JP2509467Y2 - フェンダ−トリムモ−ル取付装置 - Google Patents

フェンダ−トリムモ−ル取付装置

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JP2509467Y2
JP2509467Y2 JP1987117170U JP11717087U JP2509467Y2 JP 2509467 Y2 JP2509467 Y2 JP 2509467Y2 JP 1987117170 U JP1987117170 U JP 1987117170U JP 11717087 U JP11717087 U JP 11717087U JP 2509467 Y2 JP2509467 Y2 JP 2509467Y2
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JP
Japan
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fender
trim molding
edge
mounting
mounting piece
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JP1987117170U
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JPS6422582U (ja
Inventor
聡 土井
Original Assignee
ナガタコーギョウ 株式会社
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用のフェンダートリムモール取付装
置。詳しくはトリムモールのフランジ部へ取付けた取付
片の曲げ代を曲げ返して、トリムモールのフランジ部と
フェンダーの縁部とを挟持させることにより、フェンダ
ーの縁部の広狭に関係なく一様に確実なトリムモールの
取付けができる取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車のフェンダーへトリムモールを取付ける
には、第10図に示すようにトリムモール8へ取付片9を
スポット溶接して、この取付片9を同図に示すようにフ
ェンダー10へビス11止めするか、第11図に示すようにト
リムモール8へ折曲げクリップ12をスポット溶接して、
このクリップ12を同図に示すようにフエンダー10の縁へ
曲げ付けるか、第12図に示すようにトリムモール8へ折
曲げクリップ12をリベット13によりかしめ付けて、これ
を同図に示すようにフェンダー10へ曲げ付けるか、第13
図に示すようにトリムモール8とは別体のU形クリップ
14を形成して、このクリップ14で同図に示すようにフェ
ンダー10とトリムモール8の重り部を挾ませるか、第14
図に示すようにトリムモール8から直接爪15を出して、
この爪15を同図に示すように折り曲げクリップ12と同様
にフェンダー10に曲げ付けるか、第15図に示すようにト
リムモール8に孔16をあけて、この孔16から同図に示す
ようにフェンダー10の下孔17へタッピングビス18をねじ
こむ、などの装置が一般に用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した従来の取付装置のうち、第10図、第11図に示
すものは、トリムモール8の材質が溶接可能な鉄かステ
ンレスに限定されて、溶接できない他の材料には利用で
きない。
第12図に示すものは、リベット13のかしめ部が突出し
て、フェンダー10と干渉するため安定した取付けが出来
ない。
第13図に示すものは、実公昭52-9695号公報により公
知のもので、フェンダー10にトリムモール8を添え付
け、そのフランジ部とフェンダーの縁部とをコ字状クリ
ップ14により挟ませるとき、クリップに設けた係止突起
をフランジ部に設けた孔に係合させて脱落を防止するか
ら、フェンダーの縁部の巾がトリムモールのフランジ部
の巾よりも広いと、係止突起が孔に係合しないため、取
付けたトリムモールが振動や他物の接触程度でたやすく
脱落してしまうため、車種毎にこれに合う専用のトリム
モールとクリップを製作しなければならない。
第14図に示すものは、爪15がトリムモール8と一体形
成されるから、型費、製作行程共に減少するが、材料の
歩留りが悪くなって製品をコストアップさせ、又、メッ
キを施した場合は、表面硬化を生じて、曲げにより爪が
折れてしまう。
第15図に示すものは、フェンダー10に穿孔する際、切
り粉がフェンダー10とトリムモール8との間へ入り込ん
で抜けずに残り、錆を生じてこれがフェンダー8の孔あ
け部に移って腐蝕を進行させる。
等各装置がそれぞれに問題点を有するものである。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するためにな
されたもので、トリムモールのフランジ部に取付けた取
付片にフランジ部より内方へ突出する曲げ代を設け、こ
の曲げ代をトリムモールのフランジ部とフェンダーの縁
部とを挟むように曲げ返すことにより、フェンダーの縁
部の巾の広狭に関係なくトリムモールを一様に確実に取
付けることができるトリムモール取付装置を提供するこ
とを目的としている。
ロ.考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案に係るフェンダートリムモール取付装置は、以
下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)フェンダー2の端縁の表側に添え付けて被覆した
トリムモール1の取付用フランジ部aが所定の間隔で複
数の孔3を有し、これらの孔3にはそれぞれ取付片4が
挿し通されていること (ロ)上記取付片4は上記孔3の縁に係止する係止部5
と、フェンダー2の裏側に曲げ返された曲げ代4′とを
備え、上記フェンダー2の端部と上記トリムモール1の
取付用フランジ部aとを挟み付けていること (作用) 前記のように構成される本考案の装置は、トリムモー
ル1のフランジ部aにあけた孔3に取付片4を通し、そ
の一端に形成した係止部5を孔縁に係止させて取付片4
の曲げ代4′を前記フランジ部aの内方に突出させ、ト
リムモール1を第3図に示すようにフェンダー2の外側
に添えて、前記取付片4の曲げ代4′をトリムモール1
のフランジ部aとフェンダー2の縁部とを挾み付けるよ
うに曲げ返すと、トリムモール1はフェンダー2の縁部
の巾が広くても狭くても曲げ代4′の返り量が変化する
だけで挟持によるトリムモールの取付けは一様に確実に
行うものである。
(実施例) 以下に本考案に関する装置の実施の一例を図面に基づ
いて説明する。
図面第1図〜第3図は第一の実施例を示すもので、こ
の実施例において1はトリムモールで、例えば黄銅等の
材料により自動車におけるフェンダー2の端縁の表側に
添え付けて覆う形状に形成し、その表面に金又はクロー
ム等のメッキを施し、取付用フランジ部aの部分には、
後記する取付片を取付けるための長孔3を所定の間隔で
複数個(図面には1個だけ示す)あけ、これらの孔3は
内側の巾が狭くなる段3′付き孔としてある。
4は取付片で、比較的薄くても強い挾持力が得られる
例えばステンレス等の材料により形成し、その一端に切
込みb、bの部分から第1図に鎖線で示すように直角に
曲げた係止部5を設け、この係止部5を前記フランジ部
aの孔3内へ挿入して、更に直角に曲げて実線のように
U字形とし、係止部5で離脱しないように取付けて、そ
の曲げ代4′をフランジ部aより内方へ突出させる。
そして、トリムモール1をフェンダー2の外側に添
え、前記曲げ代4′をトリムモール1のフランジ部5と
フェンダー2の縁部とを挟み付けるようにフェンダー2
の裏側に曲げ返すと、トリムモール1はフェンダー2へ
取付けられるもので、この取付け状態はフェンダー2の
縁部の巾が広くても狭くても曲げ代4′の返り量が変化
するだけで常に一様に確実に行われるものである。
尚、前記した取付片4の曲げ代4′の中間には第2図
に示すように切込みc、cを入れて置くと曲げ返しの操
作が容易に行われる。
第5図及び第6図は、第二の実施例を示すもので、こ
の実施例はトリムモール1のフランジ部aにあける複数
の孔3を長孔とし、取付片4はその先端にトリムモール
1の厚さに合う鈎部を有し、その先に巾の広い係止部5
を設けた構成として、前記長孔3に上側から取付片4を
挿し通し、これを曲げ代4′がフランジ部aの内方へ突
出するように倒すと、取付片4が係止部5によりトリム
モール1へ離脱しないように取付けられるもので、この
実施例も取付片4の曲げ代4′をトリムモール1のフラ
ンジ部aとフェンダー2の縁部を挟むように曲げ返し
て、フエンダー2の縁部の巾の広狭に関係なく一様に確
実な取り付けができる点は前記実施例と同様である。
第7図〜第9図は第三の実施例を示すもので、トリム
モール1のフランジ部aに切り曲げによりフランジ部a
と平行するスリット孔3を設け、取付片4を一端に巾が
広い係止部5有し、この係止部5の近くに係止部5側が
ほぼ直角をなし、反対側が緩やかな斜面をなすストッパ
ー7を抜き起こして、このストッパー7を取付片4を孔
3に挿し通すとき倒れさせ、孔3を通過すると起きて孔
縁に係合させることにより、取付片4を曲げ代4′がフ
ランジ部aの内方へ突出した状態で離脱しないようにト
リムモール1へ取り付けたもので、取付片4の曲げ代
4′の曲げ返しによりトリムモール1のフランジ部aと
フェンダー2の縁部を挟ませて、フェンダー2の縁部の
巾の広狭に関係なく一様に確実なトリムモールの取付け
ができる点は前記の二つの実施例と同様である。
ハ.考案の効果 前記のように本考案の装置は、車種によってフェンダ
ーの縁部の巾に広狭の相違があっても、この相違には関
係なく一様に確実なトリムモールの取付けができるか
ら、一種で多数の車種に対応できる汎用性があり、甚だ
便利で経済的であるし、又、曲げ代の曲げ返しでトリム
モールのフランジ部とフェンダーの縁部とを挟持させれ
ば、振動や他物が接する程度では離脱しない強固な取付
けが可能であり、しかもこの装置のトリムモールと取付
片は加工が容易で、結合の必要もなく、最少限の材料に
より形成されるから、材料歩留も良くて製品のコストが
安いし、又、孔に係止部により係止して、曲げ代の曲げ
返しによりフェンダーへ止める方式は、溶接ができない
材質にも利用可能で、材料的な制約を受けない特徴を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置の第一実施例に用いたトリ
ムモールと取付片の分解斜視図。第2図は第一実施例に
よるトリムモールの取付状態を示す一部の底面図。第3
図は同上の縦断正面図。第4図は同上トリムモールを取
付けた自動車の側面図。第5図は第二の実施例に用いた
トリムモールと取付片の分解斜視図。第6図は同上トリ
ムモールの取付状態を示す縦断正面図。第7図は第三の
実施例に用いたトリムモールと取付片の分解斜視図。第
8図は同上トリムモールの取付状態を示す縦断正面図。
第9図は第7図の取付片にストッパーを抜き起した例を
示す斜視図。第10図〜第15図は従来のフェンダートリム
モール取付装置の各例を示す縦断正面図である。 図中1はトリムモール、2はフェンダー、3は孔、4は
取付片、4′は曲げ代、5は係止部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の要件を備えたことを特徴とするフェ
    ンダートリムモール取付装置。 (イ)フェンダー2の端縁の表側に添え付けて被覆した
    トリムモール1の取付用フランジ部aが所定の間隔で複
    数の孔3を有し、これらの孔3にはそれぞれ取付片4が
    挿し通されていること (ロ)上記取付片4は上記孔3の縁に係止する係止部5
    と、フェンダー2の裏側に曲げ返された曲げ代4′とを
    備え、上記フェンダー2の端部と上記トリムモール1の
    取付用フランジ部aとを挟み付けていること
JP1987117170U 1987-07-30 1987-07-30 フェンダ−トリムモ−ル取付装置 Expired - Lifetime JP2509467Y2 (ja)

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JPS5645433Y2 (ja) * 1975-07-08 1981-10-23
JPS5217516Y2 (ja) * 1975-07-10 1977-04-20

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