JP2513021B2 - 符号付きディジット数正負判定回路 - Google Patents

符号付きディジット数正負判定回路

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JP2513021B2
JP2513021B2 JP1055335A JP5533589A JP2513021B2 JP 2513021 B2 JP2513021 B2 JP 2513021B2 JP 1055335 A JP1055335 A JP 1055335A JP 5533589 A JP5533589 A JP 5533589A JP 2513021 B2 JP2513021 B2 JP 2513021B2
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順一 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は符号付きディジット数正負判定回路に関す
る。
〔従来の技術〕
符号付きディジット数は、各桁が2のべき乗の重みを
持ち、−1,0,+1のいづれかの値を取るような数表現で
ある。
例えば、4桁の符号付き符号付きディジット数(0,−
1,0,+1)の値は、 0×23+(−1)×22+0×21 +(+1)×20=−3 であり、同様に(0,+1,−1,−1)の値は 0×23+(+1)×22+(−1)×21 +(−1)×20=1 である。
これらの例からわかるように、符号付きディジット数
の正負は非零の桁で最も上位に位置するものが−1か+
1かによって、負であるか正であるかが決定される。
前者の例(0,−1,0,+1)では、−1が非零の桁で最
も上位に位置するので、この符号付きディジット数は負
である。
後者の例(0,+1,−1,−1)では、+1が非零の桁で
最も上位に位置するので、この符号付きディジット数は
正である。
このように、符号付きディジット数は、2補数表示2
進数のように特定のビット(最上位ビット)により正負
を判定することができない。
従って、従来符号付きディジット数の正負判定は、第
4図に示すように+1になっている桁だけが1である2
進数と、−1になっている桁だけが1である2進数との
減算を行なって、通常の2補数表示2進数に変換するこ
とで正負を判定していた。
2進数の減算は、2補数の加算によって実現できる。
すなわち、符号付きディジット数から2補数表示2進数
への変換は、加算回路を用いることによって実現でき
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の符号付きディジット数正負判定回路
は、符号付きディジット数から2補数表示2進数への変
換に加算回路を必要とするため、ハードウェア量が大き
くなるという欠点があった。
本発明の目的は、シフトレジスタ,フリップフロッ
プ,少数のゲートにより容易に構成できる符号付きディ
ジット数正負判定回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明の符号付きディジット数正負判定回路は、
第1のnビットシフトレジスタと、第2のnビットシフ
トレジスタと、第1の入力端子に供給された前記第1の
nビットシフトレジスタの最上位ビットと第2の入力端
子に供給された前記第2のnビットシフトレジスタの最
上位ビットとを比較しどちらの前記入力端子に先に論理
値の1が与えられたかを調べて符号付ディジット数の正
負を判定する先着信号判定回路とを含んで構成される。
第2の発明の符号付きディジット数正負判定回路は、
先着信号判定回路が、第1のnビットシフトレジスタの
最上位ビットをS入力とする第1のRSフリップフロップ
と、第2のnビットシフトレジスタの最上位ビットをS
入力とする第2のRSフリップフロップと、リセット信号
と前記第2のRSフリップフロップのQ出力を入力とし出
力が前記第1のRSフリップフロップのR入力に接続され
た第1のORゲートと、前記リセット信号と前記第1のRS
フリップフロップのQ出力を入力とし出力が前記第2の
RSフリップフロップのR入力に接続された第2のORゲー
トから構成される。
〔作用〕
第1および第2のnビットシフトレジスタの同位のビ
ット対によって符号付きディジット数の1桁の表現をす
るものとする。
例えば、符号付きディジット数の各桁の−1,0,+1を
各々、(1,0)、(0,0)、(0,1)で表現する。ここ
で、括弧内第1,第2のビットは、各々第1,第2のnビッ
トシフトレジスタが保持するビットとする。
これら、2個のnビットシフトレジスタを同時に左シ
フトをすることを繰り返して行く。するとより上位の非
零のビットを有するnビットシフトレジスタの最上位ビ
ットが、他のnビットシフトレジスタよりも先に1にな
る。
これを先着信号判定回路により検出することでその時
の最上位ビット対が(1,0)、(0,1)のどちらである
か、つまり符号付きディジット数としては、最上位の非
零の桁が−1であるか+1であるかが判定可能となる。
換言すれば、符号付きディジット数の正負が判定でき
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図に示す先着信号判定回路の詳細を示す回路図、
第3図は第2図に示すRSフリップフロップの真理値表を
示す図である。
本実施例では、n=4として、4ビットシフトレジス
タを用いている。
符号付きディジット数の−1,0,+1の各々を、各ビッ
ト対として(1,0)、(0,0)、(0,1)で表現する。こ
こで、括弧内第1のビットを4ビットシフトレジスタ11
の各ビットで表現し、括弧内第2のビットを4ビットシ
フトレジスタ21の各ビットで表現するものとする。例と
して、4ビットシフトレジスタ11に、0010が保持され、
4ビットシフトレジスタ21に0001が保持されている場
合、すなわち、これら2個の4ビットシフトレジスタ対
により保持される4桁の符号付きディジット数が(0,0,
−1,1)であり、10進数としての値が−1の場合を説明
する。
先ず、リセット端子7にパルスを入力し、RSフリップ
フロップ12,22をリセットする。
2個の4ビットシフトレジスタ11,21の最上位ビット
はともに0であるので、第3図の真理値表より、RSフリ
ップフロップ12,22は状態変化しない。
次に、4ビットシフトレジスタ11,21を同時に左シフ
トすると、最上位ビットはともに零となり、やはりRSフ
リップフロップ12,22は状態変化しない。
さらに、4ビットシフトレジスタ11,21を同時に左シ
フトすると、各々の最上位ビットは1,0となる。従っ
て、RSフリップフロップ12のS入力14には1が入力さ
れ、Q出力15は1になる。
一方、RSフリップフロップ22のQ出力25は、R入力26
にRSフリップフロップ12のQ出力15の“1"がORゲート23
を通して入力されるため、S入力24に係わらず0のまま
となる。
結果として、Q出力15は1,Q出力25は0となる。
これは、4ビットシフトレジスタ11が、4ビットシフ
トレジスタ21よりも上位に非零ビットを有することを示
す。
換言すれば、前述の符号付きディジット数の表現方法
から、4ビットシフトレジスタ対11,21が保持していた
符号付きディジット数としての最上位の非零は−1であ
ること、つまり符号付きディジット数自信が負であるこ
とを示している。
もし、初期状態で4ビットシフトレジスタ11よりも4
ビットシフトレジスタ21の方が、上位に非零ビットを有
するならば、Q出力15が0,Q出力25が1となる。
従って、Q出力15が1,Q出力25が0ならば、初期状態
で4ビットシフトレジスタ対11,21が保持していた符号
付きディジット数は負であることを示し、Q出力15が0,
Q出力25が1ならば、初期状態で4ビットシフトレジス
タ対11,21が保持していた符号付きディジット数は正で
あることを示す。
また、3ビット分左シフトしても、Q出力15が0,Q出
力25が0ならば、両レジスタの全ビットが0であるこ
と、つまり符号付きディジット数が0であることを示
す。
〔発明の効果〕
本発明の符号付きディジット数正負判定回路は、符号
付きディジット数を2補数表示2進数に変換することな
く、その正負が判定でき、しかも扱うべき符号付きディ
ジット数の桁数によらず、シフトレジスタ,プリップフ
ロップ,少数のゲートで構成でき、設計が容易であると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
は第1図に示す先着信号判定回路の詳細を示す回路図、
第3図は第2図に示すRSフリップフロップの真理値表を
示す図、第4図は従来の一例を示す模式図である。 1,2……nビットシフトレジスタ、3,4……最上位ビット
出力線、5,6……先着信号判定出力線、7……リセット
端子、8……先着信号判定回路、11,21……4ビットシ
フトレジスタ、12,22……RSフリップフロップ、13,23…
…ORゲート、15,25……Q出力、16,26……R入力。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のn(nは正整数)ビットシフトレジ
    スタと、第2のnビットシフトレジスタと、第1の入力
    端子に供給された前記第1のnビットシフトレジスタの
    最上位ビットと第2の入力端子に供給された前記第2の
    nビットシフトレジスタの最上位ビットとを比較しどち
    らの前記入力端子に先に論理値の1が与えられたかを調
    べて符号付ディジット数の正負を判定する先着信号判定
    回路とを含むことを特徴とする符号付ディジット数正負
    判定回路。
  2. 【請求項2】先着信号判定回路が、第1のnビットシフ
    トレジスタの最上位ビットをS入力とする第1のRSフリ
    ップフロップと、第2のnビットシフトレジスタの最上
    位ビットをS入力とする第2のRSフリップフロップと、
    リセット信号と前記第2のRSフリップフロップのQ出力
    を入力とし出力が前記第1のRSフリップフロップのR入
    力に接続された第1のORゲートと、前記リセット信号と
    前記第1のRSフリップフロップのQ出力を入力とし出力
    が前記第2のRSフリップフロップのR入力に接続された
    第2のORゲートからなる請求項1記載の符号付ディジッ
    ト数正負判定回路。
JP1055335A 1989-03-07 1989-03-07 符号付きディジット数正負判定回路 Expired - Lifetime JP2513021B2 (ja)

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