JP2510698B2 - ビル遠隔監視装置 - Google Patents

ビル遠隔監視装置

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JP2510698B2 JP25481188A JP25481188A JP2510698B2 JP 2510698 B2 JP2510698 B2 JP 2510698B2 JP 25481188 A JP25481188 A JP 25481188A JP 25481188 A JP25481188 A JP 25481188A JP 2510698 B2 JP2510698 B2 JP 2510698B2
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潔 池ノ谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ビル内の設備機器を遠隔的に監視するビル
の遠隔監視装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、ビル内の設備機器を遠隔的に監視するビル遠
隔監視装置では、例えば特開昭59-200396号公報に開示
されているように、各地区に存在するビルに設置された
端末装置を、その地域の中心地に設けた受信センタで監
視している。
例えば、東日本全域に存在するビルの端末装置を監視
する受信センタが東京に設けられ、西日本全域に存在す
るビルの端末装置を監視する受信センタが大阪に設けら
れている。
この種のビル遠隔監視装置においては、日中に保守員
によつて行われる設備機器の保守点検時に、端末装置を
介して発報される試験発報も受信センタに伝送される各
種の発報の約60%を占めている。
従つて、受信センタの監視員のこの試験発報の対応作
業は、全作業のかなりの比率を占めることになると共
に、遠隔地、例えば北海道や東北地方に存在するビルか
ら、東京の受信センタに試験発報を伝送するための電話
料金が、かなり高いものとなる。
そこで、この問題を解決するために、近年では受信セ
ンタを地域的に分散して設置し、監視員の負担を軽減す
ると共に、試験発報のための電話料金の低減もはかる方
式が提案されている。
この提案の方式では、例えば日中はそれぞれの地区に
設けられた分散センタで、その地区のビルの設備機器か
らの発報信号を受信し、夜間は中央に設けられた集中受
信センタで受信するようにする。
このようにすると、一つの受信センタの監視員に集中
する負担を軽減することが出来ると共に、電話料金も低
減され、さらに地区の分散センタと中央の集中センタと
が、互いにバツクアツプ出来ることにもなる。
〈考案が解決しようとする課題〉 前述の提案の方式では、ビルの設備機器が異常状態と
なり、端末装置を介して異常発報が、例えば分散センタ
に伝送された場合、設備機器の異常が復旧する前に、設
備機器からの発報信号の受信先が、分散センタから中央
の集中受信センタに切換えられると、集中受信センタで
の受信対応処理にエラーが発生する。
即ち、この場合、集中受信センタでは設備機器の異常
発報を受信していないために、その後当該設備機器の異
常が復旧し、当該設備機器からの復旧発報が集中受信セ
ンタに伝送されると、集中受信センタの監視員は、当該
ビルに連絡をして設備機器に異常状態の発生があつたか
どうかを確認し、当該設備機器を点検する必要が生じ
る。
このように、該設備機器の異常が復旧しているにもか
かわらず、集中受信センタでの確認に時間がかかつてし
まう。
最初に集中受信センタに異常発報が行われ、その後発
報信号の受信先が分散センタに切換えられ、設備機器か
らの復旧発報が分散センタに伝送された場合も、全く同
様の事態が発生する。
本発明は、前述したようなビル遠隔監視装置の動作の
現状に鑑みてなされたものであり、その目的は受信セン
タが複数地域に分散して配され、時間帯に合わせて受信
センタが選択切換えられて作動する場合に、選択切換え
後の受信センタでの受信対応処理にエラーを生じないビ
ル遠隔監視装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明はビルに、このビ
ル内の設備機器を監視する端末装置が設けられ、受信セ
ンタが複数地域に分散して配され、時間帯に合わせて前
記受信センタが選択されて作動状態とされ、前記端末装
置からの発報信号が、電話回線を介して前記作動状態に
ある受信センタに入力されるビル遠隔監視装置におい
て、前記受信センタに設けられ、前記端末装置からの未
受信の発報信号に関する情報が記憶される記憶手段と、
前記受信センタに設けられ、前記受信センタの選択変更
時に、選択変更後の受信センタに対して、前記記憶手段
の記憶情報を、電話回線を介して転送する転送手段とを
有する構成となつている。
〈作用〉 本発明では、受信センタに記憶手段が設けられ、この
記憶手段には端末装置からの未受信の発報信号、例えば
未受信の復旧発報に関する情報が記憶される。
そして、時間帯による受信センタの選択変更が行われ
ると、不作動状態となる受信センタの転送手段によつ
て、該受信センタの記憶手段に記憶されている未受信の
発報信号に関する情報が、選択変更によつて作動状態と
なる受信センタに転送される。
このため、選択変更によつて作動状態となる受信セン
タには、選択変更前に作動状態にあつた受信センタか
ら、未受信の発報信号に関する情報が転送されるので、
選択変更によつて作動状態となつた受信センタが受信対
応処理でエラーを生じることはない。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。
図は本発明の実施例の構成を示すブロツク図であり、
ビルに配設される端末装置1が電話回線4を介して、昼
間は第1の受信センタ2に接続され、夜間は第2の受信
センタ3に接続されるように、その接続が選択変更され
るように構成されている。
第1の受信センタ2において、電話回線4が受信装置
5aの入力端子に接続され、受信装置5aの出力端子が処理
装置6aの入力端子に接続され、処理装置6aの出力端子
は、記憶装置7aの入力端子に接続されている。
この記憶装置7aには、端末装置1から電話回線4によ
り受信装置5aに伝送されるべき復旧発報の内、未受信の
復旧発報に関する情報が記憶される復旧発報未受信記憶
部10aが設けられている。
記憶装置7aは、切替装置8aを介してデータ転送処理装
置9aに接続されている。
同様にして、第2の受信センタ3において、電話回線
4が受信装置5bの入力端子に接続され、受信装置5bの出
力端子か処理装置6bの入力端子に接続され、処置装置6b
の出力端子は、記憶装置7bの入力端子に接続されてい
る。
この記憶装置7bには、端末装置1から電話回線4によ
り受信装置5bに伝送されるべき復旧発報の内、未受信の
復旧発報に関する情報が記憶される復旧発報未受信記憶
部10bが設けられている。
記憶装置7bは、切替装置8bを介してデータ転送処理装
置9bに接続されている。
そして、前述のデータ転送処理装置9a、9b間が、電話
回線11で互いに接続されている。
このような構成の実施例において、復旧発報未受信記
憶部10a、10bが記憶手段を構成し、切替装置8a、8b及び
データ転送処理装置9a、9bが転送手段を構成している。
次に、本発明の実施例の動作を説明する。
昼間は端末装置1が、電話回線4を介して第1の受信
センタ2に接続され、夜間になると受信センタの選択変
更が行われ、端末装置1が、電話回線4を介して第2の
受信センタ3に接続される場合について説明する。
昼間に端末装置1から、設備機器の異常を示す異常発
報が発せられると。この異常発報は電話回線4により第
1の受信センタ2に伝送される。受信装置5aで受信され
た異常発報は、処理装置6aで処理された後に記憶装置7a
に記憶される。
そして、受信装置5aが端末装置1から復旧発報を受信
すると、処理装置6aによつて記憶装置7aから対応する異
常発報が読み出され、未受信の復旧発報に関する情報が
復旧発報未受信記憶部10aに記憶される。
このようにして、復旧発報未受信記憶部10aに、未受
信の復旧発報に関する情報が記憶された状態で、時間帯
が夜間となり端末装置1が電話回線4を介して第2の受
信センタ3に切換え接続され、受信センタの選択変更が
行われたとする。
この第1の受信センタ2から第2の受信センタ3への
選択変更が行われると、切替装置8aが切替作動し、復旧
発報未受信記憶部10aに記憶されている未受信の復旧発
報に関する情報が読み出され、データ転送処理装置9aに
よつて電話回線11を用いて、第2の受信センタ3に転送
される。
この未受信の復旧発報に関する情報は、第2の受信セ
ンタ3のデータ転送処理装置9bで受信され、切替装置8b
を介して記憶装置7bの復旧発報受信記憶部10bに記憶さ
れる。
このようにして、受信センタの選択変更が行われて
も、選択変更後の第2の受信センタ3は、選択変更前に
第1の受信センタ2が記憶していた未受信の復旧発報に
関する情報を有することになる。従つて、夜間の時間帯
に端末装置1から復旧発報が、電話回線4を介して第2
の受信センタ3に伝送されても、受信センタ3はこれを
正規の復旧発報として受信し、受信対応処理でエラーを
生じることはない。
また、夜間の時間帯において、復旧発報未受信記憶部
10bに記憶された、未受信の復旧発報に関する情報は、
時間帯が昼間となり端末装置1が電話回線4を介して第
1の受信センタ2に接続されると、全く同様にして復旧
発報未受信記憶部10aに転送される。
このように、実施例によると、第1の受信センタ2と
第2の受信センタ3間の、時間帯による選択変更時に、
変更前の受信センタから変更後の受信センタに、未受信
の復旧発報に関する情報が転送されるので、変更後の受
信センタが受信対応処理でエラーを生じることはない。
また、昼間の時間帯では端末装置1が設置されている
地域に分散されている第1の受信センタ2と端末装置1
とを接続し、夜間の時間帯に中央に設けられている第2
の受信センタ3と端末装置1とを接続して遠隔監視を行
わせることにより、電話料金を大幅に低減することが出
来る。
さらに、一方の受信センタが故障した場合には、他方
の受信センタをバツクアツプさせるこにより、遠隔監視
を確実に且つ安定に行わせることが出来る。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によると、時間帯
による受信センタの選択変更によつても、受信センタは
受信対応処理上エラーを生じることなく、受信対応が円
滑に行われるビルの遠隔監視装置を提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例の構成を示すブロツク図である。 1……端末装置、2……第1の受信センタ、3……第2
の受信センタ、4……電話回線、5a、5b……受信装置、
6a、6b……処理装置、7a、7b……記憶装置、8a、8b……
切替装置、9a、9b……データ転送処理装置、10a、10b…
…復旧発報未受信記憶部、11……電話回線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルに、このビル内の設備機器を監視する
    端末装置が設けられ、受信センタが複数地域に分散して
    配され、時間帯に合わせて前記受信センタが選択されて
    作動状態とされ、前記端末装置からの発報信号が、電話
    回線を介して前記作動状態にある受信センタに入力され
    るビル遠隔監視装置において、前記受信センタに設けら
    れ、前記端末装置からの未受信の発報信号に関する情報
    が記憶される記憶手段と、前記受信センタに設けられ、
    前記受信センタの選択変更時に、選択変更後の受信セン
    タに対して、前記記憶手段の記憶情報を、電話回線を介
    して転送する転送手段とを有することを特徴とするビル
    遠隔監視装置。
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