JP2515742B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2515742B2
JP2515742B2 JP61121091A JP12109186A JP2515742B2 JP 2515742 B2 JP2515742 B2 JP 2515742B2 JP 61121091 A JP61121091 A JP 61121091A JP 12109186 A JP12109186 A JP 12109186A JP 2515742 B2 JP2515742 B2 JP 2515742B2
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magnetic
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信義 保志
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真における現像装置に係り、特に小
型軽量で且つ安価な現像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一成分磁性トナー或いは磁性キヤリアを有する二成分
現像剤を使用する磁気ブラシ現像装置において従来は、
磁気ロールとしてもつぱら焼結磁石が用いられてきた
が、小型軽量で、かつ、安価にするために最近は、特開
昭60−60669号公報に記載のように磁気ロールとしてプ
ラスチツクマグネツトを連結して用いることが提案され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、プラスチツクマグネツトを用いた上記従来技
術は、マグネツトを連結して用いるため、着磁極数をふ
やすとロールシヤフトに精度よく装着するのに時間がか
かり、製造工程の簡易化の点について配慮がされておら
ず、又、精度もあがらないという問題があつた。
また、層厚規制用のドクタブレードにトナーのかたま
りや紙粉などの異物がひつかかり、その部分からトナー
が送り出されないため現像欠陥となるという問題があつ
た。
本発明の目的は、製造が簡単で、かつ、高性能な現像
を可能とする小型、軽量、かつ、安価な現像装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、円筒又は円柱状の磁石支持部材の表面に
多極着磁した薄いシート状プラスチツク磁石(ゴム、塩
素化ポリエチレン、塩化ビニール等の高分子材料にフエ
ライトや酸化鉄の粉末などの磁性粒子を混合して着磁し
たもの)を巻きつけて磁気ロールとし、その磁気ロール
を非磁性スリーブの内部に設けると共に、前記磁極の配
置をドクタブレードの位置から現像部位置のドクタブレ
ード寄りの磁極の配置をロール軸方向に多極パターンと
なるようにし、その他の部分はロール軸方向に平行にな
るように多極パターンとなるように配置し、前記磁気ロ
ールと前記スリーブの少なくとも一方を回転せしめるこ
とにより達成される。
〔作用〕
ここで、シート状プラスチツク磁石は寸法精度よく製
造でき、かつ、簡単に磁石支持部材にまきつけて接着で
きるので、シート状プラスチツク磁石を薄くし、ドクタ
ブレードに異物がひっかかった場合でも、軸方向に直角
に多極化した磁石の作用により、トナーの供給されなか
った部分に周囲からトナーが補充されトナー欠陥の発生
を防ぎ、かつ、磁石支持部材に軽量のものを用いると、
小型にしても十分な着磁極数をもつた安価、軽量な現像
装置を提供できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すものである。現像装
置1は、円筒状のスリーブ2、磁石支持体3、シート磁
石4、現像剤容器5から成つている。厚さ0.5mm、外径1
6.4mmのアルミニウム製の円筒状の磁石支持体3の表面
に厚さ0.8mm(図では便宜上厚く誇張して示した)のい
わゆるゴム磁石と呼ばれているシート磁石4が接着さ
れ、いわゆる磁気ロール6を形成する。ここでシート磁
石4は、個々の磁石を連結したものではなく、あらかじ
め1枚のシートに微細多極着磁したものを1枚の必要な
大きさに切断したものである。磁気ロール6は、厚さ0.
5mm、外径20mmのアルミニウム製のスリーブ2の内部に
収納されて中心軸7のまわりに時計方向に回転する。現
像剤容器5の中にはトナー8として1成分磁性トナーが
入つている。シート磁石4の磁石によりスリーブ2の表
面に吸引されているトナー8は、ドクタブレード9によ
り均一なトナー層に規制され、いわゆる磁気ブラシを形
成して自転しながら反時計方向に搬送する。
この磁気ブラシは、時計方向に6cm/sの速さで移動す
る記録体10の表面に接触して、記録体10に形成されてい
る静電潜像を現像する。図においてシート磁石4の表面
外径は18mm、N極S極の着磁ピツチは約2.3mmで着磁極
数は24極である(図では簡略化して12極にしてある)。
磁気ロール6の回転数が250rpmで良好に現像できた。従
来一般的に用いられている一体着磁型の焼結磁気ロール
での着磁極数は、磁石外径18mmでせいぜい12極であり、
6極着磁が主に使用される。一成分磁性トナーの場合、
本実施例の磁気ロール回転方式における現像性能は、ほ
ぼ磁気ブラシの自転数に比例するため、従来の6極着磁
の磁気ロールを同様に用いた場合の回転数は約1000rpm
必要となりモータに対する負荷が大きくなる。又、逆に
本実施例での回転数を250rpmから500rpmへあげると、そ
れだけ現像ギヤツプに対する裕度をとることが出来る。
又、逆に現像ギヤツプを変えずに回転数をあげると現像
性能は大巾に向上する。このように本実施例によれば従
来の磁気ロールを用いた場合に比べ、磁気ロールの回転
数を半分に減らしても現像性能を大巾に向上できる。
又、磁気ロールは円筒状の薄い磁石支持体の表面に極く
薄いシート磁石をまきつけて貼つただけなので軽量、低
コスト化が実現出来るという効果がある。
なお、第1図において磁気ロール6を回転する代り
に、磁気ロール6を固定し、スリーブ2を反時計方向に
100rpmの速さで回転したところ良好に現像できた。本実
施例によれば、磁気ロール回転方式に比べてスリーブ2
の回転数を下げることが出来るのでモータに対する負荷
を小さく出来るという利点がある。
次に、第2図を用いて本発明のシート状プラスチック
磁石の磁極配置とその効果を説明する。第2図はスリー
ブ回転型の現像装置におけるシート磁石4の着磁パター
ンを改良したものであり、シート磁石4を平面に広げて
示している。A,Bは各々第1図におけるドクタブレード
9及び現像部の位置を示す。本構成の特徴は、ドクタブ
レード9の位置Aから現像部位置Bの間でA側よりの所
に中心軸7の方向に対して直角すなわちスリーブ2の円
周方向に平行にトナー流安定化のための直角着磁パター
ン11を設けた事にある。スリーブ回転の現像方式では、
トナーチエーンの自転が少ないためにドクタブレード9
にトナーのかたまりや紙粉などの異物がひつかかると、
そこではトナーが送り出されないのでスリーブ上に白す
じ状にトナーの無い所が出来て現像欠陥となる。
本実施例のシート磁石4を用いた現像装置では、ドク
タブレード9の所に異物がひつかかつて発生したトナー
の流れのむらは直角着磁パターン11の所で中心軸7に直
角に配列するときにはほとんど消滅し、さらに再び中心
軸7に平行に配列して現像部Bの所に搬送される時点で
は完全に消滅してしまい現像欠陥は発生しない。このよ
うな着磁パターンをもつた磁気ロールを製造するには、
磁石支持体3の表面にa〜b=b′〜cの1枚のシート
磁石とa〜cの直角着磁パターン11をもつた他の1枚の
シート磁石を貼りつけるだけでよい。本実施例において
直角着磁パターン11は中心軸7に対し完全に直角方向に
配置しているが、完全に直角ではなく中心軸7に対し平
行から例えば40°傾いているだけでもよい。このような
非平行な着磁パターンの配列は、もとのシート磁石を切
断するときの角度によつて容易に実現できる。以上説明
したように本実施例によれば、スリーブ回転方式で現像
する現像装置において、ドクタブレードに異物がひつか
かつても現像むらが発生しないという効果がある。
次に、本発明の他の実施例を第3図において説明す
る。第3図において、第1図と異なる点はシート磁石4
が円筒状の磁石支持体4の外面ではなく内面に接着して
いるところにある。磁石支持体の外面に接着する場合に
は、シート磁石に弾性があるため特に磁石支持体の径が
小さい場合には接着しにくくなる。本実施例によれば、
シート磁石4を磁石支持体4の内壁に設けてあるので接
着が容易であり、又、弾性が強い場合には弾性のみで内
壁に保持されるので接着しなくてもよいという効果があ
る。
以上、本発明において用いたシート状プラスチツク磁
石は、厚みが0.8mm、着磁ピツチが約2.3mmである。シー
ト状プラスチツク磁石の厚みとしては、厚くなると弾性
が強くなり磁気ロールの小径化が困難になる。従つて1.
5mm以下に設定するのがよい。又、着磁ピツチとして
は、現像剤の搬送性及び現像性から4mm以下がよかつ
た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、円筒状のスリーブの内側に磁気ロー
ルを設け、スリーブ又は磁気ロールの少なくとも一方を
回転して現像剤を搬送する現像装置において、磁気ロー
ルの磁気パターンは極く薄いシート状の多極着磁したプ
ラスチツク磁石を磁石支持体に貼りつけて作るので、磁
気ロールが軽量となり、又製造が簡略化される。そし
て、着磁ピツチを2mm程度に出来るので、磁気ロール外
径を小さくしても着磁極数を確保でき、小型でも高い現
像性能を有するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の現像装置の実施例を示す側面図、第2
図は本発明の現像装置のシート状のプラスチツク磁石の
着磁パターンを示すシート状磁石の展開図、第3図は本
発明の現像装置の他の実施例を示す側面図である。 1…現像装置、2…スリーブ、3…磁石支持体、4…シ
ート磁石、6…磁気ロール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状スリーブの内側にシート状の磁石を
    巻き付けた磁気ロールを設け、前記スリーブを回転して
    前記スリーブ上の現像剤を搬送し、記録体に形成された
    潜像を現像する現像装置において、前記磁気ロールは円
    柱状の磁石支持体に、層厚規制用ドクタブレードと現像
    部との間のドクタブレード寄りの位置の磁極配置が前記
    磁石支持体の軸方向に多極着磁し、その他の部分は前記
    磁石支持体の軸方向に平行に多極着磁した配置となるよ
    うにシート状のプラスチック磁石を巻き付けた構成とす
    ることを特徴とする現像装置。
JP61121091A 1986-05-28 1986-05-28 現像装置 Expired - Lifetime JP2515742B2 (ja)

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JP61121091A JP2515742B2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28 現像装置

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JP61121091A JP2515742B2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28 現像装置

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JPS62278582A JPS62278582A (ja) 1987-12-03
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ID=14802650

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530874A (en) * 1978-08-28 1980-03-04 Canon Inc Magnetoroller and method of making the same
JPS5772162A (en) * 1980-10-23 1982-05-06 Seiko Epson Corp Developing device using magnetic brush

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Publication number Publication date
JPS62278582A (ja) 1987-12-03

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