JP2664361B2 - 自動販売機の表示装置 - Google Patents

自動販売機の表示装置

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JP2664361B2
JP2664361B2 JP58216505A JP21650583A JP2664361B2 JP 2664361 B2 JP2664361 B2 JP 2664361B2 JP 58216505 A JP58216505 A JP 58216505A JP 21650583 A JP21650583 A JP 21650583A JP 2664361 B2 JP2664361 B2 JP 2664361B2
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哲孝 金子
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は収納販売する商品の製造日を表示するよう成
された自動販売機の表示装置に関する。 (ロ) 従来技術 従来から乳飲料等を販売する自動販売機では、収納販
売する商品の製造日を表示するとことを義務づけられて
おり、商品の製造日を表示する表示装置を自動販売機の
前面に設けて表示し、商品を補充する度に該表示装置を
操作してその商品の製造日に変更することが必要であ
る。従って例えば5種類の商品を収納販売するよう構成
された自動販売機では、その収納販売する商品に対応し
て5個の日付表示器が設けられており、それぞれの商品
の製造日に変更出来るよう成されている。即ち収納する
商品の製造された日付は必ずしも一致するものではない
ため、収納する商品の収納コラム毎に日付表示器を設
け、商品の装填の度に該商品に対応した日付表示器を操
作して商品の製造日を表示するよう成されている。しか
しながら、これらの表示装置は自動販売機前面の商品展
示室内等に商品選択ボタン数と同数設けられ、かつダイ
ヤルリングを1桁ずつ回動操作して日付設定する構成で
あるため、数多くの表示器が必要となるとともに設置部
が広く必要となる欠点を有し、また日付の設定操作に極
めて手間のかかる欠点を生じていた。なお、この種の従
来例として実開昭55−128171号が挙げられる。 (ハ) 発明の目的 本発明は上記の点から日付設定が容易に出来、設置部
を広く必要としない表示装置を提供するものである。 (ニ) 発明の構成 投入金額及び販売後の残額を演算する演算装置と、販
売コラム毎に収納した商品の製造日を入力装置からの信
号により設定する日付設定装置と、商品収納庫内の温度
を検出する温度検出装置と、前記販売コラムに対応して
設けられる選択スイッチと、前記演算装置による演算額
と前記日付設定装置による製造日及び前記温度検出装置
による庫内温度を表示可能な表示装置と、該表示装置に
よる前記演算額と製造日と庫内温度の表示を制御する表
示制御装置とを具備して成り、前記表示装置は自動販売
機に貨幣が投入されていない場合に前記庫内温度を前記
表示装置に表示するように制御し、また貨幣が投入され
ていない場合にて前記選択スイッチが操作されると該当
する前記販売コラムに対し設定されている製造日を前記
表示装置に表示するように制御するとともに、前記演算
装置による演算額が0円以外になると該演算額を前記表
示装置に表示するよう制御することを特徴とした自動販
売機の表示装置。 (ホ) 実施例 図は本発明による自動販売機の制御回路をブロック図
にて示し、(1)は500円・100円・50円・10円の貨幣種
類毎の投入貨幣信号C500・C100・C50・C10に基づき投入
金額を演算し、かつ販売可能商品の選択後の残額を演算
する演算装置、(2)は演算装置(1)によって示され
る金額の払出しを制御する釣銭払出制御装置、(3)
(4)(5)は3種類の商品のそれぞれ対応する選択ス
イッチ、(6)は選択スイッチ(3)(4)(5)の操
作により選択信号S1・S2・S3を発生する選択信号出力回
路、(7)は価格設定装置で例えばメモリで構成されて
キーボード等により設定される販売コラム毎の価格を記
憶し、選択信号S1・S2・S3の入力に応じてこれらの価格
情報を出力するものである。選択スイッチ(3)(4)
(5)は常時信号が供給されており、押圧により信号を
選択信号出力回路(6)へ出力するものである。そして
(8)は演算装置(1)での演算金額と価格設定装置
(7)から導入される価格情報とを比較して販売可能信
号Vを出力する比較装置、(9)(10)(11)はそれぞ
れ商品種類に対応する選択信号S1・S2・S3と販売可能信
号Vとを二入力とするANDゲート、(12)(13)(14)
は販売制御装置で、本実施例ではANDゲート(9)(1
0)(11)の出力にて所定時間タイマ動作するタイマ回
路にて構成されている。(15)(16)(17)はタイマ回
路(12)(13)(14)のタイマ動作期間中駆動して商品
を送出する販売駆動装置である。またANDゲート(9)
(10)(11)の出力がORゲート(18)を通して導入され
ると、演算装置(1)は演算額から価格設定装置(7)
により導入されている選択商品額を減算するように成っ
ている。(19)は日付設定装置で例えばメモリで構成さ
れてキーボード等の入力装置(20)により設定される販
売コラム毎の製造日を記憶し、選択信号S1・S2・S3の入
力に応じてこれら日付情報を出力するものである。(2
1)は販売コラムを収納した商品収納庫内の温度を検出
し温度情報を出力する温度検出装置。(22)は演算装置
(1)の演算金額情報と日付設定装置(19)の日付情報
及び温度検出装置(21)の温度情報の何れかを出力する
切換装置。(23)は切換装置(22)から導入される演算
金額情報または日付情報または温度情報の表示制御を行
う表示制御装置。(24)は7個の表示器(24A)(24B)
(24C)(24D)(24E)(24F)(24G)から成る表示装
置で、自動販売機の外から見えるよう前面に取付けられ
ている。そして切換装置(22)は、当入金額が0円のと
きに演算装置(1)から出力される“0"円信号の入力時
に、温度検出装置(21)より出力される温度情報が導入
されると温度情報を表示制御装置(23)へ出力し、また
“0"円信号入力時に入力装置(20)より出力される日付
設定信号或いは選択信号出力回路(6)から出力される
選択信号S1・S2・S3の何れかを入力すると、日付設定装
置(19)から出力される日付情報を導入して該日付情報
を表示制御装置(23)へ出力する。また更に切換装置
(22)は、演算装置(1)による演算額が0円以外にな
ると演算装置(1)から出力される演算金額情報を表示
制御装置(23)へ出力するように構成されている。 上記構成による動作を説明するが、先ず通常の自動販
売について述べる。自動販売機に貨幣が投入されると、
投入貨幣信号C500・C100・C50・C10に基づき演算装置
(1)が投入金額を演算する。そして演算金額情報は切
換装置(22)を通して表示制御装置(23)へ導入され、
表示制御装置(23)は演算金額情報に基づき投入金額の
各桁の数字を表示する表示器(24A)(24B)(24C)(2
4D)及び「¥」表示する表示器(24F)毎に表示データ
を順次出力すると共に表示する表示器(24A)(24B)
(24C)(24D)(24F)に応じてディジット信号を出力
してパルス点灯させる。そして顧客が何れかの選択スイ
ッチ(3)(4)(5)を操作すると、選択信号出力回
路(6)は選択信号を価格設定装置(7)に出力する。
いま選択スイッチ(3)が操作されたものとすると選択
信号S1が選択信号出力回路(6)より出力され、価格設
定装置(7)は価格情報を比較装置(8)に出力し、比
較装置(8)は投入金額と販売価格とを比較して販売の
可能性を判定する。そして投入金額でこの商品が販売可
能な場合に販売可信号Vが発生し、ANDゲート(9)は
販売可能信号Vと選択信号S1とで出力を生じタイマ回路
(12)は所定のタイマ期間中、販売駆動装置(15)を動
作させ選択商品を送出する。一方、ANDゲート(9)の
出力がORゲート(18)を通し導入されると、演算装置
(1)は投入金額より選択商品の販売価格を減算する。
この減算後、演算装置(1)は残額情報を釣銭払出制御
装置(2)へ導入し残額は釣銭として払出される。また
この残額情報も切換装置(22)によって表示制御装置
(23)へ導入され、表示制御装置(23)は残額の表示制
御を行ない残額が「0円」となると、演算装置(1)か
らの出力情報がなくなる。そして演算装置(1)は自動
販売機に貨幣が投入されていない状態の販売待機状態で
あることを示す“0"円信号を発生する。この“0"円信号
の発生により温度検出装置(21)からの温度情報が切換
装置(22)を通して表示制御装置(23)に出力され、表
示制御装置(23)は温度情報に基づき表示装置(24)に
庫内温度を表示する。即ち温度の各桁の数字を表示する
表示器(24C)(24D)と「℃」表示する表示器(24E)
毎に表示データを順次出力すると共に表示する表示器
(24C)(24D)(24E)に応じてディジット信号を出力
しパルス点灯させる。 そしてこの“0"円信号発生時において、日付設定によ
る入力装置(20)からの日付設定信号がORゲート(25)
より入力されると、切換装置(22)は何れかの選択スイ
ッチ(3)(4)(5)の操作により温度検出装置(2
1)からの温度情報の出力を停止し、日付設定装置(1
9)に発生する対応の日付情報を表示制御装置(23)に
出力する。したがって表示制御装置(23)は日付情報に
基づき製造日の数字を表示する表示器(24A)(24B)
(24C)(24D)及び「日製造」を表示する表示器(24
G)毎に表示データを順次出力すると共に表示する表示
器(24A)(24B)(24C)(24D)(24G)に応じてディ
ジット信号を出力し、パルス点灯させる。また“0"円信
号発生時に選択スイッチ(3)(4)(5)の何れかが
操作され選択信号出力回路(6)から対応する選択信号
S1・S2・S3がORゲート(25)より切換装置(22)へ入力
されると、切換装置(22)は同時に日付設定装置(19)
に入力される選択信号S1・S2・S3に対応して日付設定装
置(19)に発生する日付情報を表示制御装置(23)に出
力する。したがってこの場合も表示制御装置(23)は日
付情報に基づき表示装置(24)に商品の製造日を表示す
る。選択信号出力回路(6)は選択スイッチ(3)
(4)(5)の操作期間中、選択信号を出力するため
に、この間表示装置(24)は操作されている選択スイッ
チ(3)(4)(5)に関する商品の製造日を表示す
る。即ち、自動販売機の販売待機時には表示装置(24)
にて庫内温度を表示し、かつこの販売待機時における選
択スイッチ(3)(4)(5)の操作または日付設定時
の選択スイッチ(3)(4)(5)の操作により対応す
る日付が表示装置(24)に表示でき、更に貨幣投入時に
は演算装置(1)からの演算額を表示装置(24)に表示
できる。ところで日付設定はキーボードの操作にて生じ
る入力モード信号を日付設定信号に代用させることがで
きる。この場合、キーボードによる入力時に随時選択ス
イッチを操作すると製造日付が表示装置(24)に表示さ
れる。また、自動販売機の入力装置としてキーボードに
代わり、日付情報をバーコードにて表しバーコードリー
ダにて読み取って入力する方法であっても良い。 (ヘ) 発明の効果 本発明に依ると、販売コラム毎の製造日付を選択スイ
ッチの操作にて1個の表示装置で表示するために、確認
動作が確実であるとともに表示装置の削減が図れ、かつ
載置部を極めて小さくすることが出来る。また投入金額
及び販売後の残額の表示と庫内温度の表示及び販売商品
の製造日付を共通の表示にて表示することが出来るもの
である。また、各販売コラムの製造日の設定を共通の入
力装置によって行うことが出来るので、容易に製造日の
設定をすることが出来る。
【図面の簡単な説明】 図は本発明に依る自動販売機の制御回路を示すブロック
図である。 (1)……演算装置、(3)(4)(5)……選択スイ
ッチ、 (19)……日付設定装置、(21)……温度検出装置、 (23)……表示制御装置、(24)……表示装置。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.投入金額及び販売後の残額を演算する演算装置と、
    販売コラム毎に収納した商品の製造日を入力装置からの
    信号により設定する日付設定装置と、商品収納庫内の温
    度を検出する温度検出装置と、前記販売コラムに対応し
    て設けられる選択スイッチと、前記演算装置による演算
    額と前記日付設定装置による製造日及び前記温度検出装
    置による庫内温度を表示可能な表示装置と、該表示装置
    による前記演算額と製造日と庫内温度の表示を制御する
    表示制御装置とを具備して成り、前記表示装置は自動販
    売機に貨幣が投入されていない場合に前記庫内温度を前
    記表示装置に表示するように制御し、また貨幣が投入さ
    れていない場合にて前記選択スイッチが操作されると該
    当する前記販売コラムに対し設定されている製造日を前
    記表示装置に表示するように制御するとともに、前記演
    算装置による演算額が0円以外になると該演算額を前記
    表示装置に表示するよう制御することを特徴とした自動
    販売機の表示装置。
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JPS5847499U (ja) * 1981-09-29 1983-03-30 ソニ−ケミカル株式会社 部品形成装置

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