ回路(3
4)の立上がり出力はORゲート(38)を介しカウンタ(1
9)へ導入されて、カウンタ(19)は1を減算する。し
かして減算後のカウンタ(19)の値が未だ1以上である
と、タイマ動作を終了したタイマ回路(34)はANDゲー
ト(30)の出力にて再び動作を開始する。このように選
択された商品のコラム列が一本の場合には選択スイッチ
の一回の操作にて、演算装置(8)で割算にて算出した
複数販売可能個数に応じた回数だけ販売駆動装置を繰返
し動作させ連続販売を達成する。そしてタイマ装置(3
4)が所定回数動作してカウンタ(19)が0を計数する
と、デコーダ(20)のn=0を示す検出々力にてフリッ
プフロップ回路(21)(25)(26)(27)がリセットさ
れて初期状態となる。
(ト) 発明の効果 本発明によると、複数販売指定スイッチの操作にて同
一商品の複数販売可能個数を割算にて演算するものであ
る。したがって複数販売指定スイッチを操作したあとに
選択スイッチを一回押すだけで販売可能個数分だけその
コラムの販売駆動装置を連続して駆動することができ、
順次販売が可能となる。
一商品の複数販売可能個数を割算にて演算するものであ
る。したがって複数販売指定スイッチを操作したあとに
選択スイッチを一回押すだけで販売可能個数分だけその
コラムの販売駆動装置を連続して駆動することができ、
順次販売が可能となる。
第1図は本発明に依る自動販売機の制御回路を示すブロ
ック図、第2図は販売制御装置の具体的構成を示すブロ
ック図である。 (1)……カウンタ、(2)……比較装置、(3)
(4)(5)(6)……選択スイッチ、(7)……複数
販売指定スイッチ、(8)……演算装置、(9)……販
売制御装置、(12)(13)(14)……価格指示信号出力
装置(ANDゲート)。
ック図、第2図は販売制御装置の具体的構成を示すブロ
ック図である。 (1)……カウンタ、(2)……比較装置、(3)
(4)(5)(6)……選択スイッチ、(7)……複数
販売指定スイッチ、(8)……演算装置、(9)……販
売制御装置、(12)(13)(14)……価格指示信号出力
装置(ANDゲート)。
Claims (1)
- 【請求項1】投入金額と商品販売価格とを比較して販売
可能商品を決定する比較装置と、商品種類毎に設ける商
品の選択スイッチと、販売可能商品に対して選択スイッ
チが操作されると当該商品についての販売価格が選択さ
れたことを示す信号を出力する価格指示信号出力装置
と、複数販売指定スイッチと、該複数販売指定スイッチ
が操作された後の前記選択スイッチの操作に基づき前記
投入金額を前記価格指示信号出力装置の出力する信号が
示す販売価格にて割算して販売個数を演算する演算装置
と、少なくとも商品種類毎に一つ設けられ収納している
商品を一つづつ送出するために駆動する販売駆動装置
と、複数販売指定スイッチが操作された後の前記選択ス
イッチの操作に基づいて該選択スイッチに対応する商品
種類の販売駆動装置を前記演算装置にて演算した販売個
数を販売するだけ駆動する販売制御装置とから成る自動
販売機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62142650A JP2517286B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 自動販売機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62142650A JP2517286B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 自動販売機の制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2111683A Division JPS59170991A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 自動販売機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118989A JPH01118989A (ja) | 1989-05-11 |
JP2517286B2 true JP2517286B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15320292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62142650A Expired - Lifetime JP2517286B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 自動販売機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517286B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5119595A (en) * | 1974-08-09 | 1976-02-16 | Tsukasa Kiko Kk | Fukusumaino jidokenbaiki |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP62142650A patent/JP2517286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01118989A (ja) | 1989-05-11 |
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