JP2517170Y2 - マーカーランプ構造 - Google Patents

マーカーランプ構造

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JP2517170Y2
JP2517170Y2 JP1993013750U JP1375093U JP2517170Y2 JP 2517170 Y2 JP2517170 Y2 JP 2517170Y2 JP 1993013750 U JP1993013750 U JP 1993013750U JP 1375093 U JP1375093 U JP 1375093U JP 2517170 Y2 JP2517170 Y2 JP 2517170Y2
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bottom plate
rubber
hole
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socket
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JP1993013750U
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JPH0672116U (ja
Inventor
岩崎一男
Original Assignee
有限会社イワサキ
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大型トラックなどに取
り付けられるマーカーランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型トラックなどには、その車高や車幅
が他の車両および通行人に判るようにマーカーランプが
所要箇所に取り付けられていて、夜間における安全対策
が採られている。
【0003】従来、そのマーカーランプとして、例えば
図5に示すようなものが実用化されている。
【0004】このマーカーランプ1は、鉄製の底板2
と、この底板2に固設されるソケット3と、このソケッ
ト3に装着される発光体4と、この発光体4を囲繞する
ランプカバー5と、このランプカバー5を底板2に結合
させるための結合部材6とにより構成されている。
【0005】そして、ソケット3に接続されるリード線
Lは、底板2に形成した貫通孔7から外部に導出される
とともに、その貫通孔7はリード線Lが通されたシール
材8で閉塞されるようになっている。
【0006】なお、結合部材6はC字状を呈する金属製
のリングであって、開口部に螺入されるネジ9で、その
開口部の間隙を縮小させることにより、底板2とランプ
カバー5を強固に結合できるようにしてある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマーカーランプ1によれば、結合部材6がC字状を
呈する金属製リングから成るため、底板2とランプカバ
ー5との接合部を完全密封することができず、それ故マ
ーカーランプ1内に雨水などが浸水して腐食による導通
不良などを生じることがあった。
【0008】また、C字状の金属製リングで成る連結部
材6をネジ9で締め付けることにより、底板2とランプ
カバー5を結合するようにしているから、ランプカバー
5の着脱作業が非常に煩わしく、発光体の交換作業に多
大な時間を要してしまうという欠点があった。しかも、
底板2が鉄製であるから腐食が著しく、マーカーランプ
1の耐久性や外観に悪影響を及ぼすという欠点があっ
た。
【0009】更に、シール材8は多段円柱形の合成ゴム
で成り、その段部が貫通孔7の周面に当接されているに
すぎないため、リード線Lが強く引かれたときシール材
8が変形して貫通孔7の部分に間隙が生じ、その部分か
らマーカーランプ1内に雨水などが浸水してしまう難点
があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を達成
するため、発光体が装着されるソケットを円盤状の底板
に固設し、その底板には前記ソケットに接続されるリー
ド線を外部に導出するための貫通孔を穿ち、その貫通孔
には該貫通孔の周面を挟持する凹状の挟持部を形成した
シール材を配し、また前記底板には前記発光体を囲繞す
るランプカバーを着脱自在なゴム状弾性体にて結合し、
そのゴム状弾性体は環状にして前記底板とランプカバー
との接合部が該ゴム状弾性体にて圧着および密封される
ようにし、更に前記底板は樹脂製にして該底板に設けら
れる取付金具と前記ソケットを導板を介して導通し、そ
の取付金具を以て車体に取り付けられるようにしたマー
カーランプ構造を提供するものである。
【0011】
【作用】本考案によれば、ゴム状弾性体が底板とランプ
カバーとの接合部を圧着および密封して強固に結合し、
その内部への浸水を防止することとなる。更に、シール
材の挟持部が貫通孔の周面を挟持して密閉し、内部への
浸水を防止する。
【0012】また、発光体へ給電される電流は、ソケッ
トから導板を介して取付金具より車体へアースされる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は大型トラックを示した斜視図であ
る。図1において、Rは車体であり、この車体Rには所
要箇所にステーSが突設されている。そして、本考案に
係わるマーカーランプ10は、その各ステーSに取り付
けられる。
【0014】マーカーランプ10には、それぞれ車体R
に搭載された図示せぬバッテリから給電が成され、これ
により後述する発光体が発光するようにしてある。そし
て、このとき車高や車幅を他の車両や通行人に明示する
ことができる。
【0015】図2はマーカーランプ10の内部構造を示
した断面図である。図2において、20は底板、50は
発光体、80はランプカバー、90はゴム状弾性体であ
る。
【0016】底板20は、ポリエチレンやポリスチレン
などで成る樹脂製の円盤であり、その中心部には大径部
22と小径部23とを有する貫通孔21が穿ってある。
またその周方向には側面に沿って環状壁24,25を突
設し、その間を環状溝26として形成している。
【0017】一方、底板20の貫通孔21の上部には導
板30を介してソケット40を固設し、そのソケット4
0の底面に接続されたリード線Lを貫通孔21を通して
外部に導出している。貫通孔21はシール材60にて密
閉し、ソケット40には発光体50を装着している。
【0018】導板30は、長方形状のステンレス板など
で成る導体であり、その両端には取付金具としてボルト
71,71が貫通され、このボルト71,71とその先
端に螺入されるナット73,73とにより、マーカーラ
ンプ10をステーSなどに取り付けられるようにしてい
る。
【0019】このため、リード線Lを通じて発光体50
へ流れる電流は、ソケット40、導板30、および取付
金具としてのボルト71を介してステーSにアースされ
ることとなり、これにより発光体50が発光可能とされ
る。
【0020】ここで、ソケット40にはL字形の溝部4
1が形成されており、ここに発光体50に突設したピン
51が係止することによって発光体50が固定されるよ
うになっている。従って、相互の係止状態を解除するこ
とにより発光体50を取り外すことができる。
【0021】一方、ランプカバー80は、透光性を有す
るとともに逆U字形の断面をもつ樹脂またはガラスで成
り、その開口縁には環状鍔81が形成され、その環状鍔
81が底板20の環状溝26に嵌合するようにしてあ
る。そして、このランプカバー80と底板20の接合部
Aをゴム状弾性体90で被覆して圧着および密封してい
る。なお、ランプカバー80の内面に発光体50の照射
光を反射させるべく複数の凹凸を形成することもでき
る。このとき、発光体50の照射光がランプカバー80
の先端方向に集光せず、ランプカバー80の全体から放
射状に照射するようになるため、様々な角度から車高や
車幅を確認することができるようになるとともに、先端
方向に対する防眩効果を得ることもできる。
【0022】ゴム状弾性体90は、ゴム状弾性を示すス
チレンブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、またはウ
レタンゴムなどで成る。特に、ゴム状弾性体90は、環
状にして接合部Aの近傍において底板20とランプカバ
ー80との外面に密着するようにしている。
【0023】次に、図3は形態の異なるゴム状弾性体を
用いたマーカーランプの底面図を示す。図3(a)に示
すゴム状弾性体90は底面の内径を大きくしたもの、ま
た図3(b)に示すゴム状弾性体90は底面の内径の小
さくしたものであり、(a)のゴム状弾性体90ではナ
ット73,73が離れた所に位置し、(b)のゴム状弾
性体90ではその底面上にナット73,73が位置する
ようにしている。なお、ゴム状弾性体の底面形状に制限
はないが、図3(b)に示すゴム状弾性体90によれ
ば、マーカーランプ10をステーSに取り付けたときの
安定性が増すため好ましい。特に、加振周波数を67ヘ
ルツ、加振加速度を7G(Gは重力加速度)としてマー
カーランプ10の振動試験を行ったところ、ゴム状弾性
体90による効果は良好で、ランプカバー80が底板2
0から外れることはなかった(加振方向は鉛直方向、試
験時間は1時間とした)。
【0024】次に、図4はシール材60の拡大図を示
す。(a)はシール材60の断面図、(b)はその取付
状態を示す。
【0025】このシール材60は合成ゴムなどで成り、
図4(a)に示すように、その側面には断面凹状の挟持
部63が形成され、その中心部にはリード線を圧入する
ための通路65が穿ってある。図4(b)で明らかなよ
うに、挟持部63は貫通孔21の小径部23に位置して
貫通孔21の周面を挟持することになる。従って、リー
ド線Lが強く引かれてシール材60が変形しても、貫通
孔21に間隙が生ずることはない。
【0026】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば底板とランプカバーを着脱自在なゴム状弾性体で
結合し、相互の接合部が圧着および密封されるようにし
ていることから内部への浸水を防止することができ、し
かもランプカバーの着脱が容易になるから発光体の交換
作業における煩わしさを解消できる。
【0027】また、リード線が通される底板の貫通孔に
凹状の挟持部を形成したシール材を配し、その挟持部が
貫通孔の周面に挟持するようにしていることから、リー
ド線が強く引かれてシール材が変形しても貫通孔に間隙
が生ずることがなく、防水性が一層向上するこという効
果を得る。
【0028】更に、底板を樹脂製にしているから腐食を
防止でき、しかも底板に設けられる取付金具とソケット
を導板を介して導通しているからアースもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマーカーランプが取り付けられた状態
の大型トラックを示す斜視図
【図2】本考案のマーカーランプの内部構造を示す縦断
面図
【図3】ゴム状弾性体を示した底面図
【図4】(a)はシール材を示す断面図、(b)は同シ
ール材を貫通孔に配した状態を示す参考図
【図5】従来のマーカーランプの内部構造を示す片側断
面図
【符号の説明】
10 マーカーランプ 20 底板 21 貫通孔 30 導板 40 ソケット 50 発光体 60 シール材 80 ランプカバー 90 ゴム状弾性体 A 接合部 L リード線 S ステー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体が装着されるソケットを円盤状の
    底板に固設し、その底板には前記ソケットに接続される
    リード線を外部に導出するための貫通孔を穿ち、その貫
    通孔には該貫通孔の周面を挟持する凹状の挟持部を形成
    したシール材を配し、また前記底板には前記発光体を囲
    繞するランプカバーを着脱自在なゴム状弾性体にて結合
    し、そのゴム状弾性体は環状にして前記底板とランプカ
    バーとの接合部が該ゴム状弾性体にて圧着および密封さ
    れるようにし、更に前記底板は樹脂製にして該底板に設
    けられる取付金具と前記ソケットを導板を介して導通
    し、その取付金具を以て車体に取り付けられるようにし
    たマーカーランプ構造。
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