JP2517189Y2 - 電動シャッター - Google Patents

電動シャッター

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JP2517189Y2
JP2517189Y2 JP14804289U JP14804289U JP2517189Y2 JP 2517189 Y2 JP2517189 Y2 JP 2517189Y2 JP 14804289 U JP14804289 U JP 14804289U JP 14804289 U JP14804289 U JP 14804289U JP 2517189 Y2 JP2517189 Y2 JP 2517189Y2
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JP
Japan
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opening
shutter curtain
drive
switch
closing drive
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JP14804289U
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JPH0387798U (ja
Inventor
貞雄 河田
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物開口部に配設される電動シャッターに
係り、特に、シャッターカーテンの異常巻上げで開閉駆
動機を停止させた後、手動操作により開閉駆動機の駆動
停止を解除し、シャッターカーテンを速やかに下降させ
ることができる電動シャッターに関するものである。
[従来の技術] 従来、建物開口部に配設される電動シャッターでは、
シャッターカーテンを上昇させて所定の開口上限位置で
停止させるため、該シャッターカーテンを巻上げる開閉
駆動機の軸回転に連動する上限リミットスイッチを設け
たものが知られているが、このものでは、上限リミット
スイッチの故障による不作動、あるいはシャッターカー
テンの巻取シャフトへの巻きムラにより異常巻込みが生
じた際に、実際の開口上限位置と上限リミットスイッチ
の検知位置とに相違が生じ、必要以上にシャッターカー
テンを巻き込む結果となって、シャッターカーテンがま
ぐさに当接してしまい、開閉駆動機に過大な負荷がかか
り、該開閉駆動機の耐久性を低下させるばかりでなく、
シャッターカーテン自体の変形をも誘発してしまう、と
いう欠点を有し、この欠点を解消するために、上記上限
リミットスイッチの検知位置より上方に巻込み検知スイ
ッチを配設し、該巻込み検知スイッチの検知で開閉駆動
機の駆動を緊急停止させるように構成したものでは、上
記欠点は改善されるものの、一旦巻込み検知スイッチを
作動させると、開閉駆動機は停止したままの状態となっ
てしまい、シャッターの下降操作をも行うことが不可能
になり、使用者に著しい不便を与えてしまう、という欠
点を有するものであった。
[本考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記の如き実状に鑑み、従来の欠点を解消
すべく創案されたものであって、その目的とするところ
は、シャッターカーテンの異常巻込みを検知して開閉駆
動機の回転駆動を停止させることができるものでありな
がら、上記開閉駆動機の駆動停止状態の解除を可能にし
て、異常巻込み発生時においてもシャッターカーテンの
下降操作を行うことができ、防犯上の安全を確保するこ
とができる電動シャッターを提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 課題を解決するため、本考案が採用した技術的手段
は、シャッターカーテンを昇降する開閉駆動機を設け、
かつ該開閉駆動機の正逆転駆動を制御すべく昇降制御回
路を設けてなる電動シャッターにおいて、上記開閉駆動
機へ駆動電力を供給する電源回路には、シャッターカー
テンの異常巻き上げを検知して電源供給を遮断する巻込
み遮断機構を介装すると共に、上記巻込み遮断機構の作
動を解除すべく遮断解除スイッチを昇降制御回路に並列
に接続し、該遮断解除スイッチの閉成操作で、上記巻込
み遮断機構の電源供給遮断状態を解除すべく構成したこ
とを特徴とするものである。
[考案の作用] 従って本考案によれば、シャッターカーテンの異常巻
込みが発生して開閉駆動機の駆動が停止した際にも、該
開閉駆動機の停止状態を一旦解除してシャッターカーテ
ンを下降操作させることができ、建物開口部の閉鎖を可
能にして、防犯上の機能を最低限確保することができ
る。
[実施例] 本考案の構成を、図面に示した一実施例について、詳
細に説明する。
第1図ないし第2図において、1は建物開口部に設け
られた電動シャッターであり、該電動シャッター1の上
部に配設された収納ケース2内には、複数のスラット3,
3…からなるシャッターカーテン4の上端を係止した巻
取シャフト5が軸支されていると共に、上記シャッター
カーテン4の最下端のスラット3には、座板3aが取着さ
れている。また、上記収納ケース2内には、巻取シャフ
ト5と開閉駆動機6とが内装されており、該開閉駆動機
6の正逆転駆動によりシャッターカーテン4は、開口部
両端に立設されたガイドレール7,7に案内されて昇降す
るように構成されている。次に、昇降制御回路8につい
て、詳細に説明する。9は上昇用押釦スイッチ、10は下
降用押釦スイッチであり、上記上昇用押釦スイッチ9
は、該上昇用押釦スイッチ9の閉成時に、電源回路R,S,
Tに各々接続された上昇側リレースイッチ11のメイク接
点11a,11b,11cおよび自己保持接点11dを閉成状態にする
と共に、下降側リレースイッチ12の下降ブレーク接点12
eを開成するように構成されており、また、下降用押釦
スイッチ10も同様に該下降用押釦スイッチ10の閉成時
に、下降側リレースイッチ12のメイク接点12a,12b,12c
および自己保持接点12dを閉成状態にし、かつ上昇側リ
レースイッチ11の上昇ブレーク接点11eを開成状態とす
るように動作していると共に、上記自己保持接点12dに
は、後述する非常用リレースイッチ16の常時閉成接点16
aが直列接続されている。
13は上限リミットスイッチであり、該上限リミットス
イッチ13は、全閉状態のシャッターカーテン4を全開す
る際に要する開閉駆動機6の所要正回転数nを検知して
開成するように構成されていると共に、上昇側リレース
イッチ11に直列接続されており、後述する非常用リレー
スイッチ16の常時閉成接点16bを介して開閉駆動機6の
シャッターカーテン上昇駆動を停止させるようになって
いる。
また、下限リミットスイッチ14は、全開状態のシャッ
ターカーテン4を全閉する際に要する開閉駆動機6の所
要逆回転数mを検知して開成し、開閉駆動機6のシャッ
ターカーテン下降駆動を停止すべく構成されていると共
に、上記下限リミットスイッチ14の一端と下降用押釦ス
イッチ10の一端との間には、遮断解除スイッチ15と非常
用リレースイッチ16とを直列に接続してなる非常解除回
路17が並列接続されている。
一方、前記電源回路R,S,Tには、主電源スイッチ18が
直列接続されていると共に逆相防止リレー19が並列接続
されており、かつ上記電源回路のうちRおよびTには、
後述する巻込み遮断機構20の常時閉成接点20b,20cが直
列に介装されている。上記巻込み遮断機構20は、収納ケ
ース2内の開口上部2a近傍の上方位置に作動子20aを下
方に向けて垂設されており、シャッターカーテン4の上
昇時に、該シャッターカーテン4の座板3aが上記作動子
20aを押圧した際、常時閉成接点20b,20cを開成するよう
に構成されている。また、上記常時閉成接点20b,20cに
は、各々非常用リレースイッチ16の常時開成接点16c,16
dが並列に接続されている。
なお、22は開閉駆動機6の電磁ブレーキ、23は通常昇
降操作時に使用する昇降停止スイッチである。
叙上の如き構成において、シャッターカーテン4を上
昇せしめるため、上昇用押釦スイッチ9を押圧して閉成
状態にすると、メイク接点11a,11b,11cおよび自己保持
接点11dが閉成されると共に、下降ブレーク接点12eが開
成されて開閉駆動機6は正回転駆動を行い、シャッター
カーテン4の巻き上げを開始する。その後、シャッター
カーテン4が全開状態に達すると、上限リミットスイッ
チ13が開成されて、開閉駆動機6の回転駆動が停止する
と共に、電磁ブレーキ22が制動作動し、シャッターカー
テン4は直ちに上昇を停止する。
また、シャッターカーテン4を下降せしめる際には、
下降用押釦スイッチ10を押圧して閉成状態にすると、メ
イク接点12a,12b,12cおよび自己保持接点12dが閉成され
ると共に、上昇ブレーク接点11eが開成し、該上昇ブレ
ーク接点11eの開成作動で前記上昇用押釦スイッチ9の
メイク接点11a,11b,11cおよび自己保持接点11dの閉成が
解除されて、開閉駆動機6は逆回転駆動を行い、シャッ
ターカーテン4は下降を開始する。その後、シャッター
カーテン4が全閉状態に達すると、下限リミットスイッ
チ14が開成されて開閉駆動機6の回転駆動が停止すると
共に、電磁ブレーキ22が制動作動し、シャッターカーテ
ン4は下降を停止する。
このような昇降制御の繰返しで、シャッターカーテン
4の上昇操作に際し、巻取シャフト5に巻き取られるシ
ャッターカーテン4に巻きムラが生じた場合には、開閉
駆動機6の正回転数が上限リミットスイッチ13を開成す
る正規の所要正回転数nに達する以前にシャッターカー
テン4が開口上限位置まで達してしまい、必要以上にシ
ャッターカーテン4を巻取シャフト5に巻き込むことに
なるが、この時、収納ケース2内の開口上部2aに取着さ
れた作動子20aがシャッターカーテン4最下端の座板3a
に押圧されるため、巻込み遮断機構20の常時閉成接点20
b,20cが開成し、開閉駆動機6への電源供給が遮断さ
れ、上記開閉駆動機6によるシャッターカーテン4の異
常巻込みが防止される。
然る後、遮断解除スイッチ15を押圧して「入り」状態
に切替ると、非常用リレースイッチ16が励磁され、該非
常用リレースイッチ16の常時開成接点16c,16dが閉成さ
れて電源回路18による電源供給が復旧すると共に、常時
閉成接点16aおよび16bが開成し、上昇用押釦スイッチ9
による上昇制御は無効となる。また、下降用押釦スイッ
チ10は、上記常時閉成接点16aの開成により自己保持接
点12dが無効になるため、該下降用押釦スイッチ10を押
圧している期間だけシャッターカーテン4の下降制御が
可能となる。したがって上記下降用押釦スイッチ10の入
切操作で、シャッターカーテン4を任意の下降位置まで
下降させることができ、異常巻込みが発生した場合に
も、滞りなく建物開口部を閉鎖することができ、防犯上
の安全を確保することができる。
[考案の効果] これを要するに、本考案は、シャッターカーテンを昇
降する開閉駆動機を設け、かつ該開閉駆動機の正逆転駆
動を制御すべく昇降制御回路を設けてなる電動シャッタ
ーにおいて、上記開閉駆動機へ駆動電力を供給する電源
回路には、シャッターカーテンの異常巻き上げを検知し
て電源供給を遮断する巻込み遮断機構を介装すると共
に、上記巻込み遮断機構の作動を解除すべく遮断解除ス
イッチを昇降制御回路に並列に接続し、該遮断解除スイ
ッチの閉成操作で、上記巻込み遮断機構の電源供給遮断
状態を解除すべく構成したから、シャッターカーテンの
異常巻込みを検知して開閉駆動機の回転駆動を確実に停
止させることができるものでありながら、上記開閉駆動
機の駆動停止状態の解除を可能にして、シャッターカー
テンの下降操作を速やかに行うことができ、建物開口部
の閉鎖を可能にして、異常巻込み発生時の電動シャッタ
ーの閉鎖機能を最低限確保して防犯上の安全を保持する
ことができる、という極めて有用な実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案にかかる電動シャッターの一実施例を示
すものであって、第1図は全体正面図、第2図は制御回
路図である。 図中、 4……シャッターカーテン、6……開閉駆動機、8……
昇降制御回路、15……遮断解除スイッチ、20……巻込み
遮断機構、R,S,T……電源線、 である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッターカーテンを昇降する開閉駆動機
    を設け、かつ該開閉駆動機の正逆転駆動を制御すべく昇
    降制御回路を設けてなる電動シャッターにおいて、上記
    開閉駆動機へ駆動電力を供給する電源回路には、シャッ
    ターカーテンの異常巻き上げを検知して電源供給を遮断
    する巻込み遮断機構を介装すると共に、上記巻込み遮断
    機構の作動を解除すべく遮断解除スイッチを昇降制御回
    路に並列に接続し、該遮断解除スイッチの閉成操作で、
    上記巻込み遮断機構の電源供給遮断状態を解除すべく構
    成したことを特徴とする電動シャッター。
JP14804289U 1989-12-22 1989-12-22 電動シャッター Expired - Lifetime JP2517189Y2 (ja)

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