JP2511377Y2 - フラットケ―ブル用コネクタ - Google Patents

フラットケ―ブル用コネクタ

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JP2511377Y2
JP2511377Y2 JP1991065076U JP6507691U JP2511377Y2 JP 2511377 Y2 JP2511377 Y2 JP 2511377Y2 JP 1991065076 U JP1991065076 U JP 1991065076U JP 6507691 U JP6507691 U JP 6507691U JP 2511377 Y2 JP2511377 Y2 JP 2511377Y2
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JP
Japan
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flat cable
connector
contact
cable connector
bent portion
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JP1991065076U
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友之 戸谷
知行 吉田
祥弘 鈴木
正明 鹿住
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,フラットケーブルのコ
ネクタとの接続に関するもので,特に,細ピッチのフラ
ットケーブルに対する接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,フラットケーブルのコネクタとの
接続方法として,圧接,圧着,半田付等が知られている
が,細ピッチのフラットケーブル(0.5mm以下)で
は,いずれの方法も,その導線間隔が細ピッチであるが
故の接続精度の点で,手数を要し,一般化していない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述のフラットケーブ
ル用コネクタの接続方法として簡単な方法が無いため
に,細ピッチ化したフラットケーブル(0.5mmピッチ
以下)の利用が一般化していなかった。そこで,本考案
の技術的課題は,細ピッチフラットケーブルを使い,勝
手の良い方法でかつ低コストにて広く一般に使用できる
フラットケーブル用コネクタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によれば,導体部
が露出した屈曲部を有するフラットケーブルと,互いに
対向する壁部の内側対向面に,前記ケーブルの導体部間
隔の2倍のピッチで形成し,かつ,前記導体部に交互に
両面から接触する内側接点を有するコネクタ端子と,前
記コネクタ端子の前記壁部間に前記屈曲部とともに挿入
され,前記屈曲部を前記内側接点に圧接させる圧接部を
有するホルダーとを備えたことを特徴とするフラットケ
ーブル用コネクタが得られる。また,本考案によれば,
前記フラットケーブル用コネクタにおいて,前記内側接
点は複数並設され,前記圧接部は,前記複数の内側接点
に前記屈曲部を圧接するように前記ケーブルの導体部に
対応するピッチで櫛歯状に形成されていることを特徴と
するフラットケーブル用コネクタが得られる。
【0005】
【作用】本考案のケーブル用コネクタにおいては,互い
に対向する壁部の内側対向面に,複数の内側接点を有す
るコネクタ端子に,フラットケーブルの導体部が露出し
た屈曲部をホルダーの圧接部とともに挿入し,この屈曲
部を複数の内側接点に圧接する。このホルダーの圧接部
は,内側接点の夫々に対応した位置に屈曲部の対応する
部分を圧接するように,ケーブルの導体部に対応した間
隔櫛歯状に形成されている。従って,簡単に且つ確実に
組み立てることができる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施例について説明する。図
1は本考案の第1実施例に係るフラットケーブル用コネ
クタを示す分解組立斜視図で,(a)はホルダー,
(b)はフラットケーブル,(c)はコネクタ端子,
(d)はピンコネクタアセンブリである。図2は図1の
フラットケーブル用コネクタの完成状態を示す断面図で
ある。図1(a)において,ホルダー10は一面側に突
出した横柱体からなる係止部12を有し,その下方の角
辺12aには面取りが施されている。この係止部12の
側面から連続し下方に段13aを成して板体11の側面
より幅広く下方に延在するガイド板13が設けられてい
る。このガイド板13の下端は尖るように斜面13bが
形成されている。ホルダー下端を含んで両面に渡って,
後述するフラットケーブルに対応するピッチで櫛歯状に
複数並設した突状部14aによって,溝14bが並設さ
れ,圧接部14を形成している。図1(b)において,
フラットケーブル20は先端部がU字状に折れ曲がって
いるとともに,屈曲部22はU字状をなし,この屈曲部
22の先端21を残してセミストリップされており,部
分的に導体部が露出している。この状態をセミストリッ
プされた状態と称する。図1(c)において,コネクタ
端子30は,互いに対向する壁部31,32と,この下
端を接続する底部33とによって,断面U字状の箱体に
形成されている。この箱体の両側には,ガイド部34
と,この上方にこのガイド部34よりも幅広く更に外方
に突出した係止部35とが形成されている。また,壁部
31は両側に切り込み31a,31aを有し,外端面は
後述するように,内側接点37と一体の櫛歯状の外側接
31bが,ケーブル間隔と2倍のピッチで設けられて
いる。一方,壁部31に対向する壁部32は,壁部31
よりも上端面が下方にあり,内側及び外側には,壁部3
1と同様な複数の内側接点とこの接点と夫々一体に形成
された複数の外側接点38bが設けられている。壁部3
2と壁部31の内側接点は,壁面に沿う方向に互い違い
に形成されている。また,コネクタ端子30は,中央に
収容穴36を有し,その中に前記セミストリップされた
フラットケーブルの屈曲部22の導体部に,交互に両面
から接触するように内側接点が設けられている。図1
(d)において,ピンコネクタアセンブリ40は,四壁
部40a,40b,40c,40d及び図示しない底部
によって囲まれるフラットケーブル用コネクタ端子を収
容する空間41を有している。互いに対向する壁部40
b,壁部40dは,上端から壁部内側に沿って底部ま
で,前記壁部31及び32に設けられた外側接点31
b,38b(図2参照)に対応する溝42及び43が設
けられている。この溝42及び43内は,接点44が収
容され,この接点44は,壁部40b等を貫通して外方
に突出し,下方に屈曲して延在する複数のピン端子45
a,45bに接続されている。この接点44の上端側
は,弾性を有するように,くの字に屈曲して形成されて
いる。また,壁部40a,40cの内側には,上端から
底部に向かってコネクタ端子のガイド部34(図1
(c)参照)を収容するガイド溝46,46が設けら
れ,この溝の上端を含む面で係止部35を係止する。こ
れらの部品は,図2に示すように,コネクタ端子30内
に,屈曲部22を巻付けたホルダー10を挿入して,コ
ネクタ端子の複数の内側接点37と,ケーブルの屈曲部
22の夫々の導体部との電気的接続が,交互に両面から
内側接点が接続される様に行われる。この時,屈曲部2
2はホルダーの櫛歯によってガイドされるため,若干の
ピッチずれは矯正される。更に,このコネクタ端子をピ
ンコネクタアセンブリの収容空間41内に挿入され,コ
ネクタ端子30の空間内の内側接点37と一体に形成さ
れた突出片31bを接触させるとともに,他面に設けら
れた内側接点45aにも接触させる。
【0007】図3は本考案の第2実施例に係るフラット
ケーブル用コネクタを示す断面図である。なお,以下に
述べる図3乃至図5中においては,同部品名は同じ符号
で述べられている。図3において,第2実施例に係るフ
ラットケーブル用コネクタは第1実施例に係るフラット
ケーブル用コネクタよりもその断面が細長くなるように
形成されている。
【0008】図4は本考案の第3実施例に係るフラット
ケーブル用コネクタを示す断面図である。図4におい
て,第3実施例に係るフラットケーブル用コネクタのコ
ネクタ端子30は,外側接点31bが,下方に延在した
延在部50を形成しており,底面には,この延在部に対
応するコネクタ差込孔51とを有する。この延在部50
は下方で2又に分かれて,コネクタ差込孔51から挿入
されたコネクタと接続するとともに,係止する。
【0009】図5は本考案の第4実施例に係るフラット
ケーブル用コネクタを示す断面図である。図5において
は,第3実施例に係るフラットケーブル用コネクタと同
様に底面にも接点52を有するが,この接点52は,コ
ネクタ端子下方でU字形に屈曲するとともに,この差込
孔53は,第3の実施例と異なり厚み方向の底面中央部
となっている。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように,本考案によれば,
セミストリップされたフラットケーブルを使用するた
め,ケーブルの細ピッチ化の限界を高めることができる
とともに,ケーブル導体部のピッチ精度が保てるフラッ
トケーブル用コネクタを提供することができる。本考案
によれば,ケーブルの導体部は,櫛歯状のホルダーに保
持されるため,フラットケーブル用コネクタ端子との接
続が簡単にできるとともに,ケーブルよりも細ピッチ化
を構成することが困難なコネクタ構造を簡略化すること
ができるフラットケーブル用コネクタを提供することが
できる。本考案によれば,圧接,圧着等の様に,専用の
工具,機器が必要でないフラットケーブル用コネクタを
提供することができる。本考案によれば,U字状に曲げ
た導体部の両側で,一極毎,交互に接続するためフラッ
トケーブル用コネクタ側をケーブルの2倍のピッチに設
定でき,製造が容易で組み立ても簡単なフラットケーブ
ル用コネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るフラットケーブル用
コネクタを示す分解組立斜視図で,(a)はホルダー,
(b)はフラットケーブル,(c)はフラットケーブル
用コネクタ端子,(d)はピンフラットケーブル用コネ
クタアセンブリである。
【図2】図2は図1のフラットケーブル用コネクタの完
成状態を示す断面図である。
【図3】本考案の第2実施例に係るフラットケーブル用
コネクタを示す断面図である。
【図4】本考案の第3実施例に係るフラットケーブル用
コネクタを示す断面図である。
【図5】本考案の第4実施例に係るフラットケーブル用
コネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
10 ホルダー 11 板体 12 係止部 13 ガイド板 13a 斜面 14 圧接部 14a 突条部 14b 溝 20 フラットケーブル 21 先端 22 屈曲部 30 コネクタ端子 31 壁部 31a 切り込み 31b 外側接点 32 壁部 33 底部 34 ガイド部 35 係止部 36 収容穴 37 内側接点 40 ピンコネクタアセンブリ 40a 壁部 40b 壁部 40c 壁部 40d 壁部 41 収容空間 42 溝 43 溝 44 接点 45a ピン端子 45b ピン端子 46 ガイド溝 50 延在部 51 コネクタ差込孔 52 接点 53 差込孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 祥弘 東京都東久留米市八幡町一丁目2番9号 第一電工株式会社内 (72)考案者 鹿住 正明 東京都東久留米市八幡町一丁目2番9号 第一電工株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−77876(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体部が露出した屈曲部を有するフラッ
    トケーブルと, 互いに対向する壁部の内側対向面に,前記ケーブルの導
    体部間隔の2倍のピッチで形成し,かつ,前記導体部に
    交互に両面から接触する内側接点を有するコネクタ端子
    と, 前記コネクタ端子の前記壁部間に前記屈曲部とともに挿
    入され,前記屈曲部を前記内側接点に圧接させる圧接部
    を有するホルダーとを備えたことを特徴とするフラット
    ケーブル用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1のフラットケーブル用コネクタ
    において,前記内側接点は複数並設され,前記圧接部
    は,前記複数の内側接点に前記屈曲部を圧接するように
    前記ケーブルの導体部に対応するピッチで櫛歯状に形成
    されていることを特徴とするフラットケーブル用コネク
    タ。
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