JP2508665Y2 - グリルの取付構造 - Google Patents
グリルの取付構造Info
- Publication number
- JP2508665Y2 JP2508665Y2 JP12985890U JP12985890U JP2508665Y2 JP 2508665 Y2 JP2508665 Y2 JP 2508665Y2 JP 12985890 U JP12985890 U JP 12985890U JP 12985890 U JP12985890 U JP 12985890U JP 2508665 Y2 JP2508665 Y2 JP 2508665Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- bumper
- mounting hole
- mounting structure
- central portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両の前部に配設されるグリルの取付構
造に関する。
造に関する。
(従来の技術) 第4図において、車両のバンパ上縁とエンジン・フー
ド2前端縁及び一対のヘッド・ランプの間には、グリル
3が設けられている。従来、このグリル3は、フード・
ロック・ステー(図示せず)やフロント・エンド・アッ
パ・バーにクリップや固定ねじを用いて固定されてい
る。
ド2前端縁及び一対のヘッド・ランプの間には、グリル
3が設けられている。従来、このグリル3は、フード・
ロック・ステー(図示せず)やフロント・エンド・アッ
パ・バーにクリップや固定ねじを用いて固定されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、車両のデザイン上、グリルの高さが小さく
て取付用脚部を形成し難い形状がある。また、グリルと
ボデー部品(フード・ロック・ステーやフロント・エン
ド・アッパ・バー)との距離が大きくて、長い取付用脚
を形成しなければ取り付けられない場合があり、構造上
コスト高である。これらに対処する手段としては、グリ
ルの両側に配設されたヘッド・ランプ7,7を利用するこ
とも考えられるが、ヘッド・ランプ7がその光照射方向
をランプ・ハウジングの向きで調節される構造の場合、
これにグリル3を取り付けることはできない。また、グ
リルは、衝突時におけるバンパの変形を受け易く形成し
易いという問題もある。
て取付用脚部を形成し難い形状がある。また、グリルと
ボデー部品(フード・ロック・ステーやフロント・エン
ド・アッパ・バー)との距離が大きくて、長い取付用脚
を形成しなければ取り付けられない場合があり、構造上
コスト高である。これらに対処する手段としては、グリ
ルの両側に配設されたヘッド・ランプ7,7を利用するこ
とも考えられるが、ヘッド・ランプ7がその光照射方向
をランプ・ハウジングの向きで調節される構造の場合、
これにグリル3を取り付けることはできない。また、グ
リルは、衝突時におけるバンパの変形を受け易く形成し
易いという問題もある。
そこで、本考案は、グリルに近接して設けられている
バンパの存在に着目して、グリルの高さが小さく、ボデ
ー部品との間の距離が長くても容易に取り付けられるグ
リル取付構造を提供することを目的とする。
バンパの存在に着目して、グリルの高さが小さく、ボデ
ー部品との間の距離が長くても容易に取り付けられるグ
リル取付構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のグリル取付構造は、バンパ・フェースの長手
方向の略中央部に取付孔を設け、この取付孔の両側に車
体前後方向に延びていてバンパ・フェース後側縁に開口
する切欠を設け、グリルに形成した係合突起を上記切欠
にそれぞれ係合させ、上記取付孔に挿通した固定ねじを
グリルの長手方向略中央部にねじ込んで固定したことを
特徴とする。
方向の略中央部に取付孔を設け、この取付孔の両側に車
体前後方向に延びていてバンパ・フェース後側縁に開口
する切欠を設け、グリルに形成した係合突起を上記切欠
にそれぞれ係合させ、上記取付孔に挿通した固定ねじを
グリルの長手方向略中央部にねじ込んで固定したことを
特徴とする。
(作用) グリルは、バンパ・フェースの長手方向略中央部の取
付孔に挿通された固定ねじでバンパ・フェースに固定さ
れ、取付孔の両側に設けられた切欠に係合突起を係合さ
せられる。軽い衝突によってバンパ・フェースが押し込
まれると、グリルは、その中央部の固定部分で押し込ま
れるが、その両側は係合突起を切欠から外されるだけ
で、バンパの変形を伝達されない。
付孔に挿通された固定ねじでバンパ・フェースに固定さ
れ、取付孔の両側に設けられた切欠に係合突起を係合さ
せられる。軽い衝突によってバンパ・フェースが押し込
まれると、グリルは、その中央部の固定部分で押し込ま
れるが、その両側は係合突起を切欠から外されるだけ
で、バンパの変形を伝達されない。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図乃至第3図において、グリル3の底面部3cが当
接する部分のバンパ・フェース1には、長手方向中央部
に取付孔1aが形成され、その両側には切欠1b,1bが形成
されている。この切欠1b,1bは、車体前後方向に延びて
いて、バンパ・フェース後側縁に開口している。一方、
グリル3には、下向きに係合突起3aが形成されていて、
切欠1bに係合させられている。取付孔1aには、タッピン
グ・スクリューからなる固定ねじ4が挿通されていて、
グリル3にねじ込まれている。すなわち、グリル3は、
その中央部のみをねじ止めされて機械的にバンパ・フェ
ース1に固定され取り付けられていることになる。かか
る取付構造であると、グリルには、長い取付用脚を設け
る必要がない。なお、第1図と第2図において、符号5
はバンパ・リンホースを、同6はバンパ・コアをそれぞ
れ示している。
接する部分のバンパ・フェース1には、長手方向中央部
に取付孔1aが形成され、その両側には切欠1b,1bが形成
されている。この切欠1b,1bは、車体前後方向に延びて
いて、バンパ・フェース後側縁に開口している。一方、
グリル3には、下向きに係合突起3aが形成されていて、
切欠1bに係合させられている。取付孔1aには、タッピン
グ・スクリューからなる固定ねじ4が挿通されていて、
グリル3にねじ込まれている。すなわち、グリル3は、
その中央部のみをねじ止めされて機械的にバンパ・フェ
ース1に固定され取り付けられていることになる。かか
る取付構造であると、グリルには、長い取付用脚を設け
る必要がない。なお、第1図と第2図において、符号5
はバンパ・リンホースを、同6はバンパ・コアをそれぞ
れ示している。
そして、何かに軽く衝突すると、バンパ・フェース1
は、第1図に鎖線で示すように、車体内方に押し込まれ
る。すると、その中央部でバンパ・フェース1に結合さ
れているグリル3は、両端の係合突起3aと切欠1bとの係
合を外されて、連結部分である中央部を押されて衝突前
の姿勢と略平行に移動させられる。従って、グリル3
は、衝突時にもその姿勢が代わらず、バンパの変形が伝
達されないので破損を免れ、しかもグリル内方に配設さ
れた他の部材を損傷することがない。
は、第1図に鎖線で示すように、車体内方に押し込まれ
る。すると、その中央部でバンパ・フェース1に結合さ
れているグリル3は、両端の係合突起3aと切欠1bとの係
合を外されて、連結部分である中央部を押されて衝突前
の姿勢と略平行に移動させられる。従って、グリル3
は、衝突時にもその姿勢が代わらず、バンパの変形が伝
達されないので破損を免れ、しかもグリル内方に配設さ
れた他の部材を損傷することがない。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、高さの小さいグリル
であっても容易に取り付けることができ、しかもバンパ
の変形を伝達されないので、変形しない。
であっても容易に取り付けることができ、しかもバンパ
の変形を伝達されないので、変形しない。
第1図は本考案の実施例を示すグリル取付構造を示す車
両の前部斜視図、第2図は第1図中のII-II線断面図、
第3図は第1図中のIII-III線断面図、第4図はグリル
の設置位置を示す車両の前部斜視図である。 1……バンパ・フェース、2……エンジン・フード、1a
……取付孔、1b……切欠、3……グリル、3a……係合突
起、4……固定ねじ。
両の前部斜視図、第2図は第1図中のII-II線断面図、
第3図は第1図中のIII-III線断面図、第4図はグリル
の設置位置を示す車両の前部斜視図である。 1……バンパ・フェース、2……エンジン・フード、1a
……取付孔、1b……切欠、3……グリル、3a……係合突
起、4……固定ねじ。
Claims (1)
- 【請求項1】バンパとエンジン・フードの間に配設され
るグリルの取付構造において、バンパ・フェースの長手
方向の略中央部に取付孔を設け、この取付孔の両側に車
体前後方向に延びていてバンパ・フェース後側縁に開口
する切欠を設け、グリルに形成した係合突起を上記切欠
にそれぞれ係合させ、上記取付孔に挿通した固定ねじを
グリルの長手方向略中央部にねじ込んで固定したことを
特徴とするグリルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12985890U JP2508665Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | グリルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12985890U JP2508665Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | グリルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484060U JPH0484060U (ja) | 1992-07-22 |
JP2508665Y2 true JP2508665Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31877238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12985890U Expired - Lifetime JP2508665Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | グリルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508665Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2551176Y2 (ja) * | 1991-05-22 | 1997-10-22 | 西川化成株式会社 | ラジエータグリルの取付構造 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP12985890U patent/JP2508665Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0484060U (ja) | 1992-07-22 |
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