JP2511415Y2 - ステアリングホイ―ル - Google Patents

ステアリングホイ―ル

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JP2511415Y2
JP2511415Y2 JP1990026751U JP2675190U JP2511415Y2 JP 2511415 Y2 JP2511415 Y2 JP 2511415Y2 JP 1990026751 U JP1990026751 U JP 1990026751U JP 2675190 U JP2675190 U JP 2675190U JP 2511415 Y2 JP2511415 Y2 JP 2511415Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等のステアリングホイールに係り、
とくに、ホーンスイッチ機構とともに、ガスバッグユニ
ットを設けたものに関する。
(従来の技術) 従来のステアリングホイールとして、実開平1-123567
号公報には、ステアリングホイールの中央のボス部にホ
ーンスイッチ機構を設けるとともに、このホーンスイッ
チ機構の可動接点を構成する支持プレートの上に衝撃に
より展開するガスバッグを内蔵したガスバッグユニット
を設け、このガスバッグユニットをホーンスイッチ機構
の押し釦に用いるものが示されている。
ところで、このステアリングホイールは、左右一対の
支持プレートに対し、それぞれ2本のねじ(ボルト)を
用いて、ガスバッグユニットを取付けているため、取付
の工数が多く、しかも、ねじを斜め下から螺合する構造
のため、取付作業時にねじが見え難く、ねじを落し易い
こともあるため、ガスバッグユニットの取付の作業性が
悪い。
また、このステアリングホイールでは、ガスバッグユ
ニットを取付けるねじがガスバッグを収納した内部空間
に突出する構造のため、ガスバッグを保護するためのキ
ャップを必要としている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来のステアリングホイールでは、ガスバッ
グユニットの取付に4本のねじを用いているため、取付
の工数が多く、しかも、ねじを斜め下から螺合する構造
のため、作業性も悪く、また、ねじがガスバッグに突出
する構造のため、ガスバッグを保護するためのキャップ
も必要としていた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、ガス
バッグユニットの取付を容易にするとともに、キャップ
等を不要にすることを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案のステアリングホイールは、ホーンスイッチ機
構8を設けたステアリングホイール本体1と、このステ
アリングホイール本体1のホーンスイッチ機構8上に設
けられ衝撃により展開するガスバッグ35を内蔵したガス
バッグユニット5とを備え、上記ホーンスイッチ機構8
の可動接点を構成するホーンプレート9から一対の支持
片21を垂直に立設するとともに、この一対の支持片21に
ねじ46で固定される一対の取付片41をガスバッグユニッ
ト5から垂直に突設し、この一対の支持片21と一対の取
付片41の間に回動を阻止する係合部23,43,51,55,58,61,
62を形成したものである。
(作用) 本考案のステアリングホイールは、一対の支持片21と
一対の取付片41をそれぞれ水平方向から螺合する1本ず
つのねじ46で固定することによって、ホーンプレート9
にガスバッグユニット5を取付けることができ、そし
て、ガスバッグユニット5がねじ46を中心に回動するの
を係合部23,43,51,55,58,61,62によって阻止することが
できる。
(実施例) 本考案のステアリングホイールの実施例を図面を参照
して説明する。
第3図において、1はステアリングホイール本体で、
このステアリングホイール本体1(以下、本体1と記
す)は、円環状のリム部2とその中央のボス部3を複数
のスポーク部4を介して連結した形状で、ボス部3上に
はガスバッグユニット5(以下、ユニット5と記す)が
設けられている。
上記本体1のボス部3は、第1図に示すように、図示
しない自動車のステアリングシャフトに取付けられる筒
状の金属製のボス6及びこのボス6上に溶接等によって
固着された金属製のボスプレート7等から成り、ボスプ
レート7上には左右一対のホーンスイッチ機構8が設け
られ、この左右一対のホーンスイッチ機構8の可動接点
を構成する鉄等の金属製のホーンプレート9上に上記ガ
スバッグユニット5が設けられている。
上記左右のホーンスイッチ機構8は、それぞれ、第2
図にも示すように、上記ボスプレート7が固定接点を構
成し、このボスプレート7上に上記可動接点を構成する
ホーンプレート9が前後一対のねじ11によって取付けら
れ、この取付の際に、ねじ11の周囲に装着されたコイル
ばね12によって、ホーンプレート9が上方に付勢されて
いるとともに、ねじ11の周囲に装着された絶縁スリーブ
13及び絶縁スペーサ14によって、ボスプレート7とホー
ンプレート9が絶縁され、とくに、絶縁スリーブ13によ
って、ボスプレート7とホーンプレート9の間隔が設定
されている。
そして、上記左右のホーンプレート9のそれぞれの外
側部から下方に前後一対の端子片17がL字状に折曲さ
れ、この前後左右の端子片17にそれぞれ接点部18が設け
られている。
そうして、この左右のホーンスイッチ機構8は、可動
接点を構成するホーンプレート9を下方に押動すること
により、接点部18が固定接点を構成するボスプレート7
に接触して、ホーンスイッチ機構8が閉成するようにな
っており、ホーンプレート9の押動を解除すると、コイ
ルばね12により、接点部18がボスプレート7から離れ
て、ホーンスイッチ機構8が開成するようになってい
る。
また、上記左右のホーンプレート9のそれぞれの外側
中央部から上方に支持片21が垂直に折曲され、この左右
の支持片21にそれぞれ通孔22が穿設されているととも
に、この左右の支持片21の上端部には係合部としての係
合凹部23が形成され、さらに、通孔22に連通するナット
24がそれぞれの支持片21の内側面に固着されている。
上記ユニット5は、第1図に示すように、鉄あるいは
アルミニウム等の金属板をプレス加工した浅い箱状のベ
ースプレート31の底部にガス発生器32を取付けるととも
に、このガス発生器32の周囲のベースプレート31底部に
押えリング33及び複数のリベット34等によってガスバッ
グ35の開口縁部を取付け、このガスバッグ35をガス発生
器32の周囲及び上部に折畳んだ状態で、軟質合成樹脂に
補強用のネット36を埋設して成形した箱状のカバーパッ
ド37を、ガスバッグ35及びガス発生器32に被せて、ベー
スプレート31の周縁部に嵌着したものである。
そうして、このユニット5は、自動車の衝突の際の衝
撃により、ガス発生器32がガスを発生し、このガスによ
り、ガスバッグ35が急速に膨脹して展開し、このガスバ
ッグ35の膨脹の圧力によって、カバーパッド37が所定の
破断ラインに沿って破断し、ガスバッグ35がカバーパッ
ド37から運転者に向かって突出し、運転者を衝撃から保
護するようになっている。
また、このユニット5のベースプレート31の下面に左
右一対のL字状のブラケット40が溶接あるいはリベット
等により取付けられ、この左右のブラケット40の取付片
41が下方に垂直に突設され、この左右の取付片41に、通
孔42が穿設されているとともに、係合部としての係合凸
部43がプレス等により突設されている。
そうして、このユニット5は、その左右一対のブラケ
ット40の取付片41を上記左右一対のホーンスイッチ機構
8の上記ホーンプレート9の支持片21の外側面に対向さ
せるとともに、その左右一対の取付片41の係合凸部43を
上記左右一対の支持片21の係合凹部23に係合した状態
で、それぞれの取付片41の通孔42及び支持片21の通孔22
に外側からねじ46をワッシャ47を介して水平に挿通し
て、このそれぞれのねじ46を支持片21のナット24に螺合
締着することにより、上記左右一対のホーンスイッチ機
構8の可動接点を構成するホーンプレート9上に取付け
られ、左右一対のホーンスイッチ機構8の押し釦として
用いられる。
そして、このユニット5の取付に際して、上記左右一
対の取付片41の係合凸部43と左右一対の支持片21の係合
凹部23との係合により、ユニット5の取付高さが決定さ
れ、また、この係合凸部43と係合凹部23の係合により、
ねじ46の締着時にユニット5がねじ46を中心に回動する
のが阻止されるので、左右1本ずつのねじ46でユニット
5を取付けることができ、このため、取付作業の工数が
少なくて済む。
そして、ねじ46の螺合方向も水平方向のため、取付作
業時にねじ46を確認し易く、ねじ46を落し難いため、取
付の作業性がよい。
また、ねじ46がガスバッグ35に突出しないため、ガス
バッグ35を保護するためのキャップ等が不要となる。
さらに、ユニット5をホーンスイッチ機構8の押し釦
として押圧した際にも、上記係合凸部43と係合凹部23の
係合により、ユニット5がねじ46を中心に回動するのが
阻止され、ホーンスイッチ機構8が安定かつ確実に作動
する。
なお、第4図ないし第7図はそれぞれホーンスイッチ
機構8側の支持片21とユニット5側の取付片41の係合部
の変形例を示すものである。
第4図の例は、取付片41の下端両側部から係合部とし
ての係合縁部51を折曲し、この両側の係合縁部51を支持
片21の両側部に係合するようにしたものである。
第5図の例は、支持片21の両側部から保持縁部54を折
曲するとともに、この両側の保持縁部54の上端部に係合
部としての係合溝55を形成し、この両側の係合溝55に取
付片41を嵌合するようにしたものである。
第6図の例は、取付片41の両側下端部に係合部として
当接部58を設け、この両側の当接部58を支持片21の両側
部のホーンプレート9上に当接するようにしたものであ
る。
第7図の例は、支持片21の両側部から係合部としての
係合縁部61を折曲して、この両側の係合縁部61を取付片
41の両側部に係合するとともに、取付片41に係合部とし
ての折曲段部62を折曲形成して、この折曲段部62を支持
片21の上端部に当接するようにしたものである。
なお、第5図、第6図及び第7図の例では、ナット24
を省略して、支持片21に雌ねじ部65を形成し、この雌ね
じ部65にねじ46を螺合するようになっている。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、ガスバッグユニッ
トをホーンスイッチ機構に取付ける際に、ホーンスイッ
チ機構側の支持片とガスバッグユニット側の取付片をね
じで螺着する他、この支持片と取付片を係合部を介して
係合して、ガスバッグユニットがねじを中心に回動する
のを阻止したので、2本のねじでガスバッグユニットを
取付けることができ、このため、取付作業の工数が少な
くて済み、そして、ねじの螺合方向も水平方向のため、
取付の作業性がよく、また、ねじがガスバッグに突出し
ないため、ガスバッグを保護するためのキャップ等が不
要となり、さらに、ガスバッグユニットをホーンスイッ
チ機構の押し釦として押圧した際にも、上記係合部の係
合により、ガスバッグユニットがねじを中心に回動する
のが阻止され、ホーンスイッチ機構が安定かつ確実に作
動する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のステアリングホイールの実施例を示し、第
1図は第3図のI−I断面図、第2図はその要部の分解
斜視図、第3図は全体の平面図であり、第4図ないし第
7図はそれぞれ係合部の変形例を示す要部の分解斜視図
である。 1……ステアリングホイール本体、5……ガスバッグユ
ニット、8……ホーンスイッチ機構、9……ホーンプレ
ート、21……支持片、23……係合部としての係合凹部、
35……ガスバッグ、41……取付片、43……係合部として
の係合凸部、46……ねじ、51……係合部としての係合縁
部、55……係合部としての係合溝、58……係合部として
当接部、61……係合部としての係合縁部、62……係合部
としての折曲段部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホーンスイッチ機構を設けたステアリング
    ホイール本体と、このステアリングホイール本体のホー
    ンスイッチ機構上に設けられ衝撃により展開するガスバ
    ッグを内蔵したガスバッグユニットとを備え、 上記ホーンスイッチ機構の可動接点を構成するホーンプ
    レートから一対の支持片を垂直に立設するとともに、こ
    の一対の支持片にねじで固定される一対の取付片をガス
    バッグユニットから垂直に突設し、この一対の支持片と
    一対の取付片の間に回動を阻止する係合部を形成したこ
    とを特徴とするステアリングホイール。
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