JPH09120207A - トナーリサイクル装置 - Google Patents

トナーリサイクル装置

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JPH09120207A
JPH09120207A JP7300707A JP30070795A JPH09120207A JP H09120207 A JPH09120207 A JP H09120207A JP 7300707 A JP7300707 A JP 7300707A JP 30070795 A JP30070795 A JP 30070795A JP H09120207 A JPH09120207 A JP H09120207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
shaft
belt
magnetic
carrying
Prior art date
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Pending
Application number
JP7300707A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Oka
誠二 岡
Kiyonori Tsuda
清典 津田
Yasushi Akiba
康 秋葉
Hajime Koyama
一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収時に増加した微粉トナーを除去するこ
と、及び小型化、低コスト化を達成できるトナーリサイ
クル装置を提供する。 【解決手段】 感光体2上の静電潜像を可視像化する磁
性トナーのうち、クリーニング装置3により回収された
トナーを、リサイクル装置4の磁性を有する搬送ベルト
16で現像装置2まで搬送する。微粉が増加した回収ト
ナーから、磁気力により微粉を選別除外し、正常なトナ
ーのみを現像装置2にリサイクルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2成分現像剤を用い
る画像形成装置用のトナーリサイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、感光体
上の残留トナーはクリーニング装置によりトナータンク
に回収し、廃棄していた。ところが近年、環境保護志向
の高まりにより省資源化が重要な課題となり、回収トナ
ーを再使用するトナーリサイクル装置が商品化されるよ
うになった。
【0003】画像形成装置のクリーニング装置から現像
装置へトナーを搬送する方法として、スクリュータイプ
やスプリングタイプが知られており商品化されている。
また、クリーニング部で回収したトナーを現像装置に搬
送する過程で異物を除去する方式としてメッシュ等を設
けることは従来より知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回収された
トナーは、新しいトナーに比べて微粉の含有率が増加
し、トナー飛散や地汚れが発生しやすい不具合を有して
いる。例えば使用されるトナーの平均粒径が9μmであ
ると、新トナー時には5μm以下の微粉トナーは10%
以下であるが、クリーニングより回収されるリサイクル
トナーは5μm以下のトナーが40%に増加する。この
現象は平均粒径12μmの時でも同様であり、リサイク
ルトナーはすべて微粉が増加する。この微粉トナーが地
汚れやトナー飛散を発生させている。従って、本発明
は、回収時に増加した微粉トナーを除去することができ
るトナーリサイクル装置を提供することを目的とする。
【0005】また従来のトナーリサイクル装置の駆動方
式においては、搬送ベルトの駆動軸とトナー搬送軸の駆
動軸が分離しており、ギヤ等を介して駆動伝達している
ため、装置が大きくなると共にコストがアップするとい
う問題があった。そこで本発明は、小型化、低コスト化
を達成できる駆動方式を有するトナーリサイクル装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1に
係るトナーリサイクル装置は、上記目的を達成するため
に、磁性キャリアと磁性トナーで構成される2成分現像
剤によって感光体上の静電潜像を現像装置により可視像
化し、該可視像を記録紙に転写する画像形成装置に用い
られ、上記可視像の記録紙への転写後に、上記感光体上
に残留した磁性トナーをクリーニング装置により除去
し、再び現像装置内に搬送して再使用可能とするトナー
リサイクル装置において、上記クリーニング装置から上
記現像装置へのトナー搬送部に、多極着磁を有する搬送
ベルトを備えることを特徴とする。
【0007】また請求項2に係るトナーリサイクル装置
は、上記クリーニング装置内のトナー搬送軸と上記搬送
ベルトの駆動軸を同軸に連係配置し、上記トナー搬送軸
を介して搬送ベルトを駆動することを特徴とする。
【0008】さらに請求項3に係るトナーリサイクル装
置は、上記トナー搬送軸を樹脂と磁性体で構成し、該磁
性体部分を上記搬送ベルトの駆動軸としたことを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るトナーリサイク
ル装置の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は
本発明に係るトナーリサイクル装置の一実施形態の斜視
図、図2は同要部断面図、図3は図1、2のトナーリサ
イクル装置を設ける画像形成装置の要部断面概念図であ
る。
【0010】本発明の実施対象とする画像形成装置は、
主に、図示せぬ画像書き込み手段により形成される静電
潜像を保持する感光体1、感光体1上に形成された静電
潜像を可視像化する現像装置2、像転写後の感光体1上
に残留するトナーを除去するクリーニング装置3、及び
クリーニング装置3により回収されたトナーを現像装置
2へ搬送するリサイクル装置4より構成されている。
【0011】現像装置2は主に、内部をトナーホッパー
5とした現像ケース6の感光体1側に設けられ感光体1
上の静電潜像を可視像化する現像スリーブ7と、トナー
ホッパー5内に貯留しているトナーを撹拌して現像スリ
ーブ7側へ供給するアジテータ8とからなる。現像スリ
ーブ7は、内部に固定磁石を有する回転可能なローラ体
である。現像ケース6には現像スリーブ7の上側に、現
像スリーブ7上の現像剤を薄層化するための規制部材
(ドクター)9と、ドクター9の上流側に設けられ現像
ケース6とともにトナーホッパー5を形成するドクター
前ヒサシ10を備えている。なおアジテータ8の軸8a
は、後述するようにリサイクル装置4の軸を兼用するた
めに現像ケース6の外方へ突出させてある。
【0012】クリーニング装置3は、感光体上に残留し
たトナーをかき落とすための弾性体からなるブレード1
1と、かき落としたトナーを搬送するための螺旋状の羽
根12を有するトナー搬送軸13をクリーニングケース
14内に備えて構成してある。このトナー搬送軸13
は、主に非磁性体の樹脂製であるが、一端をリサイクル
装置4側へ延設し、この延設部分の外周に磁性体からな
る筒体15を嵌入し、この部分をリサイクル装置4の搬
送ベルト16の回転駆動軸としてある。従ってもちろ
ん、トナー搬送軸13と搬送ベルト16の回転駆動軸は
同軸となっている。
【0013】リサイクル装置4は、ケース17内に、搬
送ベルト16の回転駆動軸となるトナー搬送軸13の筒
体15と現像装置2のアジテータ8の軸8aを突出さ
せ、これらの間に搬送ベルト16を掛け回して構成して
ある。ケース17は、トナー搬送軸13の突出部分の下
側及びアジテータ8の軸8aの突出部分の下側に、それ
ぞれホッパー部17a、17bを備える。これにより、
搬送ベルト16によりホッパー部17aから搬送してき
たトナーをホッパー部17bに落下させ、アジテータ8
によって再び現像装置2の現像ケース6内に送り込むよ
うになっている。
【0014】搬送ベルト16は磁性体からなり、N極、
S極が交互する微細多極着磁を施してある。そのため感
光体1の表面から除去された残留トナーでトナー搬送軸
13により搬送されてきものは、図2に示すようにリサ
イクル装置4のホッパー部17aに落下し、ある一定の
磁力を有するトナーのみが搬送ベルト16で搬送される
ようになっている。
【0015】このためクリーニング装置3で感光体1上
から回収されたトナーには微粉が多数含まれているが、
磁力の弱い微粉トナーは搬送ベルト16の磁力での搬送
初期あるいは搬送途中で落下し、ある一定以上の磁力を
有するもの、即ち一定以上の粒径のもののみが選択的に
搬送される。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係るリサイクル装置において
は、以上説明してきたように、感光体上の静電潜像を可
視像化するための磁性トナーのうちクリーニング装置に
より回収されたトナーを、磁性を有する搬送ベルトで現
像部まで搬送するように構成したので、微粉が増加した
回収トナーから磁気力により微粉を選別除外し、正常な
トナーのみを現像部にリサイクルできるため、トナー飛
散や地汚れのないトナーリサイクル装置を提供できると
いう優れた効果を奏する。
【0017】請求項2に係るリサイクル装置において
は、クリーニング装置内のトナー搬送軸と搬送ベルトの
駆動軸を同軸に配置し、トナー搬送軸より駆動力を搬送
ベルトに伝達するように構成したために、上記共通の効
果に加え、リサイクル装置の小型化、低コスト化が達成
できるという優れた効果を奏する。
【0018】請求項3に係るリサイクル装置において
は、トナー搬送軸を樹脂と磁性体で構成し、磁性体部分
を搬送ベルトの駆動軸としたので、上記共通の効果に加
え、さらにコストダウンが可能となるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトナーリサイクル装置の一実施形
態の斜視図である。
【図2】同要部断面図である。
【図3】図1、2のトナーリサイクル装置を設ける画像
形成装置の要部断面概念図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 現像装置 3 クリーニング装置 4 リサイクル装置 7 現像スリーブ 8 アジテータ 9 ドクター 8a アジテータの軸 13 トナー搬送軸 14 クリーニングケース 15 磁性体の筒体 16 搬送ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性キャリアと磁性トナーで構成される
    2成分現像剤によって感光体上の静電潜像を現像装置に
    より可視像化し、該可視像を記録紙に転写する画像形成
    装置に用いられ、上記可視像の記録紙への転写後に、上
    記感光体上に残留した磁性トナーをクリーニング装置に
    より除去し、再び現像装置内に搬送して再使用可能とす
    るトナーリサイクル装置において、上記クリーニング装
    置から上記現像装置へのトナー搬送部に、多極着磁を有
    する搬送ベルトを備えることを特徴とするトナーリサイ
    クル装置。
  2. 【請求項2】 上記クリーニング装置内のトナー搬送軸
    と上記搬送ベルトの駆動軸を同軸に連係配置し、上記ト
    ナー搬送軸を介して搬送ベルトを駆動することを特徴と
    する請求項1のトナーリサイクル装置。
  3. 【請求項3】 上記トナー搬送軸を樹脂と磁性体で構成
    し、該磁性体部分を上記搬送ベルトの駆動軸としたこと
    を特徴とする請求項2のトナーリサイクル装置。
JP7300707A 1995-10-24 1995-10-24 トナーリサイクル装置 Pending JPH09120207A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956556A (en) * 1997-06-19 1999-09-21 Oki Data Corporation Toner recycling method and mechanism employing a belt conveyor
JP2008122925A (ja) * 2006-10-18 2008-05-29 Ricoh Co Ltd トナー搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956556A (en) * 1997-06-19 1999-09-21 Oki Data Corporation Toner recycling method and mechanism employing a belt conveyor
USRE38978E1 (en) 1997-06-19 2006-02-14 Oki Data Corporation Toner transporting method and mechanism employing a belt conveyor
JP2008122925A (ja) * 2006-10-18 2008-05-29 Ricoh Co Ltd トナー搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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