JPH0966096A - 光作用による空気浄化装置 - Google Patents
光作用による空気浄化装置Info
- Publication number
- JPH0966096A JPH0966096A JP7247058A JP24705895A JPH0966096A JP H0966096 A JPH0966096 A JP H0966096A JP 7247058 A JP7247058 A JP 7247058A JP 24705895 A JP24705895 A JP 24705895A JP H0966096 A JPH0966096 A JP H0966096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- casing
- honeycomb body
- vent holes
- angle
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H3/00—Other air-treating devices
- B60H3/06—Filtering
- B60H2003/0675—Photocatalytic filters
Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光作用による空気浄化装置であって、装置内
を流過する汚染空気を確実に触媒物質に接触させること
を可能にして、かつ、装置外部に紫外線が漏れることを
防止できることにある。 【構成】 空気流入口２および空気流出口３を有するケ
ーシング１と、この空気流入口２から外部の空気をケー
シング１内に取り入れてこれを前記空気流出口３に向か
って流過させる通気ファン５と、ケーシング１内の空気
流通路上に位置する多数の通気孔を有するハニカム体３
５、３５と通気孔の内面に向けて紫外線を照射する紫外
線ランプＬを有してなり、ハニカム体３４、３５の通気
孔の内面に紫外線の照射により励起される光励起触媒物
質が担持され、通気孔は空気の流れる方向に対して角度
をもって配置されることを特徴とする。
を流過する汚染空気を確実に触媒物質に接触させること
を可能にして、かつ、装置外部に紫外線が漏れることを
防止できることにある。 【構成】 空気流入口２および空気流出口３を有するケ
ーシング１と、この空気流入口２から外部の空気をケー
シング１内に取り入れてこれを前記空気流出口３に向か
って流過させる通気ファン５と、ケーシング１内の空気
流通路上に位置する多数の通気孔を有するハニカム体３
５、３５と通気孔の内面に向けて紫外線を照射する紫外
線ランプＬを有してなり、ハニカム体３４、３５の通気
孔の内面に紫外線の照射により励起される光励起触媒物
質が担持され、通気孔は空気の流れる方向に対して角度
をもって配置されることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は光作用による空気浄化
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に大気中には、悪臭、塵埃、煙草の
煙、その他の汚染物質が浮遊しており、快適な環境を実
現するために空気を浄化することが要請され、このよう
な事情から小型で高い効率で空気を浄化することができ
る空気浄化装置の開発が強く望まれている。そして、よ
り効率の高い浄化を行う方法として、酸化チタン等の光
励起触媒に紫外線を照射させる光作用を利用した空気浄
化方法がある。（例えば、実開平１−１４８７１９号）
煙、その他の汚染物質が浮遊しており、快適な環境を実
現するために空気を浄化することが要請され、このよう
な事情から小型で高い効率で空気を浄化することができ
る空気浄化装置の開発が強く望まれている。そして、よ
り効率の高い浄化を行う方法として、酸化チタン等の光
励起触媒に紫外線を照射させる光作用を利用した空気浄
化方法がある。（例えば、実開平１−１４８７１９号）
【０００３】しかしながら、このような光作用による空
気浄化装置では、装置内を流過する汚染空気を如何に触
媒物質に接触させるかが重要な問題となり、この汚染空
気を触媒物質に接触さえできれば瞬時に浄化反応を達成
することができる。また、紫外線ランプからの放射光
が、空気流入口などから装置外に漏れることもあり、こ
のような場合に眩しさや不快感を与えてしまい、場合に
よっては紫外線によって人体に影響を与えることになり
かねない。
気浄化装置では、装置内を流過する汚染空気を如何に触
媒物質に接触させるかが重要な問題となり、この汚染空
気を触媒物質に接触さえできれば瞬時に浄化反応を達成
することができる。また、紫外線ランプからの放射光
が、空気流入口などから装置外に漏れることもあり、こ
のような場合に眩しさや不快感を与えてしまい、場合に
よっては紫外線によって人体に影響を与えることになり
かねない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、光作用による空気浄化装置であって、装
置内を流過する汚染空気を確実に触媒物質に接触させる
ことを可能にするとともに、装置外部に紫外線が漏れる
ことのない空気浄化装置を提供することにある。
とする課題は、光作用による空気浄化装置であって、装
置内を流過する汚染空気を確実に触媒物質に接触させる
ことを可能にするとともに、装置外部に紫外線が漏れる
ことのない空気浄化装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、空気流入口および空気流出口を有するケ
ーシングと、この空気流入口から外部の空気をケーシン
グ内に取り入れてこれを前記空気流出口に向かって流過
させる通気ファンと、前記ケーシング内の空気流通路上
に位置する多数の通気孔を有するハニカム体と、この通
気孔の内面に向けて紫外線を照射する紫外線ランプを有
してなり、前記ハニカム体の通気孔の内面には紫外線の
照射により励起される光励起化触媒物質が担持され、当
該通気孔は空気の流れる方向に対して角度をもって配置
されることを特徴とする光作用による空気浄化装置。
にこの発明は、空気流入口および空気流出口を有するケ
ーシングと、この空気流入口から外部の空気をケーシン
グ内に取り入れてこれを前記空気流出口に向かって流過
させる通気ファンと、前記ケーシング内の空気流通路上
に位置する多数の通気孔を有するハニカム体と、この通
気孔の内面に向けて紫外線を照射する紫外線ランプを有
してなり、前記ハニカム体の通気孔の内面には紫外線の
照射により励起される光励起化触媒物質が担持され、当
該通気孔は空気の流れる方向に対して角度をもって配置
されることを特徴とする光作用による空気浄化装置。
【０００６】
【作用】このような構成により、ハニカム体に形成され
た通気孔は、本来空気の流れる方向に対して若干の角度
をもって構成されるため、通気ファンの作用によって空
気流入口から空気流出口に向けて汚染空気は、直進する
のではなく風路を曲げられた形で流過する。このため、
当該通気孔近辺で乱流が生じるともに、通気孔近辺にお
ける汚染空気の滞留時間も長くなるので紫外線照射を受
ける時間を長くすることができる。また、ハニカム体の
通気孔は、空気流入口から空気流出口に向けて本来流れ
る方向に対して角度をもって配置されているので、紫外
線が遮光させるような形になり装置外部に光が漏れるこ
とを防止できる。
た通気孔は、本来空気の流れる方向に対して若干の角度
をもって構成されるため、通気ファンの作用によって空
気流入口から空気流出口に向けて汚染空気は、直進する
のではなく風路を曲げられた形で流過する。このため、
当該通気孔近辺で乱流が生じるともに、通気孔近辺にお
ける汚染空気の滞留時間も長くなるので紫外線照射を受
ける時間を長くすることができる。また、ハニカム体の
通気孔は、空気流入口から空気流出口に向けて本来流れ
る方向に対して角度をもって配置されているので、紫外
線が遮光させるような形になり装置外部に光が漏れるこ
とを防止できる。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明にかかる空気浄化装置の一例
の概略図を示す。図２は同じく説明用の断面図を示す。
この空気浄化装置は、例えば、室内の卓上に載置され、
あるいは壁面に掛けて使用されるもので全体に偏平な箱
型のケーシング１を有する。ケーシング１の一端には空
気流入口２が形成され他端には空気流出口３が形成され
る。これら空気流入口２、空気流出口３は図においては
単に開口として示されるが、必要に応じて、例えば、ル
ーバが設けられる。空気流入口２には除塵フィルター４
も取り付けられる。ケーシング１には空気流入口２に繋
がり空気を導入するための風路を形成する風路部材１０
が設けられる。また、空気流出口３にも同じく風路を形
成する風路部材１０が形成される。ケーシング１の空気
流出口３には、例えばクロスフローファンよりなる通気
ファン５が配置され、さらにこれに回転駆動用のモータ
６が連結される。
の概略図を示す。図２は同じく説明用の断面図を示す。
この空気浄化装置は、例えば、室内の卓上に載置され、
あるいは壁面に掛けて使用されるもので全体に偏平な箱
型のケーシング１を有する。ケーシング１の一端には空
気流入口２が形成され他端には空気流出口３が形成され
る。これら空気流入口２、空気流出口３は図においては
単に開口として示されるが、必要に応じて、例えば、ル
ーバが設けられる。空気流入口２には除塵フィルター４
も取り付けられる。ケーシング１には空気流入口２に繋
がり空気を導入するための風路を形成する風路部材１０
が設けられる。また、空気流出口３にも同じく風路を形
成する風路部材１０が形成される。ケーシング１の空気
流出口３には、例えばクロスフローファンよりなる通気
ファン５が配置され、さらにこれに回転駆動用のモータ
６が連結される。
【０００８】風路部材１０の間には浄化ユニット３０が
着脱自在に設置される。この浄化ユニット３０は図３に
示すようなもので全体が矩形筒状のユニットで構成され
る。浄化ユニット３０は、その内部に空気入口３１から
空気出口３２に向かって、ハニカム体３４、紫外線ラン
プＬ、ハニカム体３５が順に配置される。紫外線ランプ
Ｌは、当該浄化ユニット３０の両側板にその外径より僅
かに大きい径の開口が形成され、給電端子が浄化ユニッ
ト３０から突出する形で構成され、当該浄化ユニット３
０をケーシング１に組み込んだ時にケーシング１に取り
付けられたソケットに給電端子が接続されるようにな
る。図２に示すようにランプＬの直上、直下には山形の
反射板が固定され、ランプＬからの放射光をハニカム体
３４、３５に良好に照射するようになっている。また、
浄化ユニット３０には、ハニカム体３５の下流側に必要
に応じて、オゾン除去用のハニカム体４０を配置するこ
とができる。
着脱自在に設置される。この浄化ユニット３０は図３に
示すようなもので全体が矩形筒状のユニットで構成され
る。浄化ユニット３０は、その内部に空気入口３１から
空気出口３２に向かって、ハニカム体３４、紫外線ラン
プＬ、ハニカム体３５が順に配置される。紫外線ランプ
Ｌは、当該浄化ユニット３０の両側板にその外径より僅
かに大きい径の開口が形成され、給電端子が浄化ユニッ
ト３０から突出する形で構成され、当該浄化ユニット３
０をケーシング１に組み込んだ時にケーシング１に取り
付けられたソケットに給電端子が接続されるようにな
る。図２に示すようにランプＬの直上、直下には山形の
反射板が固定され、ランプＬからの放射光をハニカム体
３４、３５に良好に照射するようになっている。また、
浄化ユニット３０には、ハニカム体３５の下流側に必要
に応じて、オゾン除去用のハニカム体４０を配置するこ
とができる。
【０００９】ハニカム体３４、３５は、図４に示すよう
に、波形板Ａと平板Ｂとを交互に積重した状態で一体的
に固定され、波形板Ａと平板Ｂとの間に多数の筒状の通
気孔Ｃが形成された構成を有する例えばセラミックより
なり、当該通気孔Ｃが空気の流れる方向に沿って伸びる
ように配置される。そして、ハニカム体３４、３５の通
気孔Ｃの内面には、光励起触媒物質が固定または担持さ
れている。ここで、光励起触媒物質としては、紫外線の
照射を受けて励起され、空気中の不快臭の原因となって
いる特定の臭気物質と接触したときに反応して当該臭気
物質を化学的に変質させて消臭作用を発揮するものが用
いられる。具体例としては、酸化チタンや酸化亜鉛、こ
れらの混合物が適用され、ハニカム体に担持される手段
は特に特定されるものではない。
に、波形板Ａと平板Ｂとを交互に積重した状態で一体的
に固定され、波形板Ａと平板Ｂとの間に多数の筒状の通
気孔Ｃが形成された構成を有する例えばセラミックより
なり、当該通気孔Ｃが空気の流れる方向に沿って伸びる
ように配置される。そして、ハニカム体３４、３５の通
気孔Ｃの内面には、光励起触媒物質が固定または担持さ
れている。ここで、光励起触媒物質としては、紫外線の
照射を受けて励起され、空気中の不快臭の原因となって
いる特定の臭気物質と接触したときに反応して当該臭気
物質を化学的に変質させて消臭作用を発揮するものが用
いられる。具体例としては、酸化チタンや酸化亜鉛、こ
れらの混合物が適用され、ハニカム体に担持される手段
は特に特定されるものではない。
【００１０】ハニカム体３４、３５は、図５に示すよう
に、浄化ユニット３０の底板３６に対して、例えば、１
０°の角度をもって配置され、光励起触媒物質が担持さ
れた通気孔Ｃも同じ角度で設置される。このため、紫外
線ランプＬからの放射光は、通気孔Ｃで遮光されるよう
な形になり、空気流入口２や空気流出口３から光が漏れ
ることを防止するか、あるいは、その量を減少させるこ
とができる。さらに、通気孔Ｃにおいて風路が曲げられ
るような形になるので乱流を生じ流過する空気の滞留時
間を長くして光作用の効果を上げることができる。
に、浄化ユニット３０の底板３６に対して、例えば、１
０°の角度をもって配置され、光励起触媒物質が担持さ
れた通気孔Ｃも同じ角度で設置される。このため、紫外
線ランプＬからの放射光は、通気孔Ｃで遮光されるよう
な形になり、空気流入口２や空気流出口３から光が漏れ
ることを防止するか、あるいは、その量を減少させるこ
とができる。さらに、通気孔Ｃにおいて風路が曲げられ
るような形になるので乱流を生じ流過する空気の滞留時
間を長くして光作用の効果を上げることができる。
【００１１】ハニカム体３４、３５を角度をもって配置
させる方法は、図５に示すように、浄化ユニット３０の
底板３６に案内部材３７を固定して、この案内部材３７
に挿入する方法がある。しかし、このような構造に限る
ものではなく、その他の構造であってもよい。さらに
は、通気孔Ｃが、ハニカム体の中で角度をもって形成さ
れていてもよく、この場合は浄化ユニット３０の底板３
６に対して略垂直にハニカム体３４、３５を挿入すれば
足りる。さらには、この実施例ではハニカム体３４、３
５の両方が角度をもって配置されているが、空気流入口
２、空気流出口３の形状や位置関係によって、遮光が問
題にならないような場合には、いずれか一方だけを角度
をもって配置させる構成に適宜することができる。ま
た、実施例で示したオゾン除去用ハニカム体も必要に応
じて斜めに配置させることができ、遮光効果を高めるこ
とができる。この発明における通気孔Ｃの曲げられた角
度は、紫外線ランプＬからの放射光を遮光することがで
きて、かつ、乱流を発生させ光作用を効果的に行わせる
ことができる角度であればよく、例えば５°〜１５°程
度であるが、その数値は、ハニカム体の幅、通気孔の大
きさ、紫外線ランプの強度、通気ファンの回転力、空気
流入口の大きさによって適宜変化する。
させる方法は、図５に示すように、浄化ユニット３０の
底板３６に案内部材３７を固定して、この案内部材３７
に挿入する方法がある。しかし、このような構造に限る
ものではなく、その他の構造であってもよい。さらに
は、通気孔Ｃが、ハニカム体の中で角度をもって形成さ
れていてもよく、この場合は浄化ユニット３０の底板３
６に対して略垂直にハニカム体３４、３５を挿入すれば
足りる。さらには、この実施例ではハニカム体３４、３
５の両方が角度をもって配置されているが、空気流入口
２、空気流出口３の形状や位置関係によって、遮光が問
題にならないような場合には、いずれか一方だけを角度
をもって配置させる構成に適宜することができる。ま
た、実施例で示したオゾン除去用ハニカム体も必要に応
じて斜めに配置させることができ、遮光効果を高めるこ
とができる。この発明における通気孔Ｃの曲げられた角
度は、紫外線ランプＬからの放射光を遮光することがで
きて、かつ、乱流を発生させ光作用を効果的に行わせる
ことができる角度であればよく、例えば５°〜１５°程
度であるが、その数値は、ハニカム体の幅、通気孔の大
きさ、紫外線ランプの強度、通気ファンの回転力、空気
流入口の大きさによって適宜変化する。
【図１】この発明にかかる空気浄化装置の全体図を示
す。
す。
【図２】この発明にかかる空気浄化装置の断面図を示
す。
す。
【図３】この発明にかかる空気浄化装置の浄化ユニット
を示す。
を示す。
【図４】この発明にかかる空気浄化装置に使うハニカム
体を示す。
体を示す。
【図５】この発明にかかる空気浄化装置においてハニカ
ム体を角度をもって設置される状態を示す図を示す。
ム体を角度をもって設置される状態を示す図を示す。
１ ケーシング ２ 空気流入口 ３ 空気流出口 ５ 通気ファン ３０ 浄化ユニット ３４ ハニカム体 ３５ ハニカム体 Ｌ 紫外線ランプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年９月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】風路部材１０の間には浄化ユニット３０が
着脱自在に設置される。この浄化ユニット３０は図３に
示すようなもので全体が矩形筒状のユニットで構成され
る。浄化ユニット３０は、その内部に空気入口３１から
空気出口３２に向かって、ハニカム体３４、紫外線ラン
プＬ、ハニカム体３５が順に配置される。紫外線ランプ
Ｌは、当該浄化ユニット３０の両側板にその外径より僅
かに大きい径の開口が形成され、給電端子が浄化ユニッ
ト３０から突出する形で構成され、当該浄化ユニット３
０をケーシング１に組み込んだ時にケーシング１に取り
付けられたソケットに給電端子が接続されるようにな
る。また、浄化ユニット３０には、ハニカム体３５の下
流側に必要に応じて、オゾン除去用のハニカム体４０を
配置することができる。
着脱自在に設置される。この浄化ユニット３０は図３に
示すようなもので全体が矩形筒状のユニットで構成され
る。浄化ユニット３０は、その内部に空気入口３１から
空気出口３２に向かって、ハニカム体３４、紫外線ラン
プＬ、ハニカム体３５が順に配置される。紫外線ランプ
Ｌは、当該浄化ユニット３０の両側板にその外径より僅
かに大きい径の開口が形成され、給電端子が浄化ユニッ
ト３０から突出する形で構成され、当該浄化ユニット３
０をケーシング１に組み込んだ時にケーシング１に取り
付けられたソケットに給電端子が接続されるようにな
る。また、浄化ユニット３０には、ハニカム体３５の下
流側に必要に応じて、オゾン除去用のハニカム体４０を
配置することができる。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】ハニカム体３４、３５の角度をもって配置
させる方法は、図５に示すように、浄化ユニット３０の
底板３６に案内部材３７を固定して、この案内部材３７
に挿入する方法がある。しかし、このような構造に限る
ものではなく、その他の構造であってもよい。さらに
は、ハニカム体の構造そのものを変化させて実質的に通
気孔が曲げられるようなものでもよく、この場合は浄化
ユニット３０の底板３６に対して略垂直にハニカム体３
４、３５を挿入すれば足りる。さらには、この実施例で
はハニカム体３４、３５の両方が角度をもって配置され
ているが、空気流入口２、空気流出口３の形状や位置関
係によって、遮光が問題にならないような場合には、い
ずれか一方だけを角度をもって配置させる構成に適宜す
ることができる。また、実施例で示したオゾン除去用ハ
ニカム体も必要に応じて斜めに配置させることができ、
遮光効果を高めることができる。この発明における通気
孔Ｃの曲げられた角度は、紫外線ランプＬからの放射光
を遮光することができて、かつ、乱流を発生させ光作用
を効果的に行わせることができる角度であればよく、例
えば５°〜１５°程度であるが、その数値は、ハニカム
体の幅、通気孔の大きさ、紫外線ランプの強度、通気フ
ァンの回転力、空気流入口の大きさによって適宜変化す
る。
させる方法は、図５に示すように、浄化ユニット３０の
底板３６に案内部材３７を固定して、この案内部材３７
に挿入する方法がある。しかし、このような構造に限る
ものではなく、その他の構造であってもよい。さらに
は、ハニカム体の構造そのものを変化させて実質的に通
気孔が曲げられるようなものでもよく、この場合は浄化
ユニット３０の底板３６に対して略垂直にハニカム体３
４、３５を挿入すれば足りる。さらには、この実施例で
はハニカム体３４、３５の両方が角度をもって配置され
ているが、空気流入口２、空気流出口３の形状や位置関
係によって、遮光が問題にならないような場合には、い
ずれか一方だけを角度をもって配置させる構成に適宜す
ることができる。また、実施例で示したオゾン除去用ハ
ニカム体も必要に応じて斜めに配置させることができ、
遮光効果を高めることができる。この発明における通気
孔Ｃの曲げられた角度は、紫外線ランプＬからの放射光
を遮光することができて、かつ、乱流を発生させ光作用
を効果的に行わせることができる角度であればよく、例
えば５°〜１５°程度であるが、その数値は、ハニカム
体の幅、通気孔の大きさ、紫外線ランプの強度、通気フ
ァンの回転力、空気流入口の大きさによって適宜変化す
る。
Claims (1)
- 【請求項１】空気流入口および空気流出口を有するケー
シングと、この空気流入口から外部の空気をケーシング
内に取り入れてこれを前記空気流出口に向かって流過さ
せる通気ファンと、前記ケーシング内の空気流通路上に
位置する多数の通気孔を有するハニカム体と、この通気
孔の内面に向けて紫外線を照射する紫外線ランプを有し
てなり、 前記ハニカム体の通気孔の内面には紫外線の照射により
励起される光励起触媒物質が担持され、当該通気孔は空
気の流れる方向に対して角度をもって配置されることを
特徴とする光作用による空気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7247058A JPH0966096A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 光作用による空気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7247058A JPH0966096A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 光作用による空気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966096A true JPH0966096A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17157802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7247058A Pending JPH0966096A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 光作用による空気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0966096A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000135418A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-05-16 | Kg Pack Kk | 気体処理用エレメントおよび気体処理用装置 |
| JP2000167353A (ja) * | 1998-12-02 | 2000-06-20 | Denso Corp | 空気清浄装置 |
| EP1025895A1 (en) * | 1997-10-14 | 2000-08-09 | Daikin Industries, Limited | Air cleaner |
| JP2004504869A (ja) * | 2000-07-11 | 2004-02-19 | マイクロジェニックス テクノロジーズ エルティーディー | 空気清浄方法及び装置 |
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| JP2007130042A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Seki:Kk | 光触媒を用いた空気浄化装置 |
| JP2010227840A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Nanocreate Co Ltd | 空気清浄装置 |
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| IT202000019858A1 (it) * | 2020-08-10 | 2022-02-10 | Extra Corporeal Solutions S R L | Apparecchiatura per il trattamento dell’aria |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7247058A patent/JPH0966096A/ja active Pending
Cited By (16)
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