JPS5926374Y2 - マグネツトロ−ル - Google Patents

マグネツトロ−ル

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Publication number
JPS5926374Y2
JPS5926374Y2 JP17952179U JP17952179U JPS5926374Y2 JP S5926374 Y2 JPS5926374 Y2 JP S5926374Y2 JP 17952179 U JP17952179 U JP 17952179U JP 17952179 U JP17952179 U JP 17952179U JP S5926374 Y2 JPS5926374 Y2 JP S5926374Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
magnet
magnetic pole
roll
sleeve
Prior art date
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Expired
Application number
JP17952179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5696453U (ja
Inventor
正晴 大久保
雅博 片山
Original Assignee
キヤノン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キヤノン株式会社 filed Critical キヤノン株式会社
Priority to JP17952179U priority Critical patent/JPS5926374Y2/ja
Publication of JPS5696453U publication Critical patent/JPS5696453U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5926374Y2 publication Critical patent/JPS5926374Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は画像形成装置の現像剤搬送に適用するマグネッ
トロールに関するものである。
従来、スリーブ現像装置やホッパーから現像容器へトナ
ーを搬送する装置に磁極を螺旋状にしたマグネットロー
ルが用いられている。
第1図は実開昭50−84037号公報に開示されてい
るこのような螺旋状マグネットロールの正面図である。
図中1はマグネットロールで、その表面にはN極、S極
の磁極2が交互に螺旋状に配置されている。
このロールの軸3を矢印A方向に回転させると、非磁性
円筒体くスリーブ)4の表面を現像剤が螺旋を描きなが
ら軸方向へ進んでいき、これによって現像剤の矢印B方
向への搬送が可能となっていた。
ところが軸方向端部に到達した現像剤は、磁力によりス
リーブ表面に強く付着しているので、スリーブ表面から
このような現像剤を掻き落すために何らかの特別な手段
、例えば掻き落しブレードを設ける必要があった。
しかし、このようなブレードをスリーブに押し付けて無
理に現像剤を離反させようとすると現像剤に強い圧力が
ががり、現像剤粒子の破損、変形、劣化等を生じ易く、
その結果複写画像を乱す欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を解消し、破損、変形、劣化を
起こすことなく現像剤を搬送するためのマグネットロー
ルの提供を目的とするものである。
この目的は、主磁極を螺旋状に配置したマグネットロー
ルの端部に主磁極と同極性の副磁極を設け、両磁極によ
り反発磁界を形成することによって達成される。
ロール端部の現像剤はこの反発磁界によってスリーブ表
面から容易に離れやすくなり、より確実な現像剤の搬送
を行なうことができる。
現像器に用いる場合には現像と同時に現像剤の攪拌とを
行なうことができる。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第2図・第3図は本考案によるマグネットロール5の正
面図及び斜視図である。
ロール5の表面にはN極及びS極からなる主磁極6が交
互に螺旋状に配置されている。
一方、搬送されててている。一方、搬送方向先端の軸7
上には副磁極9が設けられている。
副磁極9は、螺旋状の主磁極6と同極性で、主磁極の端
部に対向して設けられている。
第2図でロールの軸7を矢印A方向に回転させると、現
像剤は、スリーブの軸方向と直角方向に移動すると共に
、斜めに配Hされた磁界によって磁極を配置した方向と
直角方向にも移動する。
現像剤は全体として図の矢印B方向に移動することにな
る。
この時、軸7の代わりにスリーブ8を回転させても、或
いは軸7とスリーブ8を互いに逆方向に回転させても、
上記と同じように現像剤を矢印B方向に移動させること
が可能である。
尚、第2図・第3図で10はロール基体を示している。
第4図は主磁極と副磁極の配置関係を示す説明図である
現像剤が移送されて副磁極のあるロール端部に来ると、
主磁極6と副磁極9とにより形成される反発磁界11に
よって、現像剤はスリーブ(図示せず)の表面から離れ
易くさせられる。
従ってこのような本考案によるマグネットロールを、現
像剤ホッパーからの現像器への搬送、現像剤再使用のた
めのクリーニング部からの現像器への搬送などの搬送装
置に適用するならば、現像剤粒子を変形・劣化させるこ
となく確実に移送することが可能となる。
また本考案のマグネットロールを現像器の現像ローラに
用いる場合には、現像剤の軸方向の攪拌をより確実に行
わせることができる。
本考案によるマグネットロールを形成するには、磁性の
ロール基体に直接着磁する方法によってもよいし、また
次に述べる方法を用いればなお容易に形成できる。
第5図にその方法を示す。第5図はロール基体10に帯
状のゴムマグネット又はプラスチックマグネット12を
螺旋状に貼り付けて主磁極を形成し、更にロール基体1
0の端部に帯状マグネット12と同極の磁極を有するマ
グネット13を貼り付て副磁極を形成したマグネットロ
ール5を示している。
帯状マグネット12゜13は第6図Aに断面図として示
すように、表面に一磁極(N極)を裏面に逆極性(S極
)を形成するように着磁してもよいし、また第6図Bの
ように表面にN極・S極を平行に着磁するようにしても
よい。
尚、螺旋状のマグネットロールはブロック状の磁石を複
数個連ねて貼り付けても形成できる。
また、第7図Aに示すようにN−8極交互に直線的に着
磁したシートマグネット14かな必要なネジリ角に合せ
て四角形に切り出したシート材15、或いは四角形のラ
バー・マグネット素材に交互にN−5極を必要方向に傾
斜させて着磁したシートを第7図Bに示すようにロール
基体10に捲回し、また同様にして副磁極用のシート材
16をロール基体10に捲回し、接着することにより本
考案によるマグネットロール5を作成することも出来る
尚、上記のラバーマグネット以外のマグネットとして、
プラスチックマグネット (例えば三菱製鋼(株)製の
rMP磁石」(商品名))を使用することもできる。
以上詳細に述べたように、本考案では主磁極を軸方向に
傾斜させて螺旋状に配置したマグネットロールの端部に
、主磁極と同極性の副磁極を配して反発磁界を形成した
から、スリーブ表面から現像剤を落ち易くさせることが
でき、より確実な現像剤の搬送と攪拌を行うことが可能
である。
現像剤はトナーとキャリヤからなる二成分現像剤でもよ
いし、また磁性トナーからなる一成分現像剤でもよい。
本考案によるマグネットロールを現像装置に用いる時に
は、特に−成分現像に適している。
−成分現像では現像剤の攪拌が行なわれ難く、またドク
ターブレードとスリーブ間の間隙が比較的小さい。
したがって現像剤が凝集したり、また紙粉等の異物が混
入して、スリーブ上に剤の塗布ムラを生じ易い。
それ故本考案のマグネットロールを用いることによりス
リーブ表面から順次現像剤を離反させ、異物を取り除い
たり、再攪拌によって凝集した剤を粉砕したり、また場
合によっては、廃棄容器内へ捨て去ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマグネジ1−ロールの正面図、第2図・
第3図は本考案によるマグネットロールの正面図及び斜
視図、第4図は主磁極と副磁極の配置関係を示す説明図
、第5図は本考案によるマグネットロールの形成方法を
示す説明図、第6図A。 Bは帯状マグネットの断面図、第7図A、 Bは本考
案によるマグネットロールの他の形成方法を示す説明図
である。 図において、5・・・・・・マグネットロール、6・・
・・・・主磁極、8・・・・・・スリーブ、9・・・・
・・副磁極、を表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主磁極を軸方向に対して傾斜させて螺旋状に配置したマ
    グネジ1〜ロールの端部に、主磁極と同極性の副磁極を
    配して反発磁界を形成したことを特徴とするマグネット
    ロール。
JP17952179U 1979-12-25 1979-12-25 マグネツトロ−ル Expired JPS5926374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17952179U JPS5926374Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 マグネツトロ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17952179U JPS5926374Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 マグネツトロ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5696453U JPS5696453U (ja) 1981-07-30
JPS5926374Y2 true JPS5926374Y2 (ja) 1984-07-31

Family

ID=29689999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17952179U Expired JPS5926374Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 マグネツトロ−ル

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Publication number Publication date
JPS5696453U (ja) 1981-07-30

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