JPH04124881U - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JPH04124881U
JPH04124881U JP1439792U JP1439792U JPH04124881U JP H04124881 U JPH04124881 U JP H04124881U JP 1439792 U JP1439792 U JP 1439792U JP 1439792 U JP1439792 U JP 1439792U JP H04124881 U JPH04124881 U JP H04124881U
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JP
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wiring board
rotor magnet
magnetic body
brushless motor
hall element
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Application number
JP1439792U
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English (en)
Inventor
國一 白川
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シナノケンシ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置検出手段を配線基板に自動実装可能なブ
ラシレスモ−タを提供することを目的とする。 【構成】 N、S極交互に着磁されたロータマグネット
16と、一方の面がロ−タマグネット16の一方の端面
と対向するよう配設された配線基板28と、配線基板2
8の他方の面に取り付けられ、ロ−タマグネット16の
回転位置を磁気的に検出するための位置検出手段34と
を具備することを特徴とするブラシレスモ−タ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はブラシレスモ−タに関し、一層詳細にはロ−タマグネットの位置を磁 気的に検出するための位置検出手段を有するブラシレスモ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10、11と共に従来のブラシレスモ−タについて説明する。 磁極N、S極が交互に着磁されたロータマグネット100はハウジング102 に対してロータ軸104を中心として回転可能になっている。 配線基板106はハウジング102に固定されている。配線基板106の、ロ ータマグネット100下端面108と対向する上面110側にはロータマグネッ ト100の回転位置を検出するための位置検出手段であるホール素子112が複 数、周方向へ並設されている。ロータマグネット100の磁極が接近するとホー ル素子112は電圧を出力し、その出力パターンでロータマグネット100の回 転位置等を検出可能になっている。ホール素子112はロータマグネット100 との間に僅かな空間をもって配設されている。 配線基板106の上面110にはロータマグネット100の速度検出用のコイ ルパターン114が配線されている。一方、下面116にはチップ部品をマウン トするためのパターン(不図示)が配線されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のブラシレスモ−タには次のような課題がある。 位置検出手段であるホール素子を配線基板へ取り付けるには、ホール素子のリ ードをまず配線基板の上面側から差し込み、配線基板の下面側に突出したホール 素子のリ−ドの先端を、下面側から半田付して固定しなければならない。 ところが、ホール素子にはいわゆる「H型タイプ」、「立て型タイプ」、「チ ップタイプ」があるが、配線基板の上面側に取り付けるため自動実装ができず、 手作業で実装しなければならない。そのため、生産性の低下とコストアップとい う経済的な課題がある。 従って、本考案は位置検出手段を配線基板に自動実装可能なブラシレスモ−タ を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は次の構成を備える。 すなわち、N、S極交互に着磁されたロータマグネットと、 一方の面が該ロ−タマグネットの一方の端面と対向するよう配設された配線基板 と、該配線基板の他方の面に取り付けられ、前記ロ−タマグネットの回転位置を 磁気的に検出するための位置検出手段とを具備することを特徴とする。 特に、前記位置検出手段と磁気的に接続されると共に、前記ロータマグネット の磁束を位置検出手段へ伝達可能な第1の磁性体を、ロータマグネットと位置検 出手段との間に設けるとよく、前記第1の磁性体は前記配線基板の一方の面に露 出していてもよい。また、前記第1の磁性体は一端が前記位置検出手段へ接触し ていてもよい。前記第1の磁性体は前記配線基板に透設された透孔内に嵌挿され ていてもよいし、前記第1の磁性体は前記配線基板の一方の面上であって、前記 位置検出手段と対応する位置に設けられていてもよい。また、前記第1の磁性体 は前記位置検出手段と一体に形成されていてもよいし、前記位置検出手段に対し て、前記配線基板と逆側には磁束集束効果を高めるための第2の磁性体を設けて もよい。
【0005】
【作用】
作用について説明する。 位置検出手段が配線基板の他方の面に取り付けられるので、位置検出手段を配 線基板へ自動実装可能となる。特に、第1の磁性体をロ−タマグネットと位置検 出手段との間に設けると、ロータマグネットと位置検出手段がより効果的な磁気 的接続が可能となるため、位置検出手段の位置検出精度が高まる。また、第2の 磁性体を設けることにより、位置検出手段への磁束集束効果を高めることができ 、位置検出精度を向上させることが可能となる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。 第1実施例について図1、2および3と共に説明する。本実施例ではブラシレ スモータの例として複写機のメインモ−タ等に使用される高出力のブラシレスモ −タを例に挙げて説明する。 10はロータであり、ロータ軸12を中心に、ハウジング14に対して回転可 能になっている。ロータ10の内側にはリング状のロータマグネット16が固定 されている。従って、ロータマグネット16はロータ10と一体に回転可能にな っている。ロータマグネット16にはN、S磁極が周方向へ複数交互に着磁して 配置されている。ロータ軸12はハウジング14の中心孔18内に嵌着されたボ ールベアリング20、22に嵌挿されている。 24、26はステータであり、ハウジング14に固定されている。ステータ2 4、26はハウジング14の中央部分に対して周方向へ複数並設されている。 28は配線基板であり、ハウジング14に固定されている。配線基板28は、 図7に示した従来の配線基板106と同様、上面30にはロータマグネット16 の速度検出用のコイルパタ−ン31が配線され、下面32にはチップ部品等をマ ウントするためのパターン(不図示)が配線されている。
【0007】 34は位置検出手段であるホール素子であり、図3に示すように配線基板28 の下面32に固定されており、複数周方向へ並んで配設されている(図1には1 個のみ図示)。ホール素子34は配線基板28の下面32であって、ロータマグ ネット16の下端面36に対応する位置近傍に配置されている。ホール素子34 を配線基板28の下面32側に設けることにより、実装の障害となる物が無いの で、ホール素子34を配線基板28へ実装する際の自動化が可能となる。実装さ れたホール素子34は配線基板28の下面32側から半田付される。 上記の構成により本実施例のブラシレスモータにおいては、ロータ10が回転 してホール素子34に対するロータマグネット16の磁極の移動に伴う磁束の変 化がホール素子34へ伝達されるのでホール素子34は当該磁束の変化を検出し 、ひいてはロータの回転位置の検出を行い得る。
【0008】 次に、第2実施例について図4、および5と共に説明する。なお、第1の実施 例と同一の構成要素については、第1の実施例と同一の符号を付し説明は省略す る。 この実施例は、第1の磁性体38が配線基板28に透設された透孔40に嵌着 されることで、ロータマグネット16とホール素子34との間に設けられている 。 第1の磁性体38の下端面はホール素子34の上面に接触しており、第1の磁 性体38の上端面は配線基板28の上面から突出しておりロータマグネット16 の下端面に接近した位置に在る。第1の磁性体38の下端はホール素子34と接 触することにより磁気的にホール素子34と接続され、上端はロータマグネット 16に接近して配されることにより、ロ−タマグネット16の磁束が弱い場合で あっても、ロ−タマグネット16の磁束の変化をホール素子34へ効率良く伝達 することができる。
【0009】 次に、図6(ロータマグネット、配線基板、第1の磁性体およびホール素子の 関係を示した部分断面図)と共に、第3実施例について説明する。なお、第1実 施例と同一の構成要素については、第1実施例と同一の符号を付し説明は省略す る。 この実施例はホール素子34と第1の磁性体38は配線基板28を挟んで配設 されている。両者は機械的には接触していないが、配線基板28が薄いため、第 1の磁性体38とホール素子34は離れていても磁気的には接続状態にあり、十 分な位置検出が可能となる。 次に、図7(ロータマグネット、配線基板、第1の磁性体およびホール素子の 関係を示した部分断面図)と共に、第4実施例について説明する。なお、第1実 施例と同一の構成要素については、第1実施例と同一の符号を付し説明は省略す る。 この実施例はホール素子34と第1の磁性体38が樹脂44で一体に成形され た例である。第1の磁性体38を内蔵する樹脂44の部分が配線基板28の透孔 40に嵌挿されている。ホール素子34と第1の磁性体38とを一体に形成する 手段としては樹脂44に限られるものではない。
【0010】 次に、図8(ロータマグネット、配線基板、第1の磁性体、第2の磁性体およ びホール素子の関係を示した部分断面図)と共に、第5実施例について説明する 。なお、第1実施例と同一の構成要素については、第1実施例と同一の符号を付 し説明は省略する。 この実施例はホール素子34の下面に、磁性材料で形成された第2の磁性体4 2が設けられた例である。第2の磁性体42を設けることにより、磁束集束効果 を高めることができるので、ホール素子34の出力を増大可能になり、ひいては ロータマグネット16の位置検出精度の向上が可能になっている。第2の磁性体 42は、第1実施例、第2実施例、第3実施例および第4実施例の場合も採用す ることができる。 次に、図9(ロータマグネット、配線基板、第2の磁性体、ホール素子および ハウジングの関係を示した部分断面図)と共に、第6実施例について説明する。 なお、第1実施例と同一の構成要素については、第1実施例と同一の符号を付し 説明は省略する。 この実施例は、第5実施例を第1実施例に採用した一つの例であり、第1の磁 性体を用いず、ホール素子34に対して配線基板28と逆側に位置するハウジン グ14に第2の磁性体42を設けた例である。第1の磁性体を設けない場合であ っても、第2の磁性体42を設けることによって磁束集束効果が高まり、ロータ マグネット16の位置検出精度の向上が可能になっている。 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得 るのはもちろんである。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係るブラシレスモ−タを用いると、位置検出手段が配線基板の他方の 面に取り付けられるので、位置検出手段を配線基板へ自動実装可能となり、生産 性を向上させることができ、コストダウンを図ることができる。特に、第1の磁 性体をロ−タマグネットと位置検出手段との間に設けると、ロータマグネットと 位置検出手段が磁気的に接続されるため、位置検出手段の位置検出精度が高まる 。また、第2の磁性体を設けることにより、位置検出手段の磁束集束効果を高め ることができ、位置検出精度を向上させることが可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブラシレスモ−タの第1実施例を
示した正面断面図。
【図2】第1実施例のロータマグネット、配線基板、第
1の磁性体およびホール素子の関係を示した拡大部分断
面図。
【図3】第1実施例のブラシレスモ−タの配線板を示し
た平面図。
【図4】第2実施例のブラシレスモ−タを示した正面断
面図。
【図5】第2実施例のロータマグネット、配線基板、第
1の磁性体およびホール素子の関係を示した拡大部分断
面図。
【図6】第3実施例のロータマグネット、配線基板、第
1の磁性体およびホール素子の関係を示した拡大部分断
面図。
【図7】第4実施例のロータマグネット、配線基板、第
1の磁性体およびホール素子の関係を示した拡大部分断
面図。
【図8】第5実施例のロータマグネット、配線基板、第
1の磁性体、第2の磁性体およびホール素子の関係を示
した拡大部分断面図。
【図9】第6実施例のロータマグネット、配線基板、第
2の磁性体およびホール素子の関係を示した拡大部分断
面図。
【図10】従来のブラシレスモ−タを示した正面断面
図。
【図11】従来のブラシレスモ−タの配線基板を示した
平面図。
【符号の説明】
16 ロータマグネット 28 配線基板 34 ホール素子 38 第1の磁性体 42 第2の磁性体

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N、S極交互に着磁されたロータマグネ
    ットと、一方の面が該ロ−タマグネットの一方の端面と
    対向するよう配設された配線基板と、該配線基板の他方
    の面に取り付けられ、前記ロ−タマグネットの回転位置
    を磁気的に検出するための位置検出手段とを具備するこ
    とを特徴とするブラシレスモ−タ。
  2. 【請求項2】 前記位置検出手段と磁気的に接続される
    と共に、前記ロータマグネットの磁束を位置検出手段へ
    伝達可能な第1の磁性体を、ロータマグネットと位置検
    出手段との間に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ブラシレスモ−タ。
  3. 【請求項3】 前記第1の磁性体は前記配線基板の一方
    の面に露出していることを特徴とする請求項2記載のブ
    ラシレスモ−タ。
  4. 【請求項4】 前記第1の磁性体は一端が前記位置検出
    手段へ接触していることを特徴とする請求項2もしくは
    3記載のブラシレスモ−タ。
  5. 【請求項5】 前記第1の磁性体は前記配線基板に透設
    された透孔内に嵌挿されていることを特徴とする請求項
    2、3もしくは4記載のブラシレスモ−タ。
  6. 【請求項6】 前記第1の磁性体は前記配線基板の一方
    の面上であって、前記位置検出手段と対応する位置に設
    けられていることを特徴とする請求項2もしくは3記載
    のブラシレスモ−タ。
  7. 【請求項7】 前記第1の磁性体は前記位置検出手段と
    一体に形成されていることを特徴とする請求項2、3、
    4もしくは5記載のブラシレスモ−タ。
  8. 【請求項8】 前記位置検出手段に対して、前記配線基
    板と逆側には磁束集束効果を高めるための第2の磁性体
    が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6もしくは7記載のブラシレスモ−タ。
JP1439792U 1991-02-28 1992-02-17 ブラシレスモ−タ Pending JPH04124881U (ja)

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JP1439792U JPH04124881U (ja) 1991-02-28 1992-02-17 ブラシレスモ−タ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-17085 1991-02-28
JP1708591 1991-02-28
JP1439792U JPH04124881U (ja) 1991-02-28 1992-02-17 ブラシレスモ−タ

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100539A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Nippon Densan Corp ブラシレスモータ

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