JP2511656Y2 - リ―ル脚固定装置 - Google Patents

リ―ル脚固定装置

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JP2511656Y2
JP2511656Y2 JP1990036696U JP3669690U JP2511656Y2 JP 2511656 Y2 JP2511656 Y2 JP 2511656Y2 JP 1990036696 U JP1990036696 U JP 1990036696U JP 3669690 U JP3669690 U JP 3669690U JP 2511656 Y2 JP2511656 Y2 JP 2511656Y2
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reel leg
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reel
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JP1990036696U
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Inventor
山本  茂
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ダイワ精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、リール脚固定装置に関する。
(従来技術) 従来、移動フードの押圧駒受けに指当押圧駒を固定し
た提案が実開昭64−28868号公報、実開平1−63375号公
報で知られている。これらでは移動フードを、リール脚
受入部を有する前側部分と、指で押圧させる他、該移動
フードの移動を係止する後側部分とに分割し、その間を
必ずしも移動が一体とならない単なる連結機構で連結構
成した構造が開示されている。
(考案が解決すべき問題点) 前記提案の指当押圧駒では、何れも第9図のように指
当押圧駒8の指の当たる面が緩やかなV字状の傾斜面8
a,8bと、急な傾斜面8cと、傾斜面8b,8cからなる突部8d
とで形成されている。
従って、傾斜面8a,8bを指で押しても移動フード9を
前進させることができず、移動フード9を前進させるに
は指を突部8dに当てて押さなければならず、指に力を入
れて突部8dを押すと、突部8dが指に食い込んで押し難
く、指が痛む等の欠点がある。
本考案は前記欠点に鑑み、指当押圧駒の形状等を改善
して指当押圧駒を押すと移動フードが前進すると共に、
リール脚受入部側が上昇し、リール脚が深く挿入される
と共に、指を強く押当てても指が痛くならないリール脚
固定装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的に鑑みて本考案は、リール脚載置部を有する
本体の前後に一対のフードを取り付け、少なくとも一方
を移動フードとし、該移動フードには他のフードと対向
する側にリール脚受入部を形成するとともに、他側には
前記本体に設けた爪受けに係止する係止爪を有し、かつ
移動フードに対して倒伏自在にとり付けた緊締レバーの
操作で前記係止爪を爪受けに係止可能にした装置におい
て、前記移動フードの前記他側であって前記係止爪の後
方位置に押圧部を形成し、該押圧部側と前記リール脚受
入部を区画形成する側とが一体的に移動するよう直結構
成され、前記押圧部の上面に、前記リール脚受入部を区
画形成する側とは反対側端部が低くなるように傾斜する
と共に、指で押圧可能な程度に広い面状領域を形成した
ことを要旨とするリール脚固定装置を提供する。
(実施例) 以下、添付図面に示す実施例に基づき、本考案を更に
詳細に説明する。第1図から第7図において、リール脚
固定装置のリールシート本体1は、前後の舌片1a,1bと
中間部1cに巻回された紐11によって釣竿10に固定されて
いる。
本体1の中間部1cの前後には、リール脚載置部1dが形
成され、リール脚載置部1dの一方側には、固定フード2
が載せられて第1図、第2図、第4図のように本体1の
裏側で、固定フード2の折曲部2aが本体1の周囲の折曲
縁部1eの切込み部1fの位置で折り込まれて固定されてい
る。
リール脚載置部1dの他方側には移動フード3が前後に
移動自在に載せられている。第1図、第2図、第4図、
第5図のように本体1の裏側で、移動フード3の折曲部
3a,3bと、該折曲部3a,3bに夫々形成された突部3cと切り
起こし部3dとで本体1の周囲の折曲縁部1eを挟み、移動
が自在なように構成されている。
本体1の移動フード3の保持される位置には、V字形
の凹凸からなる爪受け1gが形成されている。固定フード
2と移動フード3の対向する側には、第2図のように夫
々の内側に樹脂材のリール脚受部材12,13が取り付けら
れ、リール脚受入部2b,3fが形成されて、リール4のリ
ール脚14の両側端部が挿入される。
更に、移動フード3には第5図、第7図のように両側
に側面視が山形の屈曲部3gが形成されて、緊締レバー5
の両側突出部5aがこの屈曲部3gの内側に挿入され、こう
して緊締レバー5のカバー本体部5bは移動フード3のリ
ール脚受入部3f側に対して起立、倒伏自在に構成されて
いる。移動フード3の両側の屈曲部3gの間には、ばね板
6がその一端部6aを前記リール脚受部材13に係止するよ
うに装填され、他端部には係止爪6bが形成されて前記の
爪受け1gに係止可能に臨まされている。
移動フード3のリール脚受入部3fとは反対側には押圧
駒受け3hが両側に分れて延出形成されており、該押圧駒
受け3hの先端には内側に向って鈎部3iが形成されてい
る。この両押圧駒受け3hには指当押圧駒7が挟み込まれ
るように当該指当押圧駒7の溝7aに押圧駒受け3hの鈎部
3iが係合されている。更には、押圧駒受け3hには孔3jが
形成されており、第5図のように溝7aの上壁の凸部7bが
係合されている。
指当押圧駒7は、押圧駒受け3hと共に押圧部を構成し
ており、その上面にリール脚受入部3fを区画形成する側
とは反対側端部7cが低くなるように傾斜させ、指で押圧
可能な程度に広い面状領域としての傾斜面7dが形成され
ている。
上記のように、リール脚固定装置の指当押圧駒7が形
成されて緊締レバー5が起立された状態で傾斜面7dに指
が載せられて押圧されると、傾斜面7dはリール脚受入部
3f側とは反対側端部7cが低くなるように略平らな面で形
成されているから、押圧力は前方と下方に分力されて移
動フード3が前進させられると共に、下方の分力によっ
て、本体1に対する移動フード3のスライド機構におけ
る幾分かの隙間の存在に起因して押圧部側が下がり、こ
の押圧部の前側位置の係止爪6bの下端と本体1の爪受け
1gとの接触点を支点として更に前方のリール脚受入部3f
が上方に開くようになるので、リール脚14が深く入り、
一層確実にリール脚受入部3f内に挿入装填される。
更に指当押圧駒7の上側面は略平らな傾斜面7dで形成
されているから、指を強く押当てても指先が痛くなら
ず、押付力を強くでき、リール脚14をフード2,3で確実
に保持した後、緊締レバー5を倒伏して係止爪6bと爪受
け1gで係止できるため、使用中にガタになったり、緩み
が生じ難い。
以上では移動フード3を、リール脚受入部を区画形成
する側と押圧部側とが一体的に移動するように直結構成
してあり、構造がシンプルであり、また、押圧部側では
指が痛まない等で従来例に比較して一層の効果が得られ
る。
第8図は押圧駒受けの変形例で、押圧駒受け3kの先端
に外向きに鈎部3mが形成されて両側の押圧駒受け3kの鈎
部3mが指当押圧駒7の溝7eに係合されている。
以上の説明では、一方のフードを固定フードとした
が、両方のフードを移動フードとしてもよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように本考案によれば、傾斜
した広い面状領域に指が載せられて押圧されると、本体
に対する移動フードのスライド機構における幾分かの隙
間の存在に起因して押圧部側が下がり、リール脚受入部
側を区画形成する側と押圧部側とが一体的に移動する直
結された構造のために、この押圧部の前側位置の係止爪
下端と本体の爪受けとの接触点を支点としてリール脚受
入部が上方に開くため、リール脚が深く入り、一層確実
にリール脚受入部内に挿入装填される。また、指当押圧
駒の上側は傾斜していると共に指で押圧可能な程度に広
い面状領域を形成しているため、指を強く押当てても指
先が痛くならず、押付力を強く出来てリール脚を確実に
保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はリール脚固定装置にリールが取り付けられた状
態の縦断面図、 第2図は第1図の装置のみの拡大図、 第3図は第1図の装置のリールの無い状態の拡大平面
図、 第4図は第1図の装置のみの裏面拡大図、 第5図は第2図の要部の拡大図、 第6図は第1図の平面図、 第7図は移動フード部の分解平面図、 第8図は移動フード部の変形例を示す平面図、 第9図は従来の指当押圧駒の縦断面図である。 1……本体 1d……リール脚載置部 1g……爪受け 2……固定フード 3……移動フード 2b,3f……リール脚受入部 3h,3k……押圧駒受け 5……緊締レバー 6b……係止爪 7……指当押圧駒 7d……傾斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール脚載置部を有する本体の前後に一対
    のフードを取り付け、少なくとも一方を移動フードと
    し、該移動フードには他のフードと対向する側にリール
    脚受入部を形成するとともに、他側には前記本体に設け
    た爪受けに係止する係止爪を有し、かつ移動フードに対
    して倒伏自在にとり付けた緊締レバーの操作で前記係止
    爪を爪受けに係止可能にした装置において、前記移動フ
    ードの前記他側であって前記係止爪の後方位置に押圧部
    を形成し、該押圧部側と前記リール脚受入部を区画形成
    する側とが一体的に移動するよう直結構成され、前記押
    圧部の上面に、前記リール脚受入部を区画形成する側と
    は反対側端部が低くなるように傾斜すると共に、指で押
    圧可能な程度に広い面状領域を形成したことを特徴とす
    るリール脚固定装置。
JP1990036696U 1990-04-05 1990-04-05 リ―ル脚固定装置 Expired - Lifetime JP2511656Y2 (ja)

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JPH03126469U JPH03126469U (ja) 1991-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626154Y2 (ja) * 1987-08-12 1994-07-20 株式会社シマノ リール取付具

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JPH03126469U (ja) 1991-12-19

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