JP2001040726A - 床パン連結構造 - Google Patents
床パン連結構造Info
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- JP2001040726A JP2001040726A JP11213002A JP21300299A JP2001040726A JP 2001040726 A JP2001040726 A JP 2001040726A JP 11213002 A JP11213002 A JP 11213002A JP 21300299 A JP21300299 A JP 21300299A JP 2001040726 A JP2001040726 A JP 2001040726A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣接配置される両側の床パンの高さ調整を簡
単に行うことができる床パン連結構造を提供する。 【解決手段】 隣接配置される床パン1a、1bの相対向す
る端縁同士を連結具2を介して接続し、連結具2に高さ
調整可能な支持脚3を垂設し、支持脚3によって同接続
される両側の床パン1a、1bを支持設置してなる。
単に行うことができる床パン連結構造を提供する。 【解決手段】 隣接配置される床パン1a、1bの相対向す
る端縁同士を連結具2を介して接続し、連結具2に高さ
調整可能な支持脚3を垂設し、支持脚3によって同接続
される両側の床パン1a、1bを支持設置してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスルーム、洗面
ルーム、トイレルーム、シャワールーム等のルームユニ
ットを並設施工する場合の床部分における連結構造に関
し、詳しくは、隣接配置される両ルームユニットの床パ
ンの相対向する端縁同士を連結具を介して接続し、支持
脚によって同両側の床パンを支持設置してなる床パン連
結構造に係るものである。
ルーム、トイレルーム、シャワールーム等のルームユニ
ットを並設施工する場合の床部分における連結構造に関
し、詳しくは、隣接配置される両ルームユニットの床パ
ンの相対向する端縁同士を連結具を介して接続し、支持
脚によって同両側の床パンを支持設置してなる床パン連
結構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図11に示す如く、隣接配置
される床パン1の相対向する端縁同士を連結具2を介し
て接続し、高さ調整可能なアジャスターボルト4によっ
て同接続される両側の床パン1を支持設置してなる床パ
ン連結構造は知られている。この場合、床パン1はバス
ルーム、トイレルーム等のルームユニットの床部分とし
て施工され、これ等二つのルームユニットが並設施工さ
れるものである。
される床パン1の相対向する端縁同士を連結具2を介し
て接続し、高さ調整可能なアジャスターボルト4によっ
て同接続される両側の床パン1を支持設置してなる床パ
ン連結構造は知られている。この場合、床パン1はバス
ルーム、トイレルーム等のルームユニットの床部分とし
て施工され、これ等二つのルームユニットが並設施工さ
れるものである。
【0003】又、連結具2は下方へ開口した断面略コ字
型で、両側の床パン1の立ち上がった端縁間上に架設さ
れ、ビス25によって同両端縁に固着されている。床パン
1の端縁付近の裏側にはナットでなる雌ねじ部5が突設
されており、該雌ねじ部5にアジャスターボルト4の上
端部分が上下動可能に螺合され、該アジャスターボルト
4の下端頭部22が接地されている。したがって、この場
合には、アジャスターボルト4を回動操作して両側の床
パン1の高さ調整を行い、両床パン1を所定の高さ位置
にして連結具2で相互に接続することができる。
型で、両側の床パン1の立ち上がった端縁間上に架設さ
れ、ビス25によって同両端縁に固着されている。床パン
1の端縁付近の裏側にはナットでなる雌ねじ部5が突設
されており、該雌ねじ部5にアジャスターボルト4の上
端部分が上下動可能に螺合され、該アジャスターボルト
4の下端頭部22が接地されている。したがって、この場
合には、アジャスターボルト4を回動操作して両側の床
パン1の高さ調整を行い、両床パン1を所定の高さ位置
にして連結具2で相互に接続することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、両側の床パン1の高さ調整を行う
のに、両者各々でアジャスターボルト4を回動操作して
高さ調整を行う必要があり、その際、両側の床パン1間
で相互にレベル調整を行う必要もあって、同高さ調整作
業を伴う施工に手間がかかるという問題があった。又、
前記アジャスターボルト4を回動操作する作業は、両側
の床パン1間の接続部位直下ではなく、該接続部位から
両側の床パン1の下方へと各々入り込んだ位置で行われ
るものであって、同回動操作を伴う高さ調整作業が困難
になるという問題もあった。
来の技術においては、両側の床パン1の高さ調整を行う
のに、両者各々でアジャスターボルト4を回動操作して
高さ調整を行う必要があり、その際、両側の床パン1間
で相互にレベル調整を行う必要もあって、同高さ調整作
業を伴う施工に手間がかかるという問題があった。又、
前記アジャスターボルト4を回動操作する作業は、両側
の床パン1間の接続部位直下ではなく、該接続部位から
両側の床パン1の下方へと各々入り込んだ位置で行われ
るものであって、同回動操作を伴う高さ調整作業が困難
になるという問題もあった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、隣
接配置される両側の床パンの高さ調整を簡単に行うこと
ができる床パン連結構造を提供することである。
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、隣
接配置される両側の床パンの高さ調整を簡単に行うこと
ができる床パン連結構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
床パン連結構造は、隣接配置される床パンの相対向する
端縁同士を連結具を介して接続し、該連結具に高さ調整
可能な支持脚を垂設し、該支持脚によって同接続される
両側の床パンを支持設置してなる。
床パン連結構造は、隣接配置される床パンの相対向する
端縁同士を連結具を介して接続し、該連結具に高さ調整
可能な支持脚を垂設し、該支持脚によって同接続される
両側の床パンを支持設置してなる。
【0007】したがって、この場合、両側の床パンの端
縁同士を接続する連結具に支持脚が垂設され、該支持脚
は高さ調整可能なものであって、同支持脚によって同両
側の床パンが支持設置されるので、支持脚を高さ調整す
ることにより、連結具と共にその両側の床パンをまとめ
て高さ調整することができ、その際、該両側の床パン間
相互のレベル調整も同連結具を介して容易に行うことが
できる。しかも、両側の床パン間の接続部位に位置する
連結具の直下で、前記支持脚の高さ調整作業は行われる
ことになって、同両側の床パンの高さ調整を行う施工が
簡単となる。
縁同士を接続する連結具に支持脚が垂設され、該支持脚
は高さ調整可能なものであって、同支持脚によって同両
側の床パンが支持設置されるので、支持脚を高さ調整す
ることにより、連結具と共にその両側の床パンをまとめ
て高さ調整することができ、その際、該両側の床パン間
相互のレベル調整も同連結具を介して容易に行うことが
できる。しかも、両側の床パン間の接続部位に位置する
連結具の直下で、前記支持脚の高さ調整作業は行われる
ことになって、同両側の床パンの高さ調整を行う施工が
簡単となる。
【0008】本発明の請求項2記載の床パン連結構造
は、上記請求項1記載の床パン連結構造において、床パ
ンの端縁付近の裏側に別の施工形態でアジャスターボル
トを螺合取着するための雌ねじ部が既設されており、該
雌ねじ部に螺合される固定ボルトによって連結具を同床
パンの端縁付近の裏側に固着接続したことを特徴として
いる。
は、上記請求項1記載の床パン連結構造において、床パ
ンの端縁付近の裏側に別の施工形態でアジャスターボル
トを螺合取着するための雌ねじ部が既設されており、該
雌ねじ部に螺合される固定ボルトによって連結具を同床
パンの端縁付近の裏側に固着接続したことを特徴として
いる。
【0009】したがって、この場合は特に、床パンが単
独で設置施工される等、別の施工形態で同床パンを高さ
調整可能に支持するために、該床パンの端縁付近の裏側
にはアジャスターボルトを螺合取着するための雌ねじ部
が既設されており、該雌ねじ部に螺合される固定ボルト
によって連結具を同床パンの端縁付近の裏側に固着接続
しているので、同雌ねじ部が異なる施工形態で有効に活
用される。
独で設置施工される等、別の施工形態で同床パンを高さ
調整可能に支持するために、該床パンの端縁付近の裏側
にはアジャスターボルトを螺合取着するための雌ねじ部
が既設されており、該雌ねじ部に螺合される固定ボルト
によって連結具を同床パンの端縁付近の裏側に固着接続
しているので、同雌ねじ部が異なる施工形態で有効に活
用される。
【0010】本発明の請求項3記載の床パン連結構造
は、上記請求項1又は2記載の床パン連結構造におい
て、両側の床パン間上に設置されるドア取付用開口枠の
下枠部分を連結具上に支持固定し、該下枠部分を同両側
の床パン間上に装着架設したことを特徴としている。
は、上記請求項1又は2記載の床パン連結構造におい
て、両側の床パン間上に設置されるドア取付用開口枠の
下枠部分を連結具上に支持固定し、該下枠部分を同両側
の床パン間上に装着架設したことを特徴としている。
【0011】したがって、この場合は特に、両側の床パ
ン間上に設置されるドア取付用開口枠の下枠部分が連結
具上に支持固定されるので、該連結具を介し支持脚の直
上位置で同ドア取付用開口枠は確実強固に支持固定され
る。しかも、前記下枠部分が両側の床パン間上に装着架
設されて、連結具は同下枠部分の下側に外観良く覆い隠
される。
ン間上に設置されるドア取付用開口枠の下枠部分が連結
具上に支持固定されるので、該連結具を介し支持脚の直
上位置で同ドア取付用開口枠は確実強固に支持固定され
る。しかも、前記下枠部分が両側の床パン間上に装着架
設されて、連結具は同下枠部分の下側に外観良く覆い隠
される。
【0012】本発明の請求項4記載の床パン連結構造
は、上記請求項3記載の床パン連結構造において、ドア
取付用開口枠の下枠部分に排水口を形成し、連結具に保
持される排水管具の上端開口部を同排水口に接続したこ
とを特徴としている。
は、上記請求項3記載の床パン連結構造において、ドア
取付用開口枠の下枠部分に排水口を形成し、連結具に保
持される排水管具の上端開口部を同排水口に接続したこ
とを特徴としている。
【0013】したがって、この場合は特に、両側の床パ
ン間の接続部位に位置することになるドア取付用開口枠
の下枠部分に排水口が形成されるので、該排水口から同
両側の床パン上の水はまとめて効率良く排水除去され
る。しかも、連結具に保持される排水管具の上端開口部
を前記排水口に接続して、該接続作業を同連結具が安定
した状態で確実に行うことができ、同排水口から排水管
具への配管納まり状態も良好となる。
ン間の接続部位に位置することになるドア取付用開口枠
の下枠部分に排水口が形成されるので、該排水口から同
両側の床パン上の水はまとめて効率良く排水除去され
る。しかも、連結具に保持される排水管具の上端開口部
を前記排水口に接続して、該接続作業を同連結具が安定
した状態で確実に行うことができ、同排水口から排水管
具への配管納まり状態も良好となる。
【0014】本発明の請求項5記載の床パン連結構造
は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の床パン連
結構造において、連結具を両側に分割形成して、両者を
相互に高さ調整可能となるよう結合したことを特徴とし
ている。
は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の床パン連
結構造において、連結具を両側に分割形成して、両者を
相互に高さ調整可能となるよう結合したことを特徴とし
ている。
【0015】したがって、この場合は特に、連結具が両
側に分割形成されてその両者は相互に高さ調整可能とな
るよう結合されるので、両側の床パンの設置高さ位置が
若干相違しても、同連結具の分割された両側高さを相互
に変化調整することによって容易に対応することができ
る。
側に分割形成されてその両者は相互に高さ調整可能とな
るよう結合されるので、両側の床パンの設置高さ位置が
若干相違しても、同連結具の分割された両側高さを相互
に変化調整することによって容易に対応することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1、2は、本発明の請求項1〜
3に対応する一実施形態を示し、該実施形態の床パン連
結構造は、隣接配置される床パン1(1a、1b)の相対向
する端縁同士を連結具2を介して接続し、該連結具2に
高さ調整可能な支持脚3を垂設し、該支持脚3によって
同接続される両側の床パン1a、1bを支持設置してなる。
この場合、床パン1a、1bの端縁付近の裏側に別の施工形
態でアジャスターボルト4(図11参照)を螺合取着す
るための雌ねじ部5が既設されており、該雌ねじ部5に
螺合される固定ボルト6によって連結具2を同床パン1
a、1bの端縁付近の裏側に固着接続している。又、両側
の床パン1a、1b間上に設置されるドア取付用開口枠7の
下枠部分を連結具2上に支持固定し、該下枠部分を同両
側の床パン1a、1b間上に装着架設してもいる。
3に対応する一実施形態を示し、該実施形態の床パン連
結構造は、隣接配置される床パン1(1a、1b)の相対向
する端縁同士を連結具2を介して接続し、該連結具2に
高さ調整可能な支持脚3を垂設し、該支持脚3によって
同接続される両側の床パン1a、1bを支持設置してなる。
この場合、床パン1a、1bの端縁付近の裏側に別の施工形
態でアジャスターボルト4(図11参照)を螺合取着す
るための雌ねじ部5が既設されており、該雌ねじ部5に
螺合される固定ボルト6によって連結具2を同床パン1
a、1bの端縁付近の裏側に固着接続している。又、両側
の床パン1a、1b間上に設置されるドア取付用開口枠7の
下枠部分を連結具2上に支持固定し、該下枠部分を同両
側の床パン1a、1b間上に装着架設してもいる。
【0017】該実施形態の床パン連結構造においては、
図3に示す如く、床パン1aがバスルームAの床部分とし
て施工され、床パン1bが洗面ルームBとして施工され、
両バスルームA、洗面ルームBは相互に並設施工されて
いる。バスルームAには浴槽11が設置されており、該浴
槽11と洗い場床部分との間に排水トラップ12が設けら
れ、該排水トラップ12からバス用排水管13が配管延設さ
れている。洗面ルームBには洗面器14が設置されてお
り、該洗面器14から洗面用排水管15が配管延設されてい
る。前記バスルームAの洗い場床部分における床パン1a
と、洗面ルームBの床部分となる床パン1bとが、相互に
連結具2を介し接続されて該実施形態の床パン連結構造
となっている。
図3に示す如く、床パン1aがバスルームAの床部分とし
て施工され、床パン1bが洗面ルームBとして施工され、
両バスルームA、洗面ルームBは相互に並設施工されて
いる。バスルームAには浴槽11が設置されており、該浴
槽11と洗い場床部分との間に排水トラップ12が設けら
れ、該排水トラップ12からバス用排水管13が配管延設さ
れている。洗面ルームBには洗面器14が設置されてお
り、該洗面器14から洗面用排水管15が配管延設されてい
る。前記バスルームAの洗い場床部分における床パン1a
と、洗面ルームBの床部分となる床パン1bとが、相互に
連結具2を介し接続されて該実施形態の床パン連結構造
となっている。
【0018】又、図3に示す施工状態にあっては、洗面
ルームBとトイレルームCとが相互に並設施工されてお
り、該洗面ルームB及びトイレルームCの床部分となる
両床パン1b、1c間にも、後述する別の実施形態となる床
パン連結構造(図4参照)が施工されている。ここで、
トイレルームCには便器16が設置されており、該便器16
からトイレ用排水管17が配管延設されている。
ルームBとトイレルームCとが相互に並設施工されてお
り、該洗面ルームB及びトイレルームCの床部分となる
両床パン1b、1c間にも、後述する別の実施形態となる床
パン連結構造(図4参照)が施工されている。ここで、
トイレルームCには便器16が設置されており、該便器16
からトイレ用排水管17が配管延設されている。
【0019】図1に示す如く、連結具2は床パン1a側が
高くなるように、その中程部分が屈曲段状に形成されて
おり、該連結具2の両端部分には、図2にも示す如く、
中空状のフレーム18が配設されている。両床パン1a、1b
の端縁付近の裏側にはナットでなる雌ねじ部5が突設さ
れており、該雌ねじ部5は前記フレーム18内に収容され
る。この状態で、両フレーム18上に両床パン1a、1bの端
縁付近は各々載設されており、該フレーム18の下方より
挿入される固定ボルト6が前記雌ねじ部5に螺合され
て、同両床パン1a、1bの端縁付近の裏側に連結具2の両
フレーム18は各々固着接続される。この場合、床パネル
1aの端縁部分には溝型に屈曲したフランジ部19が形成さ
れており、該フランジ部19の裏側に連結具2のフレーム
18が固着接続されている。
高くなるように、その中程部分が屈曲段状に形成されて
おり、該連結具2の両端部分には、図2にも示す如く、
中空状のフレーム18が配設されている。両床パン1a、1b
の端縁付近の裏側にはナットでなる雌ねじ部5が突設さ
れており、該雌ねじ部5は前記フレーム18内に収容され
る。この状態で、両フレーム18上に両床パン1a、1bの端
縁付近は各々載設されており、該フレーム18の下方より
挿入される固定ボルト6が前記雌ねじ部5に螺合され
て、同両床パン1a、1bの端縁付近の裏側に連結具2の両
フレーム18は各々固着接続される。この場合、床パネル
1aの端縁部分には溝型に屈曲したフランジ部19が形成さ
れており、該フランジ部19の裏側に連結具2のフレーム
18が固着接続されている。
【0020】又、連結具2の中程部分にはネジ孔20が形
成されており、該ネジ孔20にボルト状の支持脚3の上端
部分が上下動可能に螺合されて該支持脚3は高さ調整可
能なものであり、同支持脚3の下端頭部22が接地され
る。それ故に、この場合は、支持脚3を回動操作して両
側の床パン1a、1bの高さ調整を行い、両床パン1a、1bを
所定の高さ位置にして連結具2で相互に接続することが
できる。その際、支持脚3には固定ナット21が螺合され
ており、該固定ナット21を連結具2の下側に締め付ける
ことによって、高さ調節された同支持脚3は回動しない
よう固定され、同連結具2と共にその両側の床パン1a、
1bがその高さ位置で固定される。
成されており、該ネジ孔20にボルト状の支持脚3の上端
部分が上下動可能に螺合されて該支持脚3は高さ調整可
能なものであり、同支持脚3の下端頭部22が接地され
る。それ故に、この場合は、支持脚3を回動操作して両
側の床パン1a、1bの高さ調整を行い、両床パン1a、1bを
所定の高さ位置にして連結具2で相互に接続することが
できる。その際、支持脚3には固定ナット21が螺合され
ており、該固定ナット21を連結具2の下側に締め付ける
ことによって、高さ調節された同支持脚3は回動しない
よう固定され、同連結具2と共にその両側の床パン1a、
1bがその高さ位置で固定される。
【0021】ドア取付用開口枠7は、バスルームA側に
既設されたバス側ドア枠23と、洗面ルームB側に新たに
設置される洗面側ドア枠24とが、相互にビス25で結合固
着されることにより形成されている。この場合、バス側
ドア枠23の下枠部分は前記床パン1aのフランジ部19上に
設置固定されており、該バス側ドア枠23内にはドアパネ
ル26が開閉自在に取り付けられている。又、洗面側ドア
枠24の下枠部分は床パン1bの端縁上に設置され、ビス25
によって固着されている。それ故に、この場合は、既存
のバスルームAに洗面ルームBを並設施工して増設する
ことができ、その際、既設されたバス側ドア枠23とこれ
に取り付けられるドアパネル26とを使用することができ
る。
既設されたバス側ドア枠23と、洗面ルームB側に新たに
設置される洗面側ドア枠24とが、相互にビス25で結合固
着されることにより形成されている。この場合、バス側
ドア枠23の下枠部分は前記床パン1aのフランジ部19上に
設置固定されており、該バス側ドア枠23内にはドアパネ
ル26が開閉自在に取り付けられている。又、洗面側ドア
枠24の下枠部分は床パン1bの端縁上に設置され、ビス25
によって固着されている。それ故に、この場合は、既存
のバスルームAに洗面ルームBを並設施工して増設する
ことができ、その際、既設されたバス側ドア枠23とこれ
に取り付けられるドアパネル26とを使用することができ
る。
【0022】したがって、該実施形態の床パン連結構造
においては、両側の床パン1a、1bの端縁同士を接続する
連結具2に支持脚3が垂設されており、該支持脚3は高
さ調整可能なものであって、同支持脚3により同両側の
床パン1a、1bが支持設置されるので、支持脚3を螺合回
動させてその高さを調整することにより、連結具2と共
にその両側の床パン1a、1bをまとめて高さ調整すること
ができ、その際、該両側の床パン1a、1bを相互に所定の
高さとするレベル調整も同連結具2を介して容易に行う
ことができる。
においては、両側の床パン1a、1bの端縁同士を接続する
連結具2に支持脚3が垂設されており、該支持脚3は高
さ調整可能なものであって、同支持脚3により同両側の
床パン1a、1bが支持設置されるので、支持脚3を螺合回
動させてその高さを調整することにより、連結具2と共
にその両側の床パン1a、1bをまとめて高さ調整すること
ができ、その際、該両側の床パン1a、1bを相互に所定の
高さとするレベル調整も同連結具2を介して容易に行う
ことができる。
【0023】しかも、両側の床パン1a、1b間の接続部位
に位置する連結具2の直下で、前記支持脚3の高さ調整
作業は行われることになって、同両側の床パン1a、1bの
高さ調整を行う施工が簡単となる。この場合は、既存の
床パン1aの端縁付近の裏側に連結具2を固定ボルト6で
取着固定し、該連結具2に垂設される支持脚3の高さ調
整を行った後、同連結具2上に床パン1b及び該床パン1b
上に洗面側ドア枠24を設置固定することができる。
に位置する連結具2の直下で、前記支持脚3の高さ調整
作業は行われることになって、同両側の床パン1a、1bの
高さ調整を行う施工が簡単となる。この場合は、既存の
床パン1aの端縁付近の裏側に連結具2を固定ボルト6で
取着固定し、該連結具2に垂設される支持脚3の高さ調
整を行った後、同連結具2上に床パン1b及び該床パン1b
上に洗面側ドア枠24を設置固定することができる。
【0024】又、該実施形態の床パン連結構造において
は、床パン1a或いは床パン1bが各々単独で設置施工され
る別の施工形態で、同床パン1a、1bを高さ調整可能に支
持するために、該床パン1a、1bの端縁付近の裏側にはア
ジャスターボルト4を螺合取着するための雌ねじ部5が
既設されており、該雌ねじ部5に螺合される固定ボルト
6によって連結具2を同床パン1a、1bの端縁付近の裏側
に固着接続しているので、同雌ねじ部5が異なる施工形
態で有効に活用される。なお、床パン1a或いは床パン1b
が単独で設置施工される場合には、図11で説明したよ
うに、雌ねじ部5にアジャスターボルト4の上端部分が
上下動可能に螺合されて、該アジャスターボルト4の下
端頭部22が接地され、同アジャスターボルト4を回動操
作して同床パン1a或いは床パン1bを単独でその高さ調整
を行うことができる。
は、床パン1a或いは床パン1bが各々単独で設置施工され
る別の施工形態で、同床パン1a、1bを高さ調整可能に支
持するために、該床パン1a、1bの端縁付近の裏側にはア
ジャスターボルト4を螺合取着するための雌ねじ部5が
既設されており、該雌ねじ部5に螺合される固定ボルト
6によって連結具2を同床パン1a、1bの端縁付近の裏側
に固着接続しているので、同雌ねじ部5が異なる施工形
態で有効に活用される。なお、床パン1a或いは床パン1b
が単独で設置施工される場合には、図11で説明したよ
うに、雌ねじ部5にアジャスターボルト4の上端部分が
上下動可能に螺合されて、該アジャスターボルト4の下
端頭部22が接地され、同アジャスターボルト4を回動操
作して同床パン1a或いは床パン1bを単独でその高さ調整
を行うことができる。
【0025】又、該実施形態の床パン連結構造において
は、両側の床パン1a、1b間上に設置されるドア取付用開
口枠7の下枠部分が連結具2上に支持固定されるので、
該連結具2を介し支持脚3の直上位置で同ドア取付用開
口枠7は確実強固に支持固定される。しかも、前記下枠
部分が両側の床パン1a、1b間上に装着架設されて、連結
具2は同下枠部分の下側に外観良く覆い隠される。又、
この場合、ドア取付用開口枠7の一部として既設のバス
側ドア枠23を活用し、該バス側ドア枠23に取り付けられ
るドアパネル26をそのまま使用することもできる。
は、両側の床パン1a、1b間上に設置されるドア取付用開
口枠7の下枠部分が連結具2上に支持固定されるので、
該連結具2を介し支持脚3の直上位置で同ドア取付用開
口枠7は確実強固に支持固定される。しかも、前記下枠
部分が両側の床パン1a、1b間上に装着架設されて、連結
具2は同下枠部分の下側に外観良く覆い隠される。又、
この場合、ドア取付用開口枠7の一部として既設のバス
側ドア枠23を活用し、該バス側ドア枠23に取り付けられ
るドアパネル26をそのまま使用することもできる。
【0026】図4は、本発明の請求項1〜3に対応する
別の実施形態を示し、該実施形態の床パン連結構造は、
上述の図3で説明した、洗面ルームBとトイレルームC
とが相互に並設施工される場合において、該洗面ルーム
B及びトイレルームCの床部分となる両床パン1b、1c間
に施工されたものである。この場合、洗面ルームB及び
トイレルームCは共に、既存のバスルームAに増設され
るものである。
別の実施形態を示し、該実施形態の床パン連結構造は、
上述の図3で説明した、洗面ルームBとトイレルームC
とが相互に並設施工される場合において、該洗面ルーム
B及びトイレルームCの床部分となる両床パン1b、1c間
に施工されたものである。この場合、洗面ルームB及び
トイレルームCは共に、既存のバスルームAに増設され
るものである。
【0027】それ故に、該実施形態の床パン連結構造に
おいては、段差なく平坦な連結具2上に両側の床パン1
b、1cが相互に同じ高さ位置で支持設置されており、同
両側の床パン1b、1c間上にはドア取付用開口枠7の下枠
部分が新たに設置されるものであり、その際、同下枠部
分の両側部分は床パン1b、1cの端縁上に設置され、ビス
25によって固着されている。又、ドア取付用開口枠7は
洗面ルームB側とトイレルームC側とで、上記実施形態
におけるように別体とはならず全体が一体化されてい
て、該ドア取付用開口枠7の下枠部分は両側の床パン1
b、1c間上に容易に装着架設されるものである。なお、
それ以外は、上記実施形態と同様に構成されており、上
記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
おいては、段差なく平坦な連結具2上に両側の床パン1
b、1cが相互に同じ高さ位置で支持設置されており、同
両側の床パン1b、1c間上にはドア取付用開口枠7の下枠
部分が新たに設置されるものであり、その際、同下枠部
分の両側部分は床パン1b、1cの端縁上に設置され、ビス
25によって固着されている。又、ドア取付用開口枠7は
洗面ルームB側とトイレルームC側とで、上記実施形態
におけるように別体とはならず全体が一体化されてい
て、該ドア取付用開口枠7の下枠部分は両側の床パン1
b、1c間上に容易に装着架設されるものである。なお、
それ以外は、上記実施形態と同様に構成されており、上
記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0028】図5、6は、本発明の請求項1〜3、5に
対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の床パン
連結構造においては、連結具2を両側に分割形成して、
両者2a、2bを相互に高さ調整可能となるよう結合してい
る。この場合、分割される一方の連結具2bの第一角型材
27と他方の連結具2aの平板材28とがL型金具29を介して
結合され、その際、L型金具29は平板材28の上面に固着
されており、第一角型材27の側壁に形成された上下方向
の長孔30に挿通される移動ボルト31と、該移動ボルト31
に螺合される固定ナット32とで、同L型金具29と前記第
一角型材27とが相互に高さ調整可能となるように結合さ
れている。
対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の床パン
連結構造においては、連結具2を両側に分割形成して、
両者2a、2bを相互に高さ調整可能となるよう結合してい
る。この場合、分割される一方の連結具2bの第一角型材
27と他方の連結具2aの平板材28とがL型金具29を介して
結合され、その際、L型金具29は平板材28の上面に固着
されており、第一角型材27の側壁に形成された上下方向
の長孔30に挿通される移動ボルト31と、該移動ボルト31
に螺合される固定ナット32とで、同L型金具29と前記第
一角型材27とが相互に高さ調整可能となるように結合さ
れている。
【0029】すなわち、この場合、固定ナット32を緩め
て移動ボルト31をL型金具29及び平板材28と共に第一角
型材27に対して上下動させ、これにより、分割された両
連結具2a、2bを相互に上下摺動させて相互の高さ位置を
変化調整した後、同固定ナット32を締め付けることで、
同両連結具2a、2bは相互に高さ調整されて結合固定され
る。したがって、この場合、連結具2が両側に分割形成
されてその両者2a、2bは相互に高さ調整可能となるよう
結合されるので、両側の床パン1a、1bの設置高さ位置が
若干相違しても、同連結具2a、2bの分割された両側高さ
を相互に変化調整することによって容易に対応すること
ができる。
て移動ボルト31をL型金具29及び平板材28と共に第一角
型材27に対して上下動させ、これにより、分割された両
連結具2a、2bを相互に上下摺動させて相互の高さ位置を
変化調整した後、同固定ナット32を締め付けることで、
同両連結具2a、2bは相互に高さ調整されて結合固定され
る。したがって、この場合、連結具2が両側に分割形成
されてその両者2a、2bは相互に高さ調整可能となるよう
結合されるので、両側の床パン1a、1bの設置高さ位置が
若干相違しても、同連結具2a、2bの分割された両側高さ
を相互に変化調整することによって容易に対応すること
ができる。
【0030】又、該実施形態の床パン連結構造は、上述
の図3で説明した、バスルームAと洗面ルームBとが相
互に並設施工される場合において、該バスルームA及び
洗面ルームBの床部分となる両床パン1a、1b間に施工さ
れたものであり、この場合において、前記の如く、両側
の床パン1a、1bの設置高さ位置が若干相違しても、連結
具2a、2bの分割された両側高さを相互に変化調整するこ
とによって容易に対応することができるようになったも
のである。更に、該実施形態の床パン連結構造において
は、両側の床パン1a、1bが相互に水平方向でずれた位置
で設置される場合にも、支障なく対応することができる
ものである。
の図3で説明した、バスルームAと洗面ルームBとが相
互に並設施工される場合において、該バスルームA及び
洗面ルームBの床部分となる両床パン1a、1b間に施工さ
れたものであり、この場合において、前記の如く、両側
の床パン1a、1bの設置高さ位置が若干相違しても、連結
具2a、2bの分割された両側高さを相互に変化調整するこ
とによって容易に対応することができるようになったも
のである。更に、該実施形態の床パン連結構造において
は、両側の床パン1a、1bが相互に水平方向でずれた位置
で設置される場合にも、支障なく対応することができる
ものである。
【0031】すなわち、分割される片側の連結具2aにお
いて、平板材28の上面に第二角型材33が結合されてお
り、この場合、第二角型材33の上壁に形成された長手方
向の長孔30に挿通される移動ボルト31と、該移動ボルト
31に螺合される固定ナット32とで、同平板材28と第二角
型材33とが相互に水平方向で位置ずれ調整可能となるよ
うに結合されている。したがって、この場合、固定ナッ
ト32及び移動ボルト31を緩め、第二角型材33を平板材28
に対し長手方向で摺動させることによって、相互に水平
方向で位置ずれ調整した後、同固定ナット32及び移動ボ
ルト31を締め付けることで、両側の床パン1a、1bは相互
に水平方向でずれた位置にあっても設置施工され得るも
のである。
いて、平板材28の上面に第二角型材33が結合されてお
り、この場合、第二角型材33の上壁に形成された長手方
向の長孔30に挿通される移動ボルト31と、該移動ボルト
31に螺合される固定ナット32とで、同平板材28と第二角
型材33とが相互に水平方向で位置ずれ調整可能となるよ
うに結合されている。したがって、この場合、固定ナッ
ト32及び移動ボルト31を緩め、第二角型材33を平板材28
に対し長手方向で摺動させることによって、相互に水平
方向で位置ずれ調整した後、同固定ナット32及び移動ボ
ルト31を締め付けることで、両側の床パン1a、1bは相互
に水平方向でずれた位置にあっても設置施工され得るも
のである。
【0032】又、該実施形態の床パン連結構造において
は、第一角型材27にネジ孔20が形成されることになる
が、この場合、該第一角型材27は中空状であるのでこれ
にネジ孔20を形成することなく、同第一角型材27の下側
に固定ナット21を固着して、該固定ナット21にボルト状
の支持脚3の上端部分を上下動可能に螺合することによ
り、該支持脚3を高さ調整可能としても良い。なお、そ
れ以外は、上記図1、2に示した実施形態と同様に構成
されており、同上記図1、2に示した実施形態における
と同様の作用効果が奏される。
は、第一角型材27にネジ孔20が形成されることになる
が、この場合、該第一角型材27は中空状であるのでこれ
にネジ孔20を形成することなく、同第一角型材27の下側
に固定ナット21を固着して、該固定ナット21にボルト状
の支持脚3の上端部分を上下動可能に螺合することによ
り、該支持脚3を高さ調整可能としても良い。なお、そ
れ以外は、上記図1、2に示した実施形態と同様に構成
されており、同上記図1、2に示した実施形態における
と同様の作用効果が奏される。
【0033】図7は、本発明の請求項1〜3、5に対応
する更に別の実施形態を示し、該実施形態の床パン連結
構造においても、連結具2が両側に分割形成されてその
両者2a、2bは相互に高さ調整可能となるよう結合される
ので、両側の床パン1a、1bの設置高さ位置が若干相違し
ても、同連結具2a、2bの分割された両側高さを相互に変
化調整することによって容易に対応することができるも
のである。該実施形態の床パン連結構造は、上述の図3
で説明した、洗面ルームBとトイレルームCとが相互に
並設施工される場合において、該洗面ルームB及びトイ
レルームCの床部分となる両床パン1b、1c間に施工され
たものである。この場合、洗面ルームB及びトイレルー
ムCは共に、既存のバスルームAに増設されるものであ
る。
する更に別の実施形態を示し、該実施形態の床パン連結
構造においても、連結具2が両側に分割形成されてその
両者2a、2bは相互に高さ調整可能となるよう結合される
ので、両側の床パン1a、1bの設置高さ位置が若干相違し
ても、同連結具2a、2bの分割された両側高さを相互に変
化調整することによって容易に対応することができるも
のである。該実施形態の床パン連結構造は、上述の図3
で説明した、洗面ルームBとトイレルームCとが相互に
並設施工される場合において、該洗面ルームB及びトイ
レルームCの床部分となる両床パン1b、1c間に施工され
たものである。この場合、洗面ルームB及びトイレルー
ムCは共に、既存のバスルームAに増設されるものであ
る。
【0034】それ故に、該実施形態の床パン連結構造に
おいては、段差なく平坦な連結具2上に両側の床パン1
b、1cが相互に同じ高さ位置で支持設置されており、同
両側の床パン1b、1c間上にはドア取付用開口枠7の下枠
部分が新たに設置されるものであり、その際、同下枠部
分の両側部分は床パン1b、1cの端縁上に設置され、ビス
25によって固着されている。又、ドア取付用開口枠7は
洗面ルームB側とトイレルームC側とで、上記実施形態
におけるように別体とはならず全体が一体化されてい
て、該ドア取付用開口枠7の下枠部分は両側の床パン1
b、1c間上に容易に装着架設されるものである。なお、
それ以外は、上記図5、6に示した実施形態と同様に構
成されており、同上記図5、6に示した実施形態におけ
ると同様の作用効果が奏される。
おいては、段差なく平坦な連結具2上に両側の床パン1
b、1cが相互に同じ高さ位置で支持設置されており、同
両側の床パン1b、1c間上にはドア取付用開口枠7の下枠
部分が新たに設置されるものであり、その際、同下枠部
分の両側部分は床パン1b、1cの端縁上に設置され、ビス
25によって固着されている。又、ドア取付用開口枠7は
洗面ルームB側とトイレルームC側とで、上記実施形態
におけるように別体とはならず全体が一体化されてい
て、該ドア取付用開口枠7の下枠部分は両側の床パン1
b、1c間上に容易に装着架設されるものである。なお、
それ以外は、上記図5、6に示した実施形態と同様に構
成されており、同上記図5、6に示した実施形態におけ
ると同様の作用効果が奏される。
【0035】図8、9は、本発明の請求項1〜5全てに
対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の床パン
連結構造においては、ドア取付用開口枠7の下枠部分に
排水口8を形成し、連結具2に保持される排水管具9の
上端開口部10を同排水口8に接続している。この場合、
ドア取付用開口枠7は、バスルームA側に既設されたバ
ス側ドア枠23と、洗面ルームB側に新たに設置される洗
面側ドア枠24とが、相互にビス25で結合固着されること
により形成されており、同洗面側ドア枠24に排水溝34が
一体に形成され、該排水溝34の底部分に排水口金具が取
着されて排水口8が形成されており、同排水溝34には目
皿35が着脱自在に取着されている。
対応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の床パン
連結構造においては、ドア取付用開口枠7の下枠部分に
排水口8を形成し、連結具2に保持される排水管具9の
上端開口部10を同排水口8に接続している。この場合、
ドア取付用開口枠7は、バスルームA側に既設されたバ
ス側ドア枠23と、洗面ルームB側に新たに設置される洗
面側ドア枠24とが、相互にビス25で結合固着されること
により形成されており、同洗面側ドア枠24に排水溝34が
一体に形成され、該排水溝34の底部分に排水口金具が取
着されて排水口8が形成されており、同排水溝34には目
皿35が着脱自在に取着されている。
【0036】したがって、この場合、両側の床パン1a、
1b間の接続部位に位置することになるドア取付用開口枠
7の下枠部分に排水口8が形成されるので、該排水口8
から同両側の床パン1a、1b上の水はまとめて効率良く排
水除去される。その際、排水溝34に集水された排水が該
排水溝34に沿って流れ、排水口8からスムーズに排水除
去されて排水管具9へと流水される。しかも、連結具2
に保持される排水管具9の上端開口部10を前記排水口8
に接続して、該接続作業を同連結具2が安定した状態で
確実に行うことができ、同排水口8から排水管具9への
配管納まり状態も良好となる。
1b間の接続部位に位置することになるドア取付用開口枠
7の下枠部分に排水口8が形成されるので、該排水口8
から同両側の床パン1a、1b上の水はまとめて効率良く排
水除去される。その際、排水溝34に集水された排水が該
排水溝34に沿って流れ、排水口8からスムーズに排水除
去されて排水管具9へと流水される。しかも、連結具2
に保持される排水管具9の上端開口部10を前記排水口8
に接続して、該接続作業を同連結具2が安定した状態で
確実に行うことができ、同排水口8から排水管具9への
配管納まり状態も良好となる。
【0037】又、該実施形態の床パン連結構造において
は、排水管具9が蛇腹状の柔軟なホースで形成され、連
結具2で保持される部分から下側側方へと延設配管され
ており、図10に示す如く、バスルームAの床部分とし
て施工された床パン1aの浴槽11と洗い場床部分との間に
設けられる排水トラップ12へと、同延設配管された排水
管具9の先端は連通接続されている。この場合、排水口
8、排水管具9からその先方にまで至る排水用の配管施
工を容易に行うことができる。なお、それ以外は、上記
図5、6に示した実施形態と同様に構成されており、同
上記図5、6に示した実施形態におけると同様の作用効
果が奏される。
は、排水管具9が蛇腹状の柔軟なホースで形成され、連
結具2で保持される部分から下側側方へと延設配管され
ており、図10に示す如く、バスルームAの床部分とし
て施工された床パン1aの浴槽11と洗い場床部分との間に
設けられる排水トラップ12へと、同延設配管された排水
管具9の先端は連通接続されている。この場合、排水口
8、排水管具9からその先方にまで至る排水用の配管施
工を容易に行うことができる。なお、それ以外は、上記
図5、6に示した実施形態と同様に構成されており、同
上記図5、6に示した実施形態におけると同様の作用効
果が奏される。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の床
パン連結構造においては、支持脚を高さ調整することに
より両側の床パンをまとめて高さ調整することができ、
両者間のレベル調整も容易に行うことができ、しかも、
接続部位の直下で同支持脚の高さ調整作業は行われて、
同両側の床パンの高さ調整を行う施工が簡単となる。
パン連結構造においては、支持脚を高さ調整することに
より両側の床パンをまとめて高さ調整することができ、
両者間のレベル調整も容易に行うことができ、しかも、
接続部位の直下で同支持脚の高さ調整作業は行われて、
同両側の床パンの高さ調整を行う施工が簡単となる。
【0039】又、本発明の請求項2記載の床パン連結構
造においては、特に、別の施工形態で床パンを高さ調整
可能に支持するため、該床パンの端縁付近の裏側に雌ね
じ部が既設されており、同雌ねじ部が異なる施工形態で
連結具を固着接続するに際して有効に活用される。
造においては、特に、別の施工形態で床パンを高さ調整
可能に支持するため、該床パンの端縁付近の裏側に雌ね
じ部が既設されており、同雌ねじ部が異なる施工形態で
連結具を固着接続するに際して有効に活用される。
【0040】又、本発明の請求項3記載の床パン連結構
造においては、特に、支持脚の直上位置で連結具を介し
てドア取付用開口枠が確実強固に支持固定され、しか
も、該ドア取付用開口枠の下枠部分によって同連結具は
外観良く覆い隠される。
造においては、特に、支持脚の直上位置で連結具を介し
てドア取付用開口枠が確実強固に支持固定され、しか
も、該ドア取付用開口枠の下枠部分によって同連結具は
外観良く覆い隠される。
【0041】又、本発明の請求項4記載の床パン連結構
造においては、特に、ドア取付用開口枠の下枠部分に形
成される排水口から両側の床パン上の水が効率良く排水
除去され、しかも、同排水口と連結具に保持される排水
管具との接続作業を該連結具が安定した状態で確実に行
うことができ、その配管納まり状態も良好となる。
造においては、特に、ドア取付用開口枠の下枠部分に形
成される排水口から両側の床パン上の水が効率良く排水
除去され、しかも、同排水口と連結具に保持される排水
管具との接続作業を該連結具が安定した状態で確実に行
うことができ、その配管納まり状態も良好となる。
【0042】又、本発明の請求項5記載の床パン連結構
造においては、特に、両側の床パンの設置高さ位置が若
干相違しても、連結具の分割された両側高さを相互に変
化調整することによって容易に対応することができる。
造においては、特に、両側の床パンの設置高さ位置が若
干相違しても、連結具の分割された両側高さを相互に変
化調整することによって容易に対応することができる。
【図1】本発明の一実施形態である床パン連結構造を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図2】同床パン連結構造の一部分を拡大した縦断面
図。
図。
【図3】同床パン連結構造の施工状態全体を示す概略平
面図。
面図。
【図4】同施工状態において別の実施形態となる床パン
連結構造を示す縦断面図。
連結構造を示す縦断面図。
【図5】更に別の実施形態である床パン連結構造を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図6】同床パン連結構造の一部分を分解した斜視図。
【図7】更に別の実施形態である床パン連結構造を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図8】更に別の実施形態である床パン連結構造を分解
した縦断面図。
した縦断面図。
【図9】同床パン連結構造を示す縦断面図。
【図10】同床パン連結構造の施工状態全体を示す概略
平面図。
平面図。
【図11】従来例である床パン連結構造を示す縦断面
図。
図。
1 床パン 2 連結具 3 支持脚 4 アジャスターボルト 5 雌ねじ部 6 固定ボルト 7 ドア取付用開口枠 8 排水口 9 排水管具 10 上端開口部
Claims (5)
- 【請求項1】 隣接配置される床パンの相対向する端縁
同士を連結具を介して接続し、該連結具に高さ調整可能
な支持脚を垂設し、該支持脚によって同接続される両側
の床パンを支持設置してなる床パン連結構造。 - 【請求項2】 床パンの端縁付近の裏側に別の施工形態
でアジャスターボルトを螺合取着するための雌ねじ部が
既設されており、該雌ねじ部に螺合される固定ボルトに
よって連結具を同床パンの端縁付近の裏側に固着接続し
たことを特徴とする請求項1記載の床パン連結構造。 - 【請求項3】 両側の床パン間上に設置されるドア取付
用開口枠の下枠部分を連結具上に支持固定し、該下枠部
分を同両側の床パン間上に装着架設したことを特徴とす
る請求項1又は2記載の床パン連結構造。 - 【請求項4】 ドア取付用開口枠の下枠部分に排水口を
形成し、連結具に保持される排水管具の上端開口部を同
排水口に接続したことを特徴とする請求項3記載の床パ
ン連結構造。 - 【請求項5】 連結具を両側に分割形成して、両者を相
互に高さ調整可能となるよう結合したことを特徴とする
請求項1〜4のいずれか一つに記載の床パン連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11213002A JP2001040726A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 床パン連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11213002A JP2001040726A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 床パン連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001040726A true JP2001040726A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16631866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11213002A Pending JP2001040726A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 床パン連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001040726A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017164654A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-09-21 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室構造及び浴室構造の使用方法 |
JP2018134491A (ja) * | 2018-05-23 | 2018-08-30 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室構造 |
WO2021157570A1 (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-12 | ホアビン・コンストラクション・グループ・ジョイント・ストック・カンパニー | 水を使用する器具を備える室を持つ構造体 |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP11213002A patent/JP2001040726A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017164654A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-09-21 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室構造及び浴室構造の使用方法 |
JP2018134491A (ja) * | 2018-05-23 | 2018-08-30 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室構造 |
WO2021157570A1 (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-12 | ホアビン・コンストラクション・グループ・ジョイント・ストック・カンパニー | 水を使用する器具を備える室を持つ構造体 |
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