JP2517164Y2 - 電源コード制御構造 - Google Patents
電源コード制御構造Info
- Publication number
- JP2517164Y2 JP2517164Y2 JP8653491U JP8653491U JP2517164Y2 JP 2517164 Y2 JP2517164 Y2 JP 2517164Y2 JP 8653491 U JP8653491 U JP 8653491U JP 8653491 U JP8653491 U JP 8653491U JP 2517164 Y2 JP2517164 Y2 JP 2517164Y2
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- JP
- Japan
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- power cord
- cord
- cleaning robot
- stand
- reel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電源コード制御構造に
関し、特に床面の塵埃を吸引するために自動的に走行す
る掃除ロボットに供給する電源コードの長さをコントロ
ールする機構に関する。
関し、特に床面の塵埃を吸引するために自動的に走行す
る掃除ロボットに供給する電源コードの長さをコントロ
ールする機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の掃除ロボットは、図3、
4に示すように、掃除ロボット19内に実装されたコー
ドリール20とキャプスタン21によって掃除ロボット
19内から電源コード22を繰りだしたり、又は掃除ロ
ボット19内へ電源コード22を取り入れたりし、スタ
ートの命令によって掃除ロボット19は前進すると共に
コードリール20に巻かれた電源コード22はキャプス
タン21によって掃除ロボット19より繰りだされ電源
コード22は床面23に置かれていく(図4)。掃除
ロボット19の転回時(図4)にも電源コード22は
繰り出され、帰還時(図4)には床面23に置かれた
電源コード22は掃除ロボット19の内部へ巻き取られ
ていく。
4に示すように、掃除ロボット19内に実装されたコー
ドリール20とキャプスタン21によって掃除ロボット
19内から電源コード22を繰りだしたり、又は掃除ロ
ボット19内へ電源コード22を取り入れたりし、スタ
ートの命令によって掃除ロボット19は前進すると共に
コードリール20に巻かれた電源コード22はキャプス
タン21によって掃除ロボット19より繰りだされ電源
コード22は床面23に置かれていく(図4)。掃除
ロボット19の転回時(図4)にも電源コード22は
繰り出され、帰還時(図4)には床面23に置かれた
電源コード22は掃除ロボット19の内部へ巻き取られ
ていく。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の掃除ロボットの
電源コード制御構造は、超音波センサ、赤外線センサ等
で壁面との距離を検知しながら電気的コントロールによ
って床面上に電源コードを置いていったり、床面上に置
かれた電源コードを巻き取っていったりする方式となっ
ており、また電源コードを巻き取るコードリール20や
電源コード22を掃除ロボット内に取り入れたり、掃除
ロボット内から電源コードを繰り出したりするキャプス
タン21は掃除ロボット19に実装されているので、床
面に置かれた電源コードを掃除ロボットが踏まないよう
なソフト処理が必要となり、床面の塵埃が電源コードに
付着し、キャプスタン表面を傷つけたり電源コードの繰
り出し巻き取り動作に異常が発生したりし、また掃除ロ
ボットが重いために掃除ロボットを駆動するのに大電流
が必要であった。
電源コード制御構造は、超音波センサ、赤外線センサ等
で壁面との距離を検知しながら電気的コントロールによ
って床面上に電源コードを置いていったり、床面上に置
かれた電源コードを巻き取っていったりする方式となっ
ており、また電源コードを巻き取るコードリール20や
電源コード22を掃除ロボット内に取り入れたり、掃除
ロボット内から電源コードを繰り出したりするキャプス
タン21は掃除ロボット19に実装されているので、床
面に置かれた電源コードを掃除ロボットが踏まないよう
なソフト処理が必要となり、床面の塵埃が電源コードに
付着し、キャプスタン表面を傷つけたり電源コードの繰
り出し巻き取り動作に異常が発生したりし、また掃除ロ
ボットが重いために掃除ロボットを駆動するのに大電流
が必要であった。
【0004】それ故に、本考案の目的は、掃除ロボット
の電源コードを床面から離れるような電源コードの制御
構造を採用し、キャプスタンを削除し、コードリールを
掃除ロボット外に設置することによって、掃除ロボット
が電源コードを踏まない、電源コードへの塵埃の付着を
なくした、掃除ロボットを軽くした電源コード制御構造
を提供することにある。
の電源コードを床面から離れるような電源コードの制御
構造を採用し、キャプスタンを削除し、コードリールを
掃除ロボット外に設置することによって、掃除ロボット
が電源コードを踏まない、電源コードへの塵埃の付着を
なくした、掃除ロボットを軽くした電源コード制御構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本考案は上述の
目的を達成するために、電源コードスタンドと、電源コ
ードスタンドに回転自在に支持したコードリールと、第
1のコンストンバネドラムをコードリールの回転軸に連
結し、第2のコンストンバネドラムを電源コードスタン
ドに回転自在に支持してなるコンストンバネ機構と、電
源コードスタンドに支持したガイドと、コードリールに
巻回し、一端がガイドを介して延び、他端がコンセント
に接続されるように延びる電源コードとを具備し、前記
電源コードスタンドの一端に作用する力に基づくコンス
トンバネ機構の作用によりコードリールが回転し、電源
コードが繰り出し、或いは巻き取られるようにしたもの
であり、電源コードの一端を掃除ロボット内に固定した
ものである。
目的を達成するために、電源コードスタンドと、電源コ
ードスタンドに回転自在に支持したコードリールと、第
1のコンストンバネドラムをコードリールの回転軸に連
結し、第2のコンストンバネドラムを電源コードスタン
ドに回転自在に支持してなるコンストンバネ機構と、電
源コードスタンドに支持したガイドと、コードリールに
巻回し、一端がガイドを介して延び、他端がコンセント
に接続されるように延びる電源コードとを具備し、前記
電源コードスタンドの一端に作用する力に基づくコンス
トンバネ機構の作用によりコードリールが回転し、電源
コードが繰り出し、或いは巻き取られるようにしたもの
であり、電源コードの一端を掃除ロボット内に固定した
ものである。
【0006】
【作用】この考案によれば、コードリールは掃除ロボッ
ト外にあって掃除ロボットから延びている電源コードを
巻き取ったり、掃除ロボットへ電源コードを繰り出した
りし、部屋のコンセントと係合した電源コードとの接合
機能を持ち、コンストンバネ機構はコードリールに回転
力を与え、ガイドは電源コードの案内をし、電源コード
スタンド本体は以上の構成品を搭載し、なおかつ掃除ロ
ボットを使用しないときには掃除ロボットを収納するこ
とによって、掃除ロボットの電源コードを床面に置かな
いで掃除ロボットの走行が可能となり、なおかつ掃除ロ
ボットの軽減化を企っている。
ト外にあって掃除ロボットから延びている電源コードを
巻き取ったり、掃除ロボットへ電源コードを繰り出した
りし、部屋のコンセントと係合した電源コードとの接合
機能を持ち、コンストンバネ機構はコードリールに回転
力を与え、ガイドは電源コードの案内をし、電源コード
スタンド本体は以上の構成品を搭載し、なおかつ掃除ロ
ボットを使用しないときには掃除ロボットを収納するこ
とによって、掃除ロボットの電源コードを床面に置かな
いで掃除ロボットの走行が可能となり、なおかつ掃除ロ
ボットの軽減化を企っている。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例について図1〜図2
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0008】図におてい、電源コード制御構造1は、一
端が掃除ロボット2の内部に固定され他端が電源コード
スタンド3のコードリール4に固定された電源コード5
と、電源コード5の他端が固定され、電源コード5を巻
き込んだコードリール4と、一方(第1)のコンストン
バネドラム6がコードリール4の回転軸7に連結され、
他方(第2)のコンストンバネドラム8が電源コードス
タンド本体9に回転自由に支持されたコンストンバネ機
構10と電源コードスタンド本体9に取り付けられた電
源コード5のガイド11とコードリール4と部屋12の
コンセント13の間を連結する電源コード14と掃除ロ
ボット2を収納しコードリール4、コンストンバネ機構
10、ガイド11、電源コード14が取り付けられた電
源コードスタンド本体9とから構成される電源コードス
タンド3とを備えている。
端が掃除ロボット2の内部に固定され他端が電源コード
スタンド3のコードリール4に固定された電源コード5
と、電源コード5の他端が固定され、電源コード5を巻
き込んだコードリール4と、一方(第1)のコンストン
バネドラム6がコードリール4の回転軸7に連結され、
他方(第2)のコンストンバネドラム8が電源コードス
タンド本体9に回転自由に支持されたコンストンバネ機
構10と電源コードスタンド本体9に取り付けられた電
源コード5のガイド11とコードリール4と部屋12の
コンセント13の間を連結する電源コード14と掃除ロ
ボット2を収納しコードリール4、コンストンバネ機構
10、ガイド11、電源コード14が取り付けられた電
源コードスタンド本体9とから構成される電源コードス
タンド3とを備えている。
【0009】次に動作について説明する。図2に示すよ
うに、掃除ロボット2が床面15の上を走行するとき、
電源コードの張力が増す方向16に掃除ロボット2が走
行するときはコンストンバネ機構10の回転力に逆らっ
て回転軸7の回りにコードリール4は電源コード5の張
力によって回転し、電源コード5をコードリール4より
繰り出す。電源コード5の張力が減少する方向17に掃
除ロボット2が走行するときは、コンストンバネ機構1
0の回転力によって回転軸7の回りにコードリール4は
回転し、電源コード5はコードリール4に巻き取られ
る。コンストンバネ機構10の回転力は一定であり、従
ってコンストンバネ18の張力及びコードリール4と回
転軸7の摩擦力及び電源コードスタンド本体9の高さを
適切なものとすれば、電源コード5を床面15から離し
て電源コード5を制御できる。
うに、掃除ロボット2が床面15の上を走行するとき、
電源コードの張力が増す方向16に掃除ロボット2が走
行するときはコンストンバネ機構10の回転力に逆らっ
て回転軸7の回りにコードリール4は電源コード5の張
力によって回転し、電源コード5をコードリール4より
繰り出す。電源コード5の張力が減少する方向17に掃
除ロボット2が走行するときは、コンストンバネ機構1
0の回転力によって回転軸7の回りにコードリール4は
回転し、電源コード5はコードリール4に巻き取られ
る。コンストンバネ機構10の回転力は一定であり、従
ってコンストンバネ18の張力及びコードリール4と回
転軸7の摩擦力及び電源コードスタンド本体9の高さを
適切なものとすれば、電源コード5を床面15から離し
て電源コード5を制御できる。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、掃除ロボ
ット外にコードリール、コンストンバネ機構を設け、掃
除ロボットの電源コードを適切な張力で保持することに
より、掃除ロボットの軽量化を企ることが出来、なおか
つ電源コードが床面から離れた状態で掃除ロボットを走
行させることが出来るきことから面倒な床面上の電源コ
ード処理をソフト的にコントロールする必要がなくな
り、また電源コードを繰り出したり巻き取ったりするキ
ャプスタンを削除したことから電源コードへの塵埃の付
着の影響が軽減できた。
ット外にコードリール、コンストンバネ機構を設け、掃
除ロボットの電源コードを適切な張力で保持することに
より、掃除ロボットの軽量化を企ることが出来、なおか
つ電源コードが床面から離れた状態で掃除ロボットを走
行させることが出来るきことから面倒な床面上の電源コ
ード処理をソフト的にコントロールする必要がなくな
り、また電源コードを繰り出したり巻き取ったりするキ
ャプスタンを削除したことから電源コードへの塵埃の付
着の影響が軽減できた。
【図1】本考案の一実施例の側面図である。
【図2】本考案の一実施例の動作を説明する側面図であ
る。
る。
【図3】従来の実施例の側面図である。
【図4】従来の実施例の動作を説明する上面図である。
1 電源コードスタンド制御構造 2 掃除ロボット 3 電源コードスタンド 4 コードリール 5、14 電源コード 6 一方のコンストンバネドラム 7 回転軸 8 他方のコンストンバネドラム 9 電源コードスタンド本体 10 コンストンバネ機構 11 ガイド 12 部屋 13 コンセント 15 床面 16 張力が増す方向 17 張力が減少する方向 18 コンストンバネ
Claims (2)
- 【請求項1】 電源コードスタンドと、電源コードスタ
ンドに回転自在に支持したコードリールと、第1のコン
ストンバネドラムをコードリールの回転軸に連結し、第
2のコンストンバネドラムを電源コードスタンドに回転
自在に支持してなるコンストンバネ機構と、電源コード
スタンドに支持したガイドと、コードリールに巻回し、
一端がガイドを介して延び、他端がコンセントに接続さ
れるように延びる電源コードとを具備し、前記電源コー
ドスタンドの一端に作用する力に基づくコンストンバネ
機構の作用によりコードリールが回転し、電源コードが
繰り出し、或いは巻き取られることを特徴とする電源コ
ード制御構造。 - 【請求項2】 電源コードの一端を掃除ロボット内に固
定したことを特徴とする請求項1記載の電源コード制御
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8653491U JP2517164Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 電源コード制御構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8653491U JP2517164Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 電源コード制御構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592272U JPH0592272U (ja) | 1993-12-17 |
JP2517164Y2 true JP2517164Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=13889670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8653491U Expired - Lifetime JP2517164Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 電源コード制御構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517164Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP8653491U patent/JP2517164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0592272U (ja) | 1993-12-17 |
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