JP2514734Y2 - 自動判別回路 - Google Patents

自動判別回路

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JP2514734Y2
JP2514734Y2 JP1990045849U JP4584990U JP2514734Y2 JP 2514734 Y2 JP2514734 Y2 JP 2514734Y2 JP 1990045849 U JP1990045849 U JP 1990045849U JP 4584990 U JP4584990 U JP 4584990U JP 2514734 Y2 JP2514734 Y2 JP 2514734Y2
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委成 池町
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動判別回路に関し、特に、いわゆるハイ
ファイ(Hi−Fi)VTRでHi−Fi記録された磁気テープを
再生するとき、記録済み音声信号の内容がステレオか2
ヶ国語かを自動判別して、これによる音声信号の自動出
力切換を可能にする自動判別回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、横トラックにステレオ放送または2ヶ国語放送
の音声信号を記録するとき、その判別のために識別信号
(パイロット信号)を横トラックに同時に記録する方法
がある。この識別信号を再生時に判別することによって
音声信号の出力を自動的に切り換えていた。この方法の
一例が、たとえば特開昭57−194686(H04N5/93)に開示
されている。この方法では、記録時、音声信号の伝送特
性を劣化させないパイロット信号を、各々の音声信号に
応じて作成し、これを磁気テープに記録して、再生時は
このパイロット信号の周波数により音声信号を判別する
ようにしている。
この従来技術では、横トラックに記録する信号として
は、基本的に可聴帯域(たとえば30Hz)を用いているた
め、記録する識別信号の近辺の音声信号が削除される。
また、この識別信号を可聴帯域外に設定した場合は、音
声記録/再生ヘッドの周波数特性等のレベルを上げ、回
路的にも周波数特性を上げる必要がある。
一方、傾斜トラックにステレオ放送または2ヶ国語放
送の音声信号を記録するいわゆるHi−Fi記録の場合は、
傾斜トラックにステレオ放送または2ヶ国語放送の音声
信号を記録し、その判別用の識別信号も傾斜トラックに
記録する方法もある。この方法では、識別信号を傾斜ト
ラックにステレオ放送または2ヶ国語放送の音声信号と
同時に記録再生したときに、ノイズリダクション回路の
誤動作を招く恐れがある。
したがって、傾斜トラックにステレオ放送または2ヶ
国語放送の音声信号をHi−Fi記録する場合は、一般的に
は、判別用の識別信号を除外した音声信号のみを記録再
生し、その自動識別は行っておらず、記録時にステレオ
か2ヶ国語を選択して磁気テープに記録し、再生時はそ
の内容に応じて手動操作で音声出力を選択していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の方法では、識別信号が横トラックに記録する横
トラックステレオ方式の音声信号の自動判別は可能であ
るが、識別信号を傾斜トラックに同時記録しないHi−Fi
の音声信号については、自動判別できないという不都合
があり、また、Hi−Fiの音声記録する場合は、横トラッ
クに識別信号を新たに記録する必要がある等の不都合が
あった。
さらに、従来技術で述べたように、識別信号を新たに
作成することは、その判別回路の複雑化および回路規模
の増大という欠点、ならびに他のソフトテープ(たとえ
ばレンタルテープ)に対しては自動判別ができないた
め、自己が記録したテープだけにその対応が限られる等
の問題がある。
それゆえに、この考案の主たる目的は、簡単な構成で
傾斜トラックに記録した音声を自動的に判別できる、自
動判別回路を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、傾斜トラック記録および横トラック記録
を備えるVTRにおいて、傾斜トラックから再生されたL
チャネル音声信号から特定周波数の第1音声信号を抽出
する第1抽出手段、傾斜トラックから再生されたRチャ
ネル音声信号から特定周波数の第2音声信号を抽出する
第2抽出手段、横トラックから再生されたノーマル音声
信号から特定周波数の第3音声信号を抽出する第3抽出
手段、第1音声信号および第2音声信号を加算する加算
手段、および加算信号と第3音声信号とを比較する比較
手段を備え、比較結果に応じて傾斜トラックの記録内容
がステレオか2ケ国語かを判別するようにしたことを特
徴とする、自動判別回路である。
〔作用〕
通常のHi−Fi記録は、傾斜トラックに2chを、横トラ
ックにはノーマル音声を1ch(モノラル)で記録してい
る。このような記録状態において、傾斜トラックにHi−
Fi記録する場合、たとえば、チューナ回路のL+R信号
とL−R信号とを左チャネル(Lch)と右チャネル(Rc
h)との各々に復調するとともに、Lch,Rchのキャリアを
オーディオ回路で混合し、これによって得られたL+R
信号を記録する。そのLchはL/主信号に、RchはR/副信号
にそれぞれ相当する。そして、横トラックにはステレオ
放送時はLchとRchとを合成した音声信号を記録し、2ヶ
国語放送時はLch(主)信号を記録することが一般的で
ある。
そのため、この考案では、通常のHi−Fi記録されたLc
hとRchの信号の特定周波数帯(たとえば400Hz〜1kHz)
から第1音声信号および第2音声信号を抽出するととも
に、横トラックのノーマル音声信号の特定周波数帯(た
とえば400Hz〜1kHz)から第3音声信号を抽出する。そ
して、第1音声信号および第2音声信号の加算信号と第
3音声信号とが比較され、その比較結果に応じて傾斜ト
ラックの記録内容が判別される。
〔考案の効果〕
この考案によれば、特別な判別用識別信号を記録する
必要がなく、テープの記録状態に応じて自動的に判別す
ることができるので、周波数特性の劣化なしにしかも簡
単な回路で音声信号の出力切換を自動的に行うことがで
きる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図であ
る。この第1図に示す自動判別回路10において、入力端
子12L,12Rおよび12Nにそれぞれ与えられる左チャネル信
号(Lch),右チャネル信号(Rch)およびノーマル信号
(N)は、それぞれ、バッファアンプ14L,14Rおよび14N
を介して、同一通過周波数帯域(この実施例では400Hz
〜1kHz)を有するバンドパスフィルタ(BPF)16L,16Rお
よび16Nに与えられ、その出力は各々ALC回路18L,18Rお
よび18Nに与えられる。ALC回路18L,18Rおよび18Nでは、
各信号レベルを一定にする。これは、Hi−Fi信号と、横
トラックのノーマル音声との間にレベル差がある場合が
あるためである。
Hi−Fi信号のLchおよびRchすなわちALC回路18Lおよび
18Rの出力が加算器20によって加算され、この信号と、A
LC回路18Nからの横トラックのノーマル信号とが減算器2
2において減算される。
この加減算処理において、傾斜トラックへの記録信号
がステレオのときは横トラックに記録されるノーマル信
号と同じ内容の信号であり、減算器22によりノーマル信
号と引き算され、その出力が検波器24で検波されたと
き、そのレベルは低い。
一方、2ヶ国語のときは、傾斜トラックへの記録信号
は、主と副の合成された信号であり、横トラックに記録
されるノーマル信号が主信号だけのため、各々別の内容
の信号となる。このため、減算器22により主と副の合成
信号から横トラックの主信号が引き算されて、副信号
(Rch)の信号が出力される。したがって、検波器22か
らの出力は高レベルとなる。
このように検波器24からは、ステレオ時は低レベルの
信号が、また2ヶ国語時は高レベルの信号が出力され
る。この取り出したレベルと基準レベルとを比較器26に
よって比較する。そして、比較結果が音声出力切換制御
回路28に供給される。この音声出力切換回路28において
は、比較器26の出力とHi−Fi,ノーマルの判別信号とに
よって音声出力切換制御を行う。
比較器26では、その入力(検波出力のレベル)が基準
レベル約2.5Vに対してたとえば2V以下のときはローレベ
ルを出力し、たとえば3〜4Vのときはハイレベルを出力
する。そして、音声出力切換制御回路28では、比較器26
からローレベル信号が入力されかつノーマルのみ記録で
あるという信号が入力されたときには横トラックのノー
マル信号であると判断し、ローレベル信号が入力されか
つHi−Fiも記録されているという信号が入力されたとき
には傾斜トラックのステレオ信号であると判断し、また
ハイレベル信号が入力されたとき傾斜トラックの2ケ国
語であると判断する。この音声出力切換制御回路28から
の切換信号が切換回路30に与えられる。
切換回路30は詳しくは第2図に示すが、切換信号に応
じて、スイッチ回路30aおよび30bによって、入力端子12
L,12Rおよび12Nからの信号を選択して左右(L,R)出力
として出力する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図である。 第2図は第1図実施例の切換回路を示す回路図である。 図において、12L,12R,12Nは入力端子、16L,16R,16Nはバ
ンドパスフィルタ、20は加算器、22は減算器、24は検波
器、26は比較器、28は音声出力切換制御回路を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜トラック記録および横トラック記録を
    備えるVTRにおいて、 傾斜トラックから再生されたLチャネル音声信号から特
    定周波数の第1音声信号を抽出する第1抽出手段、 前記傾斜トラックから再生されたRチャネル音声信号か
    ら前記特定周波数の第2音声信号を抽出する第2抽出手
    段、 横トラックから再生されたノーマル音声信号から前記特
    定周波数の第3音声信号を抽出する第3抽出手段、 前記第1音声信号および前記第2音声信号を加算する加
    算手段、および 加算信号と前記第3音声信号とを比較する比較手段を備
    え、 前記比較結果に応じて前記傾斜トラックの記録内容がス
    テレオか2ケ国語かを判別するようにしたことを特徴と
    する、自動判別回路。
JP1990045849U 1990-04-28 1990-04-28 自動判別回路 Expired - Lifetime JP2514734Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5960709A (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 Sony Corp 記録方式
JPS59221087A (ja) * 1983-05-30 1984-12-12 Sharp Corp Vtrにおける音声多重モ−ド自動判別方式
JPS60109979A (ja) * 1983-11-18 1985-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 外部音声入力表示回路
JPS63153303U (ja) * 1987-03-30 1988-10-07

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