JP2509651Y2 - 光作用による空気浄化装置 - Google Patents

光作用による空気浄化装置

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JP2509651Y2
JP2509651Y2 JP1990060220U JP6022090U JP2509651Y2 JP 2509651 Y2 JP2509651 Y2 JP 2509651Y2 JP 1990060220 U JP1990060220 U JP 1990060220U JP 6022090 U JP6022090 U JP 6022090U JP 2509651 Y2 JP2509651 Y2 JP 2509651Y2
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air
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ventilation fan
honeycomb body
smoke sensor
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JP1990060220U
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賢策 守屋
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光作用による空気浄化装置に関するものであ
る。
〔考案の背景〕
一般に大気中には、悪臭、塵埃、煙草の煙、その他の
汚染物質が浮遊しており、快適な環境を実現するために
は適宜空気を浄化することが要請されている。このよう
な事情から、小型でしかも高い効率で空気を浄化するこ
とができる空気浄化装置の開発が強く望まれている。そ
してより効率の高い浄化を行う方法として酸化チタン等
の光励起触媒物質に紫外線を照射させてこれらを励起さ
せ流過する空気を浄化する方法がある。そしてフィルタ
ー等の除塵効果と共にすぐれた除臭効果を得ることが行
われている。(例えば実開平1−148719) 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来の空気浄化装置においては、汚染
空気を如何に光励起触媒物質に接触させるかが問題であ
り、接触さえすれば瞬時に分解されるものと推定でき
る。このため流過速度(通気ファンの回転数)は効率良
く接触できる程度に設定することが好ましい。一方煙草
の煙等が充満しているときはフィルターによる除塵を積
極的に行う必要がある。ところが通気ファンの回転数が
前述の光作用に適する値であると充分な効果が得られな
いという問題点がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、除塵脱臭の両効果による高い浄化効
率を有する空気浄化装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案に係る空気浄化
装置は、空気流入口および空気流出口を有するケーシン
グと、この空気流入口から外部の空気をケーシング内に
取り入れてこれを前記空気流出口に向かって流過させる
通気ファンと、前記空気流入口に設けたフィルターと、
前記ケーシング内に配置された、空気の流れる方向に伸
びる多数の通気孔を有するハニカム体と、このハニカム
体の通気孔内面に担持され紫外線の照射により励起され
る光励起触媒物質と、この紫外線を放射するランプより
構成されてなり、前記ケーシングには、ケーシング外部
の空気に対する煙センサーを有し、通常は、光励起触媒
物質に対して流過する空気が十分に接触させることでき
る程度の回転数で前記通気ファンを駆動するとともに、
前記煙センサが除塵作用を特に必要とする状態を検知し
たときは前記通気ファンの回転数上げる手段を具備した
ことを特徴とする光作用による空気浄化装置。
〔作用〕
このような構成の空気浄化装置であるため、通常は光
作用に適した流過速度で作動させるとともに、煙草の煙
等が充満していて除塵作用が特に必要な時は、煙センサ
ーが信号を出し、通気ファンの回転数を上げて浄化作用
をすることができる。
このため除塵脱臭の両作用による浄化を効率的に行う
ことができる。
〔実施例〕
以下実施例のよって、本考案を具体的に説明する。第
1図は本考案の空気浄化装置の斜視図であり、第2図は
第1図における状態の分解図である。第3図は第1図に
おける空気流入口を上方にして設置した状態の内部の構
造図である。
本実施例における空気浄化装置は室内の卓等水平面上
に設置して使用される場合と、あるいは壁等に掛けられ
て使用される場合がある。1は略箱型のケーシングであ
り、その一端側上面には前面パネル11が取り付けられる
とともに、この前面パネル11には空気流入口2を有す
る。一方ケーシング1には空気流出口3を有し、空気流
入口2から吸引された空気がケーシング1内を通過して
空気流出口3から排出される。空気流入口2の内側には
プレフィルター41と帯電フィルター42の2枚のフィルタ
ーを有する。プレフィルター41は例えば繊維質性のシー
トで構成されて、外部からの空気がそこを通過する時に
比較的大きなゴミを取り除く。帯電フィルター42は不織
布でジクザク状に折り曲げられて構成され、繊維の1本
1本に帯電をさせてホコリ、家ダニ、花粉はもとより0.
1ミクロン程度の微細な煙やゴミも捕らえることができ
る。
5は脱臭ユニットで、両フィルターを通過した空気が
この中で光による脱臭作用を受ける。
54は通気ファンとして例えばシロッコファンが適用さ
れる。
脱臭ユニット5はその内部に棒状の形態をした紫外線
放射ランプ51があり、空気の流れる上流側、下流側に第
1のハニカム体52を有する。このハニカム体52は空気の
流れる方向に伸びる多数の筒状の通気孔を有し、この通
気孔の内面には光励起触媒物質が固定されている。紫外
線放射ランプ51としては紫外線を含む光を放射するラン
プであれば特に限定されるものではなく、具体的には波
長400nm以下の紫外線を高い効率で放射する低圧水銀ラ
ンプ等が適用される。一方光励起触媒物質としては紫外
線の照射を受けて励起され、空気中の臭いの源となって
いる物質と接触した時に反応して化学的に変質させて除
臭(脱臭)効果を発揮するものが適用される。例えば酸
化チタンや酸化亜鉛、これらの混合物などが適用され
る。55は第2のハニカム体である脱臭部材であり、これ
自体は紫外線などの励起を必要としないで脱臭作用を有
し、光励起触媒物質では消臭されにくいアンモニアなど
を化学的に変化させて無臭部材にする。53は山形の反射
部材であり効率よく紫外線をハニカム体52の通気孔内面
に照射するものである。このように光励起触媒物質を固
定しているものとしてハニカム体を利用することによ
り、小型で高い浄化(脱臭)ができる。但し光励起触媒
物質が担持されるものとしてハニカム体は好適である
が、必ずしもハニカム体に限定されるものではない。以
上のような構成の空気浄化装置において、プレフィルタ
ー41、帯電フィルター42で除塵作用をして、脱臭ユニッ
ト5内で脱臭作用をすることにより、両作用による効率
的な空気浄化をすることができる。4は煙センサーであ
り、例えばガスセンサー(フィガロ技研製)が適用さ
れ、このセンサーに接続された信号処理制御回路(図示
略)の働きにより、煙草の煙等を検知して除塵作用を強
く必要とするときには、信号を通気ファン54に送り、通
常の回転数より高い値で作動させる。この回転数は一例
を挙げれば2m3/分の風量を流過させることができる。
この作用により短時間にフィルターによって除塵作用を
完了させて、装置外部の空間を快適にすることができ
る。一方煙センサー4が働かない通常の状態では例えば
1m3/分の風量を流過させる程度の回転数に通気ファン
54を制御する。
光による脱臭作用としては如何に汚染空気が接触する
かが問題である。このため前述の煙センサー4が働かな
い状態における通常の流過速度(通気ファン54の回転
数)はこの点を考慮して脱臭作用を効率的に行える程度
に設定することが好ましい。
一方通気ファン54の回転数を高くした時、その回転音
が不快感を与える場合もあるが、このように除塵作用を
特に必要とする短時間のみ行うことによって最小限に抑
えることができる。さらには一時的に回転数を高めるこ
とによって装置外部で空気が対流する範囲をより大きく
取ることができる。13はケーシング1に設けられた煙セ
ンサー4用の窓部材である。
〔効果〕
このような構成の空気浄化装置であるため、通常は光
作用に適した流過速度によって空気を浄化するととも
に、煙草の煙等が多く除塵作用が特に必要な時は、煙セ
ンサーが働き、通気ファンの回転数は上げて装置内を流
過する風量を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空気浄化装置の斜視図であり、第2図
は第1図の分解した状態の概略図である。さらに第3図
は空気流入口を上方にした時の内部の構造図である。 1:ケーシング、2:空気流入口 3:空気流出口、5:脱臭ユニット 4:煙センサー、54:通気ファン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/32 B01D 53/32 53/38 F24F 7/00 A F24F 7/00 B01D 53/34 116Z

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気流入口および空気流出口を有するケー
    シングと、この空気流入口から外部の空気をケーシング
    内に取り入れてこれを前記空気流出口に向かって流過さ
    せる通気ファンと、前記空気流入口に設けたフィルター
    と、前記ケーシング内に配置された空気の流れる方向に
    伸びる多数の通気孔を有するハニカム体と、このハニカ
    ム体の通気孔内面に担持され紫外線の照射により励起さ
    れる光励起触媒物質と、この紫外線を放射するランプと
    より構成されてなり、 前記ケーシングには、ケーシング外部の空気に対する煙
    センサーを有し、通常は、光励起触媒物質に対して流過
    する空気が十分に接触させることできる程度の回転数で
    前記通気ファンを駆動するとともに、前記煙センサが除
    塵作用を特に必要とする状態を検知したときは前記通気
    ファンの回転数を上げる手段を具備したことを特徴とす
    る光作用による空気浄化装置。
JP1990060220U 1990-06-08 1990-06-08 光作用による空気浄化装置 Expired - Lifetime JP2509651Y2 (ja)

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JPH0422013U JPH0422013U (ja) 1992-02-24
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