JP2511264Y2 - 部材の連結構造 - Google Patents

部材の連結構造

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JP2511264Y2
JP2511264Y2 JP3995891U JP3995891U JP2511264Y2 JP 2511264 Y2 JP2511264 Y2 JP 2511264Y2 JP 3995891 U JP3995891 U JP 3995891U JP 3995891 U JP3995891 U JP 3995891U JP 2511264 Y2 JP2511264 Y2 JP 2511264Y2
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崎 勝 山
泉 重 人 小
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三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばショーウィン
ドにおいて、面ガラスを保持する上下の横部材に、補強
用のリブガラスを保持する上下の補助部材を連結するの
に利用される部材の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すショーウィンドは、上下の横
部材101,102間に面ガラス103を備え、この面
ガラス103の屋内側に、所定間隔で補強用の竪のリブ
ガラス104を備えている。前記リブガラス104は、
各々の横部材101,102に連結した上下の補助部材
105,106によって保持されている。
【0003】図6は、ショーウィンド下側における上記
横部材と補助部材の連結構造を示す図である。図中の横
部材(下枠)102は、その屋内外両側に取付けた押縁
107,107およびタイト材108,108で前記面
ガラス103を保持している。また、補助部材106も
横部材102とほぼ同一の構成を有し、リブガラス10
4を保持している。
【0004】前記横部材102に補助部材106を連結
するにあたっては、両部材の下面に当接するプレート状
の固定金具109を用い、横部材102の断面中央に上
側から設けたねじ110で横部材102と固定金具10
9を連結し、下側から設けたねじ111で固定金具10
9と補助部材106を連結するようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
部材の連結構造にあっては、各々の部材102,106
と固定金具109を上下方向から螺着されるねじ11
0,111で連結するようにしていたため、横部材幅方
向(図6の左右方向)の連結強度が充分であるとは言い
難く、両部材102,106間に隙間が生じる恐れがあ
った。また、とくに、下側の横部材102は、タイト材
108の部分から雨水や結露水が入り込んだとしても、
これらの水を所定の位置から排出できるようにしてある
が、上記従来の部材の連結構造では、横部材102を竪
に貫通するねじ110を設けていたため、上記の水がね
じ止めの部分から下側に漏れる恐れがあった。
【0006】
【考案の目的】この考案は、横部材の見付け面に補助部
材を連結する構造において、両部材の横部材幅方向の連
結強度を高めることができると共に、とくに下側の横部
材における漏水を防ぐことができる部材の連結構造を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案による部材の連
結構造は、横部材の見付け面に補助部材を連結する構造
であって、一端に鉤部を有する固定金具を補助部材の端
部に嵌合してその中間部を横部材見付け面側から補助部
材にねじ止めすると共に、前記鉤部を横部材に係止状態
にして前記固定金具の他端部を補助部材側から横部材に
ねじ止めすることにより、横部材に補助部材を連結する
構成としており、上記構成を課題を解決するための手段
とするものである。
【0008】
【考案の作用】この考案による部材の連結構造では、横
部材を竪に貫通するねじを用いることがなく、補助部材
と固定金具が横部材見付け面側からのねじ止めで連結さ
れ、前記固定金具と横部材が鉤部の係止、および補助部
材側からのねじ止めで連結されることにより、これらが
互いに横部材幅方向に引き寄せ合う状態となる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1および図2
に基づいて説明する。なお、この実施例では、従来技術
の項で説明したショーウィンド(図5参照)における横
部材と補助部材の連結を示している。
【0010】図1中に示す上側横部材11は、同図左右
方向である幅方向の断面において、水平な基盤部12の
下面両側に押縁用の係止部13,14を各々二つずつ有
すると共に、基盤部12の屋内側(図1の右側)に延長
部15が連設してあり、前記基盤部12の屋外端および
延長部15の屋内端に、立上り部16,17を有してい
る。この上側横部材11は、屋内外両側に取付けた押縁
18,18およびタイト材19,19により、面ガラス
1の上端を保持している。
【0011】また、下側横部材21は、同じく幅方向の
断面において、基盤部22の上面両側に押縁用の係止部
23,24を各々二つずつ有すると共に、基盤部22の
下面両側に垂下部26,27を有している。この下側横
部材21は、屋内外両側の押縁28,28およびタイト
材29,29により、前記面ガラス1の下端を保持して
いる。
【0012】前記上側横部材11に連結される上側補助
部材31は、その断面を図2に示すように、水平な基盤
部32の下面両側に押縁用の係止部33,34を各々二
つずつ有すると共に、基盤部32の上面両側に立上り部
36,37を有し、さらに前記基盤部32の上面には、
タッピングホール35が二箇所に形成してある。この上
側補助部材31は、両側の押縁38,38およびタイト
材39,39により、リブガラス2の上端を保持してい
る。
【0013】また、下側補助部材41は、上記の上側補
助部材31と上下逆の構成であって、基盤部42、係止
部43,44、垂下部46,47,およびタッピングホ
ール45を有し、両側の押縁48,48およびタイト材
49,49により、前記リブガラス2の下端を保持して
いる。
【0014】上記の各横部材11,21に各々の補助部
材31,41を連結するには、上下それぞれに固定金具
3が用いられる。この固定金具3は、プレート状を成す
とともに一端部に鉤部4を有しており、補助部材31,
41の端部内側に該補助部材の端部を閉塞する状態で嵌
合され、中間部に通した二本のねじ5を各々のタッピン
グホール35,45にねじ込むことにより、補助部材3
1,41に連結される。このとき、前記ねじ5は、横部
材の見付け面側から取付けられることになる。なお、各
補助部材31,41の基盤部32,42等には、予め前
記固定金具3を嵌合し得るだけの切り欠きが形成してあ
る。
【0015】さらに、前記固定金具3は、上側横部材1
1側においては鉤部4を屋内側立上り部17の上端に係
止状態にし、下側横部材21側においては鉤部4を屋内
側垂下部27の下端に係止状態にして、前記鉤部4と反
対側の他端部に補助部材31,41側から通した二本の
ねじ6を横部材11,21にねじ込むことにより、横部
材11,21に連結される。これにより、各横部材1
1,21の見付け面に、補助部材31,41が連結状態
となる。
【0016】このようにして連結された各部材は、補助
部材31,41と固定金具3が横部材見付け面側からの
ねじ5で連結され、前記固定金具3と横部材11,21
が鉤部4の係止、および補助部材31,41側からのね
じ6で連結されることにより、互いに横部材幅方向に引
き寄せ合う状態となる。さらに、補助部材31,41に
ねじ込んだねじ5の頭部が横部材11,21の見付け面
に当接しており、固定金具3の他端部に通したねじ6を
横部材11,21にねじ込む際、その当接部分を支点に
して固定金具3を回動させる状態とし、立上がり部17
および垂下部27と鉤部4との係止をより強固なものに
している。したがって、横部材11,21と補助部材3
1,41間に隙間が生じるような心配は全くない。ま
た、下側横部材21において、タイト材29の部分から
雨水や結露水が入り込んだとしても、同横部材21には
竪に貫通するねじが無いので、漏水が生じることがな
い。
【0017】図3および図4は、この考案の他の実施例
を説明する図である。
【0018】この実施例の上下の横部材51,61は、
その断面において、水平な基盤部52,62の両側に、
側壁部53,54,63,64を有すると共に、各側壁
部の対向部分にタッピングホール55,65を備えてお
り、前記側壁部53,54,63,64の先端におい
て、タイト材59,69を介して面ガラス1を保持して
いる。また、各横部材51,61の屋内側の側壁部5
4,64には、固定金具7,8を係止するための切欠孔
56,66が形成してある。
【0019】上下の補助部材71,81は、上記横部材
51,61とほぼ同一の部材で構成してあり、基盤部7
2,82、側壁部73,74,83,84、およびタッ
ピングホール75,85をそれぞれ備え、タイト材7
9、89を介してリブガラス2を保持している。さら
に、この実施例における上側の固定金具7は、前記リブ
ガラス2をけんどん方式で取付ける都合上、下向きに開
放された切込み9が形成してあって、鉤部4を有する一
端部が二股に分かれている。
【0020】上記の各部材は、固定金具7,8を補助部
材71,81の端部内側に嵌合し、その中間部に通した
ねじ5を各々のタッピングホール75,85にねじ込む
と共に、各固定金具7,8の鉤部4を横部材51,61
の切欠孔56,66に係止状態にし、前記各固定金具
7,8の他端部に通したねじ6を横部材51,61にね
じ込むことにより連結してある。
【0021】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案の部
材の連結構造によれば、横部材と補助部材が、固定金具
を介して互いに横部材幅方向に引き寄せ合う状態で連結
されることとなり、両部材の横部材幅方向の連結強度を
高めることができ、さらには、従来において下側横部材
を竪に貫通していたねじが廃止されるので、下側横部材
から漏水が生じる恐れが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を説明するショーウィンド
の面ガラス部分の垂直断面図である。
【図2】図1に示すショーウィンドのリブガラス部分の
垂直断面図である。
【図3】この考案の他の実施例を説明するショーウィン
ドの面ガラス部分の垂直断面図である。
【図4】図3に示すショーウィンドのリブガラス部分の
垂直断面図である。
【図5】屋内側から見たショーウィンドの斜視図であ
る。
【図6】従来の部材の連結構造を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
3 7 8 固定金具 4 鉤部 11 51 上側横部材 21 61 下側横部材 31 71 上側補助部材 41 81 下側補助部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横部材の見付け面に補助部材を連結する構
    造であって、一端部に鉤部を有する固定金具を補助部材
    の端部に嵌合してその中間部を横部材見付け面側から補
    助部材にねじ止めすると共に、前記鉤部を横部材に係止
    状態にして前記固定金具の他端部を補助部材側から横部
    材にねじ止めすることにより、横部材に補助部材を連結
    したことを特徴とする部材の連結構造。
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