JP2514730B2 - 自動洗車装置 - Google Patents
自動洗車装置Info
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- JP2514730B2 JP2514730B2 JP1660890A JP1660890A JP2514730B2 JP 2514730 B2 JP2514730 B2 JP 2514730B2 JP 1660890 A JP1660890 A JP 1660890A JP 1660890 A JP1660890 A JP 1660890A JP 2514730 B2 JP2514730 B2 JP 2514730B2
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- JP
- Japan
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- sensor
- car wash
- air
- automatic car
- front surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
洗車ブラシを車体形状に合わせて自動的に移動させなが
ら洗車を行う洗車装置に関するもので、特に洗車しよう
とする車両を無接触で検出するセンサを備えた自動洗車
装置の該センサ装着部分の構造に関するものである。
グを検出し、更に洗車ノズルや洗車ブラシを車体形状に
合わせて移動させるために、洗車しようとする車両を検
出するためのセンサが必要である。このセンサには、洗
車ブラシに作用する反力を検出したり車両に接触させた
検出針の変位を検出する接触型のものと、赤外線や超音
波で車体を検出する無接触型のものがあるが、車体に瑕
を付ける危険がない点で無接触型のものが好まれ、無接
触センサとその検出信号に従って移動する洗車ノズルと
を組み合わせることにより、車両を完全な非接触で洗車
する自動洗車装置が得られる。
るセンサは当然洗車される車両の方に向いているから、
飛散した水や洗剤液がセンサに付着する危険は常に存在
し、また車体に付着した雪や塵埃が飛散してセンサの前
面を覆ってしまう危険もある。センサの前面に付着した
水滴は、センサから送出されまたはセンサに受容される
検出ビームを屈折させたり減衰させたりする。またセン
サの前面に付着した洗剤液は、乾いてセンサの前面を曇
らせ、センサが光学センサであるときには、その検出ビ
ームを散乱させたり遮断したりする。センサの前面に雪
や塵埃が付着した場合にも、同様にセンサの検出ビーム
が遮断されたり減衰させられたりする。
衰させられたりすると、洗車ノズルが車体から大きく後
退して充分な洗浄が行われなくなったり、洗車装置が異
常停止したりする。またセンサの機能低下を補うために
検出ビームを強くすると、センサの感度が低下し、車体
表面の微細な突起が検出できなくなって、洗車ノズルを
車両の例えばアンテナ等に接触させる等の事故が起こ
る。
の問題を解決することを課題としている。
音波センサ等の無接触センサの前面に該センサの前方に
向かって流れる空気流を生成させることによって上記課
題を解決している。上記空気流は、無接触センサ1の設
置位置に空気ダクト3を配置して加圧空気を導き、当該
空気ダクト3に上記空気流を生成させる方向の開口8を
設けることによって達成される。また空気ダクト3によ
ってセンサ1の前面を覆う空気室を形成し、センサ1の
前面をこの空気室内に位置させ、センサ1の前面と対向
する壁面にセンサ1の検出ビームを通過させる開口8を
設けて該開口8から空気室3内の空気を流出させること
によって上記空気流を生成されることができる。
ト3に加圧空気を供給し、センサ1の前面にそのセンサ
が向いている方向に流れる空気流3を生成させる。その
後洗車動作を開始してやれば、飛散する水や洗剤液、あ
るいは雪や塵埃は、この空気流3に阻止されてセンサ1
の前面7に付着することがなく、またこの空気流3に吹
き流されてセンサ1の検出ビームを遮ることもないか
ら、センサ1の前面7は常に清浄に保たれ、センサ1が
誤動作したりその機能が低下したりする問題を回避で
き、高い感度で車体を検出することも可能になる。
で、第3図は洗車装置の全体を模式的に示す側面図、第
1図はセンサ部分の構造を示す斜視図、第2図は第1図
のA部の断面図である。
向に並べて配置された赤外線センサ、3は空気室、4は
洗車ノズル5を備えた昇降桁、6は洗車しようとする車
両である。車両6がフレーム2に対して相対移動する間
に、センサ1…によって車体形状が検出され、検出され
た車体形状に合わせて昇降桁4が昇降して洗車ノズル5
と車体表面との間隔を一定に保ちながら、ノズル5から
噴射した水ないし洗剤により車体表面を洗浄する。
向に空気が流れており、空気ダクトと言うこともできる
ものである。センサ1…は、この空気室3の内側奥面に
固定され、各センサ1の前面7の延長部に空気流出用の
開口8が設けられていう。この空気室3は、パイプ9に
よって図示しないブロワの吐出口に連結されている。こ
の実施例のものでは、センサ1全体が空気室3の内部に
位置しており、簡単な構造でセンサ1の保護と空気室3
の完全な気密性が確保できる。空気室3に加圧空気が供
給されると、空気室内の空気は開口8…を通って外向き
に流れ、センサ1前面の検出ビームの通路を確保する。
いるため、空気室3は全体としてダクト状となるが、セ
ンサが1個だけの場合や塊状に配置されている場合に
は、第4図に示すように箱状の空気室3が設けられるこ
とはいうまでもない。また図示実施例は、ダクト状ない
し箱状の空気室でセンサ1の前面を完全に覆ったもので
あり最も優れた構造のものであるが、第5図に示すよう
に、センサ1の周囲に設けた環状の開口8から空気を流
出させる構造としても相応の効果を達成することができ
る。
センサ等の無接触センサの検出能が水や洗剤や塵埃等の
付着によって阻害されるのを完全に回避でき、センサ1
の誤動作によって洗車動作が停止したり、車体と洗車装
置との接触事故が起こるのを回避でき、また感度の高い
センサを用いてより正確な制御を行うことも可能になる
という効果がある。
で、第1図は要部の斜視図、第2図は第1図のA部断面
図、第3図はこの発明が採用される洗車装置を模式的に
示す縦断面図である。第4図及び第5図はこの発明の第
2及び第3実施例の要部を示した斜視図である。 図中、 1:赤外線センサ、3:空気室 8:開口
Claims (2)
- 【請求項1】車体を無接触で検出するセンサ(1)を備
えた自動洗車装置において、、該センサ(1)の設置位
置に加圧空気を導く空気ダクト(3)が設けられ、該空
気ダクトに上記センサの前面(7)に吐出空気流を生成
させる開口(8)を設けたことを特徴とする自動洗車装
置。 - 【請求項2】車体を無接触で検出するセンサ(1)を備
えた自動洗車装置において、該センサ(1)の前面を覆
うように加圧空気を導く空気室(3)が設けられ、該空
気室(3)の壁面にセンサ(1)の検出ビームを通過さ
せる開口(8)を設けたことを特徴とする自動洗車装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1660890A JP2514730B2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 自動洗車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1660890A JP2514730B2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 自動洗車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03220050A JPH03220050A (ja) | 1991-09-27 |
JP2514730B2 true JP2514730B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=11921026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1660890A Expired - Lifetime JP2514730B2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 自動洗車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514730B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2655360B2 (ja) * | 1990-02-14 | 1997-09-17 | エムケー精工株式会社 | 洗車機における上面乾燥装置 |
JP2526726Y2 (ja) * | 1990-03-09 | 1997-02-19 | エムケー精工株式会社 | 車形検知装置を備えた洗車機 |
JP2834385B2 (ja) * | 1993-05-10 | 1998-12-09 | 株式会社 ニッポー技研 | 自動洗車方法及びその装置 |
JP2014119327A (ja) * | 2012-12-15 | 2014-06-30 | Kajima Corp | 放射性汚染物運搬車両の計測システム |
CN104859598B (zh) * | 2015-05-13 | 2017-11-07 | 安徽国防科技职业学院 | 一种自动洗车系统的智能控制器及其控制方法 |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP1660890A patent/JP2514730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03220050A (ja) | 1991-09-27 |
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