JP2512327Y2 - 地中梁用コンクリ―ト型枠 - Google Patents

地中梁用コンクリ―ト型枠

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JP2512327Y2
JP2512327Y2 JP1989137488U JP13748889U JP2512327Y2 JP 2512327 Y2 JP2512327 Y2 JP 2512327Y2 JP 1989137488 U JP1989137488 U JP 1989137488U JP 13748889 U JP13748889 U JP 13748889U JP 2512327 Y2 JP2512327 Y2 JP 2512327Y2
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弘 近藤
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竹中産業株式会社
弘 近藤
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G9/00Forming or shuttering elements for general use
    • E04G9/10Forming or shuttering elements for general use with additional peculiarities such as surface shaping, insulating or heating, permeability to water or air
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/02Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls built-up from layers of building elements
    • E04B2/28Walls having cavities between, but not in, the elements; Walls of elements each consisting of two or more parts kept in distance by means of spacers, all parts being solid

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンクリート建造物における地中梁の施
工に使用する、地中梁用コンクリート型枠に関するもの
である。
(従来の技術) 授来、この種の地中梁用の型枠としては合板が使用さ
れてきた。しかし、合板を使用した場合にはコンクリー
ト打設後に合板を撤去する必要があるので、埋め戻し時
期に制約があり(コンクリート硬化後でなければ型枠の
解体、埋め戻しができない)、また専門の職人でなけれ
ば施工できない、などの問題があった。そこで、近年で
はスレート製の波板11が使用されるようになっている
(第4図)。
(考案により解決しようとする問題点) スレート製の型枠においては、コンクリート打設後の
撤去が不用になる等の利点がある。しかしながら、波板
であるためにその山部に入り込むコンクリート12がロス
となるという問題点があった。ちなみに、波板の型枠に
おいては、コンクリートの設定寸法は谷部間の距離Lで
計られる。また、強固なコンクリートを得るためには早
期の水抜きが必要であるところ、水抜きに関して格別の
配慮がされていないので、水抜きに比較的時間を要する
他、セパレータ挿通用の孔を現場で開けているので、専
門のスレート職人が必要である等の問題点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、コンクリート建造物の地中梁におけるコ
ンクリートの被りに相当する厚さのコンクリート板の一
側面に、コンクリート板と打設コンクリートとを結合さ
せる連結材をを突設すると共に、前記コンクリート板に
は水抜き又はセパレータ挿通孔として使用される透孔を
多数形成して、地中梁用のコンクリート型枠を構成した
ものである。
(考案の効果) この考案のコンクリート型枠は、その一側面をコンク
リート梁を構成するフープ筋等の鉄筋に接して立設固定
して使用するものである。そして、コンクリート硬化後
は地中梁におけるコンクリート被り部分として梁の一部
を構成する。ここで、コンクリート板の厚さはコンクリ
ートの被り(設計基準上規定される)に相当する厚さと
してあるので、コンクリート板をフープ筋などの鉄筋に
接することによりコンクリート板によって地中梁の被り
が得られる。
したがって、コンクリートのロスは発生しない。ま
た、透孔を設けたので、透孔が水抜き孔として機能し、
コンクリート型枠でありながら、透孔を介して水抜きが
行なわれるので、水抜きは速やかになされてコンクリー
トは強固に硬化する。また、前記透孔はセパレータの挿
通、取付にも使用でき、これらの作業が容易である。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
(実施例) コンクリート建造物の地中梁1(第3図参照)におけ
るコンクリートの被りに相当する厚さ、現行の基準では
60mmに相当する厚さのコンクリート板2に補強材として
のワイヤーメッシュ3を埋設固着し、前記コンクリート
板2に透孔4が多数所定間隔(例えば左右方向で850mm
間隔、天地方向で600mm間隔)に設けてある。また、前
記コンクリート板2にはU字状の金物5の基端部が埋め
込んであり、その先端側は前記コンクリート板2の内側
面(使用時における梁の鉄筋側)に突出している。
前記透孔4は水抜き又はセパレータ挿通用に使用され
るもので、内側面を大径としたロート状としてある。
以上のように構成されたコンクリート型枠Aは、次の
ようにして使用するものである。
すなわち、第3図に示すように地盤Bの地中梁部分の
両側にコンクリート型枠Aを対向して立設する。このと
き、地中梁部分に予め組立てられた鉄筋7に内側面が接
するようにセパレータ6で固定する。セパレータ6は前
記透孔4を挿通させて取付けるが、透孔4は内側を大径
としたロート状であるから、容易にセパレータを透孔へ
挿通させることができる。
次いで、型枠内へコンクリートを打設すると、コンク
リート板から突出した金物5はコンクリート中に埋設さ
れて一体化し、打設コンクリートとコンクリート板2と
を結合する連結材として機能する。したがって、打設さ
れたコンクリートとコンクリート板2とは一体化し、型
枠Aは打設されたコンクリートから剥離する恐れなく、
地中梁の一部を構成することとなる。
すなわち、コンクリート板2が設計上のコンクリート
被りの条件を満足し、所定の被りを有するコンクリート
地中梁が得られる。
上記において、セパレータ6が挿通される透孔は一部
のみであるから、残余の透孔は水抜き孔として機能し、
早期の水抜きが可能となる。また、残余の透孔にはコン
クリートが入り込むので、打設されたコンクリートとコ
ンクリート板との一体化が図られる。すなわち、透孔は
水抜き機能に加えてコンクリート板と打設コンクリート
との接着機能を持つこととなる。
この実施例においては、金物5をコンクリートの内側
面に突出させて打設コンクリートと型枠Aとの一体化を
図ったが、コンクリート板2の補強材自体をコンクリー
ト板の内側面に突出させて連結材の機能をもたせてよ
い。また、補強材としては、ワイヤーメッシュの他、鉄
筋を縦横に組合せたもの等としてもよい。尚、前記金物
5は型枠Aの設置時等における吊り材としても利用する
ことができる。
更に、この実施例においては透孔4をロート状とした
が、その形状はロート状に限定されるものではなく、ま
た透孔の密度も任意に変更することができる。
尚、この考案コンクリート型枠は、向上生産、現場生
産共に可能である。
(考案の効果) この考案によれば、コンクリート板を主体として型枠
を構成したので、スレート型枠のようなコンクリートの
ようなコンクリートのロスは生じない。そして、コンク
リート板の厚さを被り相当分としたので、コンクリート
板を鉄筋に当接させて設置することにより、自動的に所
定の被りのある地中梁が得られる。
また、コンクリート板の内側に連結部を突出させて、
型枠と打設コンクリートとの一体化を図ったので、型枠
が打設コンクリートから剥離するおそれがなく、地中梁
の一部を構成させることができる。
更に、コンクリート板には透孔を設けたので、水抜き
孔として機能し、水抜きが迅速であって、強靱なコンク
リートが得られる。
すなわち、従来のスレート型枠は単に撤去が不要とい
うのみで梁の一部を構成するものではなかったが、この
考案のコンクリート型枠は撤去不要というのみならず、
梁の一部を構成することができる、という点でコスト軽
減の効果が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の断面図、第2図は正面図、第
3図は使用状態の側面図、第4図はスレート型枠の平面
図である。 1……地中梁、2……コンクリート板 3……ワイヤーメッシュ、4……透孔、5……金物 6……セパレータ、7……鉄筋、A……コンクリート型

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート建造物の地中梁におけるコン
    クリートの被りに相当する厚さのコンクリート板の一側
    面に、前記コンクリート板と打設コンクリートとを結合
    する連結材を突設すると共に、前記コンクリート板には
    水抜き孔又はセパレータ挿通孔として使用される透孔を
    多数形成してなる、地中梁用コンクリート型枠
  2. 【請求項2】コンクリート板には補強材としてワイヤー
    メッシュを埋設した、請求項1記載の地中梁用コンクリ
    ート型枠
  3. 【請求項3】透孔は内側に開いたロート状とした、請求
    項1記載の地中梁用コンクリート型枠
JP1989137488U 1989-11-28 1989-11-28 地中梁用コンクリ―ト型枠 Expired - Lifetime JP2512327Y2 (ja)

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KR910009231U (ko) 1991-06-28
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