JP2509278B2 - タイヤ滑り止め具用緊締バンドのゴム組成物と緊締バンド - Google Patents
タイヤ滑り止め具用緊締バンドのゴム組成物と緊締バンドInfo
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- JP2509278B2 JP2509278B2 JP63029499A JP2949988A JP2509278B2 JP 2509278 B2 JP2509278 B2 JP 2509278B2 JP 63029499 A JP63029499 A JP 63029499A JP 2949988 A JP2949988 A JP 2949988A JP 2509278 B2 JP2509278 B2 JP 2509278B2
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- JP
- Japan
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- parts
- weight
- tightening band
- rubber
- rubber composition
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C27/00—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
- B60C27/06—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables
- B60C27/10—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables having tensioning means
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は自動車用タイヤの周面に装着される滑り止
め具用の緊締バンドのゴム組成物及びこの組成物が加硫
されてなる緊締バンドに関する。
め具用の緊締バンドのゴム組成物及びこの組成物が加硫
されてなる緊締バンドに関する。
（従来の技術） 自動車用タイヤの周面に装着される所謂スノーチェン
（ネット）と称されるタイヤ滑り止め具は広く使用され
ている。この滑り止め具をタイヤに装着するには、滑り
止め具をタイヤ周面に巻回し、該滑り止め具の両端を連
結した後に止め具の内側縁を締付けロープにてタイヤ中
心へ向けて緊締させ、次いで、止め具の外側縁に所定間
隔のもとに設けられる各掛止部に固定された連結フック
に輪形状に形成された緊締バンドを張架し、滑り止め具
の外側縁をタイヤ中心へ向けて締付けることによって行
っている。
（ネット）と称されるタイヤ滑り止め具は広く使用され
ている。この滑り止め具をタイヤに装着するには、滑り
止め具をタイヤ周面に巻回し、該滑り止め具の両端を連
結した後に止め具の内側縁を締付けロープにてタイヤ中
心へ向けて緊締させ、次いで、止め具の外側縁に所定間
隔のもとに設けられる各掛止部に固定された連結フック
に輪形状に形成された緊締バンドを張架し、滑り止め具
の外側縁をタイヤ中心へ向けて締付けることによって行
っている。
前記緊締バンドはゴムで形成されており、このゴム組
成物は強度を考慮して天然ゴムとスチレンブタジェンゴ
ムを主体としたものである。
成物は強度を考慮して天然ゴムとスチレンブタジェンゴ
ムを主体としたものである。
（解決しようとする課題） しかしながら前記従来の緊締バンドは０℃以下の低温
になると硬化が進行し装着が困難となる欠点があった。
になると硬化が進行し装着が困難となる欠点があった。
本発明は上記従来のゴム組成物を改良して低温性能を
向上させ、低温での緊締バンドの装着性を容易にするこ
とを目的とする。
向上させ、低温での緊締バンドの装着性を容易にするこ
とを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するためのゴム組成物とし
て、天然ゴム50〜60重量部、ブタジェンゴム30〜40重量
部、スチレンブタジェンゴム５〜20重量部を含有するゴ
ム100重量部に対し、カーボンブラック50〜60重量部及
び硫黄と加硫促進剤とで４重量部以上をそれぞれ含有し
ているものを採用した。
て、天然ゴム50〜60重量部、ブタジェンゴム30〜40重量
部、スチレンブタジェンゴム５〜20重量部を含有するゴ
ム100重量部に対し、カーボンブラック50〜60重量部及
び硫黄と加硫促進剤とで４重量部以上をそれぞれ含有し
ているものを採用した。
（実施例） 本発明に使用するゴムは上記の如く天然ゴムとブタジ
ェンゴムおよびスチレンブタジェンゴムよりなるプレー
ド物である。こゝで全ゴム分100重量部に対する天然ゴ
ムの割合は50〜60重量部、ブタジェンゴムの割合は30〜
40重量部、スチレンブタジェンゴムの割合は５〜20重量
部とされている。
ェンゴムおよびスチレンブタジェンゴムよりなるプレー
ド物である。こゝで全ゴム分100重量部に対する天然ゴ
ムの割合は50〜60重量部、ブタジェンゴムの割合は30〜
40重量部、スチレンブタジェンゴムの割合は５〜20重量
部とされている。
天然ゴムは緊締ゴムバンドの引張り強さ、引裂強さが
要求されるので50重量部以上含まれなければならず、ま
た後記するブタジェンゴム、スチレンブタジェンゴムの
配合量との関係で上限は60重量部である。
要求されるので50重量部以上含まれなければならず、ま
た後記するブタジェンゴム、スチレンブタジェンゴムの
配合量との関係で上限は60重量部である。
また、スチレンブタジェンゴムは破断強度が大きく滑
り止め具用緊締バンドとしては10〜20重量部が必要であ
る。
り止め具用緊締バンドとしては10〜20重量部が必要であ
る。
ブタジェンゴムは滑り止め具の低温特性を確保するた
め30〜40重量部が必要不可欠であり、このさい30重量部
以下では低温時のゴム硬化が大きく、40重量部以上では
破断強度、伸びが小さく好ましくない。
め30〜40重量部が必要不可欠であり、このさい30重量部
以下では低温時のゴム硬化が大きく、40重量部以上では
破断強度、伸びが小さく好ましくない。
次に本発明に使用するカーボンブラックは上記ゴム分
100重量部に対し50〜60重量部であることが必要で、50
重量部以下では耐摩耗性および加硫ゴムの引張り強度や
モジェラスの低下が避けられない。また60重量部を超え
て配合すると伸びが不足すると共に硬度が増加して本発
明の目的には合致しない。なお本発明で使用するカーボ
ンブラックの種類は適宜公知のものを使用できる。
100重量部に対し50〜60重量部であることが必要で、50
重量部以下では耐摩耗性および加硫ゴムの引張り強度や
モジェラスの低下が避けられない。また60重量部を超え
て配合すると伸びが不足すると共に硬度が増加して本発
明の目的には合致しない。なお本発明で使用するカーボ
ンブラックの種類は適宜公知のものを使用できる。
次に本発明に使用する硫黄量としては、上記ゴム分10
0重量部に対し硫黄と加硫促進剤とで４重量部以上が必
要であり、また、本発明では100％モジュラスが常温（2
5℃）では40kg/cm2以上で、低温（−25℃）では80kg/cm
2以下であり、前記カーボンブラック、硫黄と加硫促進
剤の限定量と共にタイヤ滑り止め具用緊締バンドが、そ
の走行中に遠心力によるチェン（ネット）のずれや、フ
ック外れが生じないための必要不可欠なものである。
0重量部に対し硫黄と加硫促進剤とで４重量部以上が必
要であり、また、本発明では100％モジュラスが常温（2
5℃）では40kg/cm2以上で、低温（−25℃）では80kg/cm
2以下であり、前記カーボンブラック、硫黄と加硫促進
剤の限定量と共にタイヤ滑り止め具用緊締バンドが、そ
の走行中に遠心力によるチェン（ネット）のずれや、フ
ック外れが生じないための必要不可欠なものである。
なお、本発明においては通常ゴム組成物に配合される
加硫促進助剤、老化防止剤その他が適宜配合される。
加硫促進助剤、老化防止剤その他が適宜配合される。
以下、下記表に示す実施例、比較例により本発明を具
体的に説明する。なお表中の配合量は重量部であり、特
性の評価は以下の方法で行った。
体的に説明する。なお表中の配合量は重量部であり、特
性の評価は以下の方法で行った。
恒温槽中で、JIS K6301に基づき実施した。
（発明の効果） 上記表から、本発明においてゴム分、カーボンブラッ
ク量、硫黄と加硫促進剤の特定量からなるゴム組成物の
加硫製品であるタイマ滑り止め用緊締バンドは、100％
モジュラスが常温では40kg/cm2以上で、低温では80％kg
/cm2以下であり、破断強度、伸びを保持したまゝ低温で
の装着作業性を改良できたものであり、また低温走行後
のたるみも改善されたことが明らかとなった。
ク量、硫黄と加硫促進剤の特定量からなるゴム組成物の
加硫製品であるタイマ滑り止め用緊締バンドは、100％
モジュラスが常温では40kg/cm2以上で、低温では80％kg
/cm2以下であり、破断強度、伸びを保持したまゝ低温で
の装着作業性を改良できたものであり、また低温走行後
のたるみも改善されたことが明らかとなった。
Claims (2)
- 【請求項１】天然ゴム50〜60重量部、ブタジェンゴム30
〜40重量部、スチレンブタジェンゴム５〜20重量部を含
有するゴム100重量部に対し、カーボンブラック50〜60
重量部及び硫黄と加硫促進剤とで４重量部以上をそれぞ
れ含有していることを特徴とするタイヤ滑り止め具用緊
締バンドのゴム組成物。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項記載の組成物が加硫
されて100％モジュラスが常温では40kg/cm2以上で、低
温では80kg/cm2以下であることを特徴とするタイヤ滑り
止め具用緊締バンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63029499A JP2509278B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | タイヤ滑り止め具用緊締バンドのゴム組成物と緊締バンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63029499A JP2509278B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | タイヤ滑り止め具用緊締バンドのゴム組成物と緊締バンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01204809A JPH01204809A (ja) | 1989-08-17 |
| JP2509278B2 true JP2509278B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=12277772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63029499A Expired - Lifetime JP2509278B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | タイヤ滑り止め具用緊締バンドのゴム組成物と緊締バンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2509278B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006117178A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ用滑り止め具 |
| CN103709458A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-09 | 芜湖万润机械有限责任公司 | 一种高强度混合橡胶料 |
| CN107151353A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-09-12 | 合肥帧讯低温科技有限公司 | 一种高韧低温保温材料及其制备工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55135149A (en) * | 1979-04-11 | 1980-10-21 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Tire tread rubber composition and tire produced therefrom |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63029499A patent/JP2509278B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55135149A (en) * | 1979-04-11 | 1980-10-21 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Tire tread rubber composition and tire produced therefrom |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01204809A (ja) | 1989-08-17 |
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