JP2514636Y2 - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JP2514636Y2
JP2514636Y2 JP1992045585U JP4558592U JP2514636Y2 JP 2514636 Y2 JP2514636 Y2 JP 2514636Y2 JP 1992045585 U JP1992045585 U JP 1992045585U JP 4558592 U JP4558592 U JP 4558592U JP 2514636 Y2 JP2514636 Y2 JP 2514636Y2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室ユニットに係り、
特に浴槽支持部材と洗い場防水パンとを連結する構造に
改良を施したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室ユニットとしては、例えば図
5に示すような構造になったものがある。図中、1は浴
槽、2は洗い場防水パン、3はカウンタ天板、4はカウ
ンタエプロン、5は浴槽エプロンである。
【0003】このようなタイプの浴室ユニットにおい
て、浴槽1は、例えば図6に示すように、洗い場防水パ
ン2に結合される浴槽支持部材6のメガネ枠部9にはめ
込まれるようになっている。この浴槽支持部材6の垂直
立ち下がり壁部10の下端は、洗い場防水パン2の堰部
7の端縁の垂直立ち上がり片8にねじ11により固定さ
れるが、この垂直立ち下がり壁部10の背面と垂直立ち
上がり片8の前面との間には下記するような理由により
適当な枚数のスペーサ12が介在される。なお、このね
じ11による結合部位は、浴槽支持部材6の垂直立ち下
がり壁部10の長手方向数箇所に存在する。
【0004】すなわち、前述した洗い場防水パン2や浴
槽支持部材6は、いわゆるハンドレイアップと呼ばれる
製法で製作されるために、一方面(前面)は成形面とな
るから平滑になるものの、反対面(背面)は凹凸になっ
てしまう。このような凹凸の面と平滑な面との間にでき
る隙間に前述のスペーサ12を介入しているのであり、
この隙間が一定にならないから、スペーサ12の枚数を
適当に調整する必要が生じるのである。ハンドレイアッ
プは、ガラス繊維マットを敷いた上に例えばポリエステ
ル樹脂を流し、さらにガラス繊維を置いては樹脂を流す
といった工程を繰り返すものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来構造では、浴槽支
持部材6の垂直立ち下がり壁部10と洗い場防水パン2
の垂直立ち上がり片8との結合を長手方向の複数箇所で
行っているため、その総ての結合部位のそれぞれでスペ
ーサ12による調整を行う必要があって面倒であるとと
もに、熟練度を要するなど、施工性が悪いことが指摘さ
れる。
【0006】本考案は、このような事情に鑑みて創案さ
れたもので、浴槽支持部材と洗い場防水パンとの結合
を、熟練度に関係なく簡単かつ迅速に行えるようにする
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、浴槽がはめ込
まれるメガネ枠部の一辺に立ち下がり壁部を一体に形成
してなる浴槽支持部材と、この浴槽に対して隣接配置さ
れる洗い場防水パンとを備え、この洗い場防水パンは、
前記立ち下がり壁部の下方から浴槽側方向に延びる堰部
を有するとともに、この堰部の浴槽側端縁は前記立ち
下がり壁部の背面の非成形面に対して離れて対面する立
ち上がり片を有する浴室ユニットにおいて、次のような
構成をとる。
【0008】本考案の浴室ユニットでは、前記浴槽支持
部材と前記洗い場防水パンとを連結する連結部材を備
え、この連結部材が、前記浴槽支持部材の立ち下がり壁
部の成形面と前記洗い場防水パンの立ち上がり片の成形
面とにそれぞれ取り付けられて、前記立ち下がり壁部の
非成形面と前記立ち上がり片の成形面とを離した状態を
保つものとした。前述の連結部材は、ほぼU字形に形成
されるのが好ましい。
【0009】連結部材を用いて、前後に対面する浴槽支
持部材の立ち下がり壁部と洗い場防水パンの立ち上がり
片とを連結する。そして、連結部材は、浴槽支持部材の
立ち下がり壁部の成形面と洗い場防水パンの立ち上がり
片の成形面とにそれぞれ取り付けられるものとし、前記
立ち下がり壁部の非成形面と前記立ち上がり片の成形面
とを離した状態を保つようにしている。なお、連結部材
を平坦な成形面に取り付ければ、凹凸のある非成形面に
取り付ける場合と異なり、連結部材が前後に位置ずれし
なくなる。 これにより、浴槽支持部材や洗い場防水パン
をハンドレイアップと呼ばれる製法で製作されても、作
業者の熟練度に関係なく、両者の相対位置をほぼ一定に
できるようになり、従来のようなスペーサを用いた離間
間隔の調整が不要となる。
【0010】
【実施例】図1ないし図4に本考案の一実施例を示して
いる。図中、1は浴槽、2は洗い場防水パン、3はカウ
ンタ天板、4はカウンタエプロン、5は浴槽エプロン、
6は浴槽支持部材であり、本実施例での浴室ユニットの
基本的な構成は従来例で説明した図5に示すタイプの浴
室ユニットと同じである。
【0011】洗い場防水パン2の浴槽側一辺には、端縁
に垂直立ち上がり片8を有する平坦な堰部7が一体的に
形成されている。浴槽支持部材6は、ロ字形状のメガネ
枠部9の一辺に垂直立ち下がり壁部10が一体的に形成
されたものからなる。
【0012】本実施例の特徴構成は、浴槽支持部材6の
垂直立ち下がり壁部10と、洗い場防水パン2の堰部7
とを、図2や図3に示すようなほぼU字形の連結部材1
3を用いて結合していることである。
【0013】つまり、連結部材13は、その一方の垂直
立ち上がり部14が洗い場防水パン2の堰部7の垂直立
ち上がり片8の平滑な前面(成形面)に、また、他方の
垂直立ち上がり部15が、浴槽支持部材6の垂直立ち下
がり壁部10の平滑な前面(成形面)にそれぞれ重合す
るようにねじ16,17を介してそれぞれ取り付けられ
ている。これにより、堰部7の垂直立ち上がり片8と浴
槽支持部材6の垂直立ち下がり壁部10とが水平方向に
所要間隔離された状態で結合されている。
【0014】このように、U字形の連結部材13の一対
の垂直立ち上がり部14,15の離間間隔が、堰部7の
垂直立ち上がり片8の平滑な前面と浴槽支持部材6の垂
直立ち下がり壁部10の平滑な前面との間の離間間隔と
なるから、浴槽支持部材6と洗い場防水パン2とをハン
ドレイアップで製作していても、浴槽支持部材6の垂直
立ち下がり壁部10の長手方向数箇所に存在する総ての
結合部位A〜Cにおける隙間調整が全く不要となる。
【0015】なお、浴槽支持部材6の垂直立ち下がり壁
部10と、洗い場防水パン2の堰部7とは、長手方向の
数箇所(例えば三箇所A〜C)で結合されている。この
結合部位のうち、A,Bで示す部位は、図2に示すよう
になっており、また、Cで示す部位は図3に示すように
なっている。このCで示す部位は、浴槽支持部材6の垂
直立ち下がり壁部10に形成される湯水配管などの点検
口18が存在しているために、他の結合部位A,Bと若
干構造が異なっている。具体的に、結合部位A,Bでは
一方の垂直立ち上がり部14が他方の垂直立ち上がり部
15よりも長く設定された連結部材13を用いている
が、結合部位Cでは二つの垂直立ち上がり部14,15
がほぼ同じ長さに設定された連結部材13を用いてい
る。
【0016】また、浴槽エプロン5の上端には掛止片1
9が、また、下端には逆C字形のバネ板20がそれぞれ
取り付けられており、浴槽エプロン5の掛止片19が浴
槽1の上縁フランジと浴槽支持部材6の垂直立ち下がり
壁部10との間の隙間に引っかけられてから、浴槽エプ
ロン5のバネ板20が、浴槽支持部材6の垂直立ち下が
り壁部10の連結部材13や点検口18のカバー21に
取り付けられてあるほぼL字形のバネ板22に係合され
ることにより、浴槽エプロン5が浴槽支持部材6の垂直
立ち下がり壁部10の前面を覆うように取り付けられる
ようになっている。
【0017】ところで、前述の連結部材13は、洗い場
防水パン2と浴槽支持部材6とを結合する前に、洗い場
防水パン2側に取り付けられる。具体的に、図4に示す
ように、まず、連結部材13を洗い場防水パン2の堰部
7における垂直立ち上がり片8にねじ16で取り付けて
おいて、その後で連結部材13に浴槽支持部材6の垂直
立ち下がり壁部10を載せてから、当該垂直立ち下がり
壁部10の下端を連結部材13にねじ17で取り付け
る。このとき、連結部材13の一方垂直立ち上がり部1
4が洗い場防水パン2の垂直立ち上がり片8の平滑な面
に、また、連結部材13の他方垂直立ち上がり部15が
浴槽支持部材6の垂直立ち下がり壁部10の平滑な面に
それぞれ重合されているから、連結部材13の二つの垂
直立ち上がり部14,15によって洗い場防水パン2の
垂直立ち上がり片8と浴槽支持部材6の垂直立ち下がり
壁部10との相対的な位置が固定される。このため、こ
の結合部位が長手方向の複数箇所で総て同じ状態とな
る。このように複数箇所の結合作業が同じ一連の動作で
簡単かつ迅速に行えるようになっている。
【0018】
【考案の効果】本考案では、連結部材を用いることによ
り、浴槽支持部材の立ち下がり壁部の平滑な面と洗い場
防水パンの立ち上がり片との離間間隔を一定にできるよ
うにして、前記離間間隔を従来のようにスペーサを用い
て調整しないようにしているから、浴槽支持部材と洗い
場防水パンとの結合を熟練度に関係なく簡単かつ迅速に
行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の浴室ユニットの一実施例の部分斜視図
【図2】図1の浴槽と洗い場との境界部分を示す縦断面
【図3】図2と別の境界部分を示す縦断面図
【図4】浴槽支持部材と洗い場防水パンとの結合過程を
示す斜視図
【図5】従来の浴室ユニットの部分斜視図
【図6】図5の浴槽と洗い場との境界部分を示す縦断面
【符号の説明】
1 浴槽 2 洗い場防水パン 6 浴槽支持部材 7 洗い場防水パンの堰部 8 堰部の垂直立ち上がり片 9 浴槽支持部材のメガネ枠部 10 浴槽支持部材の垂直立ち下がり壁部 13 連結部材 14 連結部材の一方垂直立ち上がり部 15 連結部材の他方垂直立ち上がり部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽がはめ込まれるメガネ枠部の一辺に
    立ち下がり壁部を一体に形成してなる浴槽支持部材と、
    この浴槽に対して隣接配置される洗い場防水パンとを備
    え、この洗い場防水パンは、前記立ち下がり壁部の下方
    から浴槽側方向に延びる堰部を有するとともに、この堰
    部の浴槽側端縁は前記立ち下がり壁部の背面の非成形
    面に対して離れて対面する立ち上がり片を有する浴室ユ
    ニットであって、 前記浴槽支持部材と前記洗い場防水パンとを連結する連
    結部材を備え、この連結部材が、前記浴槽支持部材の立
    ち下がり壁部の成形面と前記洗い場防水パンの立ち上が
    り片の成形面とにそれぞれ取り付けられて、前記立ち下
    がり壁部の非成形面と前記立ち上がり片の成形面とを離
    した状態を保つものである、ことを特徴とする浴室ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記連結部材の形状がほぼU字形であ
    る、請求項1に記載の浴室ユニット。
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