JP2002283943A - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
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- JP2002283943A JP2002283943A JP2001094363A JP2001094363A JP2002283943A JP 2002283943 A JP2002283943 A JP 2002283943A JP 2001094363 A JP2001094363 A JP 2001094363A JP 2001094363 A JP2001094363 A JP 2001094363A JP 2002283943 A JP2002283943 A JP 2002283943A
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- steering wheel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステアリングホイール本体部にエアバッグモ
ジュールを容易且つ強固に取り付ける。 【解決手段】 エアバッグモジュール4に一対の取付部
28を設ける。各取付部28に係止部28aを設ける。ステア
リングホイール本体部16のホーンプレート18に、一対の
取付受部19を設ける。各取付受部19は円弧状の開口とす
る。各取付受部19の一端に、挿入用の第1係止受部19a
を設け、この第1係止受部19aに連続して、係止用の第
2係止受部19bを設ける。エアバッグモジュール4をス
テアリングホイール本体部16側に押し込み、所定方向に
回転させるだけで、エアバッグモジュール4を抜け止め
した状態で取り付け固定できる。
ジュールを容易且つ強固に取り付ける。 【解決手段】 エアバッグモジュール4に一対の取付部
28を設ける。各取付部28に係止部28aを設ける。ステア
リングホイール本体部16のホーンプレート18に、一対の
取付受部19を設ける。各取付受部19は円弧状の開口とす
る。各取付受部19の一端に、挿入用の第1係止受部19a
を設け、この第1係止受部19aに連続して、係止用の第
2係止受部19bを設ける。エアバッグモジュール4をス
テアリングホイール本体部16側に押し込み、所定方向に
回転させるだけで、エアバッグモジュール4を抜け止め
した状態で取り付け固定できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグモジュ
ールを備えたステアリングホイールに関する。
ールを備えたステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングシャフトに取り付け
られるステアリングホイール本体と、このステアリング
ホイール本体の乗員側に取り付けられるエアバッグモジ
ュールとを備えた車両用のステアリングホイールが知ら
れている。そして、ステアリングホイール本体は、専用
のねじ構造、例えばステアリングシャフトの先端部にナ
ットを螺合し、このナットとテーパー部とで締め付け固
定して、ステアリングシャフトに取り付けられている。
一方、エアバッグモジュールのステアリングホイール本
体への取付構造としては、例えば、ステアリングホイー
ル本体のボス部に設けた両側一対のブラケット部に、エ
アバッグモジュール側のブラケット部を位置合せし、さ
らに、ブラケットに設けた取付孔に側方からねじを挿入
し、取付部に設けたねじ孔にねじを螺合して取り付け固
定する構成が知られている。
られるステアリングホイール本体と、このステアリング
ホイール本体の乗員側に取り付けられるエアバッグモジ
ュールとを備えた車両用のステアリングホイールが知ら
れている。そして、ステアリングホイール本体は、専用
のねじ構造、例えばステアリングシャフトの先端部にナ
ットを螺合し、このナットとテーパー部とで締め付け固
定して、ステアリングシャフトに取り付けられている。
一方、エアバッグモジュールのステアリングホイール本
体への取付構造としては、例えば、ステアリングホイー
ル本体のボス部に設けた両側一対のブラケット部に、エ
アバッグモジュール側のブラケット部を位置合せし、さ
らに、ブラケットに設けた取付孔に側方からねじを挿入
し、取付部に設けたねじ孔にねじを螺合して取り付け固
定する構成が知られている。
【0003】この点、例えば、特表平10−50092
2号公報に示されるように、エアバッグモジュール側か
ら先端部を爪状としたフックを突設するとともに、ステ
アリングホイール本体側にばねを保持し、エアバッグモ
ジュールをステアリングホイール本体側に押圧すること
により、フックをばねの脚部に係合して、エアバッグモ
ジュールをステアリングホイール本体に取り付ける構成
が知られている。
2号公報に示されるように、エアバッグモジュール側か
ら先端部を爪状としたフックを突設するとともに、ステ
アリングホイール本体側にばねを保持し、エアバッグモ
ジュールをステアリングホイール本体側に押圧すること
により、フックをばねの脚部に係合して、エアバッグモ
ジュールをステアリングホイール本体に取り付ける構成
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグモジュール
を備えたステアリングホイールにおいては、エアバッグ
モジュールの作動時に、エアバッグモジュールの取付部
分に大きな力が加わる。そこで、特表平10−5009
22号公報記載の構成では、剛性の高いばねを用い、ま
た、このばねをステアリングホイール本体側に強固に固
定する必要があり、製造コストが上昇するなどの問題を
有している。
を備えたステアリングホイールにおいては、エアバッグ
モジュールの作動時に、エアバッグモジュールの取付部
分に大きな力が加わる。そこで、特表平10−5009
22号公報記載の構成では、剛性の高いばねを用い、ま
た、このばねをステアリングホイール本体側に強固に固
定する必要があり、製造コストが上昇するなどの問題を
有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、強固かつ容易にエアバッグモジュールを取り付け
できるとともに製造コストを低減可能なステアリングホ
イールを提供することを目的とする。
ので、強固かつ容易にエアバッグモジュールを取り付け
できるとともに製造コストを低減可能なステアリングホ
イールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のステアリ
ングホイールは、ステアリングホイール本体部と、この
ステアリングホイール本体部に取り付けられるエアバッ
グモジュールとを具備し、前記ステアリングホイール本
体部及び前記エアバッグモジュールの一方に設けられ、
係止部及びこの係止部に連結された連結部を設けた取付
部と、前記ステアリングホイール本体部及び前記エアバ
ッグモジュールの他方に設けられ、前記係止部及び前記
連結部を挿入可能な第1係止受部、及び前記連結部が挿
入可能で前記係止部を係止する第2係止受部を設けた取
付受部とを備えたものである。
ングホイールは、ステアリングホイール本体部と、この
ステアリングホイール本体部に取り付けられるエアバッ
グモジュールとを具備し、前記ステアリングホイール本
体部及び前記エアバッグモジュールの一方に設けられ、
係止部及びこの係止部に連結された連結部を設けた取付
部と、前記ステアリングホイール本体部及び前記エアバ
ッグモジュールの他方に設けられ、前記係止部及び前記
連結部を挿入可能な第1係止受部、及び前記連結部が挿
入可能で前記係止部を係止する第2係止受部を設けた取
付受部とを備えたものである。
【0007】そして、この構成では、取付部の係止部及
び連結部を取付受部の第1係止受部に挿入し、エアバッ
グモジュールを所定方向に移動させて、連結部を第2係
止受部に挿入することにより、係止部が第2係止受部に
係止され、エアバッグモジュールがステアリングホイー
ル本体に強固に取り付けられる。取り付け作業及び構造
の簡略化が可能であり、製造コストが低減される。
び連結部を取付受部の第1係止受部に挿入し、エアバッ
グモジュールを所定方向に移動させて、連結部を第2係
止受部に挿入することにより、係止部が第2係止受部に
係止され、エアバッグモジュールがステアリングホイー
ル本体に強固に取り付けられる。取り付け作業及び構造
の簡略化が可能であり、製造コストが低減される。
【0008】請求項2記載のステアリングホイールは、
請求項1記載のステアリングホイールにおいて、エアバ
ッグモジュールは、エアバッグと、このエアバッグが取
り付けられる支持体とを備え、取付部は、前記支持体に
一体に形成されたものである。
請求項1記載のステアリングホイールにおいて、エアバ
ッグモジュールは、エアバッグと、このエアバッグが取
り付けられる支持体とを備え、取付部は、前記支持体に
一体に形成されたものである。
【0009】そして、この構成では、構造が簡略化され
製造コストが低減されるとともに強固な取付が可能にな
る。
製造コストが低減されるとともに強固な取付が可能にな
る。
【0010】請求項3記載のステアリングホイールは、
請求項1または2記載のステアリングホイールにおい
て、取付受部は、対をなして円弧状に配置されたもので
ある。
請求項1または2記載のステアリングホイールにおい
て、取付受部は、対をなして円弧状に配置されたもので
ある。
【0011】そして、この構成では、エアバッグモジュ
ールが回動のみで固定され、取付作業が容易になる。ま
た、エアバッグモジュールに直線方向に沿った力が加わ
っても、エアバッグモジュールが移動せず、安定して取
り付けられる。
ールが回動のみで固定され、取付作業が容易になる。ま
た、エアバッグモジュールに直線方向に沿った力が加わ
っても、エアバッグモジュールが移動せず、安定して取
り付けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のステアリングホイ
ールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
ールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】図1ないし図4において、1は車両である
自動車のステアリングホイールで、このステアリングホ
イール1は、ステアリングホイール本体2と、このステ
アリングホイール本体2の乗員側に装着されるパッド体
としてのエアバッグモジュール(エアバッグ装置)4と
を備えている。なお、ステアリングホイール1は、通常
傾斜した状態で車両に備えられるステアリングシャフト
に装着されるものであるが、以下、エアバッグモジュー
ル4の乗員側すなわち正面側(表側)を上側、ステアリン
グシャフト側すなわち背面側を所定方向としての下側、
車両の前側すなわち前側上方のフロントガラス側を前
側、車両の後側すなわち後側下方を後側あるいは手前側
として説明する。
自動車のステアリングホイールで、このステアリングホ
イール1は、ステアリングホイール本体2と、このステ
アリングホイール本体2の乗員側に装着されるパッド体
としてのエアバッグモジュール(エアバッグ装置)4と
を備えている。なお、ステアリングホイール1は、通常
傾斜した状態で車両に備えられるステアリングシャフト
に装着されるものであるが、以下、エアバッグモジュー
ル4の乗員側すなわち正面側(表側)を上側、ステアリン
グシャフト側すなわち背面側を所定方向としての下側、
車両の前側すなわち前側上方のフロントガラス側を前
側、車両の後側すなわち後側下方を後側あるいは手前側
として説明する。
【0014】そして、ステアリングホイール本体2は、
円環状をなす把持部であるリム部(リング部)5と、こ
のリム部5の内側に位置するボス部6と、これらリム部
5とボス部6とを連結する複数の、本実施の形態では4
本のスポーク部7とから構成されている。また、ボス部
6の車体側となる下部には、ステアリングシャフトに嵌
着される略円筒状のボス8が設けられているとともに、
このボス8に、ハブコアとも呼ばれる芯体を構成するボ
スプレート9がマグネシウム合金などをダイカストで鋳
ぐるむなどして一体的に固着されている。そして、この
ボスプレート9から、スポーク部7の芯金7aが一体に延
設され、あるいは溶接などして固着されている。さら
に、このスポーク部7の芯金7aに、リム部5の芯金が溶
接などして固着されている。また、これらリム部5の芯
金の外周部と、スポーク部7の芯金7aのリム部5側の部
分の外周部とには、軟質の発泡ポリウレタンなどからな
る表皮部10が形成され、さらに、この表皮部10の外周の
全部あるいは一部が、天然あるいは人工の皮革により覆
われている。また、表皮部10のスポーク部7を覆う部分
の内周部は、全体として、所定の1点を中心とする平面
円状に形成されている。
円環状をなす把持部であるリム部(リング部)5と、こ
のリム部5の内側に位置するボス部6と、これらリム部
5とボス部6とを連結する複数の、本実施の形態では4
本のスポーク部7とから構成されている。また、ボス部
6の車体側となる下部には、ステアリングシャフトに嵌
着される略円筒状のボス8が設けられているとともに、
このボス8に、ハブコアとも呼ばれる芯体を構成するボ
スプレート9がマグネシウム合金などをダイカストで鋳
ぐるむなどして一体的に固着されている。そして、この
ボスプレート9から、スポーク部7の芯金7aが一体に延
設され、あるいは溶接などして固着されている。さら
に、このスポーク部7の芯金7aに、リム部5の芯金が溶
接などして固着されている。また、これらリム部5の芯
金の外周部と、スポーク部7の芯金7aのリム部5側の部
分の外周部とには、軟質の発泡ポリウレタンなどからな
る表皮部10が形成され、さらに、この表皮部10の外周の
全部あるいは一部が、天然あるいは人工の皮革により覆
われている。また、表皮部10のスポーク部7を覆う部分
の内周部は、全体として、所定の1点を中心とする平面
円状に形成されている。
【0015】また、ボス部6には、裏カバーとも呼ばれ
る樹脂製の下部カバー11が取り付けられ、ボス部6の下
側部が覆われている。そして、この下部カバー11には、
上下に貫通する中央開口部11aと、後側に開口する後部
開口部と、両側に開口する側部開口部11c,11cとが形成
されている。そして、中央開口部11aには、ステアリン
グシャフトが挿通するとともに車体側とステアリングホ
イール1側とを電気的に接続するクロックスプリングな
どの電気的な接続装置が配置される。また、後部開口部
及び側部開口部11cは作業用の開口部で、着脱可能な蓋
体14で覆われている。さらに、下部カバー11には、図示
しない取付ボスが設けられ、これら取付ボスが、ボスプ
レート9にねじ止めなどして取り付けられている。
る樹脂製の下部カバー11が取り付けられ、ボス部6の下
側部が覆われている。そして、この下部カバー11には、
上下に貫通する中央開口部11aと、後側に開口する後部
開口部と、両側に開口する側部開口部11c,11cとが形成
されている。そして、中央開口部11aには、ステアリン
グシャフトが挿通するとともに車体側とステアリングホ
イール1側とを電気的に接続するクロックスプリングな
どの電気的な接続装置が配置される。また、後部開口部
及び側部開口部11cは作業用の開口部で、着脱可能な蓋
体14で覆われている。さらに、下部カバー11には、図示
しない取付ボスが設けられ、これら取付ボスが、ボスプ
レート9にねじ止めなどして取り付けられている。
【0016】さらに、ボスプレート9には、スイッチ装
置としてのホーンスイッチ機構が組み込まれ、ステアリ
ングホイール本体部16が構成されている。すなわち、ボ
スプレート9には、可動体取付部17が設けられ、この可
動体取付部17に、可動体としてのホーンプレート18が取
り付けられている。
置としてのホーンスイッチ機構が組み込まれ、ステアリ
ングホイール本体部16が構成されている。すなわち、ボ
スプレート9には、可動体取付部17が設けられ、この可
動体取付部17に、可動体としてのホーンプレート18が取
り付けられている。
【0017】そして、ホーンプレート18は、平面略四角
枠状をなし、導電性を有する金属板の一部に絶縁性を有
する樹脂をインサート成型などで一体的に形成されてい
る。そして、このホーンプレート18の前部両側には、係
合部18a,18aが形成され、後部中央には、円孔状の支持
孔18bが形成されている。さらに、このホーンプレート1
8には、所定の1点を中心とする回転対称形状をなし
て、一対の取付受部19,19が形成されている。そして、
各取付受部19は、全体として所定の1点を中心とする略
円弧状をなし、開口部である第1係止受部19aと、この
第1係止受部19aに連続する溝状の開口部である第2係
止受部19bとが形成されている。そして、第2係止受部1
9bは、第1係止受部19aから滑らかに幅寸法が小さくな
るように形成されているとともに、先端部に位置して、
段部を介して幅寸法が大きくなる矩形状の開口部である
第3係止受部19cが形成されている。
枠状をなし、導電性を有する金属板の一部に絶縁性を有
する樹脂をインサート成型などで一体的に形成されてい
る。そして、このホーンプレート18の前部両側には、係
合部18a,18aが形成され、後部中央には、円孔状の支持
孔18bが形成されている。さらに、このホーンプレート1
8には、所定の1点を中心とする回転対称形状をなし
て、一対の取付受部19,19が形成されている。そして、
各取付受部19は、全体として所定の1点を中心とする略
円弧状をなし、開口部である第1係止受部19aと、この
第1係止受部19aに連続する溝状の開口部である第2係
止受部19bとが形成されている。そして、第2係止受部1
9bは、第1係止受部19aから滑らかに幅寸法が小さくな
るように形成されているとともに、先端部に位置して、
段部を介して幅寸法が大きくなる矩形状の開口部である
第3係止受部19cが形成されている。
【0018】一方、ボスプレート9の可動体取付部17に
は、前部両側に位置する断面略L字状の係合受部17a,1
7aと、後部中央に位置する支持受部17bとが設けられて
いるとともに、可動接点に対向して接離する固定接点が
設けられている。
は、前部両側に位置する断面略L字状の係合受部17a,1
7aと、後部中央に位置する支持受部17bとが設けられて
いるとともに、可動接点に対向して接離する固定接点が
設けられている。
【0019】さらに、ホーンスイッチ機構は、連結手段
であるスタッドボルト20、図示しない付勢手段としての
ホーンスプリング、及び図示しない電気的な接続手段で
あるハーネスなどを備えている。
であるスタッドボルト20、図示しない付勢手段としての
ホーンスプリング、及び図示しない電気的な接続手段で
あるハーネスなどを備えている。
【0020】そして、ホーンプレート18は、係合部18
a,18aが係合受部17a,17aに上下に移動可能に案内さ
れ、支持孔18bが、支持受部17bに螺合して固定されたス
タッドボルト20により上下に移動可能に案内されて、可
動体取付部17に取り付けられる。さらに、ボスプレート
9とホーンプレート18との間に配置されたホーンスプリ
ングにより、外部からの力が加わっていない状態で、固
定接点と可動接点とが所定の間隔で対向するように支持
され、ホーンスイッチ機構が構成されている。
a,18aが係合受部17a,17aに上下に移動可能に案内さ
れ、支持孔18bが、支持受部17bに螺合して固定されたス
タッドボルト20により上下に移動可能に案内されて、可
動体取付部17に取り付けられる。さらに、ボスプレート
9とホーンプレート18との間に配置されたホーンスプリ
ングにより、外部からの力が加わっていない状態で、固
定接点と可動接点とが所定の間隔で対向するように支持
され、ホーンスイッチ機構が構成されている。
【0021】一方、エアバッグモジュール4は、ステア
リングホイール本体部16に支持される、すなわち、本実
施の形態では、ホーンスイッチ機構のホーンプレート18
を介してステアリングホイール本体2に支持されるもの
で、金属板などからなる支持体としてのベースプレート
21、袋状のエアバッグ22、樹脂製のカバー体23、ガスを
噴射するインフレータ25、リテーナ26、金属製のベルト
27などを備えている。
リングホイール本体部16に支持される、すなわち、本実
施の形態では、ホーンスイッチ機構のホーンプレート18
を介してステアリングホイール本体2に支持されるもの
で、金属板などからなる支持体としてのベースプレート
21、袋状のエアバッグ22、樹脂製のカバー体23、ガスを
噴射するインフレータ25、リテーナ26、金属製のベルト
27などを備えている。
【0022】そして、ベースプレート21には、平面略矩
形状の基板部21aと、この基板部21aの周辺部が下方に屈
曲された周板部21bと、基板部21aの両側部から延設され
た係止片である取付部28,28とが金属板を打ち抜き折曲
などして一体に形成されている。そして、基板部21aの
中央部には、円孔状のインフレータ取付孔21cが形成さ
れ、このインフレータ取付孔21cの外周部には、4カ所
にボルト用通孔21dが形成されている。
形状の基板部21aと、この基板部21aの周辺部が下方に屈
曲された周板部21bと、基板部21aの両側部から延設され
た係止片である取付部28,28とが金属板を打ち抜き折曲
などして一体に形成されている。そして、基板部21aの
中央部には、円孔状のインフレータ取付孔21cが形成さ
れ、このインフレータ取付孔21cの外周部には、4カ所
にボルト用通孔21dが形成されている。
【0023】そして、各取付部28は、弾性的に変形可能
であり、全体としては、下方に延設された部分が略U字
状に折曲されたうえ、さらに一部が互いに接近するよう
に折曲されたもので、下側に位置する係止部28aと、こ
の係止部28aの上側に位置し、かつ、係止部28aより両側
方向の幅寸法が小さい連結部28bとが形成されている。
であり、全体としては、下方に延設された部分が略U字
状に折曲されたうえ、さらに一部が互いに接近するよう
に折曲されたもので、下側に位置する係止部28aと、こ
の係止部28aの上側に位置し、かつ、係止部28aより両側
方向の幅寸法が小さい連結部28bとが形成されている。
【0024】また、エアバッグ22は、例えば2枚の円形
の基布の外周部を縫合して偏平な袋状に構成され、ガス
導入口22aと、このガス導入口22aの外周部に位置する4
カ所にボルト用通孔22bとが形成されている。
の基布の外周部を縫合して偏平な袋状に構成され、ガス
導入口22aと、このガス導入口22aの外周部に位置する4
カ所にボルト用通孔22bとが形成されている。
【0025】そして、カバー体23は、ケース体あるいは
モジュールカバーと呼ばれるもので、このカバー体23に
は、ボス部6及びスポーク部7の一部を覆う被覆部23a
と、この被覆部23aの下面から筒状に突設された取付板
部23bとが合成樹脂などにて一体に形成されている。ま
た、被覆部23aには、図4に示すように、破断可能なテ
アライン23cが形成されている。さらに、被覆部23aの外
周部23dは、全体として、所定の1点を中心とする平面
円状に形成されている。
モジュールカバーと呼ばれるもので、このカバー体23に
は、ボス部6及びスポーク部7の一部を覆う被覆部23a
と、この被覆部23aの下面から筒状に突設された取付板
部23bとが合成樹脂などにて一体に形成されている。ま
た、被覆部23aには、図4に示すように、破断可能なテ
アライン23cが形成されている。さらに、被覆部23aの外
周部23dは、全体として、所定の1点を中心とする平面
円状に形成されている。
【0026】また、インフレータ25は、円柱状の本体部
25aと、この本体部25aの外周部から突設されたフランジ
部25bとを備えている。そして、本体部25aには、ガスを
噴射するガス噴射口25cが設けられ、フランジ部25bに
は、4カ所にボルト用通孔25dが設けられている。
25aと、この本体部25aの外周部から突設されたフランジ
部25bとを備えている。そして、本体部25aには、ガスを
噴射するガス噴射口25cが設けられ、フランジ部25bに
は、4カ所にボルト用通孔25dが設けられている。
【0027】また、リテーナ26は、枠状をなすリテーナ
本体26aと、このリテーナ本体26aから下側に突設された
リテーナ脚部である4本のボルト部26bとを備えてお
り、各ボルト部26bには、それぞれナット29が螺合され
るようになっている。
本体26aと、このリテーナ本体26aから下側に突設された
リテーナ脚部である4本のボルト部26bとを備えてお
り、各ボルト部26bには、それぞれナット29が螺合され
るようになっている。
【0028】さらに、ベルト27は、帯状の金属板の両端
部を接続して筒状に形成されている。
部を接続して筒状に形成されている。
【0029】そして、このエアバッグモジュール4の組
立は、まず、リテーナ26をガス導入口22aからエアバッ
グ22の内側に挿入し、このガス導入口22aの周辺に設け
たボルト用通孔22bに各ボルト部26bを挿入する。そし
て、エアバッグ22を所定の形状に折り畳み、内側を上方
に向けて載置されたカバー体23の内側に収納する。さら
に、ボルト用通孔21dに各ボルト部26bを挿入しつつ、カ
バー体23の取付板部23bの内側にベースプレート21の周
板部21bを嵌合する。次いで、カバー体23の取付板部23b
の外側にベルト27を圧入して嵌合し、カバー体23をベー
スプレート21に位置決めして固定する。そして、インフ
レータ25の本体部25aをベースプレート21のインフレー
タ取付孔21cに挿入した状態で取り付ける。すなわち、
フランジ部25bの4カ所のボルト用通孔25dにリテーナ26
のボルト部26bを挿入し、ナット29を螺合して固定す
る。この状態で、ホーンスイッチ装置を一体に組み込ん
だエアバッグモジュール4が構成される。
立は、まず、リテーナ26をガス導入口22aからエアバッ
グ22の内側に挿入し、このガス導入口22aの周辺に設け
たボルト用通孔22bに各ボルト部26bを挿入する。そし
て、エアバッグ22を所定の形状に折り畳み、内側を上方
に向けて載置されたカバー体23の内側に収納する。さら
に、ボルト用通孔21dに各ボルト部26bを挿入しつつ、カ
バー体23の取付板部23bの内側にベースプレート21の周
板部21bを嵌合する。次いで、カバー体23の取付板部23b
の外側にベルト27を圧入して嵌合し、カバー体23をベー
スプレート21に位置決めして固定する。そして、インフ
レータ25の本体部25aをベースプレート21のインフレー
タ取付孔21cに挿入した状態で取り付ける。すなわち、
フランジ部25bの4カ所のボルト用通孔25dにリテーナ26
のボルト部26bを挿入し、ナット29を螺合して固定す
る。この状態で、ホーンスイッチ装置を一体に組み込ん
だエアバッグモジュール4が構成される。
【0030】そして、このエアバッグモジュール4のス
テアリングホイール本体2への組み込み作業は、まず、
図2(a)及び図3(a)に示すように、いわばステアリング
ホイール本体部16のボス部6側に突出した係止片である
エアバッグモジュール4の各取付部28をステアリングホ
イール本体部16の取付受部19の第1係止受部19aに位置
合せした状態で、すなわち、エアバッグモジュール4を
所定の1点であるステアリングホイール1の中心すなわ
ちステアリングシャフトの回転軸を中心として完成した
状態より所定の角度だけ回動させた状態で、エアバッグ
モジュール4をステアリングホイール本体2側に押し込
み、各取付部28を取付受部19の第1係止受部19aに挿入
する。
テアリングホイール本体2への組み込み作業は、まず、
図2(a)及び図3(a)に示すように、いわばステアリング
ホイール本体部16のボス部6側に突出した係止片である
エアバッグモジュール4の各取付部28をステアリングホ
イール本体部16の取付受部19の第1係止受部19aに位置
合せした状態で、すなわち、エアバッグモジュール4を
所定の1点であるステアリングホイール1の中心すなわ
ちステアリングシャフトの回転軸を中心として完成した
状態より所定の角度だけ回動させた状態で、エアバッグ
モジュール4をステアリングホイール本体2側に押し込
み、各取付部28を取付受部19の第1係止受部19aに挿入
する。
【0031】次いで、図2(a)に示す矢印A方向にエア
バッグモジュール4を回動すると、図3(b)に示すよう
に、各取付部28の連結部28bが弾性的に変形しながら第
2係止受部19bに圧入される。
バッグモジュール4を回動すると、図3(b)に示すよう
に、各取付部28の連結部28bが弾性的に変形しながら第
2係止受部19bに圧入される。
【0032】さらに、エアバッグモジュール4を回動
し、エアバッグモジュール4が図2(b)に示す所定の位
置にくると、図3(c)に示すように、各取付部28の連結
部28bが第3係止受部19cに到達し、復帰変形して幅寸法
が大きくなる。この状態で、各取付部28の係止部28a
は、第3係止受部19cよりも幅寸法が大きく、上側に移
動することなく抜け止めされるとともに、各取付部28の
連結部28bは、第3係止受部19cの段部に係止され、エア
バッグモジュール4が反対方向(反A方向)に回動するこ
とが阻止される。
し、エアバッグモジュール4が図2(b)に示す所定の位
置にくると、図3(c)に示すように、各取付部28の連結
部28bが第3係止受部19cに到達し、復帰変形して幅寸法
が大きくなる。この状態で、各取付部28の係止部28a
は、第3係止受部19cよりも幅寸法が大きく、上側に移
動することなく抜け止めされるとともに、各取付部28の
連結部28bは、第3係止受部19cの段部に係止され、エア
バッグモジュール4が反対方向(反A方向)に回動するこ
とが阻止される。
【0033】この状態で、エアバッグモジュール4がス
テアリングホイール本体部16に固定される。
テアリングホイール本体部16に固定される。
【0034】なお、このように構成されたステアリング
ホイール1について、エアバッグモジュール4に力が加
わっていない状態では、ホーンスプリングの付勢力によ
り、ボスプレート9の固定接点とホーンプレート18の可
動接点とが離間した状態で弾性的に支持される。一方、
エアバッグモジュール4を押動すると、このエアバッグ
モジュール4を介してホーンプレート18が押し下げら
れ、いずれかの可動接点が固定接点に接触すると、ハー
ネス及びクロックスプリングなどを介してホーンスイッ
チ機構の回路が閉成され、ホーンが吹鳴される。
ホイール1について、エアバッグモジュール4に力が加
わっていない状態では、ホーンスプリングの付勢力によ
り、ボスプレート9の固定接点とホーンプレート18の可
動接点とが離間した状態で弾性的に支持される。一方、
エアバッグモジュール4を押動すると、このエアバッグ
モジュール4を介してホーンプレート18が押し下げら
れ、いずれかの可動接点が固定接点に接触すると、ハー
ネス及びクロックスプリングなどを介してホーンスイッ
チ機構の回路が閉成され、ホーンが吹鳴される。
【0035】また、自動車が衝突した際などには、イン
フレータ25からエアバッグ22の内部に窒素ガスなどの不
活性ガスが急速に噴射され、折り畳まれて収納されたエ
アバッグ22が急激に膨張する。すると、このエアバッグ
22の膨張の圧力により、カバー体23が所定の形状に開裂
してエアバッグ22の突出口が形成され、この突出口から
エアバッグ22が膨出して乗員の前側に膨張展開し、乗員
を保護するようになっている。
フレータ25からエアバッグ22の内部に窒素ガスなどの不
活性ガスが急速に噴射され、折り畳まれて収納されたエ
アバッグ22が急激に膨張する。すると、このエアバッグ
22の膨張の圧力により、カバー体23が所定の形状に開裂
してエアバッグ22の突出口が形成され、この突出口から
エアバッグ22が膨出して乗員の前側に膨張展開し、乗員
を保護するようになっている。
【0036】また、点検などのために、エアバッグモジ
ュール4をステアリングホイール本体部16から取り外す
場合は、図4に示すように、専用の治具である取り外し
工具31を用い、各取付部28を押圧して第3係止受部19c
から離脱させ、エアバッグモジュール4を取付方向とは
逆向きに回転させ、各取付部28を第1係止受部19aに位
置合せすることにより、エアバッグモジュール4をステ
アリングホイール本体部16から上側に引き抜くことがで
きる。なお、この取り外し工具31は、蓋体14を取り外し
た下部カバー11の側部開口部11cからステアリングホイ
ール1の内側に挿入される。そして、この取り外し工具
31は、軸部32の先端部に押圧部33を備えており、この押
圧部33には、各取付部28の前後方向の寸法と略等しい寸
法Lの係合凹部33aが形成され、各取付部28の連結部28b
近傍に嵌合して安定して押圧できるようになっている。
ュール4をステアリングホイール本体部16から取り外す
場合は、図4に示すように、専用の治具である取り外し
工具31を用い、各取付部28を押圧して第3係止受部19c
から離脱させ、エアバッグモジュール4を取付方向とは
逆向きに回転させ、各取付部28を第1係止受部19aに位
置合せすることにより、エアバッグモジュール4をステ
アリングホイール本体部16から上側に引き抜くことがで
きる。なお、この取り外し工具31は、蓋体14を取り外し
た下部カバー11の側部開口部11cからステアリングホイ
ール1の内側に挿入される。そして、この取り外し工具
31は、軸部32の先端部に押圧部33を備えており、この押
圧部33には、各取付部28の前後方向の寸法と略等しい寸
法Lの係合凹部33aが形成され、各取付部28の連結部28b
近傍に嵌合して安定して押圧できるようになっている。
【0037】このように、本実施の形態によれば、車両
用のステアリングホイール1において、エアバッグモジ
ュール4をステアリングホイール本体部16側に押し込
み、所定方向に移動、本実施の形態では所定方向に回転
させるだけで、抜け止めした状態で取り付け固定でき、
取付作業を容易にして、ステアリングホイール1の製造
コストを低減できる。
用のステアリングホイール1において、エアバッグモジ
ュール4をステアリングホイール本体部16側に押し込
み、所定方向に移動、本実施の形態では所定方向に回転
させるだけで、抜け止めした状態で取り付け固定でき、
取付作業を容易にして、ステアリングホイール1の製造
コストを低減できる。
【0038】そして、取付部28はベースプレート21に一
体に形成し、取付受部19はホーンプレート18に一体に形
成したため、ボルト及びナットなどの固着具を用いる構
成に比べて、部品点数の増加もなく、構造を簡略化で
き、製造コストを低減できる。
体に形成し、取付受部19はホーンプレート18に一体に形
成したため、ボルト及びナットなどの固着具を用いる構
成に比べて、部品点数の増加もなく、構造を簡略化で
き、製造コストを低減できる。
【0039】また、エアバッグモジュール4をステアリ
ングホイール本体部16に回転して取り付ける構成では、
ステアリングホイール1に振動が加わった場合にも、エ
アバッグモジュール4が取り外される方向に力が加わり
にくく、エアバッグモジュール4を安定して支持でき
る。また、エアバッグモジュール4の外周部及びステア
リングホイール本体部16の内周部をそれぞれ円弧状に形
成することにより、エアバッグモジュール4をステアリ
ングホイール本体部16に小さい間隙であるいは隙間なく
嵌合し、外観を向上することもできる。
ングホイール本体部16に回転して取り付ける構成では、
ステアリングホイール1に振動が加わった場合にも、エ
アバッグモジュール4が取り外される方向に力が加わり
にくく、エアバッグモジュール4を安定して支持でき
る。また、エアバッグモジュール4の外周部及びステア
リングホイール本体部16の内周部をそれぞれ円弧状に形
成することにより、エアバッグモジュール4をステアリ
ングホイール本体部16に小さい間隙であるいは隙間なく
嵌合し、外観を向上することもできる。
【0040】なお、上記の実施の形態では、ステアリン
グホイール本体部16の取付受部19は、ステアリングホイ
ール本体2に進退可能に取り付けたホーンプレート18に
設けたが、ステアリングホイール本体部16のいずれかに
設けることができる。例えば、図5に示すように、各取
付受部19は、ステアリングホイール本体2のボス部6の
ボスプレート9に一体に設けることもできる。
グホイール本体部16の取付受部19は、ステアリングホイ
ール本体2に進退可能に取り付けたホーンプレート18に
設けたが、ステアリングホイール本体部16のいずれかに
設けることができる。例えば、図5に示すように、各取
付受部19は、ステアリングホイール本体2のボス部6の
ボスプレート9に一体に設けることもできる。
【0041】さらに、上記の実施の形態では、エアバッ
グモジュール4を回転させてステアリングホイール本体
部16に取り付けたが、この構成に限られず、例えば、各
取付受部19を略直線状に形成することもできる。そし
て、この構成では、取付受部19の前端部に設けた第1係
止受部19aにエアバッグモジュール4の取付部28を圧入
し、次いで、エアバッグモジュール4を後方に移動(ス
ライド)させ、第2係止受部19bを介して第3係止受部19
cに係止して、エアバッグモジュール4をステアリング
ホイール本体部16に固定することもできる。
グモジュール4を回転させてステアリングホイール本体
部16に取り付けたが、この構成に限られず、例えば、各
取付受部19を略直線状に形成することもできる。そし
て、この構成では、取付受部19の前端部に設けた第1係
止受部19aにエアバッグモジュール4の取付部28を圧入
し、次いで、エアバッグモジュール4を後方に移動(ス
ライド)させ、第2係止受部19bを介して第3係止受部19
cに係止して、エアバッグモジュール4をステアリング
ホイール本体部16に固定することもできる。
【0042】さらに、上記の各実施の形態において、エ
アバッグモジュール4をステアリングホイール本体部16
に取り付け固定した状態で、エアバッグモジュール4と
ステアリングホイール本体部16のスポーク部7との間に
間隙が生じる場合などには、これら間隙に化粧カバーを
装着することもできる。
アバッグモジュール4をステアリングホイール本体部16
に取り付け固定した状態で、エアバッグモジュール4と
ステアリングホイール本体部16のスポーク部7との間に
間隙が生じる場合などには、これら間隙に化粧カバーを
装着することもできる。
【0043】また、各取付部の形状は、上記の曲面状に
折曲したものに限られず、例えば、係止部を鋭角状に折
曲して、より強固な抜け止めを図ることなどもできる。
折曲したものに限られず、例えば、係止部を鋭角状に折
曲して、より強固な抜け止めを図ることなどもできる。
【0044】そして、係止片である各取付部をステアリ
ングホイール本体部に設け、開口部である取付受部をエ
アバッグモジュールに設けることもできる。
ングホイール本体部に設け、開口部である取付受部をエ
アバッグモジュールに設けることもできる。
【0045】また、ステアリングホイール本体部は、種
々の形状を採りうるもので、図1に示すように4本のス
ポーク部7を備えたもの、図6に示すように3本のスポ
ーク部を備えたもの、あるいは、図示しないが、2本の
スポーク部を備えたものなどとすることができる。
々の形状を採りうるもので、図1に示すように4本のス
ポーク部7を備えたもの、図6に示すように3本のスポ
ーク部を備えたもの、あるいは、図示しないが、2本の
スポーク部を備えたものなどとすることができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載のステアリングホイールに
よれば、取付部の係止部及び連結部を取付受部の第1係
止受部に挿入し、エアバッグモジュールを所定方向に移
動させて、連結部を第2係止受部に挿入することによ
り、係止部が第2係止受部に係止され、エアバッグモジ
ュールをステアリングホイール本体に強固に取り付けで
きる。取り付け作業及び構造の簡略化が可能であり、製
造コストを低減できる。
よれば、取付部の係止部及び連結部を取付受部の第1係
止受部に挿入し、エアバッグモジュールを所定方向に移
動させて、連結部を第2係止受部に挿入することによ
り、係止部が第2係止受部に係止され、エアバッグモジ
ュールをステアリングホイール本体に強固に取り付けで
きる。取り付け作業及び構造の簡略化が可能であり、製
造コストを低減できる。
【0047】請求項2記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1記載の効果に加え、エアバッグモジュー
ルは、エアバッグが取り付けられる支持体に取付部を一
体に形成したため、構造を簡略化して製造コストを低減
できるとともに強固に取付できる。
れば、請求項1記載の効果に加え、エアバッグモジュー
ルは、エアバッグが取り付けられる支持体に取付部を一
体に形成したため、構造を簡略化して製造コストを低減
できるとともに強固に取付できる。
【0048】請求項3記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1または2記載の効果に加え、取付受部
は、対をなして円弧状に配置することにより、エアバッ
グモジュールを回動のみで固定でき、取付作業を容易に
できる。また、エアバッグモジュールに直線方向に沿っ
た力が加わっても、エアバッグモジュールが移動せず、
安定して取り付けできる。
れば、請求項1または2記載の効果に加え、取付受部
は、対をなして円弧状に配置することにより、エアバッ
グモジュールを回動のみで固定でき、取付作業を容易に
できる。また、エアバッグモジュールに直線方向に沿っ
た力が加わっても、エアバッグモジュールが移動せず、
安定して取り付けできる。
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施の形態
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】同上ステアリングホイールのエアバッグモジュ
ールの取付工程を示す説明図である。
ールの取付工程を示す説明図である。
【図3】同上ステアリングホイールのエアバッグモジュ
ールの取付工程を示す説明図である。
ールの取付工程を示す説明図である。
【図4】同上ステアリングホイールのエアバッグモジュ
ールの取り外し工程を示す説明図である。
ールの取り外し工程を示す説明図である。
【図5】本発明のステアリングホイールの他の実施の形
態の取付工程を示す斜視図である。
態の取付工程を示す斜視図である。
【図6】本発明のステアリングホイールのさらに他の実
施の形態の取付工程を示す斜視図である。
施の形態の取付工程を示す斜視図である。
1 ステアリングホイール 4 エアバッグモジュール 16 ステアリングホイール本体部 19 取付受部 19a 第1係止受部 19b 第2係止受部 21 支持体としてのベースプレート 22 エアバッグ 28 取付部 28a 係止部 28b 連結部
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングホイール本体部と、このス
テアリングホイール本体部に取り付けられるエアバッグ
モジュールとを具備し、 前記ステアリングホイール本体部及び前記エアバッグモ
ジュールの一方に設けられ、係止部及びこの係止部に連
結された連結部を設けた取付部と、 前記ステアリングホイール本体部及び前記エアバッグモ
ジュールの他方に設けられ、前記係止部及び前記連結部
を挿入可能な第1係止受部、及び前記連結部が挿入可能
で前記係止部を係止する第2係止受部を設けた取付受部
とを備えたことを特徴とするステアリングホイール。 - 【請求項2】 エアバッグモジュールは、エアバッグ
と、このエアバッグが取り付けられる支持体とを備え、 取付部は、前記支持体に一体に形成された ことを特徴とする請求項1記載のステアリングホイー
ル。 - 【請求項3】 取付受部は、対をなして円弧状に配置さ
れたことを特徴とする請求項1または2記載のステアリ
ングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001094363A JP2002283943A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001094363A JP2002283943A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ステアリングホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002283943A true JP2002283943A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18948573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001094363A Pending JP2002283943A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002283943A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004323010A (ja) * | 2003-04-29 | 2004-11-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドライバ側エアバッグをステアリングホイールに連結する方法と装置 |
JP2006306314A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | 打抜き加工エアバッグ保持部材とエアバッグ組立方法 |
CN107399357A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-11-28 | 浙江春风动力股份有限公司 | 一种车辆及方向盘组件 |
WO2023276671A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両のステアリングホイール装置 |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001094363A patent/JP2002283943A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004323010A (ja) * | 2003-04-29 | 2004-11-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドライバ側エアバッグをステアリングホイールに連結する方法と装置 |
JP2006306314A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | 打抜き加工エアバッグ保持部材とエアバッグ組立方法 |
JP4544019B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-09-15 | 豊田合成株式会社 | エアバッグサブアセンブリ |
CN107399357A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-11-28 | 浙江春风动力股份有限公司 | 一种车辆及方向盘组件 |
WO2023276671A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車両のステアリングホイール装置 |
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