JP2510332Y2 - エレベ―タ―の乗場案内装置 - Google Patents
エレベ―タ―の乗場案内装置Info
- Publication number
- JP2510332Y2 JP2510332Y2 JP1987143044U JP14304487U JP2510332Y2 JP 2510332 Y2 JP2510332 Y2 JP 2510332Y2 JP 1987143044 U JP1987143044 U JP 1987143044U JP 14304487 U JP14304487 U JP 14304487U JP 2510332 Y2 JP2510332 Y2 JP 2510332Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- lens
- frame
- face
- sided frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベーターの乗場案内装置に関する。
従来、エレベーターの乗場出入口部に配置される三方
枠に照明機能を持たせたものが実公昭39-23637号公報に
記載されている。
枠に照明機能を持たせたものが実公昭39-23637号公報に
記載されている。
この従来技術は、三方枠の全体または一部を透光可能
のプラスチック材等で構成し、この三方枠の内部にエレ
ベーターの上昇運転時に点灯する到着予報灯、下降時に
点灯する到着予報灯を配置し、三方枠によって照明をお
こなうものである。
のプラスチック材等で構成し、この三方枠の内部にエレ
ベーターの上昇運転時に点灯する到着予報灯、下降時に
点灯する到着予報灯を配置し、三方枠によって照明をお
こなうものである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、通常、三方枠は防火上ステンレス等の不燃
材で製作することが義務付けられており、このため上記
の従来技術は実用できない問題がある。
材で製作することが義務付けられており、このため上記
の従来技術は実用できない問題がある。
また、仮にこの防火の点を無視して製作したとして
も、乗かごの搬入出に際し台車等が三方枠に当ったとき
には、このプラスチック材等から成る三方枠が破損する
おそれが高く、このような破損を生じた場合には、三方
枠全体を交換しなければならず、多大の交換作業時間と
費用がかかる問題がある。
も、乗かごの搬入出に際し台車等が三方枠に当ったとき
には、このプラスチック材等から成る三方枠が破損する
おそれが高く、このような破損を生じた場合には、三方
枠全体を交換しなければならず、多大の交換作業時間と
費用がかかる問題がある。
本考案は、上記した従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、照明機能を有し、しかも三
方枠を防火を考慮してステンレス等の不燃材で製作する
ことができるエレベーターの乗場案内装置を提供するこ
とにある。
されたもので、その目的は、照明機能を有し、しかも三
方枠を防火を考慮してステンレス等の不燃材で製作する
ことができるエレベーターの乗場案内装置を提供するこ
とにある。
この目的を達成するために、本考案は、エレベーター
の乗場出入口部に、三方枠を備えたエレベーターの乗場
案内装置において、前記三方枠の前側端面の縦方向及び
横方向にスリットを設けるとともに、このスリットに嵌
合し、一部が外部に突出するレンズを含み、乗かごの到
着に際し点灯して前記レンズを介して照射する照明体を
備えた構成にしてある。
の乗場出入口部に、三方枠を備えたエレベーターの乗場
案内装置において、前記三方枠の前側端面の縦方向及び
横方向にスリットを設けるとともに、このスリットに嵌
合し、一部が外部に突出するレンズを含み、乗かごの到
着に際し点灯して前記レンズを介して照射する照明体を
備えた構成にしてある。
本考案は、三方枠の前側端面の縦方向及び横方向に位
置させたスリット部分に設けた照明体を点灯すること
で、レンズを介して照明することができるとともに、ス
リットを有する三方枠はステンレス等の不燃材で製作で
きることから実用性に富み、仮に台車等が三方枠に当っ
たとしてもこの三方枠の破損を防止できる。
置させたスリット部分に設けた照明体を点灯すること
で、レンズを介して照明することができるとともに、ス
リットを有する三方枠はステンレス等の不燃材で製作で
きることから実用性に富み、仮に台車等が三方枠に当っ
たとしてもこの三方枠の破損を防止できる。
また、三方枠の前側端面の縦方向及び横方向にスリッ
トと、レンズを含む照明体とを設けてあることから、乗
場のどの位置でも照明を見ることができ、また、わざさ
わざ顔を上げることなく自然の姿勢のままでその照明を
見ることができる。
トと、レンズを含む照明体とを設けてあることから、乗
場のどの位置でも照明を見ることができ、また、わざさ
わざ顔を上げることなく自然の姿勢のままでその照明を
見ることができる。
以下、本考案のエレベーターの乗場案内装置の実施例
を図に基づいて説明する。
を図に基づいて説明する。
第1図は、本考案の一実施例になる乗場案内装置を備
えたエレベーターの出入口部正面図、第2図は第1図の
II-II断面図である。
えたエレベーターの出入口部正面図、第2図は第1図の
II-II断面図である。
第1図において、1はエレベーター出入口部に設けた
三方枠で、通常設けられる三方枠と同様に防火を考慮し
てステンレス等の不燃材で製作されている。2はドア、
3は三方枠1の上方に設けた運行表示器、9は三方枠1
が取付けられる建屋構造体、4は三方枠1の側方に位置
する建屋構造体9の壁面に設けた呼び寄せ釦、10は三方
枠1の前側端面1aの縦方向及び横方向に延在させたスリ
ット、5はスリット10部分の内部に配置した照明体であ
る。
三方枠で、通常設けられる三方枠と同様に防火を考慮し
てステンレス等の不燃材で製作されている。2はドア、
3は三方枠1の上方に設けた運行表示器、9は三方枠1
が取付けられる建屋構造体、4は三方枠1の側方に位置
する建屋構造体9の壁面に設けた呼び寄せ釦、10は三方
枠1の前側端面1aの縦方向及び横方向に延在させたスリ
ット、5はスリット10部分の内部に配置した照明体であ
る。
上述した照明体5は、第2図に示すように、スリット
10に対向するように三方枠1の内部に設けた反射体8
と、この反射体8の内部に配置したランプ7と、このラ
ンプ7の前方に配置され、スリット10に嵌合するレンズ
6とから構成してある。
10に対向するように三方枠1の内部に設けた反射体8
と、この反射体8の内部に配置したランプ7と、このラ
ンプ7の前方に配置され、スリット10に嵌合するレンズ
6とから構成してある。
このように構成した実施例では、エレベーターの乗か
ごが階床に到着した時、乗かごの到着を指示する図示し
ない接点を介してランプ7が点灯する。点灯したランプ
7の光はレンズ6を透過し、また、反射板8で反射した
反射光もレンズ6を透過する。このため、この三方枠1
の周囲に配置された照明体5は点灯状態となる。これに
より、乗場の乗客は乗かごの到着を容易に視認すること
ができる。
ごが階床に到着した時、乗かごの到着を指示する図示し
ない接点を介してランプ7が点灯する。点灯したランプ
7の光はレンズ6を透過し、また、反射板8で反射した
反射光もレンズ6を透過する。このため、この三方枠1
の周囲に配置された照明体5は点灯状態となる。これに
より、乗場の乗客は乗かごの到着を容易に視認すること
ができる。
この実施例によれば、三方枠1の前側端面1aのスリッ
ト10部分に設けた照明体5を点灯させることで照明機能
が得られるとともに、スリット10を有する三方枠1はス
テンレス等の不燃材で製作できることから実用性に富
む。仮に台車等が三方枠1に当ったとしても通常設けら
れる三方枠同様に強固であり、この三方枠1の破損を防
止できる なお、上述の台車等が当ることにより、照明体5を構
成するレンズ6やランプ7が破損することが考えられる
が、その場合には破損したレンズ6やランプ7だけを交
換すればよく、簡単であり、三方枠1全体の大掛かりな
交換を要さない。
ト10部分に設けた照明体5を点灯させることで照明機能
が得られるとともに、スリット10を有する三方枠1はス
テンレス等の不燃材で製作できることから実用性に富
む。仮に台車等が三方枠1に当ったとしても通常設けら
れる三方枠同様に強固であり、この三方枠1の破損を防
止できる なお、上述の台車等が当ることにより、照明体5を構
成するレンズ6やランプ7が破損することが考えられる
が、その場合には破損したレンズ6やランプ7だけを交
換すればよく、簡単であり、三方枠1全体の大掛かりな
交換を要さない。
また、三方枠1の前側端面1aの縦方向及び横方向に、
スリット10と、レンズ6を含む照明体5とを設けてある
ことから、乗場のどの位置でも、すなわち比較的遠い位
置からでも照明を見ることができ、また、わざわざ顔を
上げることなく自然の姿勢のままでその照明を見ること
ができる。特に、乗客が顔を上げること不自由な高齢者
である場合に有効である。
スリット10と、レンズ6を含む照明体5とを設けてある
ことから、乗場のどの位置でも、すなわち比較的遠い位
置からでも照明を見ることができ、また、わざわざ顔を
上げることなく自然の姿勢のままでその照明を見ること
ができる。特に、乗客が顔を上げること不自由な高齢者
である場合に有効である。
上記実施例では、照明体5を乗かごの到着時に点灯さ
せるようにしてあるが、到着を予告するために点灯させ
るようにしてもよい。また、意匠効果を高めるために照
明体5の発光色を変えるようにしてもよい。
せるようにしてあるが、到着を予告するために点灯させ
るようにしてもよい。また、意匠効果を高めるために照
明体5の発光色を変えるようにしてもよい。
また、エレベーターの乗かごの運転方向、つまり上昇
運転、下降運転を容易に識別させるために照明体5を複
数本設けたり、ランプ7を複数個設ける構成にしてもよ
い。
運転、下降運転を容易に識別させるために照明体5を複
数本設けたり、ランプ7を複数個設ける構成にしてもよ
い。
本考案は、以上のように、照明機能を有し、しかも三
方枠を防火を考慮してステンレス等の不燃材で製作する
ことができ実用性に富む。
方枠を防火を考慮してステンレス等の不燃材で製作する
ことができ実用性に富む。
また、台車等が三方枠に当ってもこの三方枠の破損を
防止でき、三方枠全体の交換は要さず、万一、照明体の
レンズが破損したとしても該当するレンズを交換するだ
けで済み、従来技術に比べて交換作業が簡単であるとと
もに、交換にかかる費用を安く抑えることができる。
防止でき、三方枠全体の交換は要さず、万一、照明体の
レンズが破損したとしても該当するレンズを交換するだ
けで済み、従来技術に比べて交換作業が簡単であるとと
もに、交換にかかる費用を安く抑えることができる。
また、照明体の光をレンズを介して放出するようにし
てあることから、乗かごの到着に際して強い光が得ら
れ、乗場の乗客が容易に確認でき、乗かごの到着報知性
能に優れた効果もある。
てあることから、乗かごの到着に際して強い光が得ら
れ、乗場の乗客が容易に確認でき、乗かごの到着報知性
能に優れた効果もある。
さらに、三方枠の前側端面の縦方向及び横方向に、ス
リットと、レンズを含む照明体とを設けてあることか
ら、乗場のどの位置でも、すなわち比較的遠い位置から
でも照明を見ることができ、また、わざわざ顔を上げる
ことなく自然の姿勢のままでその照明を見ることができ
る。特に、乗客が顔を上げることか不自由な高齢者であ
る場合に有効である。
リットと、レンズを含む照明体とを設けてあることか
ら、乗場のどの位置でも、すなわち比較的遠い位置から
でも照明を見ることができ、また、わざわざ顔を上げる
ことなく自然の姿勢のままでその照明を見ることができ
る。特に、乗客が顔を上げることか不自由な高齢者であ
る場合に有効である。
第1図は本考案の一実施例になる乗場案内装置を備えた
エレベーターの出入口部正面図、第2図は第1図のII-I
I断面図である。 1……三方枠、1a……前側端面、5……照明体、6……
レンズ、7……ランプ、8……反射体、10……スリッ
ト。
エレベーターの出入口部正面図、第2図は第1図のII-I
I断面図である。 1……三方枠、1a……前側端面、5……照明体、6……
レンズ、7……ランプ、8……反射体、10……スリッ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−64481(JP,A) 特開 昭62−130990(JP,A) 実開 昭54−65171(JP,U) 実開 昭59−146362(JP,U) 実公 昭39−23637(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】エレベーターの乗場出入口部に、三方枠を
備えたエレベーターの乗場案内装置において、前記三方
枠の前側端面の縦方向及び横方向にスリットを設けると
ともに、このスリットに嵌合し、一部が外部に突出する
レンズを含み、乗かごの到着に際し点灯して前記レンズ
を介して照射する照明体を備えたことを特徴とするエレ
ベーターの乗場案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987143044U JP2510332Y2 (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | エレベ―タ―の乗場案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987143044U JP2510332Y2 (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | エレベ―タ―の乗場案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6447747U JPS6447747U (ja) | 1989-03-24 |
JP2510332Y2 true JP2510332Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31409513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987143044U Expired - Lifetime JP2510332Y2 (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | エレベ―タ―の乗場案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510332Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102526880B1 (ko) * | 2022-01-12 | 2023-04-28 | 권영창 | 엘리베이터의 리클로저 장치 |
KR20230108977A (ko) * | 2022-01-12 | 2023-07-19 | 권영창 | 엘리베이터의 출입구 조명장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006248623A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Shimizu Corp | エレベータの乗降口装置 |
-
1987
- 1987-09-21 JP JP1987143044U patent/JP2510332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102526880B1 (ko) * | 2022-01-12 | 2023-04-28 | 권영창 | 엘리베이터의 리클로저 장치 |
KR20230108977A (ko) * | 2022-01-12 | 2023-07-19 | 권영창 | 엘리베이터의 출입구 조명장치 |
KR102571853B1 (ko) * | 2022-01-12 | 2023-08-28 | 권영창 | 엘리베이터의 출입구 조명장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6447747U (ja) | 1989-03-24 |
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