JP2508874Y2 - 油圧操作弁の取付構造 - Google Patents

油圧操作弁の取付構造

Info

Publication number
JP2508874Y2
JP2508874Y2 JP1990065167U JP6516790U JP2508874Y2 JP 2508874 Y2 JP2508874 Y2 JP 2508874Y2 JP 1990065167 U JP1990065167 U JP 1990065167U JP 6516790 U JP6516790 U JP 6516790U JP 2508874 Y2 JP2508874 Y2 JP 2508874Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
operated valve
hydraulically operated
hydraulic pump
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990065167U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0426252U (ja
Inventor
泰弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1990065167U priority Critical patent/JP2508874Y2/ja
Publication of JPH0426252U publication Critical patent/JPH0426252U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508874Y2 publication Critical patent/JP2508874Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパワーショベル等の油圧操作弁の取付構造に
係わり、特にエンジンルームに内装した油圧操作弁の取
付構造に関する。
(従来の技術) 従来の油圧式パワーショベル等においては、エンジン
ルームに油圧ポンプを一体としたエンジンを内装し、油
圧ポンプの吐出油を切換える操作弁は、エンジンルーム
とは別に設けた外装の中で、フロァフレームの下に設置
した構造のものが一般に用いられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記のようにフロァフレームの下に設け
た構造では油圧操作弁の切換えによる騒音が大きく、ま
た、油の熱が隔離されて逃げ場がないため、その上部に
あるオペレータ室の周囲が加熱され、したがってオペレ
ータの居住性が悪くなる等の問題があった。
さらに、フロァフレームの下に設けた構造において
は、これら操作弁の点検を行うのは容易でなく、点検整
備の点からも問題であった。
本考案はこれに鑑み、油圧操作弁をエンジンルーム内
に配置し、さらにエンジンに取り付けることによって、
パワーユニットを集中的に配置して外装でカバーするこ
とにより、前記のような問題点の解決を図った油圧操作
弁の取付構造を提供することを目的としてなされたもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、車体フレームに搭
載されたエンジンと、エンジンのフライホイールハウジ
ングに取着された油圧ポンプと、油圧ポンプからの吐出
油を切り換える油圧操作弁とを有し、エンジンおよび油
圧ポンプをエンジンルーム内に装着した建設機械の油圧
操作弁の取付構造において、エンジンのフライホイール
ハウジングに取着されたブラケットと、エンジンルーム
内に配置され、かつ、油圧ポンプの上方でブラケットに
取着された油圧操作弁からなる。また、油圧操作弁は車
体フレームに対して傾斜してブラケットに取着されてい
る。
(作用) 上記構成によれば、操作弁で発生した油圧騒音や油の
熱はエンジンルームで遮断され、オペレータの周囲が熱
せられることがなくなると共に、操作弁の整備点検もエ
ンジンルームのカバーの開放により外から容易に行え
る。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例を参照
して説明する。
本考案にかかるエンジンルームに配置した油圧操作弁
は、油圧式パワーショベル等のエンジンルーム1内の車
体フレーム2に、油圧ポンプ4を直結したエンジン3を
装着すると共に、前記油圧ポンプ4の上方で、かつ前記
エンジン3に設けたブラケット5に、前記油圧ポンプ4
の吐出油を切換える複数個の操作弁6,7を後傾して装着
したものにより構成されている。
そして前記エンジンルーム1は外装8,9によりカバー
されている。
エンジン3は前後左右4ヶ所において車体フレーム2
にゴムマウント10により取り付けられている。これによ
りエンジン3の振動は車体フレーム2には直接伝わらな
いことになる。
前記エンジン3のフライホイールハウジング11には、
中心部に設けられた油圧ポンプ4に干渉しないように上
部に取り付けボルト穴12の複数個を使用したブラケット
5が設けられ、ブラケット5は車体フレーム2に対して
傾斜した油圧操作弁6、7を取着する傾斜した傾斜板5a
を有している。
また、このブラケット5には油圧ポンプ4からの吐出
油を各アクチュエータに導く複数個の操作弁6,7がそれ
ぞれ取着されている。
前記操作弁6,7はブラケット5に対して後に傾斜する
ように配置されており、したがって水平方向や垂直方向
に配置する場合よりも、スペースの点で、狭いエンジン
ルーム1を有効に活用することができる。すなわち、水
平配置ではエンジンルーム1の奥行が広くなる問題があ
り、また、垂直方向では高さが高くなる問題があるから
である。
このような配置により油圧機器の振動もエンジン3の
ゴムマウント10を介しているため、車体フレーム2には
伝わり難いものとなっている。
前記エンジンルーム1の前側は運転室となるキャビン
13となっており、その境界には外装8が設けられ、エン
ジンルーム1内の熱や騒音はキャビン13には伝播しない
ようにしてある。
エンジンルーム1の後面には、外装9が上部に設けた
ヒンジ14により開閉自在に設けられている。したがって
エンジン3や油圧ポンプ4および油圧操作弁8等の点検
の場合には、外装9を開いて行える。
エンジンルーム1内は、ラジエータ、オイルクーラの
冷却のためのファン15により、車体右側16より空気を吸
い込み、車体左側下部17へ放出することにより、油圧に
より発生した熱を放出する。
また、外装8,9には必要に応じ、吸音材等を貼りつけ
て密閉すれば、より防音防熱効果が得られる。
そして前記操作弁7,8から図示しないモータやスイベ
ルジョイントおよび作業機等に至るゴムホース群18や、
操作弁7,8に戻るゴムホース18は、前記エンジンルーム
1に設けられた通路穴19よりルーム1外に出てそれぞれ
のアクチュエータに導かれて油圧による作業が行われ
る。
このように油圧操作弁6,7は、従来からのエンジン3
や油圧ポンプ4を含めてエンジンルーム1内において、
常時密閉状態に置かれていることになる。図中、20はコ
ントロール用のケーブル、21、22はエルボーである。
なお、操作弁6,7の配置において、第1図および第2
図では両操作弁6,7が多連弁の場合を示したが、第3図
に示すように単独の操作弁23,24の2個の場合、操作弁
を背中合わせとして、操作弁を操作するケーブル20を前
方にある運転室の方に纏めることもできる。
また、第3図のものを第4図のように共通のボデイを
有する操作弁25としてもよい。
本考案の油圧操作弁は実施例においてパワーショベル
の場合について説明したが、パワーショベルに限定する
ものではなく類似の作業機に適用できるものであること
は云うまでもない。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、油圧式パワーショベル
等のエンジンルーム内の車体フレームに、油圧ポンプを
直結したエンジンを装着すると共に、前記油圧ポンプの
上方で、かつ前記エンジンに設けたブラケットに、前記
油圧ポンプの吐出油を切換える複数個の操作弁を後傾し
て装着したから、エンジン室内の既存の空間を有効に利
用することができ、しかも常時密閉状態に置かれて油圧
による騒音が低減され、また、油圧の熱がエンジンルー
ム内に隔離される。
したがって従来のようにフロァフレームの下に設けら
れていた場合のように、油圧の熱によりオペレータの周
囲が加熱されることがなくなると共に、騒音やエンジン
の振動の伝播も防止されることになり、オペレータの居
住性向上すると共に、油圧操作弁の点検整備も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案にかかる油圧操作弁の一実施
例を示し、第1図は側面図、第2図は第1図の後面図、
第3図は第1図および第2図の他の実施例、第4図は第
3図の変形例である。 1……エンジンルーム、2……車体フレーム、3……エ
ンジン、4……油圧ポンプ、5……ブラケット、6,7…
…操作弁、8,9……外装、23,24,25……操作弁。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームに搭載されたエンジンと、エ
    ンジンのフライホイールハウジングに取着された油圧ポ
    ンプと、油圧ポンプからの吐出油を切り換える油圧操作
    弁とを有し、エンジンおよび油圧ポンプをエンジンルー
    ム内に装着した建設機械の油圧操作弁の取付構造におい
    て、エンジンのフライホイールハウジングに取着された
    ブラケットと、エンジンルーム内に配置され、かつ、油
    圧ポンプの上方でブラケットに取着された油圧操作弁か
    らなることを特徴とする油圧操作弁の取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧操作弁の取付構造にお
    いて、油圧操作弁は車体フレームに対して傾斜してブラ
    ケットに取着されている油圧操作弁の取付構造。
JP1990065167U 1990-06-20 1990-06-20 油圧操作弁の取付構造 Expired - Lifetime JP2508874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990065167U JP2508874Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 油圧操作弁の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990065167U JP2508874Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 油圧操作弁の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0426252U JPH0426252U (ja) 1992-03-02
JP2508874Y2 true JP2508874Y2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=31596758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990065167U Expired - Lifetime JP2508874Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 油圧操作弁の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508874Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350955B2 (ja) * 1980-12-15 1988-10-12 Yaskawa Denki Seisakusho Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510043Y2 (ja) * 1986-09-13 1993-03-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350955B2 (ja) * 1980-12-15 1988-10-12 Yaskawa Denki Seisakusho Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0426252U (ja) 1992-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8006991B2 (en) Construction machine
US6431299B1 (en) Cooling air ducting for excavator
US6866332B2 (en) Operator's room for work machine
JP2508874Y2 (ja) 油圧操作弁の取付構造
JP2945576B2 (ja) バックホウのボンネット構造
JPH10140613A (ja) 建設機械
JP2006168612A (ja) 建設機械におけるメンテナンス構造
JP2511364Y2 (ja) 作業車両
JP2009202684A (ja) 作業車両のラジエータ取付構造
JP2837086B2 (ja) 旋回式掘削装置
JP4505833B2 (ja) 建設機械のキャブ装置
JP2003268805A (ja) 建設機械の運転室構造
KR100363487B1 (ko) 백호
JPS5911782Y2 (ja) 作業車両の騒音低減装置
JP2000336610A (ja) ロードローラ
JP2000038967A (ja) 作業車両における運転席へのエンジン放射熱遮断構造
JP2002302067A (ja) 作業車両の遮音構造
JPH0546528U (ja) 建設機械の吸気ダクト装置
JPH08302737A (ja) 旋回作業機の上部構造
JP3300635B2 (ja) 旋回式建設機械
JP2000027235A (ja) 小旋回形油圧ショベルにおける旋回フレーム
JPH0715891Y2 (ja) 電動式パワーシヨベルの電動モータ取付装置
JPH11256612A (ja) 建設機械の防音装置
EP0499640A1 (en) Sound- and heat-proofing apparatus of hydraulic operation valve
JPS5939150Y2 (ja) エンジンの騒音防止装置