JP2510908Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2510908Y2
JP2510908Y2 JP9569589U JP9569589U JP2510908Y2 JP 2510908 Y2 JP2510908 Y2 JP 2510908Y2 JP 9569589 U JP9569589 U JP 9569589U JP 9569589 U JP9569589 U JP 9569589U JP 2510908 Y2 JP2510908 Y2 JP 2510908Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一方の基板に半導体集積回路チップ(以下IC
チップと記す)を搭載し、このICチップに接続する配線
パターンを他方の基板の配線パターンに接続するように
構成した液晶表示装置の構造に関する。
〔従来技術とその課題〕
一方の基板にICチップを搭載し、このICチップに接続
する配線パターンを他方の基板に設ける配線パターンに
接続するように構成する従来技術として、例えば実開昭
62-132524号公報に記載の液晶表示装置がある。この公
報に記載の液晶表示装置を、第4図の平面図と第5図の
断面図とを用いて説明する。なお第5図は第4図におけ
るA−A線断面を示す。
第1の基板11を第2の基板13より大きく形成し、この
第1の基板11の延長部の配線パターン15上に、液晶表示
装置を駆動するためのICチップ19を搭載する。このICチ
ップ19から液晶表示装置を駆動するための信号は、第1
の基板11に形成した配線パターン15から第2の基板13に
形成した配線パターン17に伝達しなければならない。第
1の基板11の配線パターン15と第2の基板13の配線パタ
ーン17との接続は、液晶35の封止と配線パターン15、17
間の接続とを兼ねる異方性導電接着剤21を用いて行なっ
ている。
異方性導電接着剤21は、絶縁性を有する接着剤23に導
電性を有する導電粒25を分散し、第1の基板11の配線パ
ターン15と第2の基板13の配線パターン17との間に設
け、対向する配線パターン間のみを導通させ、かつ液晶
35のシール剤としての役割をもつ。異方性導電接着剤21
は、絶縁性を有する接着剤23に対する導電粒25の含有量
や、導電粒25の大きさおよび分散状態や、異方性導電接
着剤21の厚さなどを調整することにより、対向する配線
パターン15、17間のみが導通するようにしている。
しかしながら異方性導電接着剤21は、第5図に示すよ
うに、導電粒25が鎖状に複数個連なり、隣接する配線パ
ターン同士での短絡が発生する。この隣接する配線パタ
ーン同士の短絡発生は、隣接する配線間の距離、すなわ
ち配線パターンピッチが小さくなればなるほど、短絡発
生が多くなる。
本発明の目的は上記課題を解決し隣接する配線パター
ン同士での短絡発生を防止する液晶表示装置の構造を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案の液晶表示装置は、以
下に記載の構成とする。
複数の電極パターンを有する第1の基板と、ICチップ
とこのICチップに接続する複数の配線パターンとを有す
る第2の基板と、第1の基板の配線パターンと第2の基
板の配線パターンとを接続するための異方性導電接着剤
とを備え、配線パターン間に絶縁性を有する仕切材を設
ける。
〔実施例〕
以下図面を用いて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案における液晶表示装置を示す断面図で
ある。
第1の基板11に設ける配線パターン15と配線パターン
15との間に、絶縁材料からなる仕切材27を設ける。配線
パターン15間に仕切材27を設けることにより、第1の基
板11と第2の基板13とを加圧しながら異方性導電接着剤
21を硬化させるとき、配線パターン15間位置にある異方
性導電接着剤21中の導電粒25が、配線パターン15間の位
置から左右の配線パターン15の方向へ移動する。このた
め異方性導電接着剤21中の導電粒25が、配線パターン15
間の位置で複数個鎖状に連なり隣接する配線パターン15
同士での短絡発生を防止し、対向する第1の基板11の配
線パターン15と第2の基板13の配線パターン17との導通
を確実に行なうことができる。
仕切材27としては、酸化シリコンや窒化シリコンなど
の無機絶縁材料やポリイミド樹脂など有機絶縁材料であ
れば良い。仕切板27の膜厚は、配線パターン15の膜厚以
上であることが好ましい。配線パターン15の膜厚以上の
膜厚で仕切材27を形成すると、前述の異方性導電接着剤
21中の導電粒25の配線パターン15間位置からの移動を促
進することが可能となり、なお一層隣接する配線パター
ン15同士の短絡を防止することができる。
仕切材27の形成は、透明導電膜からなる配線パターン
15形成の前工程か、後工程かのいずれでもよい。電極パ
ターン15と仕切材27とを形成後、絶縁性を有する接着剤
23として例えばエポキシ樹脂中に、銀、金、パラジウム
等の導電粒25を混入した異方性導電接着剤21を第1の基
板11にスクリーン印刷法にて形成する。その後配線パタ
ーン17を形成した第2の基板13と、第1の基板11との位
置合せを行ない、第1の基板11と第2の基板13とを加圧
しながら加熱を行ない異法性導電接着剤21を介して、対
向する配線パターン15と配線パターン17との接続を行な
う。
導電粒25としては上記の導電材料以外にも弾性を有す
る樹脂材料、例えばスチレンとジビニルベンゼンとの共
重合体からなるプラスチックビーズの表面にニッケル、
金、銀などの導電膜を一層もしくは多層にメッキしたも
のも使用できる。導電粒25として弾性を有する材料で構
成し、この導電粒25を弾性限界内で変形させて配線パタ
ーン15、17間の接続を行なうようにすると、配線パター
ン15、17間の接続がより一層確実になる。
以上仕切材27を第1の基板11に形成した例で説明した
が、第2の基板13に仕切材27を形成しても同様な効果が
得られる。
第2図および第3図に、仕切材を第1の基板に形成す
る素子の構成材料を利用して形成する実施例を示す。
第2図に示すように、カラー表示の液晶表示装置に用
いるカラーフィルター29で仕切材27を構成する。画像表
示領域に赤色、緑色、青色のカラーフィルター29を例え
ば印刷法で形成する工程で、同時に配線パターン15間に
カラーフィルター29を積層して仕切材27を形成する。積
層するカラーフィルター29からなる仕切材27の断面形状
は、同一寸法で形成してもよいが第2図に示すように、
断面形状を階段状に形成してもよい。仕切材27を階段状
に形成すると、異方性導電接着剤21中の導電粒25が配線
パターン15間位置から左右の配線パターン15の方向への
移動が促進され、隣接する配線パターン15同士の短絡発
生がより一層低減できる。カラーフィルター29上に有機
絶縁膜または無機絶縁膜を積層し仕切材27としてもよ
い。
第3図に示すように、画像表示領域の各画素に設ける
薄膜トランジスタやダイオードのスイッチング素子を構
成する半導体膜31と層間絶縁膜33とで仕切材27を構成す
る。電極パターン15間の位置に、フォトエッチングによ
り半導体膜31と層間絶縁膜33とを形成する。半導体膜31
としては多結晶シリコンやアモルファスシリコンがあ
り、層間絶縁膜33としては酸化シリコンや窒化シリコン
がある。さらに半導体膜31だけでなく透明導電膜を用い
て、断面形状が階段状の仕切材27を形成してもよい。さ
らに仕切材27の断面形状における肩の部分に丸みをもた
せることにより、異方性導電接着剤21中の導電粒25が配
線パターン15間位置から左右の配線パターン15の方向へ
の移動が促進され、隣接する配線パターン15同士の短絡
発生がより一層低減できる。
第2図と第三図とを用いて説明した実施例において
は、仕切材27を第1の基板11に形成するカラーフィルタ
ー、あるいはスイッチング素子の構成材料で構成し、こ
れらのカラーフィルターやスイッチング素子形成と同時
に仕切材27を形成することができる。
第1の基板11と第2の基板13との間に異方性導電接着
材21を形成し、第1の基板11と第2の基板13とを重ね合
せた後、第1の基板11と第2の基板13のいずれか一方も
しくは双方に超音波振動を印加したり、第1の基板11に
対して第2の基板13を基板表面に対して平行方向にわず
かにずらしその相対位置を変化させ、その後異方性導電
接着剤21の焼成を行なってもよい。このように第1の基
板11や第2の基板13に振動や、その相対位置を変化させ
ることにより、異方性導電接着剤21中の導電粒25が、電
極パターン15間に形成した仕切材27上の位置から左右の
電極パターン15方向への移動をさらに促進させ、隣接す
る配線パターン15同士での短絡を防止することができ
る。
さらに異方性導電接着剤21中の導電粒25を、磁性材
料、あるいは磁性材料表面に導電薄膜を形成したもの
や、弾性を有する樹脂材料の表面にニッケルやクロムの
磁性薄膜を形成したもので構成してもよい。このように
導電粒25を磁性材料で構成し、第1の基板11と第2の基
板13との間に異方性導電接着剤21を形成後、磁石を用い
て導電粒25を移動させ、導電粒25を仕切材27上から電極
パターン15の位置へ移動させてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、電極パターン間に絶縁
材料からなる仕切材を設ける本考案の液晶表示装置にお
いては、異方性導電接着剤を構成する導電粒が電極パタ
ーン間位置で複数個鎖状に連なって、隣接する電極パタ
ーン同士の短絡発生を防止することが可能となり、表示
画像品質が良好な液晶表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の液晶表示装置を示す断面図、第2図お
よび第3図はいずれも本考案の液晶表示装置を示す断面
図、第4図及び第5図はいづれも従来技術に係り、第4
図は液晶表示装置を示す平面図、第5図は第4図のA−
A線断面図である。 11……第1の基板、13……第2の基板、15、17……配線
パターン、21……異方性導電接着剤、27……仕切材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電極パターンを有する第2の基板
    と、ICチップとICチップに接続する配線パターンとを有
    する第1の基板と、第1の基板の配線パターンと第2の
    基板の配線パターンとを接続するための異方性導電接着
    剤とを備え、 異方性導電接着剤の形成領域でしかも基板の配線パター
    ン間に、絶縁性を有し配線パターン膜厚より高い仕切材
    を設けることを特徴とする液晶表示装置。
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