JP2512435Y2 - ホ―ル素子 - Google Patents

ホ―ル素子

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JP2512435Y2
JP2512435Y2 JP1988110342U JP11034288U JP2512435Y2 JP 2512435 Y2 JP2512435 Y2 JP 2512435Y2 JP 1988110342 U JP1988110342 U JP 1988110342U JP 11034288 U JP11034288 U JP 11034288U JP 2512435 Y2 JP2512435 Y2 JP 2512435Y2
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lead frame
substrate
pellet
mounting
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JP1988110342U
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Inventor
和敏 石橋
Original Assignee
旭化成電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモーター等の磁石の位置検出に用いるホール
素子に関するものである。
[従来の技術] 第4図に従来のホール素子の一例を示す。ホール素子
1は感磁面2を有するペレット3をリードフレーム4と
一体にして樹脂,ガラス,セラミックなどで封止した構
造を有する。図中、5はパッケージである。感磁面2は
リードフレーム4のペレット設置面と平行であり、ホー
ル素子の感磁面2は素子が実装される基板6の面に垂直
となる。リードフレーム4は実装基板6に差し込まれ
る。
第5図に従来のホール素子の他の型の例を示す。同図
(A)の例ではリードフレーム4が実装基板6に差し込
まれ、同図(B)の例ではリードフレーム4は実装基板
6の面上で固定される。第4図に示した従来例と第5図
(A),(B)に示した従来例との主要な差は、第5図
の例では感磁面2が実装基板6の面に対して平行である
点である。
このように従来のホール素子ではその感磁面は実装基
板の面に対して垂直であるか、平行であるかのいずれか
であった。
[考案が解決しようとする課題] 第6図に第4図に示したホール素子の一般的な使用例
を示す。
第6図の使用例では、第4図のタイプのホール素子は
周対向形モーターのステーター部11に設置され、ロータ
ー10に取り付けられコイル9によって軸8と共に回転す
るローター磁石7の主磁束を検出するように使われてい
る。ところが、素子のリードフレームを基板(ステータ
ー11)に差し込まなくては実装できないため、自動実装
機による実装が困難となり手動で実装を行う必要があ
る。このためモーターの組み立てコストが高くなってし
まうという欠点を有している。
第7図に第5図(B)に示したホール素子の使用例を
示す。
第7図の使用例では素子のリードフレームを実装基板
(ステーター11)に差し込む必要がないため自動実装が
可能である。ところが第7図からわかるように、ホール
素子の感磁部の面は主磁束と平行となるため、磁束密度
の検出が困難になるという欠点がある。
本考案は上述した従来の技術の欠点を解消し、磁束密
度の検出が容易でかつ自動実装が可能な形状をとれるホ
ール素子を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本考案は、基板の
表面に設置され、基板の表面と平行な磁束を検出できる
樹脂パッケージされたホール素子であって、該ホール素
子は、感磁面を有するペレットと、該ペレットが固定さ
れるペレット設置面を有するリードフレームとを具え、
前記リードフレームの形状は前記ペレット設置面が前記
基板の表面に対して斜めに形成されていることを特徴と
する。
ここで、前記リードフレームはその両端部が、ホール
素子が基板に設置される基板設置面と平行になるように
曲げられていることが好ましい。
傾斜角θは20°≦θ≦70°の範囲が好ましい。
[作用] 本考案によれば、傾斜角θでホール素子の感磁部の面
が主磁束と交わるようにすることができるため、磁束密
度の検出が容易になり、しかもリードフレームを実装基
板に差し込む必要が無い形状にすることができるため、
自動実装が可能なホール素子を提供することができる。
[実施例] 以下に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図に本考案のホール素子の実施例の断面を示す。
図示されるように、本考案ホール素子1のリードフレー
ム12は、ペレット3を設置する面12Aが、ホール素子1
が基板に設置される面1Aと角度θをなしている。リード
フレーム12の両端部は実装基板の表面上で固定し得るよ
うに曲げられている。すなわち、図示されるようにリー
ドフレーム12の両端部は基板設置面1Aと平行である。感
磁面2がリードフレーム12のペレット設置面12Aと平行
になるようにペレット3はリードフレーム12に固定され
る。
第2図に第1図のホール素子を実装基板に実装した場
合を示す。
第2図よりわかるように第1図のホール素子1を実装
基板6に実装した場合、感磁面2がリードフレーム12の
面12Aと平行なので、素子1の感磁面2は実装基板6の
表面とθの角度を持つようになる。
第3図に周対向のモーターのステーター部11に第1図
のホール素子1が実装された例を示す。
第3図よりわかるように、ホール素子の感磁面2は、
その実装基板面(ステーター11の面)とθの角度を成す
ようになり、また磁石の主磁束の方向ともθの角度を持
つようになる。つまり第1図のホール素子を実装基板に
そのまま実装するだけで、感磁部の面を主磁束と角度θ
で交わらせることができるようになる。
この場合傾斜角θは、0°<θ<90°の全てをとり得
るが、角度が小さすぎると傾斜の効果が少く、大きすぎ
ると製造が困難なため、実用的には、20°≦θ≦70°の
範囲が望ましい。
なお実施例では、リードフレームの上面にペレットを
配した例を示したが、ペレットがリードフレームの下面
に配置された場合にも本考案が適用できることは言うま
でもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のホール素子によれば、
傾斜角θでホール素子の感磁部の面が主磁束と交わるよ
うにすることができるため、磁束密度の検出が容易にな
り磁石の位置検出を正確に行えるようになる。そのため
装置全体の性能を向上させることができる。
また、リードフレームを実装基板に差し込む必要の無
い形状にすることができるため自動実装が可能になり、
組み立てコストを低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のホール素子の実施例の断面図、 第2図は基板上に実装された本考案実施例の断面図、 第3図は周対向モーターに実装された本考案実施例の断
面図、 第4図および第5図は基板上に実装された従来のホール
素子の断面図、 第6図は第4図に示した従来のホール素子を実装した周
対向モーターの断面図、 第7図は第5図に示した従来のホール素子を実装した周
対向モーターの断面図である。 1……ホール素子、2……感磁面、3……ペレット、4
……リードフレーム、5……パッケージ、6……実装基
板、7……磁石、8……軸、9……コイル、10……ロー
ター、11……ステーター、12……リードフレーム。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の表面に設置され、基板の表面と平行
    な磁束を検出できる樹脂パッケージされたホール素子
    (1)であって、該ホール素子は、感磁面(2)を有す
    るペレット(3)と、該ペレット(3)が固定されるペ
    レット設置面(12A)を有するリードフレーム(12)と
    を具え、前記リードフレーム(12)の形状は前記ペレッ
    ト設置面(12A)が前記基板の表面に対して斜めに形成
    されていることを特徴とするホール素子。
  2. 【請求項2】前記リードフレーム(12)はその両端部
    が、ホール素子(1)が基板に設置される基板設置面
    (1A)と平行になるように曲げられていることを特徴と
    する請求項1に記載のホール素子。
JP1988110342U 1988-08-23 1988-08-23 ホ―ル素子 Expired - Lifetime JP2512435Y2 (ja)

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