JP2566844Y2 - カウンター及びユニットルーム - Google Patents

カウンター及びユニットルーム

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JP2566844Y2
JP2566844Y2 JP8833892U JP8833892U JP2566844Y2 JP 2566844 Y2 JP2566844 Y2 JP 2566844Y2 JP 8833892 U JP8833892 U JP 8833892U JP 8833892 U JP8833892 U JP 8833892U JP 2566844 Y2 JP2566844 Y2 JP 2566844Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
counter
mirror
unit room
back guard
mounting bracket
Prior art date
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Application number
JP8833892U
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English (en)
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JPH0652678U (ja
Inventor
康則 酒寄
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカウンター及びユニット
ルームに関する。詳しくは、カウンターのバックガード
の上側の壁面に鏡が取り付けられる場合に好適に用いら
れるカウンターと、それを採用したユニットバストイレ
ルーム等のユニットルームに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニットバストイレルーム等のユニット
ルームにおいては、洗面カウンターと鏡とを同一の壁面
に設けるのが通常である。この従来例について第4〜6
図を参照して説明する。
【0003】第4図において、防水パン10の壁パネル
載置部12上に壁パネル14が立設されている。この壁
パネル14の前面にカウンター16が設けられ、このカ
ウンター16の上側の壁面に鏡18が取り付けられてい
る。
【0004】第4図のA部分の拡大図である第5図にも
明瞭に示される通り、このカウンター16の後縁に沿っ
てバックガード20が立設され、このバックガード20
の背面が壁パネル14の壁面に当接されている。
【0005】鏡18の下端は取付金具22によって壁面
に取り付けられている。この取付金具22は、裏板部2
4、底板部26及び表板部28を有した略J字形断面形
状のものであり、この裏板部24が壁面にビス等で固定
される。底板部26には水抜き用の開口30が穿設され
ている。
【0006】この開口30は、鏡18に結露し、鏡表面
を伝わり落ちてきて取付金具22内に入った水を流し落
とすためのものである。なお、この水抜き用開口30が
ないと、取付金具22内に水が溜り、鏡18の裏面の銀
鏡塗装が腐食してしまう。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】水抜き用開口30から
落下した水を第5図の破線矢印Bの如くカウンター16
上に流し出すようにするために、従来は、鏡18の下端
をバックガード20の下端から約10mm程度離してお
く必要があった。
【0008】即ち、鏡18の下端とバックガード20の
上端との間に隙間Sをあける必要があり、この隙間のた
め見栄えが悪くなっていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のカウンター
は、後縁部にバックガードが立設されているカウンター
において、該バックガードの背面に、上下方向に延在す
る水抜き用の溝を設けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2のユニットルームは、ユニットル
ームの壁面にバックガードの背面を当接させてカウンタ
ーを設置し、このバックガードの上方の壁面に鏡が取付
金具で取り付けられており、該鏡の下縁部の該取付金具
は、鏡の背面に当接し該壁面に固定された裏板部と、鏡
の底面を支承する底板部と、鏡の前面に沿って立ち上が
る表板部と、該底板部に設けられた水抜き用開口とを備
えているユニットルームにおいて、該カウンターは請求
項1のカウンターであり、該カウンターのバックガード
背面の前記水抜き用溝の位置と該取付金具の水抜き用開
口の位置とを上下に合致させたことを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項3のユニットルームは、請求項2の
ユニットルームにおいて、前記取付金具の底板部を前記
バックガードの上面に当接させたことを特徴とするもの
である。
【0012】
【作用】かかる本考案のカウンター及びユニットルーム
によると、鏡の下端をバックガードの上端に当接させる
か又は著しく接近させることができる。このため、鏡と
バックガードとの間の隙間が目立たないようになる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係るユニットルームの要部縦断面
図、第2図は実施例に係るカウンターの平面図、第3図
は取付金具の正面図である。なお、第1図のカウンター
の断面は第2図の1−1線に沿う部分の断面を示してい
る。
【0014】このカウンター16′はバックガード20
の背面に上下方向に水抜き用の溝32がバックガード2
0の背面の上端から下端にまで到達するように設けられ
ている。
【0015】このバックガード20の上方に設けられた
鏡18の下端は取付金具22で支承されているのである
が、この取付金具22の水抜き用開口30はこの溝32
の上方に配置されている。即ち、取付金具22における
開口30の配置寸法a,b,c,d(第3図)は、バッ
クガード20の溝32の配置寸法たる第2図のa,b,
c,dと等しい。
【0016】このユニットルームにおいては、鏡18の
表面の結露水が鏡18の表面を伝わって取付金具22内
に入り、次いで開口30から取付金具22の下側に流れ
出る。そして、溝32を通ってカウンター16′の下側
に落ちる。このカウンター16′の下側の床面は防水パ
ンよりなり、耐水性は十分に具備しているから、水濡れ
による弊害は全く生じない。
【0017】上記実施例では溝32は開口30と同数個
設けられているが、第7図のように幅広の溝34を設け
ることにより開口30よりも少数個の溝数としても良
い。
【0018】また、本考案では、第8図の如く、取付金
具22とバックガード20との間に例えば1〜2mm程
度の隙間をあけ、この微小隙間にコーキング材36を充
填しても良い。この方法は、バックガード22の上端面
に若干の不陸がある場合に好適である。
【0019】
【考案の効果】以上の通り、本考案のカウンター及びユ
ニットルームによると、鏡とカウンターのバックガード
とを当接又は著しく近接させることができ、ユニットル
ームの美感が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るユニットルームの要部及びカウン
ターを示す断面図である。
【図2】実施例に係るカウンターの平面図である。
【図3】実施例に用いられる取付金具の正面図である。
【図4】従来のカウンター及びユニットルームを示す断
面図である。
【図5】図4のA部の拡大図である。
【図6】取付金具の斜視図である。
【図7】別の実施例に係るカウンターの平面図である。
【図8】別の実施例に係るカウンター及びユニットルー
ムの要部断面図である。
【符号の説明】 10 防水パン 14 壁パネル 16,16′ カウンター 18 鏡 22 取付金具 30 水抜き用開口 32,43 水抜き用溝

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後縁部にバックガードが立設されている
    カウンターにおいて、該バックガードの背面に、上下方
    向に延在する水抜き用の溝を設けたことを特徴とするカ
    ウンター。
  2. 【請求項2】 ユニットルームの壁面にバックガードの
    背面を当接させてカウンターを設置し、このバックガー
    ドの上方の壁面に鏡が取付金具で取り付けられており、
    該鏡の下縁部の該取付金具は、鏡の背面に当接し該壁面
    に固定された裏板部と、鏡の底面を支承する底板部と、
    鏡の前面に沿って立ち上がる表板部と、該底板部に設け
    られた水抜き用開口とを備えているユニットルームにお
    いて、該カウンターは請求項1のカウンターであり、該
    カウンターのバックガード背面の前記水抜き用溝の位置
    と該取付金具の水抜き用開口の位置とを上下に合致させ
    たことを特徴とするユニットルーム。
  3. 【請求項3】 請求項2のユニットルームにおいて、前
    記取付金具の底板部を前記バックガードの上面に当接さ
    せたことを特徴とするユニットルーム。
JP8833892U 1992-12-24 1992-12-24 カウンター及びユニットルーム Expired - Lifetime JP2566844Y2 (ja)

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JPH0652678U JPH0652678U (ja) 1994-07-19
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