JPH10244946A - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
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- JPH10244946A JPH10244946A JP9050685A JP5068597A JPH10244946A JP H10244946 A JPH10244946 A JP H10244946A JP 9050685 A JP9050685 A JP 9050685A JP 5068597 A JP5068597 A JP 5068597A JP H10244946 A JPH10244946 A JP H10244946A
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- JP
- Japan
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- steering wheel
- horn
- plate
- horn plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホーンプレートにエアバッグ装置を取り付け
る構造を簡略化する。 【解決手段】 ステアリングホイール本体2に、枠状の
ホーンプレート31を進退可能に取り付ける。ステアリン
グホイール1の前側上方に位置して、ホーンプレート31
に係合片31c を形成する。ステアリングホイール1の後
側下方に位置して、ホーンプレート31に取付片部31d を
形成する。エアバッグ装置4に形成した係合受部を係合
片31c に係止するとともに、エアバッグ装置4の固定片
部14d に設けたナット19に、ボルト51を螺合し、固定片
部14d を取付片部31d に固着することにより、エアバッ
グ装置4をホーンプレート31に取り付けできる。
る構造を簡略化する。 【解決手段】 ステアリングホイール本体2に、枠状の
ホーンプレート31を進退可能に取り付ける。ステアリン
グホイール1の前側上方に位置して、ホーンプレート31
に係合片31c を形成する。ステアリングホイール1の後
側下方に位置して、ホーンプレート31に取付片部31d を
形成する。エアバッグ装置4に形成した係合受部を係合
片31c に係止するとともに、エアバッグ装置4の固定片
部14d に設けたナット19に、ボルト51を螺合し、固定片
部14d を取付片部31d に固着することにより、エアバッ
グ装置4をホーンプレート31に取り付けできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホーンスイッチ機
構を備えたステアリングホイールに関する。
構を備えたステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公平5−11748号
公報に記載されたステアリングホイールが知られてい
る。このステアリングホイールは、ステアリングホイー
ル本体の乗員側にホーンスイッチ機構を備え、このホー
ンスイッチ機構を介してエアバッグ装置を支持してい
る。そして、このホーンスイッチ機構は、ステアリング
ホイール本体側に設けられた固定接点と、この固定接点
に対向する可動接点を設けた両側一対のホーンプレート
とを備え、各ホーンプレートは、それぞれ前後一対のボ
ルトおよびスプリング体により、ステアリングホイール
本体に弾性的に進退可能に支持されている。さらに、各
ホーンプレートは、それぞれ前後一対のボルトにより、
エアバッグ装置に固定されている。そして、このステア
リングホイールでは、エアバッグ装置を押動することに
より、可動接点を固定接点に接触させ、ホーンスイッチ
を閉成してホーンを吹鳴するようになっている。
公報に記載されたステアリングホイールが知られてい
る。このステアリングホイールは、ステアリングホイー
ル本体の乗員側にホーンスイッチ機構を備え、このホー
ンスイッチ機構を介してエアバッグ装置を支持してい
る。そして、このホーンスイッチ機構は、ステアリング
ホイール本体側に設けられた固定接点と、この固定接点
に対向する可動接点を設けた両側一対のホーンプレート
とを備え、各ホーンプレートは、それぞれ前後一対のボ
ルトおよびスプリング体により、ステアリングホイール
本体に弾性的に進退可能に支持されている。さらに、各
ホーンプレートは、それぞれ前後一対のボルトにより、
エアバッグ装置に固定されている。そして、このステア
リングホイールでは、エアバッグ装置を押動することに
より、可動接点を固定接点に接触させ、ホーンスイッチ
を閉成してホーンを吹鳴するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、両側のホーンプレートは、それぞれ複数
のボルトによりエアバッグ装置に固定されるため、部品
点数が増加するとともに組立作業が煩雑になり、製造コ
ストの低減が困難になる問題を有している。
来の構成では、両側のホーンプレートは、それぞれ複数
のボルトによりエアバッグ装置に固定されるため、部品
点数が増加するとともに組立作業が煩雑になり、製造コ
ストの低減が困難になる問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、スイッチ機構を備えるとともに製造コストを低減
できるステアリングホイールを提供することを目的とす
る。
ので、スイッチ機構を備えるとともに製造コストを低減
できるステアリングホイールを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のステアリ
ングホイールは、ステアリングホイール本体と、このス
テアリングホイール本体側に設けられた固定接点と、こ
の固定接点に接離する可動接点が設けられ、前記ステア
リングホイール本体に所定範囲で進退可能に支持された
ホーンプレートと、このホーンプレートに取り付けられ
るパッド体とを具備し、前記パッド体は、前記ホーンプ
レートに設けた係合部に係合される係合受部と、前記ホ
ーンプレートの前記係合部から離間した位置に設けた固
定部に固着手段を用いて固着される固着部とを備えたも
のである。
ングホイールは、ステアリングホイール本体と、このス
テアリングホイール本体側に設けられた固定接点と、こ
の固定接点に接離する可動接点が設けられ、前記ステア
リングホイール本体に所定範囲で進退可能に支持された
ホーンプレートと、このホーンプレートに取り付けられ
るパッド体とを具備し、前記パッド体は、前記ホーンプ
レートに設けた係合部に係合される係合受部と、前記ホ
ーンプレートの前記係合部から離間した位置に設けた固
定部に固着手段を用いて固着される固着部とを備えたも
のである。
【0006】そして、この構成では、ホーンプレートを
押動することにより、ホーンプレートが移動し、可動接
点が固定接点に接触すると、スイッチが閉成され、ホー
ンが吹鳴される。そして、パッド体は、係合受部を係合
され、固着部のみで固着手段を用いて固着されることに
より、固着手段などの部品点数が削減され、製造工程が
簡略化されて、製造コストが削減される。
押動することにより、ホーンプレートが移動し、可動接
点が固定接点に接触すると、スイッチが閉成され、ホー
ンが吹鳴される。そして、パッド体は、係合受部を係合
され、固着部のみで固着手段を用いて固着されることに
より、固着手段などの部品点数が削減され、製造工程が
簡略化されて、製造コストが削減される。
【0007】請求項2記載のステアリングホイールは、
請求項1記載のステアリングホイールにおいて、ホーン
プレートは、枠状をなして一体に形成されたものであ
る。
請求項1記載のステアリングホイールにおいて、ホーン
プレートは、枠状をなして一体に形成されたものであ
る。
【0008】そして、この構成では、部品点数が削減さ
れ、製造コストが削減されるとともに、ホーンプレート
の剛性が容易に向上し、スイッチの操作感の向上が可能
になる。
れ、製造コストが削減されるとともに、ホーンプレート
の剛性が容易に向上し、スイッチの操作感の向上が可能
になる。
【0009】請求項3記載のステアリングホイールは、
請求項1または2記載のステアリングホイールにおい
て、固定部は、下側に配置されたものである。
請求項1または2記載のステアリングホイールにおい
て、固定部は、下側に配置されたものである。
【0010】そして、この構成では、このステアリング
ホイールが装着される車両などの生産ラインにおいて、
両側方に固定部を設ける構成などに比べて、作業性が向
上するとともに、固着部をステアリングホイールの使用
者から隠しやすく、意匠が容易に向上する。
ホイールが装着される車両などの生産ラインにおいて、
両側方に固定部を設ける構成などに比べて、作業性が向
上するとともに、固着部をステアリングホイールの使用
者から隠しやすく、意匠が容易に向上する。
【0011】請求項4記載のステアリングホイールは、
請求項1ないし3いずれか記載のステアリングホイール
において、パッド体は、エアバッグ装置であるものであ
る。
請求項1ないし3いずれか記載のステアリングホイール
において、パッド体は、エアバッグ装置であるものであ
る。
【0012】そして、この構成では、エアバッグ装置が
ステアリングホイール本体に容易に組み付けられ、製造
コストが削減される。
ステアリングホイール本体に容易に組み付けられ、製造
コストが削減される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のステアリングホイ
ールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
ールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1ないし図3において、1は自動車(車
両)のステアリングホイールで、このステアリングホイ
ール1は、ステアリングホイール本体2と、このステア
リングホイール本体2の乗員側となる上側に装着された
パッド体としてのエアバッグ装置(エアバッグモジュー
ル)4となどから構成されている。なお、以下、エアバ
ッグ装置4の乗員側すなわち正面側を上側、ステアリン
グシャフト側を下側として説明するが、ステアリングホ
イール1は、通常傾斜した状態で車両に備えられるステ
アリングシャフトに装着され、車両の前側すなわちフロ
ントガラス側は上側に向かい、車両の後側(乗員の手前
側)が下側に向かうようになっている。
両)のステアリングホイールで、このステアリングホイ
ール1は、ステアリングホイール本体2と、このステア
リングホイール本体2の乗員側となる上側に装着された
パッド体としてのエアバッグ装置(エアバッグモジュー
ル)4となどから構成されている。なお、以下、エアバ
ッグ装置4の乗員側すなわち正面側を上側、ステアリン
グシャフト側を下側として説明するが、ステアリングホ
イール1は、通常傾斜した状態で車両に備えられるステ
アリングシャフトに装着され、車両の前側すなわちフロ
ントガラス側は上側に向かい、車両の後側(乗員の手前
側)が下側に向かうようになっている。
【0015】そして、ステアリングホイール本体(BODY
STRG WHEEL) 2は、円環状をなすリム部(リング部)5
と、このリム部5の内側に位置するボス部6と、これら
リム部5とボス部6とを連結する複数の、本実施の形態
では4本のスポーク部7とから構成されている。また、
ボス部6の車体側となる下部には、ステアリングシャフ
トに嵌着される金属を切削形成などしたボス8が設けら
れているとともに、このボス8に、芯金を構成するボス
プレート9がアルミダイカストで鋳ぐるむなどして一体
的に固着されている。そして、このボスプレート9か
ら、スポーク部7の芯金7aが一体に延設され、あるいは
溶接などして固着されている。さらに、このスポーク部
7の芯金7aに、リム部5の芯金5aが溶接などして固着さ
れている。また、これらリム部5の芯金5aの外周部と、
スポーク部7の芯金7aのリム部5側の部分の外周部とに
は、軟質の発泡ポリウレタンなどからなる表皮部10が形
成されている。
STRG WHEEL) 2は、円環状をなすリム部(リング部)5
と、このリム部5の内側に位置するボス部6と、これら
リム部5とボス部6とを連結する複数の、本実施の形態
では4本のスポーク部7とから構成されている。また、
ボス部6の車体側となる下部には、ステアリングシャフ
トに嵌着される金属を切削形成などしたボス8が設けら
れているとともに、このボス8に、芯金を構成するボス
プレート9がアルミダイカストで鋳ぐるむなどして一体
的に固着されている。そして、このボスプレート9か
ら、スポーク部7の芯金7aが一体に延設され、あるいは
溶接などして固着されている。さらに、このスポーク部
7の芯金7aに、リム部5の芯金5aが溶接などして固着さ
れている。また、これらリム部5の芯金5aの外周部と、
スポーク部7の芯金7aのリム部5側の部分の外周部とに
は、軟質の発泡ポリウレタンなどからなる表皮部10が形
成されている。
【0016】また、ボス部6には、樹脂製の下部カバー
11が取り付けられ、ボス部6の下側部が覆われている。
そして、この下部カバー11には、ステアリングシャフト
が挿通するとともに車体側とステアリングホイール1側
とを電気的に接続するクロックスプリングなどの電気的
な接続装置が配置される中央開口部11a が形成されてい
る。また、この下部カバー11の後側部には、後部開口部
11b が形成されているとともに、この後部開口部11b
は、蓋体12により開閉可能に覆われている。さらに、こ
の下部カバー11の上面からは、上側に向かって複数の円
筒状の取付ボス11d が一体に突設されている。
11が取り付けられ、ボス部6の下側部が覆われている。
そして、この下部カバー11には、ステアリングシャフト
が挿通するとともに車体側とステアリングホイール1側
とを電気的に接続するクロックスプリングなどの電気的
な接続装置が配置される中央開口部11a が形成されてい
る。また、この下部カバー11の後側部には、後部開口部
11b が形成されているとともに、この後部開口部11b
は、蓋体12により開閉可能に覆われている。さらに、こ
の下部カバー11の上面からは、上側に向かって複数の円
筒状の取付ボス11d が一体に突設されている。
【0017】さらに、このステアリングホイール本体2
には、ホーンスイッチ機構が設けられ、このホーンスイ
ッチ機構を介してエアバッグ装置4が取り付けられてい
る。
には、ホーンスイッチ機構が設けられ、このホーンスイ
ッチ機構を介してエアバッグ装置4が取り付けられてい
る。
【0018】そして、エアバッグ装置4は、金属板など
からなるベースプレート14を備え、このベースプレート
14の上側から、図示しない袋状のエアバッグおよび樹脂
製のカバー体17などを取り付ける一方、ベースプレート
14の下側から、ガスを噴射するインフレータ18などを取
り付けて構成されている。そして、自動車が衝突した際
などには、インフレータ18からからエアバッグの内部に
窒素ガスなどの不活性ガスが急速に噴射され、折り畳ま
れて収納されたエアバッグが急激に膨張する。すると、
このエアバッグの膨張の圧力により、カバー体17が所定
の形状に開裂してエアバッグの突出口が形成され、この
突出口からエアバッグが突出して乗員の前面に膨張展開
し、乗員を保護するようになっている。
からなるベースプレート14を備え、このベースプレート
14の上側から、図示しない袋状のエアバッグおよび樹脂
製のカバー体17などを取り付ける一方、ベースプレート
14の下側から、ガスを噴射するインフレータ18などを取
り付けて構成されている。そして、自動車が衝突した際
などには、インフレータ18からからエアバッグの内部に
窒素ガスなどの不活性ガスが急速に噴射され、折り畳ま
れて収納されたエアバッグが急激に膨張する。すると、
このエアバッグの膨張の圧力により、カバー体17が所定
の形状に開裂してエアバッグの突出口が形成され、この
突出口からエアバッグが突出して乗員の前面に膨張展開
し、乗員を保護するようになっている。
【0019】また、ベースプレート14には、平板状の基
板部14a と、この基板部14a の外周部から下方に略筒状
に延設された周板部14b とが形成され、基板部14a に
は、エアバッグおよびインフレータ18などがボルトなど
を用いて取り付けられるとともに、周板部14b には、カ
バー体17が嵌合しリベットなどを用いて固定される。
板部14a と、この基板部14a の外周部から下方に略筒状
に延設された周板部14b とが形成され、基板部14a に
は、エアバッグおよびインフレータ18などがボルトなど
を用いて取り付けられるとともに、周板部14b には、カ
バー体17が嵌合しリベットなどを用いて固定される。
【0020】そして、周板部14b には、前側部に位置し
て、両側方向を長手方向とするスリット状の係合受部14
c が形成されている。さらに、周板部14b には、後側部
の中央部が下方に延設され、固定片部14d が形成されて
いるとともに、この固定片部14d に形成した円孔14e の
内側に位置して、固定部としてのナット19が固着されて
いる。そして、このナット19の軸方向は、後方、すなわ
ちステアリングホイール1をステアリングシャフトに装
着した状態で、後側下方に向かうように形成されてい
る。
て、両側方向を長手方向とするスリット状の係合受部14
c が形成されている。さらに、周板部14b には、後側部
の中央部が下方に延設され、固定片部14d が形成されて
いるとともに、この固定片部14d に形成した円孔14e の
内側に位置して、固定部としてのナット19が固着されて
いる。そして、このナット19の軸方向は、後方、すなわ
ちステアリングホイール1をステアリングシャフトに装
着した状態で、後側下方に向かうように形成されてい
る。
【0021】また、ホーンスイッチ機構は、図1、図2
および図4に示すように、ホーンプレート31と、このホ
ーンプレート31に組み付けられる4組の支持部材として
の段付ボルト32、上部スペーサ33、下部スペーサ34、付
勢手段としてのスプリング体35などを備えている。
および図4に示すように、ホーンプレート31と、このホ
ーンプレート31に組み付けられる4組の支持部材として
の段付ボルト32、上部スペーサ33、下部スペーサ34、付
勢手段としてのスプリング体35などを備えている。
【0022】そして、ホーンプレート31は、平面略矩形
枠状をなし可動接点を構成する平板部31a と、この平板
部31a の外周の縁部に沿って上側に突設された筒状のフ
ランジ部31b と、前側のフランジ部31b から上側に延設
された係合部としての係合片31c と、後側のフランジ部
31b から上側に延設された固着部としての取付片部31d
とが、金属板を打ち抜き折曲などして一体に形成されて
いる。また、係合片31c は、上端部が前側に向かって屈
曲され、断面略L字状をなしている。さらに、取付片部
31d は上端部が後側に向かって傾斜するように折曲され
ているとともに、円孔31e が形成されている。さらに、
平板部31a の四隅の角部の近傍には、それぞれ円孔状の
支持孔31f が形成されている。また、図示しないが、こ
のホーンプレート31には、ねじなどを用いてホーンコー
ドの圧着端子が電気的および機械的に接続されている。
枠状をなし可動接点を構成する平板部31a と、この平板
部31a の外周の縁部に沿って上側に突設された筒状のフ
ランジ部31b と、前側のフランジ部31b から上側に延設
された係合部としての係合片31c と、後側のフランジ部
31b から上側に延設された固着部としての取付片部31d
とが、金属板を打ち抜き折曲などして一体に形成されて
いる。また、係合片31c は、上端部が前側に向かって屈
曲され、断面略L字状をなしている。さらに、取付片部
31d は上端部が後側に向かって傾斜するように折曲され
ているとともに、円孔31e が形成されている。さらに、
平板部31a の四隅の角部の近傍には、それぞれ円孔状の
支持孔31f が形成されている。また、図示しないが、こ
のホーンプレート31には、ねじなどを用いてホーンコー
ドの圧着端子が電気的および機械的に接続されている。
【0023】また、段付ボルト32は、ねじ部32a と、こ
のねじ部32a の上側に連続するねじ部32a より径大な円
柱状なす中間部32b と、この中間部32b の上側に連続し
中間部32b より径大な頭部32c とを備えている。
のねじ部32a の上側に連続するねじ部32a より径大な円
柱状なす中間部32b と、この中間部32b の上側に連続し
中間部32b より径大な頭部32c とを備えている。
【0024】そして、上下のスペーサ33,34は、それぞ
れ絶縁性を有する合成樹脂にて一体に形成され、上部ス
ペーサ33は、円環状部33a と、この円環状部33a の内周
縁から下側に突設された筒状部33b とを備え、下部スペ
ーサ34は、筒状部33b の外周に嵌合する円環状に形成さ
れている。
れ絶縁性を有する合成樹脂にて一体に形成され、上部ス
ペーサ33は、円環状部33a と、この円環状部33a の内周
縁から下側に突設された筒状部33b とを備え、下部スペ
ーサ34は、筒状部33b の外周に嵌合する円環状に形成さ
れている。
【0025】一方、ステアリングホイール本体2のボス
部6のボスプレート9には、各ホーンプレート31の支持
孔31f の位置に対応して、4箇所に取付座41が一体また
は別体に形成され、各取付座41には、それぞれねじ孔41
a が形成されている。さらに、各取付座41に隣接して、
それぞれ導電性の良好な部材などを用いて固定接点43が
形成されている。
部6のボスプレート9には、各ホーンプレート31の支持
孔31f の位置に対応して、4箇所に取付座41が一体また
は別体に形成され、各取付座41には、それぞれねじ孔41
a が形成されている。さらに、各取付座41に隣接して、
それぞれ導電性の良好な部材などを用いて固定接点43が
形成されている。
【0026】さらに、ボスプレート9あるいはスポーク
部7の芯金7aの複数か所には、上下方向に貫通する通孔
45が複数形成されている。そして、これら通孔45に上側
から挿入されるねじ46により、ボス部6の下側に下部カ
バー11が取り付けられる。
部7の芯金7aの複数か所には、上下方向に貫通する通孔
45が複数形成されている。そして、これら通孔45に上側
から挿入されるねじ46により、ボス部6の下側に下部カ
バー11が取り付けられる。
【0027】そして、このホーンスイッチ機構は、ホー
ンプレート31の各支持孔31f に上下から上下のスペーサ
33,34を装着し、この上部スペーサ33の内側に、上側か
ら段付ボルト32を摺動自在に挿入する。さらに、上部ス
ペーサ33の筒状部33b の外側にスプリング体35を嵌合し
た状態で、段付ボルト32のねじ部32a を取付座41のねじ
孔41a に螺合する。この状態で、ホーンプレート31は、
ボスプレート9から絶縁された状態で、かつ、段付ボル
ト32で案内され、上下方向に弾性的に進退可能に支持さ
れる。また、ホーンプレート31のホーンコードは、ケー
ブル用リール装置などに接続され、ホーンスイッチ機構
が構成される。
ンプレート31の各支持孔31f に上下から上下のスペーサ
33,34を装着し、この上部スペーサ33の内側に、上側か
ら段付ボルト32を摺動自在に挿入する。さらに、上部ス
ペーサ33の筒状部33b の外側にスプリング体35を嵌合し
た状態で、段付ボルト32のねじ部32a を取付座41のねじ
孔41a に螺合する。この状態で、ホーンプレート31は、
ボスプレート9から絶縁された状態で、かつ、段付ボル
ト32で案内され、上下方向に弾性的に進退可能に支持さ
れる。また、ホーンプレート31のホーンコードは、ケー
ブル用リール装置などに接続され、ホーンスイッチ機構
が構成される。
【0028】また、ホーンプレート31にエアバッグ装置
4を取り付ける際は、ホーンプレート31の係合片31c
を、ベースプレート14の係合受部14c に挿入して係止す
るとともに、ベースプレート14を回動して、固定片部14
d の円孔14e を取付片部31d の円孔31e に位置合わせす
る。この状態で、取付片部31d の円孔31e の外側から、
固着手段としてのボルト(TORX BOLT) 51を挿入し、締付
工具52を用い、ナット19に螺合して締め付けることによ
り、ベースプレート14の固定片部14d がホーンプレート
31の取付片部31d に固着され、ホーンプレート31にエア
バッグ装置4が取り付けられる。
4を取り付ける際は、ホーンプレート31の係合片31c
を、ベースプレート14の係合受部14c に挿入して係止す
るとともに、ベースプレート14を回動して、固定片部14
d の円孔14e を取付片部31d の円孔31e に位置合わせす
る。この状態で、取付片部31d の円孔31e の外側から、
固着手段としてのボルト(TORX BOLT) 51を挿入し、締付
工具52を用い、ナット19に螺合して締め付けることによ
り、ベースプレート14の固定片部14d がホーンプレート
31の取付片部31d に固着され、ホーンプレート31にエア
バッグ装置4が取り付けられる。
【0029】そして、このように組み立てられたステア
リングホイール1は、エアバッグ装置4に力が加わって
いない状態では、スプリング体35の付勢力により、エア
バッグ装置4を支持するホーンプレート31は、上部スペ
ーサ33が段付ボルト32の頭部32c に当接する位置まで上
側に押し上げられ、このホーンプレート31が固定接点43
から離間した状態に支持される。
リングホイール1は、エアバッグ装置4に力が加わって
いない状態では、スプリング体35の付勢力により、エア
バッグ装置4を支持するホーンプレート31は、上部スペ
ーサ33が段付ボルト32の頭部32c に当接する位置まで上
側に押し上げられ、このホーンプレート31が固定接点43
から離間した状態に支持される。
【0030】一方、エアバッグ装置4を押動した状態
で、ホーンプレート31が押し下げられて固定接点43に接
触すると、バッテリのマイナス端子、ステアリングシャ
フト、ボス8、ボスプレート9、固定接点43、ホーンプ
レート31の平板部31a 、ホーンコード、接続装置、車体
側のホーン装置の順でホーンスイッチ機構の回路が閉成
され、ホーンが吹鳴されるようになっている。
で、ホーンプレート31が押し下げられて固定接点43に接
触すると、バッテリのマイナス端子、ステアリングシャ
フト、ボス8、ボスプレート9、固定接点43、ホーンプ
レート31の平板部31a 、ホーンコード、接続装置、車体
側のホーン装置の順でホーンスイッチ機構の回路が閉成
され、ホーンが吹鳴されるようになっている。
【0031】そして、本実施の形態のステアリングホイ
ール1によれば、エアバッグ装置4は、ホーンプレート
31の係止片31c をベースプレート14の係合受部14c に係
止するとともに、取付片部31d の円孔31e を介して固定
片部14d のナット19に1個のボルト51を螺合するのみで
ホーンプレート31に固定できる。そこで、ボルトなどの
固着手段などの部品点数を削減できるととともに、製造
工程を簡略化でき、製造コストを削減できる。
ール1によれば、エアバッグ装置4は、ホーンプレート
31の係止片31c をベースプレート14の係合受部14c に係
止するとともに、取付片部31d の円孔31e を介して固定
片部14d のナット19に1個のボルト51を螺合するのみで
ホーンプレート31に固定できる。そこで、ボルトなどの
固着手段などの部品点数を削減できるととともに、製造
工程を簡略化でき、製造コストを削減できる。
【0032】また、ホーンプレート31は、枠状をなして
一体に形成したため、両側一対のホーンプレートを用い
る構成などに比べて、部品点数を削減し、製造コストを
削減できるとともに、ホーンプレート31の剛性を容易に
向上させ、スイッチの操作感を向上できる。
一体に形成したため、両側一対のホーンプレートを用い
る構成などに比べて、部品点数を削減し、製造コストを
削減できるとともに、ホーンプレート31の剛性を容易に
向上させ、スイッチの操作感を向上できる。
【0033】さらに、エアバッグ装置4を係止する部分
は上側に配置し、エアバッグ装置4を固定する固着手段
としてのボルト51は、ステアリングホイール1の下側部
に向かって配置されるため、このステアリングホイール
1が装着される車両などの生産ラインにおいて、両側方
をボルトで固定する構成などに比べて、作業性を向上で
きるとともに、蓋体12という1個の部材で覆って隠すこ
とができ、ステアリングホイール1の意匠を容易に向上
できる。
は上側に配置し、エアバッグ装置4を固定する固着手段
としてのボルト51は、ステアリングホイール1の下側部
に向かって配置されるため、このステアリングホイール
1が装着される車両などの生産ラインにおいて、両側方
をボルトで固定する構成などに比べて、作業性を向上で
きるとともに、蓋体12という1個の部材で覆って隠すこ
とができ、ステアリングホイール1の意匠を容易に向上
できる。
【0034】なお、ホーンプレート31を支持する付勢手
段は、コイルスプリングであるスプリング体35の他、板
状のスプリングや、弾性を有する樹脂などを用いること
ができる。また、固定接点および可動接点も、それぞれ
ボスプレート9およびホーンプレート31に一体または別
体に形成することができる。
段は、コイルスプリングであるスプリング体35の他、板
状のスプリングや、弾性を有する樹脂などを用いること
ができる。また、固定接点および可動接点も、それぞれ
ボスプレート9およびホーンプレート31に一体または別
体に形成することができる。
【0035】さらに、上記の実施の形態では、エアバッ
グ装置4をホーンスイッチ機構の押動部としたが、この
押動部としては、衝撃吸収体を内蔵したパッド体などを
用いることもできる。
グ装置4をホーンスイッチ機構の押動部としたが、この
押動部としては、衝撃吸収体を内蔵したパッド体などを
用いることもできる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載のステアリングホイールに
よれば、パッド体は、係合受部を係合され、固着部のみ
で固着手段を用いて固着されることにより、固着手段な
どの部品点数を削減でき、製造工程を簡略化し、製造コ
ストを削減できる。
よれば、パッド体は、係合受部を係合され、固着部のみ
で固着手段を用いて固着されることにより、固着手段な
どの部品点数を削減でき、製造工程を簡略化し、製造コ
ストを削減できる。
【0037】請求項2記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1記載の効果に加え、ホーンプレートを、
枠状をなして一体に形成することにより、部品点数を削
減し、製造コストを削減できるとともに、ホーンプレー
トの剛性を容易に向上させ、スイッチの操作感を向上で
きる。
れば、請求項1記載の効果に加え、ホーンプレートを、
枠状をなして一体に形成することにより、部品点数を削
減し、製造コストを削減できるとともに、ホーンプレー
トの剛性を容易に向上させ、スイッチの操作感を向上で
きる。
【0038】請求項3記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1または2記載の効果に加え、固定部を、
下側に配置することにより、このステアリングホイール
が装着される車両などの生産ラインにおいて、両側方に
固定部を設ける構成などに比べて、作業性を向上できる
とともに、固着部をステアリングホイールの使用者から
隠しやすく、意匠を容易に向上できる。
れば、請求項1または2記載の効果に加え、固定部を、
下側に配置することにより、このステアリングホイール
が装着される車両などの生産ラインにおいて、両側方に
固定部を設ける構成などに比べて、作業性を向上できる
とともに、固着部をステアリングホイールの使用者から
隠しやすく、意匠を容易に向上できる。
【0039】請求項4記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、パ
ッド体はエアバッグ装置であるため、エアバッグ装置が
ステアリングホイール本体に容易に組み付けられ、製造
コストを削減できる。
れば、請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、パ
ッド体はエアバッグ装置であるため、エアバッグ装置が
ステアリングホイール本体に容易に組み付けられ、製造
コストを削減できる。
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施の形態
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】同上ステアリングホイールの平面図である。
【図3】同上ステアリングホイールの一部の断面図であ
る。
る。
【図4】同上ステアリングホイールのホーンプレートの
斜視図である。
斜視図である。
1 ステアリングホイール 2 ステアリングホイール本体 4 パッド体としてのエアバッグ装置 14c 係合受部 19 固定部としてのナット 31 ホーンプレート 31a 可動接点を構成する平板部 31c 係合部としての係合片 31d 固着部としての取付片部 43 固定接点 51 固着手段としてのボルト
Claims (4)
- 【請求項1】 ステアリングホイール本体と、 このステアリングホイール本体側に設けられた固定接点
と、 この固定接点に接離する可動接点が設けられ、前記ステ
アリングホイール本体に所定範囲で進退可能に支持され
たホーンプレートと、 このホーンプレートに取り付けられるパッド体とを具備
し、 前記パッド体は、 前記ホーンプレートに設けた係合部に係合される係合受
部と、 前記ホーンプレートの前記係合部から離間した位置に設
けた固定部に固着手段を用いて固着される固着部とを備
えたことを特徴とするステアリングホイール。 - 【請求項2】 ホーンプレートは、枠状をなして一体に
形成されたことを特徴とする請求項1記載のステアリン
グホイール。 - 【請求項3】 固定部は、下側に配置されたことを特徴
とする請求項1または2記載のステアリングホイール。 - 【請求項4】 パッド体は、エアバッグ装置であること
を特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のステアリ
ングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050685A JPH10244946A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050685A JPH10244946A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ステアリングホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10244946A true JPH10244946A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12865787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9050685A Pending JPH10244946A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10244946A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1251043A1 (de) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | TRW Automotive Safety Systems GmbH & Co. KG | Baueinheit aus Gassackmodul und Fahrzeuglenkrad |
US7387312B2 (en) | 2004-04-27 | 2008-06-17 | Takata Corporation | Steering apparatus |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP9050685A patent/JPH10244946A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1251043A1 (de) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | TRW Automotive Safety Systems GmbH & Co. KG | Baueinheit aus Gassackmodul und Fahrzeuglenkrad |
US7052035B2 (en) | 2001-04-18 | 2006-05-30 | Trw Automotive Safety Systems Gmbh & Co. Kg | Assembly unit having an airbag module and a vehicle steering wheel |
US7387312B2 (en) | 2004-04-27 | 2008-06-17 | Takata Corporation | Steering apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |