JP2513186Y2 - エレベ―タ乗り場の押ボタン装置 - Google Patents
エレベ―タ乗り場の押ボタン装置Info
- Publication number
- JP2513186Y2 JP2513186Y2 JP14697587U JP14697587U JP2513186Y2 JP 2513186 Y2 JP2513186 Y2 JP 2513186Y2 JP 14697587 U JP14697587 U JP 14697587U JP 14697587 U JP14697587 U JP 14697587U JP 2513186 Y2 JP2513186 Y2 JP 2513186Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- wheelchair
- push button
- general
- display mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は一般用エレベータと、身障者が車椅子の乗
ったまま利用できる車椅子兼用エレベータとが並列して
配置したエレベータ乗り場に設ける押ボタン装置に関す
る。
ったまま利用できる車椅子兼用エレベータとが並列して
配置したエレベータ乗り場に設ける押ボタン装置に関す
る。
(従来の技術) 近年、建屋に並列して設けた複数台のエレベータのう
ちの一台あるいは数台を、身障者が車椅子に乗車したま
ま乗込んで容易に操作できる車椅子兼用のエレベータに
構成して身障者の便宜を図るようになってきている。
ちの一台あるいは数台を、身障者が車椅子に乗車したま
ま乗込んで容易に操作できる車椅子兼用のエレベータに
構成して身障者の便宜を図るようになってきている。
このような場合、第4図に示すように、一般用エレベ
ータ1と車椅子兼用エレベータ2とが隣り合って配置
し、エレベータ乗り場の壁面にその一般用エレベータ1
および車椅子兼用エレベータ2に対応するかご呼び用の
押ボタン3,4がそれぞれ設けられている。そして車椅子
兼用エレベータ2の押ボタン4は、身障者が車椅子に乗
ったまま操作できるように、一般用エレベータ1の押ボ
タン2よりも一段低い位置に配設され、さらにこの車椅
子兼用エレベータ2の押ボタン4に対しては、該エレベ
ータ2が車椅子兼用であることを表示するために例えば
第5図に示すように、所謂身障者マーク5が付設されて
いる。
ータ1と車椅子兼用エレベータ2とが隣り合って配置
し、エレベータ乗り場の壁面にその一般用エレベータ1
および車椅子兼用エレベータ2に対応するかご呼び用の
押ボタン3,4がそれぞれ設けられている。そして車椅子
兼用エレベータ2の押ボタン4は、身障者が車椅子に乗
ったまま操作できるように、一般用エレベータ1の押ボ
タン2よりも一段低い位置に配設され、さらにこの車椅
子兼用エレベータ2の押ボタン4に対しては、該エレベ
ータ2が車椅子兼用であることを表示するために例えば
第5図に示すように、所謂身障者マーク5が付設されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このように一般用および車椅子兼用の各エ
レベータ1,2に対してそれぞれ個々に押ボタン3,4を設け
る構造であると、その取付けが面倒で煩雑となり、作業
能率が低下し、また各押ボタン3,4が分散するためエレ
ベータ乗り場の外観を損ねてしまう恐れが生じる難点が
あった。この考案はこのような問題点の解決を目的とし
たものである。
レベータ1,2に対してそれぞれ個々に押ボタン3,4を設け
る構造であると、その取付けが面倒で煩雑となり、作業
能率が低下し、また各押ボタン3,4が分散するためエレ
ベータ乗り場の外観を損ねてしまう恐れが生じる難点が
あった。この考案はこのような問題点の解決を目的とし
たものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上述のような問題点を解決するために、
操作プレートに、一般用エレベータに対するかご呼び用
の押ボタンと、車椅子兼用エレベータに対するかご呼び
用の押ボタンとを上下に隔てて設け、かつ前記車椅子兼
用エレベータに対する押ボタンに隣接して該押ボタンが
車椅子兼用エレベータを対象としていることを表示する
表示マークを設け、さらにこの表示マークに対して方向
灯を設けて押ボタンユニットを構成し、この押ボタンユ
ニットを互いに隣り合って配置した一般用エレベータと
車椅子兼用エレベータとの間におけるエレベータ乗り場
の壁面のほぼ中間部に取付け、前記方向灯を車椅子兼用
エレベータに対する押ボタンが操作された際に点灯また
は明滅させて前記表示マークを車椅子兼用エレベータの
配置側に指向させるようにしたものである。
操作プレートに、一般用エレベータに対するかご呼び用
の押ボタンと、車椅子兼用エレベータに対するかご呼び
用の押ボタンとを上下に隔てて設け、かつ前記車椅子兼
用エレベータに対する押ボタンに隣接して該押ボタンが
車椅子兼用エレベータを対象としていることを表示する
表示マークを設け、さらにこの表示マークに対して方向
灯を設けて押ボタンユニットを構成し、この押ボタンユ
ニットを互いに隣り合って配置した一般用エレベータと
車椅子兼用エレベータとの間におけるエレベータ乗り場
の壁面のほぼ中間部に取付け、前記方向灯を車椅子兼用
エレベータに対する押ボタンが操作された際に点灯また
は明滅させて前記表示マークを車椅子兼用エレベータの
配置側に指向させるようにしたものである。
(作用) 車椅子兼用エレベータに対する押ボタンを操作する
と、車椅子兼用エレベータの乗りかごが利用者のエレベ
ータ乗り場まで走行してきて停止し、またこのとき表示
マークに付設された方向灯が点灯または明滅して表示マ
ークの方向が車椅子兼用エレベータの配置側に指示さ
れ、これによりその指示側のエレベータが車椅子兼用で
あることを知ることができる。そして一般用エレベータ
に対する押ボタンと車椅子兼用エレベータに対する押ボ
タンとが一体的な単一の押ボタンユニットとして構成さ
れているから、その取付けを容易に能率よく行なうこと
ができるとともに、エレベータ乗り場の外観が向上す
る。
と、車椅子兼用エレベータの乗りかごが利用者のエレベ
ータ乗り場まで走行してきて停止し、またこのとき表示
マークに付設された方向灯が点灯または明滅して表示マ
ークの方向が車椅子兼用エレベータの配置側に指示さ
れ、これによりその指示側のエレベータが車椅子兼用で
あることを知ることができる。そして一般用エレベータ
に対する押ボタンと車椅子兼用エレベータに対する押ボ
タンとが一体的な単一の押ボタンユニットとして構成さ
れているから、その取付けを容易に能率よく行なうこと
ができるとともに、エレベータ乗り場の外観が向上す
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について第1図ないし第3
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
図中11は一般用エレベータ、12は車椅子兼用エレベー
タで、この両者が互いに隣り合って配置している。そし
てこれら一般用エレベータ11と車椅子兼用エレベータ12
との間におけるエレベータ乗り場の壁面のほぼ中間部に
押ボタンユニット13が取付けられている。この押ボタン
ユニット13は操作プレート14に、前記一般用エレベータ
11に対する押ボタン15と、前記車椅子兼用エレベータ12
に対する押ボタン16とを上下に隔てて設け、かつ前記車
椅子兼用エレベータ12に対する押ボタン16に隣接して表
示マークとしての所謂身障者マーク17を設け、さらにこ
の身障者マーク17に対して方向灯18を設けて一体的に構
成されている。前記方向灯18は、第3図に示すように、
透光部材19の内側に白熱ランプやLEDなどの光源20を設
けてなり、前記透光部材19が例えば三角形の矢印状に形
成され、その先端が車椅子兼用エレベータ12の配置側に
指向している。そして前記押ボタン16が操作された際に
前記光源20が点灯または明滅して第2図(b)に示すよ
うに、透光部材19が視覚上浮び上るように光って身障者
マーク17の方向が車椅子兼用エレベータ12の配置側に指
示されるようになっている。なお、21は一般用エレベー
タ11に対する出入口ドア、22は車椅子兼用エレベータ12
に対する出入口ドアである。
タで、この両者が互いに隣り合って配置している。そし
てこれら一般用エレベータ11と車椅子兼用エレベータ12
との間におけるエレベータ乗り場の壁面のほぼ中間部に
押ボタンユニット13が取付けられている。この押ボタン
ユニット13は操作プレート14に、前記一般用エレベータ
11に対する押ボタン15と、前記車椅子兼用エレベータ12
に対する押ボタン16とを上下に隔てて設け、かつ前記車
椅子兼用エレベータ12に対する押ボタン16に隣接して表
示マークとしての所謂身障者マーク17を設け、さらにこ
の身障者マーク17に対して方向灯18を設けて一体的に構
成されている。前記方向灯18は、第3図に示すように、
透光部材19の内側に白熱ランプやLEDなどの光源20を設
けてなり、前記透光部材19が例えば三角形の矢印状に形
成され、その先端が車椅子兼用エレベータ12の配置側に
指向している。そして前記押ボタン16が操作された際に
前記光源20が点灯または明滅して第2図(b)に示すよ
うに、透光部材19が視覚上浮び上るように光って身障者
マーク17の方向が車椅子兼用エレベータ12の配置側に指
示されるようになっている。なお、21は一般用エレベー
タ11に対する出入口ドア、22は車椅子兼用エレベータ12
に対する出入口ドアである。
しかして、このような構成においては、一方の押ボタ
ン15と他方の押ボタン16との種別の違いは身障者マーク
17の有無により容易に認識できる。そしてこの認識に基
づいて健常者は操作プレート14の上部側の押ボタン15
を、身障者は同じく下部側の押ボタン16を操作すること
になる。そして上部側の押ボタン15が操作された場合に
は、一般用エレベータ11の乗りかごが利用者のエレベー
タ乗り場にまで走行してきて停止し、出入口ドア21が開
き、また下部側の押ボタン16が操作された場合には、車
椅子兼用エレベータ12の乗りかごが同じくエレベータ乗
り場にまで走行してきて停止し、出入口ドア22が開く。
そして、身障者を対象とした押ボタン16が操作された際
には、身障者マーク17に付設された方向灯18が点灯また
は明滅して身障者マーク17の方向が車椅子兼用エレベー
タ12の配置側に指示され、これによりその指示側のエレ
ベータ12が車椅子兼用であることを明確に認識すること
ができる。
ン15と他方の押ボタン16との種別の違いは身障者マーク
17の有無により容易に認識できる。そしてこの認識に基
づいて健常者は操作プレート14の上部側の押ボタン15
を、身障者は同じく下部側の押ボタン16を操作すること
になる。そして上部側の押ボタン15が操作された場合に
は、一般用エレベータ11の乗りかごが利用者のエレベー
タ乗り場にまで走行してきて停止し、出入口ドア21が開
き、また下部側の押ボタン16が操作された場合には、車
椅子兼用エレベータ12の乗りかごが同じくエレベータ乗
り場にまで走行してきて停止し、出入口ドア22が開く。
そして、身障者を対象とした押ボタン16が操作された際
には、身障者マーク17に付設された方向灯18が点灯また
は明滅して身障者マーク17の方向が車椅子兼用エレベー
タ12の配置側に指示され、これによりその指示側のエレ
ベータ12が車椅子兼用であることを明確に認識すること
ができる。
前記押ボタン15、16は操作プレート14に一体的に組込
まれて単一の押ボタンユニット13として構成されてお
り、したがってエレベータの据付け施工時には、従来の
ように各エレベータごとに対応して個々に押ボタンを取
付けるような面倒で煩雑な作業が不要で、前記単一の押
ボタンユニット13を一般用エレベータ11と車椅子兼用エ
レベータ12との間におけるエレベータ乗り場の壁面の中
間部に取付けるだけでよく、このためその施工作業を容
易に能率よく行なうことができる。そしてエレベータ乗
り場の壁面に単一の押ボタンユニット13が配置するだけ
であるから、該エレベータ乗り場の外観が向上する利点
がある。
まれて単一の押ボタンユニット13として構成されてお
り、したがってエレベータの据付け施工時には、従来の
ように各エレベータごとに対応して個々に押ボタンを取
付けるような面倒で煩雑な作業が不要で、前記単一の押
ボタンユニット13を一般用エレベータ11と車椅子兼用エ
レベータ12との間におけるエレベータ乗り場の壁面の中
間部に取付けるだけでよく、このためその施工作業を容
易に能率よく行なうことができる。そしてエレベータ乗
り場の壁面に単一の押ボタンユニット13が配置するだけ
であるから、該エレベータ乗り場の外観が向上する利点
がある。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、エレベータ乗
り場の壁面に対する押ボタンの取付けを容易に能率よく
行なうことができ、またエレベータ乗り場の外観を向上
させることができる。
り場の壁面に対する押ボタンの取付けを容易に能率よく
行なうことができ、またエレベータ乗り場の外観を向上
させることができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図は同
実施例における押ボタンユニットの正面図、第3図は同
じく方向灯の断面図、第4図は従来技術を示す正面図、
第5図はその一部を拡大して示す正面図である。 11……一般用エレベータ、12……車椅子兼用エレベー
タ、13……押ボタンユニット、14……操作プレート、1
5,16……押ボタン、17……身障者マーク(表示マー
ク)、18……方向灯。
実施例における押ボタンユニットの正面図、第3図は同
じく方向灯の断面図、第4図は従来技術を示す正面図、
第5図はその一部を拡大して示す正面図である。 11……一般用エレベータ、12……車椅子兼用エレベー
タ、13……押ボタンユニット、14……操作プレート、1
5,16……押ボタン、17……身障者マーク(表示マー
ク)、18……方向灯。
Claims (1)
- 【請求項1】操作プレートに、一般用エレベータに対す
るかご呼び用の押ボタンと、車椅子兼用エレベータに対
するかご呼び用の押ボタンとを上下に隔てて設け、かつ
前記車椅子兼用エレベータに対する押ボタンに隣接して
該押ボタンが車椅子兼用エレベータを対象としているこ
とを表示する表示マークを設け、さらにこの表示マーク
に対して方向灯を設けて押ボタンユニットを構成し、こ
の押ボタンユニットを互いに隣り合って配置した一般用
エレベータと車椅子兼用エレベータとの間におけるエレ
ベータ乗り場の壁面のほぼ中間部に取付け、前記方向灯
を車椅子兼用エレベータに対する押ボタンが操作された
際に点灯または明滅させて前記表示マークを車椅子兼用
エレベータの配置側に指向させることを特徴としたエレ
ベータ乗り場の押ボタン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14697587U JP2513186Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | エレベ―タ乗り場の押ボタン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14697587U JP2513186Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | エレベ―タ乗り場の押ボタン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450282U JPS6450282U (ja) | 1989-03-28 |
JP2513186Y2 true JP2513186Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31416965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14697587U Expired - Lifetime JP2513186Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | エレベ―タ乗り場の押ボタン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513186Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP14697587U patent/JP2513186Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6450282U (ja) | 1989-03-28 |
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