JP2515590B2 - 倉庫設備 - Google Patents
倉庫設備Info
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- JP2515590B2 JP2515590B2 JP1144584A JP14458489A JP2515590B2 JP 2515590 B2 JP2515590 B2 JP 2515590B2 JP 1144584 A JP1144584 A JP 1144584A JP 14458489 A JP14458489 A JP 14458489A JP 2515590 B2 JP2515590 B2 JP 2515590B2
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- Japan
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- fork
- guide body
- movable guide
- loading
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、物品を収納自在な保管棚を有し、この保管
棚に対向して設けた受け渡し装置により、指示に応じて
物品の出し入れを行う倉庫設備に関するものである。
棚に対向して設けた受け渡し装置により、指示に応じて
物品の出し入れを行う倉庫設備に関するものである。
従来の技術 従来、上記のような倉庫設備のうち、特に薄板状の物
品を取扱うものは、特開昭62−157104号公報に開示され
ている。この倉庫設備は保管棚前面の通路で一定経路に
沿って走行する走行機体と、この走行機体に立設された
支柱枠に案内されて昇降自在な昇降台と、この昇降台に
回転テーブルを介して出退自在な出し入れ装置とで構成
される。そして、この出し入れ装置は物品の底部を支持
するフォークと、このフォークの両側で物品の前部両側
面を挾持可能な一対の挾持板とを有し、所定の区画収納
空間に対向して停止させた昇降台上で、回転テーブルに
設けた出退装置により出し入れ装置を突出させ、フォー
ク上に物品の底部を支持させるとともに、挾持板を互い
に接近させて物品を挾持して保持し、受け渡していた。
品を取扱うものは、特開昭62−157104号公報に開示され
ている。この倉庫設備は保管棚前面の通路で一定経路に
沿って走行する走行機体と、この走行機体に立設された
支柱枠に案内されて昇降自在な昇降台と、この昇降台に
回転テーブルを介して出退自在な出し入れ装置とで構成
される。そして、この出し入れ装置は物品の底部を支持
するフォークと、このフォークの両側で物品の前部両側
面を挾持可能な一対の挾持板とを有し、所定の区画収納
空間に対向して停止させた昇降台上で、回転テーブルに
設けた出退装置により出し入れ装置を突出させ、フォー
ク上に物品の底部を支持させるとともに、挾持板を互い
に接近させて物品を挾持して保持し、受け渡していた。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、回転テーブルの回転停止位
置が、旋回軸のガタ分に相応してずれることになり、し
たがって出し入れ装置を介しての出し入れ精度が悪いこ
とになる。
置が、旋回軸のガタ分に相応してずれることになり、し
たがって出し入れ装置を介しての出し入れ精度が悪いこ
とになる。
本発明の目的とするところは、旋回軸にガタが生じて
いたとしても、出し入れ装置は精度よく出し入れ動し得
る倉庫設備を提供する点にある。
いたとしても、出し入れ装置は精度よく出し入れ動し得
る倉庫設備を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の倉庫設備は、上下
方向ならびに水平方向に複数の区画収納空間を有する保
管棚を設け、この保管棚の前面に沿って一定経路上を走
行自在な受け渡し装置を設け、この受け渡し装置は、走
行機体と、この走行機体上に設けた昇降台と、この昇降
台上に設けた出し入れ装置とを有し、この出し入れ装置
は、昇降台の中央部に縦軸心の周りで回転自在に設けた
可動ガイド体と、昇降台の両側部に設けられ、かつ前記
可動ガイド体が接続自在な固定ガイド体と、両ガイド体
の間で横移動自在なフォーク装置と、このフォーク装置
に連動したフォーク駆動装置とから構成している。
方向ならびに水平方向に複数の区画収納空間を有する保
管棚を設け、この保管棚の前面に沿って一定経路上を走
行自在な受け渡し装置を設け、この受け渡し装置は、走
行機体と、この走行機体上に設けた昇降台と、この昇降
台上に設けた出し入れ装置とを有し、この出し入れ装置
は、昇降台の中央部に縦軸心の周りで回転自在に設けた
可動ガイド体と、昇降台の両側部に設けられ、かつ前記
可動ガイド体が接続自在な固定ガイド体と、両ガイド体
の間で横移動自在なフォーク装置と、このフォーク装置
に連動したフォーク駆動装置とから構成している。
作用 かかる本発明の構成によると、保管棚から物品の出庫
を行うに、まず受け渡し装置を走行させるとともに昇降
台を昇降させて、出し入れ装置を目的とする区画収納空
間に対向させる。このときフォーク装置は可動ガイド体
側で支持されている。次いでフォーク駆動装置を作動さ
せると、横移動されるフォーク装置は可動ガイド体から
一方の固定ガイド体へと支持案内されることになり、以
ってフォーク装置のフォークを目的とする物品の下方へ
突入し得る。次いで昇降台を上昇させることで物品の持
ち上げを行え、そしてフォーク駆動装置を逆作動させる
ことで、後退させたフォーク装置を可動ガイド体上に位
置させ得、物品を昇降台へ取り出せ得る。なお逆動作に
よって、物品を目的とする区間収納空間に入庫し得る。
フォークは左右の保管棚に作用させるものであり、この
場合に、フォーク装置を可動ガイド体で支持している状
態で可動ガイド体を縦軸心の周りで180度回転させ、 そしてフォーク装置を他方の固定ガイド体で支持案内す
ればよい。
を行うに、まず受け渡し装置を走行させるとともに昇降
台を昇降させて、出し入れ装置を目的とする区画収納空
間に対向させる。このときフォーク装置は可動ガイド体
側で支持されている。次いでフォーク駆動装置を作動さ
せると、横移動されるフォーク装置は可動ガイド体から
一方の固定ガイド体へと支持案内されることになり、以
ってフォーク装置のフォークを目的とする物品の下方へ
突入し得る。次いで昇降台を上昇させることで物品の持
ち上げを行え、そしてフォーク駆動装置を逆作動させる
ことで、後退させたフォーク装置を可動ガイド体上に位
置させ得、物品を昇降台へ取り出せ得る。なお逆動作に
よって、物品を目的とする区間収納空間に入庫し得る。
フォークは左右の保管棚に作用させるものであり、この
場合に、フォーク装置を可動ガイド体で支持している状
態で可動ガイド体を縦軸心の周りで180度回転させ、 そしてフォーク装置を他方の固定ガイド体で支持案内す
ればよい。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図、第4図〜第6図において、1は上下
方向ならびに水平方向に複数の区画収納空間2を有する
保管棚で、外枠体3と、この外枠体3内に水平方向で所
定間隔置きに配設したポスト体4とからなる。前記外枠
体3は、ベース板3Aと、このベース板3Aの後部上面に配
設した左右方向の下位横材3Bと、この下位横材3Bから一
定ピッチP置きに立設した縦材3Cと、これら縦材3Cの上
端間に配設した後部上位横材3Dと、この後部上位横材3D
の前方に連結材3Eを介して配設した前部上位横材3Fとに
より構成される。前記ポスト体4は、長形板状のポスト
部4Aと、このポスト部4Aの両側面から水平方向に突出す
る上下方向に複数の受け部4Bと、これら受け部4Bの中間
から上方に突出する位置決め部4Cとからなり、たとえば
アルミニウムの押し出し成形により一体成形して構成さ
れる。そしてポスト部4Aの上端と下端には、その肉厚を
半分とし、かつ位相を互いに逆とした段部4D,4Eが形成
され、これら段部4D,4Eの後部と前部、ならびに中間レ
ベルの後部に連結用孔4Fが形成されている。前記縦材3C
の前面には二部材により厚肉チャンネル状に形成したガ
イドレール5が配設され、このガイドレール5にポスト
部4Aの後部を差し込んだのち前記連結用孔4Fを通る固定
具(ボルトなど)6を介して連結される。前記ベース板
3Aから立設状の下位プレート7は、左右の下位プレート
7間に位置した下位ステー8に固定具9を介して連結さ
れ、さらに下位ステー8は固定具10を介してベース板3A
に連結される。前記下位プレート7の上端には、前記段
部4Eとはめ合い自在な段部7Aが形成され、両段部4E,7A
の後部間は、前記固定具6を介してガイドレール5側に
連結され、また前部間はガイドレール5とは関係なく固
定具9を介して連結される。前部上位横材3F側から垂下
状の上位プレート11は、左右の上位プレート11間に位置
した上位ステー12に固定具6を介して連結され、さらに
上位ステー12は固定具13を介して前部上位横材3Fなどに
連結される。前記上位プレート11の下端には、前記段部
4Dとはめ合い自在な段部11Aが形成され、両段部4D,11A
の後部間は、前記固定具6を介してガイドレール5側に
連結され、また前部間はガイドレール5とは関係なく固
定具9を介して連結される。なおポスト体4の高さは保
管棚1の規模に応じて変化されるものであり、また段部
4D,4Eなどを利用して複数本(第4図において5本)が
継ぎ足されるものである。このような連結構造によって
外枠体3に複数のポスト体4を固定し得、そして左右な
らびに上下で対向する4つの受け部4Bによって区画収納
空間2を形成する。なお縦材3Cの近くには、区画収納空
間2に格納したケース(物品)15の奥行き位置を規制す
るシャフト状のストッパ13が左右一対配設され、これら
ストッパ13はブラケット14を介して縦材3Cに支持され
る。
方向ならびに水平方向に複数の区画収納空間2を有する
保管棚で、外枠体3と、この外枠体3内に水平方向で所
定間隔置きに配設したポスト体4とからなる。前記外枠
体3は、ベース板3Aと、このベース板3Aの後部上面に配
設した左右方向の下位横材3Bと、この下位横材3Bから一
定ピッチP置きに立設した縦材3Cと、これら縦材3Cの上
端間に配設した後部上位横材3Dと、この後部上位横材3D
の前方に連結材3Eを介して配設した前部上位横材3Fとに
より構成される。前記ポスト体4は、長形板状のポスト
部4Aと、このポスト部4Aの両側面から水平方向に突出す
る上下方向に複数の受け部4Bと、これら受け部4Bの中間
から上方に突出する位置決め部4Cとからなり、たとえば
アルミニウムの押し出し成形により一体成形して構成さ
れる。そしてポスト部4Aの上端と下端には、その肉厚を
半分とし、かつ位相を互いに逆とした段部4D,4Eが形成
され、これら段部4D,4Eの後部と前部、ならびに中間レ
ベルの後部に連結用孔4Fが形成されている。前記縦材3C
の前面には二部材により厚肉チャンネル状に形成したガ
イドレール5が配設され、このガイドレール5にポスト
部4Aの後部を差し込んだのち前記連結用孔4Fを通る固定
具(ボルトなど)6を介して連結される。前記ベース板
3Aから立設状の下位プレート7は、左右の下位プレート
7間に位置した下位ステー8に固定具9を介して連結さ
れ、さらに下位ステー8は固定具10を介してベース板3A
に連結される。前記下位プレート7の上端には、前記段
部4Eとはめ合い自在な段部7Aが形成され、両段部4E,7A
の後部間は、前記固定具6を介してガイドレール5側に
連結され、また前部間はガイドレール5とは関係なく固
定具9を介して連結される。前部上位横材3F側から垂下
状の上位プレート11は、左右の上位プレート11間に位置
した上位ステー12に固定具6を介して連結され、さらに
上位ステー12は固定具13を介して前部上位横材3Fなどに
連結される。前記上位プレート11の下端には、前記段部
4Dとはめ合い自在な段部11Aが形成され、両段部4D,11A
の後部間は、前記固定具6を介してガイドレール5側に
連結され、また前部間はガイドレール5とは関係なく固
定具9を介して連結される。なおポスト体4の高さは保
管棚1の規模に応じて変化されるものであり、また段部
4D,4Eなどを利用して複数本(第4図において5本)が
継ぎ足されるものである。このような連結構造によって
外枠体3に複数のポスト体4を固定し得、そして左右な
らびに上下で対向する4つの受け部4Bによって区画収納
空間2を形成する。なお縦材3Cの近くには、区画収納空
間2に格納したケース(物品)15の奥行き位置を規制す
るシャフト状のストッパ13が左右一対配設され、これら
ストッパ13はブラケット14を介して縦材3Cに支持され
る。
前記ケース15は矩形箱状であって、その両側には被ク
ランプ部15Aが一体に形成されている。
ランプ部15Aが一体に形成されている。
上記のようにして構成された保管棚1は、第4図、第
5図に示すように、通路20を置いて一対配設され、通路
20側が前面となる。この通路20内には、保管棚1の前面
に沿った一定経路21上を走行自在な受け渡し装置22が設
けられる。すなわち通路20内には床側レール23が敷設さ
れ、この床側レール23上に複数の車輪24を介して走行機
体25を載せるとともに、走行機体25側に走行駆動装置26
を設けている。前記走行機体25から支柱枠27が立設さ
れ、これに支持案内される昇降台28を設けるとともに、
昇降駆動装置29を設けている。前記支柱枠27の上端側は
天井側レール30に案内される。前記昇降台28上には出し
入れ装置40が設けられ、また保管棚1の端部外方には荷
捌き場16が設けられる。
5図に示すように、通路20を置いて一対配設され、通路
20側が前面となる。この通路20内には、保管棚1の前面
に沿った一定経路21上を走行自在な受け渡し装置22が設
けられる。すなわち通路20内には床側レール23が敷設さ
れ、この床側レール23上に複数の車輪24を介して走行機
体25を載せるとともに、走行機体25側に走行駆動装置26
を設けている。前記走行機体25から支柱枠27が立設さ
れ、これに支持案内される昇降台28を設けるとともに、
昇降駆動装置29を設けている。前記支柱枠27の上端側は
天井側レール30に案内される。前記昇降台28上には出し
入れ装置40が設けられ、また保管棚1の端部外方には荷
捌き場16が設けられる。
すなわち昇降台28は第1図〜第3図に示すように、上
部プレート31と、下部プレート32と、両プレート31,32
間を連結する複数のポスト33と、支柱枠27側に向く側部
プレート34とにより枠組構成され、そして開放部にカバ
ー35が取付けられている。この昇降台28内の中央部に
は、軸受41を介して旋回軸42が配設され、この旋回軸42
は縦軸心43の周りで回動自在となる。この旋回軸42に連
動する軸駆動装置44は、ステッピングモータユニット45
と、その出力軸46に取付けた駆動歯車47と、この駆動歯
車47に噛合すべく旋回軸42の下端に取付けた受動歯車48
と、この受動歯車48の回転角の検出を行う旋回検出器49
などから構成される。前記上部プレート31には貫通孔36
が形成され、この貫通孔36内に位置して上部プレート31
の上面よりも上方に突出する円板50が旋回軸42の上端に
固定される。前記円板50の上面には横方向の可動ガイド
体51が固定され、この可動ガイド体51は縦軸心43の周り
で回転自在となる。前記上部プレート31上で両側部に
は、回転し停止した前記可動ガイド体51が接続自在な固
定ガイド体52A,52Bが設けられる。両ガイド体51,52A,52
Bの間で横移動自在なフォーク装置53は、両ガイド体51,
52A,52Bの間で横移動自在なフォーク装置53は、両ガイ
ド体51,52A,52Bに挾持ローラ54を介して支持案内される
可動台55と、この可動台55の中央部にスペーサ56を介し
て一体化したフォーク支持台57と、このフォーク支持台
57から横方向に連設したフォーク58とから構成される。
そしてフォーク支持台57の上部には、フォーク58の上方
両側に位置する一対のクランプ片59と、これらクランプ
片59を互いに接近離間動させる作動装置60とが設けられ
る。前記フォーク装置53を横移動させるフォーク駆動装
置61は、上部プレート31の下方で横方向に配設したねじ
軸62と、このねじ軸62に連動した回転駆動装置63と、前
記ねじ軸62にナット体を介してら合し、かつ上部プレー
ト31に形成した左右方向のスリット37を挿通する伝動体
64と、この伝動体64に外嵌した受動体65を有する長形板
状のブラケット66とからなる。ここで受動体65は左右方
向で開放した下向きのチャンネル状であって、過負荷時
に離間する接続部材67を介して伝動体64に連結してい
る。前記ブラケット66にはスペーサ56の挿通を許す貫通
孔68が形成され、この貫通孔68の縁部に係合する複数の
ガイドローラ69が前記可動台55に取付けられる。70はフ
ォーク装置53部のカバーを示す。
部プレート31と、下部プレート32と、両プレート31,32
間を連結する複数のポスト33と、支柱枠27側に向く側部
プレート34とにより枠組構成され、そして開放部にカバ
ー35が取付けられている。この昇降台28内の中央部に
は、軸受41を介して旋回軸42が配設され、この旋回軸42
は縦軸心43の周りで回動自在となる。この旋回軸42に連
動する軸駆動装置44は、ステッピングモータユニット45
と、その出力軸46に取付けた駆動歯車47と、この駆動歯
車47に噛合すべく旋回軸42の下端に取付けた受動歯車48
と、この受動歯車48の回転角の検出を行う旋回検出器49
などから構成される。前記上部プレート31には貫通孔36
が形成され、この貫通孔36内に位置して上部プレート31
の上面よりも上方に突出する円板50が旋回軸42の上端に
固定される。前記円板50の上面には横方向の可動ガイド
体51が固定され、この可動ガイド体51は縦軸心43の周り
で回転自在となる。前記上部プレート31上で両側部に
は、回転し停止した前記可動ガイド体51が接続自在な固
定ガイド体52A,52Bが設けられる。両ガイド体51,52A,52
Bの間で横移動自在なフォーク装置53は、両ガイド体51,
52A,52Bの間で横移動自在なフォーク装置53は、両ガイ
ド体51,52A,52Bに挾持ローラ54を介して支持案内される
可動台55と、この可動台55の中央部にスペーサ56を介し
て一体化したフォーク支持台57と、このフォーク支持台
57から横方向に連設したフォーク58とから構成される。
そしてフォーク支持台57の上部には、フォーク58の上方
両側に位置する一対のクランプ片59と、これらクランプ
片59を互いに接近離間動させる作動装置60とが設けられ
る。前記フォーク装置53を横移動させるフォーク駆動装
置61は、上部プレート31の下方で横方向に配設したねじ
軸62と、このねじ軸62に連動した回転駆動装置63と、前
記ねじ軸62にナット体を介してら合し、かつ上部プレー
ト31に形成した左右方向のスリット37を挿通する伝動体
64と、この伝動体64に外嵌した受動体65を有する長形板
状のブラケット66とからなる。ここで受動体65は左右方
向で開放した下向きのチャンネル状であって、過負荷時
に離間する接続部材67を介して伝動体64に連結してい
る。前記ブラケット66にはスペーサ56の挿通を許す貫通
孔68が形成され、この貫通孔68の縁部に係合する複数の
ガイドローラ69が前記可動台55に取付けられる。70はフ
ォーク装置53部のカバーを示す。
次に上記実施例の作用を説明する。
出庫作業を行うに際して、まず受け渡し装置22を走行
させるとともに昇降台28を昇降させて、出し入れ装置40
を目的とする区画収納空間2に対向させる。このときフ
ォーク装置53の可動台55は挾持ローラ54を介して可動ガ
イド体51上に乗り移っている。また目的とする区画収納
空間2に対向する前後において、この区画収納空間2に
フォーク58を向けている。この場合には前工程でのフォ
ーク58の向きが同じであれば作動しないが、逆であれば
軸駆動装置44を作動される。すなわちステッピングモー
タユニット45の回転が両歯車48,47を介して旋回軸42に
伝えられ、円板50を介して可動ガイド体51を縦軸心43の
周りで180度回転させる。これにより可動ガイド体51で
支持しているフォーク装置53も一体的に180度回転さ
れ、この際にガイドローラ69がブラケット66に案内され
ることから、回転はガタ付くことなく円滑に行われる。
次いでフォーク駆動装置61を作動させる。すなわち回転
駆動装置63によりねじ軸62を回転させることで、ナット
体を介して伝動体64が横移動し、これにより接続部材6
7、受動体65を介してブラケット66が横移動される。こ
のブラケット66に対して回転のみ自在の関係にある可動
台55も一体的に横移動することになり、この際に挾持ロ
ーラ54は可動ガイド体51から一方の固定ガイド体52Aへ
と案内されることになる。これによりフォーク58は、第
1図仮想線ならびに第6図に示すように、目的とするケ
ース15の下方へ突入することになる。この突入時におい
てクランプ片59は互いに離間動している。突入後に、ま
ず昇降台28を少し上昇させ、フォーク58をケース15の下
面に当接させて受け部4Bから持ち上げる。次いでクラン
プ片59を互いに接近動させ、被クランプ部15Aに対する
クランプ動を行う。そしてフォーク駆動装置61を前述と
は逆に作動させることで、可動台55を可動ガイド体51上
に位置させ、以ってケース15を昇降台28側へ取り出せ得
る。
させるとともに昇降台28を昇降させて、出し入れ装置40
を目的とする区画収納空間2に対向させる。このときフ
ォーク装置53の可動台55は挾持ローラ54を介して可動ガ
イド体51上に乗り移っている。また目的とする区画収納
空間2に対向する前後において、この区画収納空間2に
フォーク58を向けている。この場合には前工程でのフォ
ーク58の向きが同じであれば作動しないが、逆であれば
軸駆動装置44を作動される。すなわちステッピングモー
タユニット45の回転が両歯車48,47を介して旋回軸42に
伝えられ、円板50を介して可動ガイド体51を縦軸心43の
周りで180度回転させる。これにより可動ガイド体51で
支持しているフォーク装置53も一体的に180度回転さ
れ、この際にガイドローラ69がブラケット66に案内され
ることから、回転はガタ付くことなく円滑に行われる。
次いでフォーク駆動装置61を作動させる。すなわち回転
駆動装置63によりねじ軸62を回転させることで、ナット
体を介して伝動体64が横移動し、これにより接続部材6
7、受動体65を介してブラケット66が横移動される。こ
のブラケット66に対して回転のみ自在の関係にある可動
台55も一体的に横移動することになり、この際に挾持ロ
ーラ54は可動ガイド体51から一方の固定ガイド体52Aへ
と案内されることになる。これによりフォーク58は、第
1図仮想線ならびに第6図に示すように、目的とするケ
ース15の下方へ突入することになる。この突入時におい
てクランプ片59は互いに離間動している。突入後に、ま
ず昇降台28を少し上昇させ、フォーク58をケース15の下
面に当接させて受け部4Bから持ち上げる。次いでクラン
プ片59を互いに接近動させ、被クランプ部15Aに対する
クランプ動を行う。そしてフォーク駆動装置61を前述と
は逆に作動させることで、可動台55を可動ガイド体51上
に位置させ、以ってケース15を昇降台28側へ取り出せ得
る。
その後、受け渡し装置22の走行や昇降台28の昇降を行
い、そして出し入れ装置40を作動させることでケース15
を荷捌き場16へ出庫し得る。
い、そして出し入れ装置40を作動させることでケース15
を荷捌き場16へ出庫し得る。
なお荷捌き場16のケース15を保管棚1に入庫させる作
業は、上述とは逆動作により行える。
業は、上述とは逆動作により行える。
発明の効果 上記構成の本発明によると、出し入れ装置を目的とす
る区画収納空間に対向させたのちフォーク駆動装置を作
動させることで、可動ガイド体側で支持していたフォー
ク装置を一方の固定ガイド体へと支持案内させて横移動
でき、フォーク装置のフォークを目的とする区画収納空
間に突入できる。次いで昇降台を昇降させ、そしてフォ
ーク駆動装置の逆作動によりフォーク装置を可動ガイド
体上に退入させることで物品の入・出庫を行うことがで
きる。またフォーク装置を支持している可動ガイド体を
縦軸心の周りに180度回転させることで、他方の固定ガ
イド体を利用して他方の保管棚に対する入・出庫を行う
ことができる。このようにフォーク装置を回転させて両
側の保管棚に作用させることができるのであるが、その
際に回転させるための旋回軸の部分にガタが生じるなど
して、可動ガイド体の停止位置に多少の乱れが生じたと
しても、フォーク装置は、昇降台に精度よく設けられた
固定ガイド体に支持案内されることから、前述したガタ
などによる乱れを吸収して、常にフォーク装置を精度よ
く出し入れ動させることができる。
る区画収納空間に対向させたのちフォーク駆動装置を作
動させることで、可動ガイド体側で支持していたフォー
ク装置を一方の固定ガイド体へと支持案内させて横移動
でき、フォーク装置のフォークを目的とする区画収納空
間に突入できる。次いで昇降台を昇降させ、そしてフォ
ーク駆動装置の逆作動によりフォーク装置を可動ガイド
体上に退入させることで物品の入・出庫を行うことがで
きる。またフォーク装置を支持している可動ガイド体を
縦軸心の周りに180度回転させることで、他方の固定ガ
イド体を利用して他方の保管棚に対する入・出庫を行う
ことができる。このようにフォーク装置を回転させて両
側の保管棚に作用させることができるのであるが、その
際に回転させるための旋回軸の部分にガタが生じるなど
して、可動ガイド体の停止位置に多少の乱れが生じたと
しても、フォーク装置は、昇降台に精度よく設けられた
固定ガイド体に支持案内されることから、前述したガタ
などによる乱れを吸収して、常にフォーク装置を精度よ
く出し入れ動させることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は出し入れ装置
部の一部切欠き正面図、第2図は同平面図、第3図は同
一部切欠き側面図、第4図は倉庫設備の正面図、第5図
は同一部切欠き側面図、第6図は保管棚の部分前面図で
ある。 1…保管棚、2…区画収納空間、3…外枠体、4…ポス
ト体、4B…受け部、15…ケース(物品)、15A…被クラ
ンプ部、21…一定経路、22…受け渡し装置、23…床側レ
ール、25…走行機体、27…支柱枠、28…昇降台、31…上
部プレート、36…貫通孔、37…スリット、40…出し入れ
装置、42…旋回軸、43…縦軸心、44…軸駆動装置、49…
旋回検出器、50…円板、51…可動ガイド体、52A,52B…
固定ガイド体、53…フォーク装置、54…挾持ローラ、55
…可動台、58…フォーク、59…クランプ片、61…フォー
ク駆動装置、62…ねじ軸、64…伝動体、65…受動体、67
…接続部材、68…貫通孔、69…ガイドローラ。
部の一部切欠き正面図、第2図は同平面図、第3図は同
一部切欠き側面図、第4図は倉庫設備の正面図、第5図
は同一部切欠き側面図、第6図は保管棚の部分前面図で
ある。 1…保管棚、2…区画収納空間、3…外枠体、4…ポス
ト体、4B…受け部、15…ケース(物品)、15A…被クラ
ンプ部、21…一定経路、22…受け渡し装置、23…床側レ
ール、25…走行機体、27…支柱枠、28…昇降台、31…上
部プレート、36…貫通孔、37…スリット、40…出し入れ
装置、42…旋回軸、43…縦軸心、44…軸駆動装置、49…
旋回検出器、50…円板、51…可動ガイド体、52A,52B…
固定ガイド体、53…フォーク装置、54…挾持ローラ、55
…可動台、58…フォーク、59…クランプ片、61…フォー
ク駆動装置、62…ねじ軸、64…伝動体、65…受動体、67
…接続部材、68…貫通孔、69…ガイドローラ。
Claims (1)
- 【請求項1】上下方向ならびに水平方向に複数の区画収
納空間を有する保管棚を設け、この保管棚の前面に沿っ
た一定経路上を走行自在な受け渡し装置を設け、この受
け渡し装置は、走行機体と、この走行機体上に設けた昇
降台と、この昇降台上に設けた出し入れ装置とを有し、
この出し入れ装置は、昇降台の中央部に縦軸心の周りで
回転自在に設けた可動ガイド体と、昇降台の両側部に設
けられ、かつ前記可動ガイド体が接続自在な固定ガイド
体と、両ガイド体の間で横移動自在なフォーク装置と、
このフォーク装置に連動したフォーク駆動装置とから構
成したことを特徴とする倉庫設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1144584A JP2515590B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 倉庫設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1144584A JP2515590B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 倉庫設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038607A JPH038607A (ja) | 1991-01-16 |
JP2515590B2 true JP2515590B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=15365515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1144584A Expired - Fee Related JP2515590B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 倉庫設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515590B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022187785A (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-20 | 株式会社ダイフク | 搬送装置 |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP1144584A patent/JP2515590B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022187785A (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-20 | 株式会社ダイフク | 搬送装置 |
JP7318676B2 (ja) | 2021-06-08 | 2023-08-01 | 株式会社ダイフク | 搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038607A (ja) | 1991-01-16 |
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