JP2508336Y2 - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JP2508336Y2
JP2508336Y2 JP13274689U JP13274689U JP2508336Y2 JP 2508336 Y2 JP2508336 Y2 JP 2508336Y2 JP 13274689 U JP13274689 U JP 13274689U JP 13274689 U JP13274689 U JP 13274689U JP 2508336 Y2 JP2508336 Y2 JP 2508336Y2
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裕喜 中園
恒雄 角南
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東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばエツジ反転式プラウ等に適用される
ロツク装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種のロツク装置としては、例えば実開昭61
-193114号に記載されたものが知られている。
これは、基本的には、掛合体と、掛合体に対して離脱
方向に移動可能な支持体と、支持体に設けられて掛合体
の離脱方向の移動を阻止すべく掛合体に掛合すると共に
掛合体の離脱方向に略直角で掛合体から離間する方向に
移動可能な可動掛合体と、可動掛合体を掛合体に近接す
る方向に付勢する弾性体と、から構成されている。
而して、この様なものは、平時には、可動掛合体が弾
性体に依り掛合体に近接する方向に付勢されて支持体の
離脱方向の移動を阻止すべく掛合体に掛合していると共
に、離脱力が作用した時には、可動掛合体が弾性体に抗
して掛合体から離間する方向に移動する事に依り掛合体
との掛合が解除される様になつている。
ところが、この様なものは、原状に復帰させる時に
は、離脱の時と同様、可動掛合体を弾性体に抗して掛合
体から離間する方向に移動させねばならなかつたので、
離脱力より小さいものの、相当大きな復帰力が必要であ
つた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に
創案されたもので、その目的とする処は、極めて小さな
復帰力に依り復帰できるロツク装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のロツク装置は、支持体と、支持体に対して離
脱方向に移動可能な掛合体と、支持体に設けられて掛合
体の離脱方向に略直角で掛合体から離間する方向に移動
可能な可動体と、可動体を掛合体に近接する方向に付勢
する弾性体と、可動体に設けられて掛合体の離脱方向の
移動を阻止すべく掛合体に掛合すると共に掛合体の復帰
方向廻りに回動可能な可動掛合体と、可動掛合体を掛合
体の離脱方向廻りに付勢する付勢手段と、から構成した
事に特徴が存する。
(作用) 平時には、可動体が弾性体に依り掛合体に近接する方
向に付勢されていると共に、可動掛合体が付勢手段に依
り掛合体の離脱方向廻りに付勢され、可動掛合体が掛合
体の離脱方向の移動を阻止すべく掛合体に掛合してい
る。
離脱力が作用した時には、支持体に対して掛合体が離
脱方向に移動し、可動掛合体が弾性体に抗して可動体と
共に離間方向に移動する事に依り掛合体との掛合が解除
される。
原状に復帰させる時には、支持体に対して掛合体を復
帰方向に移動させる。
そうすると、可動掛合体が掛合体に依り付勢手段に抗
して復帰方向廻りに回動し、掛合体が原状に復帰した後
には、可動掛合体が付勢手段に依り離脱方向廻りに回動
して掛合体に掛合する。
この時、可動掛合体を弾性体に抗して可動体と共に離
間方向に移動させる事がなく、付勢手段に抗して復帰方
向廻りに回動させるだけであるので、極めて小さい復帰
力に依り復帰させる事ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係るロツク装置を示す縦
断側面図。第2図乃至第4図は、作用を説明する為の要
部縦断側面図。第5図は、要部のみを示す拡大側面図で
ある。
ロツク装置1は、支持体2、掛合体3、可動体4、弾
性体5、可動掛合体6、付勢手段7とからその主要部が
構成されて居り、この例では、エツジ反転式プラウ8に
適用している。
エツジ反転式プラウ8は、トラクタシヨベル等の建設
車両(図示せず)に俯仰並びに施動可能に支持されたプ
ラウ本体9と、これの下部に上下のリンク10に依り反転
可能に設けた反転エツジ11とから成つている。
支持体2は、ロツク装置1の基本部分を為すもので、
この例では、プラウ本体8に設けて居り、プラウ本体8
に傾斜状態に設けたプレート12と、これに穿設した貫孔
13と、下方開口が貫孔13と連通すべくプレート12上に設
けたシリンダ14と、この内部に摺動可能に設けたスプリ
ングホルダ15と、シリンダ14の上部に設けられてスプリ
ングホルダ15を移動させる調整ボルト16とから成つてい
る。
掛合体3は、支持体2に対して離脱方向に移動可能な
もので、この例では、反転エツジ11に設けて居り、逆V
型を呈して主傾斜面17と副傾斜面18を備え、前上斜め方
向に曲線状に移動する様にしてある。
可動体4は、支持体2に設けられて掛合体3の離脱方
向に略直角で掛合体3から離間する方向に移動可能なも
ので、この例では、シリンダ14に摺動可能に設けた中空
状のピストン19と、これの下部に設けられて貫孔13から
下突するブラケツト20とから成つて居り、後上斜め方向
に直線状に移動する様にしてある。
而して、可動体4は、規制手段21に依り前下斜め方向
の移動が規制されている。
規制手段21は、プレート12の貫孔13部分に設けたスト
ツパ22と、これに当合するピストン19とから成つてい
る。
弾性体5は、可動体4を掛合体3に近接する方向に付
勢するもので、この例では、圧縮スプリングにしてあ
り、スプリングホルダ15とピストン19との間に介装して
ある。
可動掛合体6は、可動体4に設けられて掛合体3の離
脱方向の移動を阻止すべく掛合体3に掛合すると共に掛
合体3の復帰方向廻りに回動可能なもので、この例で
は、カム状を呈して横軸23に依りブラケツト20に枢着し
てあり、主傾斜面17と副傾斜面18に適合する主傾斜面24
と副傾斜面25を備え、第1図に於て反時計方向に回動で
きる様にしてある。
而して、可動掛合体6は、回動規制手段26に依り第1
図に於て時計方向の回動が規制されている。
回動規制手段26は、可動掛合体6に形成したストツパ
27と、これが当合するピストン19とから成つている。
付勢手段7は、可動掛合体6を掛合体3の離脱方向廻
りに付勢するもので、この例では、可動掛合体6に設け
たスプリングホルダ28と、プラウ本体8に設けたスプリ
ングホルダ29と、これらの間に介装されて可動掛合体6
を第1図に於て時計方向に回動すべく付勢する引張スプ
リング30とから成つている。
而して、引張スプリング30の弾力は、弾性体5より遥
かに小さなものにしてある。
尚、掛合体3と可動掛合体6の主傾斜面17,24と副傾
斜面18,25は、第5図に示す如く、平面にしてあると共
に、主傾斜面17,24は、その鉛直線Mが横軸23の中心O
を通る様にしてある。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
平時には、第1図に示す如く、可動体4が弾性体5に
依り掛合体3に近接する方向(前下斜め方向)に付勢さ
れて規制手段21に依りその移動が規制されていると共
に、可動掛合体6が付勢手段7に依り掛合体3の離脱方
向廻り(時計方向)に付勢されて回動規制手段26に依り
その回動が規制され、可動掛合体6の主傾斜面24と掛合
体3の主傾斜面17が掛合して掛合体3の離脱方向(前上
斜め方向)の移動が阻止されていると共に、可動掛合体
6の副傾斜面25と掛合体3の副傾斜面18が掛合して掛合
体3の復帰方向(後下斜め方向)の移動が阻止されてい
る。
反転エツジ11に離脱力が作用した時には、第2図に示
す如く、支持体2に対して掛合体3が離脱方向に移動
し、可動掛合体6が弾性体5に抗して可動体4と共に離
間方向(後上斜め方向)に移動する事に依り第3図に示
す如く、掛合体3との掛合が解除される。
反転エツジ11を原状に復帰させる時には、プラウ本体
8に対して反転エツジ11を復帰方向に移動させる。
そうすると、第4図に示す如く、可動掛合体6が掛合
体3に依り付勢手段に抗して復帰方向廻り(反時計方
向)に回動し、掛合体3が原状に復帰した後には、第1
図に示す如く、可動掛合体6が付勢手段7に依り離脱方
向廻りに回動して掛合体3に掛合する。
この時、可動掛合体6を弾性体5に抗して可動体4と
共に離間方向に移動させる事がなく、付勢手段7に抗し
て復帰方向廻りに回動させるだけであるので、極めて小
さい復帰力に依り復帰させる事ができる。
掛合体3と可動掛合体6の主傾斜面17,24は、第4図
に示す如く、その鉛直線Mが横軸23の中心Oを通る様に
しているので、これらが平面であつても、掛合体3を第
1図の位置から僅かに後下斜め方向に後退させるだけで
可動掛合体6が第1図に示す位置に復帰する。
そして、掛合体3と可動掛合体6には、副傾斜面18,2
5が設けてあるので、掛合体3が第1図の位置に保持さ
れてガタツク事がない。
調整ボルト16を螺動すれば、弾性体5の弾力が変化
し、離脱力を可変する事ができる。
尚、支持体2と掛合体3は、先の実施例では、支持体
2が固定で、掛合体3が移動するものであつたが、これ
に限らず、例えばこれらを逆にしたり、或は、両者を相
対的に移動させても良い。
掛合体3は、先の実施例では、支持体2に対して曲線
状に移動するものであつたが、これに限らず、例えば直
線状に移動するもので良い。
可動体4は、先の実施例では、支持体2に対して直線
状に移動するものであつたが、これに限らず、例えば曲
線状に移動するものでも良い。
弾性体5は、先の実施例では、圧縮スプリングであつ
たが、これに限らず、例えば、引張スプリングにしても
良い。
付勢手段7は、先の実施例では、引張スプリング30を
用いたが、これに限らず、例えば圧縮スプリングを用い
たり、重力を利用しても良い。
掛合体3と可動掛合体6は、先の実施例では、主傾斜
面17,24の他に副傾斜面18,25を設けたが、これに限ら
ず、例えば副傾斜面18,25を省略しても良い。この場
合、掛合体3の復帰方向への移動を弾力的に規制するス
トツパを設けて置くのが望ましい。
掛合体3と可動掛合体6の主傾斜面17,24は、先の実
施例では、平面であつたが、これに限らず、例えば横軸
23の中心Oを中心とする円弧面にしても良い。この様に
すれば、掛合体3を第1図の位置から全く後退させる事
なく可動掛合体6を第1図の位置に復帰させる事ができ
る。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた
効果を奏する事ができる。
(1)支持体、掛合体、可動体、弾性体、可動掛合体、
付勢手段とで構成したので、極めて小さな復帰力に依り
復帰する事ができる。
(2)支持体に対して掛合体を復帰させる際には、可動
掛合体が復帰方向廻りに回動するので、掛合体と可動掛
合体とが損傷したり、損耗する惧れが全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係るロツク装置を示す縦断
側面図。 第2図乃至第4図は、作用を説明する為の縦断側面図。 第5図は、要部のみを示す拡大側面図。 1……ロツク装置 2……支持体 3……掛合体 4……可動体 5……弾性体 6……可動掛合体 7……付勢手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体と、支持体に対して離脱方向に移動
    可能な掛合体と、支持体に設けられて掛合体の離脱方向
    に略直角で掛合体から離間する方向に移動可能な可動体
    と、可動体を掛合体に近接する方向に付勢する弾性体
    と、可動体に設けられて掛合体の離脱方向の移動を阻止
    すべく掛合体に掛合すると共に掛合体の復帰方向廻りに
    回動可能な可動掛合体と、可動掛合体を掛合体の離脱方
    向廻りに付勢する付勢手段と、から構成した事を特徴と
    するロツク装置。
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