JP2508276B2 - 熱転写記録フィルム - Google Patents

熱転写記録フィルム

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙や樹脂フィルムと同様に、ガラス表面や
金属表面等の平滑面に熱転写により画像記録を行うため
の熱転写記録フィルムに関する。
従来の技術 熱転写により画像記録を行うための熱転写記録フィル
ムとしては、従来種々のものが知られており、サーマル
ヘッド記録方式、通電転写記録方式などに用いられてい
る。これ等熱転写記録フィルムとしては、比較的低い温
度で接着ができるようにするために、50〜90℃で溶融す
るワックス類や、50〜120℃の軟化点を有する着色樹脂
をインク層として支持体上に、必要に応じて剥離層を介
して設けたものが最も一般的なものとして使用されてい
る。第6図は、通電転写記録方式に使用される従来の熱
転写記録フィルムの一例であって模式的断面図を示す。
図中、支持体である発熱抵抗体層11の一面に導電層12が
設けられ、その上に剥離層4を介してインク層2が設け
られている。
発明が解決しようとする課題 ところで、従来使用されている熱転写記録フィルム
は、紙や樹脂フィルムなどに比べて比熱が小さく、熱電
動率が大きい素材、例えばガラス板の表面に適用した場
合、インク層の十分な転写が行われないという問題が有
った。転写を充分に行わせるためには、発熱量を増加さ
せればよいが、そのためには支持体の耐熱性が要求され
るという新たな問題を生じた。また、インク層の軟化点
を低下させることによって上記の問題点を改善する試み
も、インク層の軟化点が低下することによって常温にお
けるインク層自体の強度が低下し、転写して形成された
記録像の堅牢性も劣るものとなると言う問題があった。
本発明は、従来の技術における上記のような問題点に
鑑みてなされたものである。
したがって、本発明の目的は、紙や樹脂フィルムと同
様に、ガラスその他の平滑面に低い熱エネルギーによっ
て、耐久性のある良好な画質の転写像を形成することの
できる熱転写記録フィルムを提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の熱転写記録フィルムは、支持体上に、ガラス
転移温度或いは融点が60℃以上の支持体を溶解しない有
機溶剤に可溶な樹脂を結着材の主成分とする画像保護
層、及びガラス転移温度30℃ないし60℃のテレフタル酸
を主たる酸成分とするポリエステル樹脂を結着材の主成
分とする接着層を順次積層してなり、該画像保護層及び
接着層の少なくとも一方に色材を含有してなることを特
徴とする。
次に、本発明を図面によって説明する。
第1図は、本発明の基本的な構成を示す熱転写記録フ
ィルムの模式的断面図である。
図中、1は支持体であり、その上に画像保護層21及び
接着層22が順次積層され、インク層2を形成している。
第2図ないし第5図は、それぞれ本発明の実施例の模
式的断面図である。第2図においては、支持体1の下に
耐熱層3が設けられており、第3図においては、支持体
1の下に耐熱層3が設けられ、また支持体1と画像保護
層21の間に剥離層4が設けられている。第4図及び第5
図は、支持体1が導電層12を有する発熱抵抗体層11より
構成されている場合を示し、第4図においては、導電層
12の上に剥離層4、画像保護層21及び接着層22が順次設
けられている。また第5図においては更に表面にブロッ
キング防止層5が設けられている。
次に本発明の熱転写記録フィルムを構成する各層につ
いて説明する。
支持体は、インク層を支持するものであれば如何なる
ものでも使用できる。例えばポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポ
リイミドフィルムやコンデンサーペーパー等が好適に使
用される。また、支持体には、耐熱性を付与するため
に、例えば耐熱性のシリコーン樹脂やポリイミド樹脂等
による耐熱層を設けてもよい。支持体の厚さは、通常1
〜50μmの範囲に設定される。
また、本発明の熱転写記録フィルムを、通電転写方式
に使用する場合には、支持体は、その片面に導電層を有
する発熱抵抗体層によって構成される。その場合、導電
層は、発熱抵抗体層に流入した電流を拡散させ、還流さ
せる電極となるものであって、好ましくは50Ω/□以下
の表面抵抗を有するように、アルミニウム等の金属又は
合金を蒸着、スパッタリング又はその他の薄膜形成法に
より作成される。その膜厚は300Å〜5μmの範囲に設
定するのが好ましい。また、発熱抵抗体層は、信号電流
をジュール熱に変えて発熱し、インクを溶融させて印字
の対象物に転写させる作用をする層であって、例えば、
カーボン、金属粉等の導電性物質を分散させた耐熱性樹
脂(ポリイミド系樹脂、ポリイミドアミド系樹脂)、シ
リコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂等)よりなる。その膜厚は1μm〜50μmの
範囲に設定するのが好ましい。
上記の支持体の上に所望により設けられる剥離層は、
その上に設けられるインク層の剥離を容易にするための
ものであって、例えば、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、
シリコーン樹脂等が使用される。通常、剥離層の膜厚
は、0.1〜2μmの範囲に設定される。
画像保護層は、ガラス転移温度或いは融点が60℃以上
の支持体を溶解しない有機溶剤に可溶な樹脂を結着材の
主成分とし、必要に応じて色材を含有する。画像保護層
は、被転写材の上に転写像が形成された場合、転写像の
表面を保護する役割を果たすものであって、そのために
常温において記録画像が通常取り扱われる状態で加わる
外力によって脱落しない程度の強度を持つ皮膜を形成す
ると共に、接着層を構成するテレフタル酸を主たる酸成
分とするポリエステル樹脂に対して良好な接着性を有
し、また、高温になってもべとつくことがないようにガ
ラス転移温度60℃以上、好ましくは60〜100℃の樹脂か
ら選択される。その様な樹脂としては、ポリアミド樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、塩化ビニル樹脂、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂、スチレン樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアルコール、セルロース系
樹脂やそれらの誘導体等があげられる。画像保護層は、
膜厚0.1〜3μm、好ましくは0.3μm〜1.0μmに設定
する。
画像保護層と共にインク層を形成する接着層は、主と
して接着剤としての作用を果たすものであって、低い熱
エネルギーによって容易に溶融して被転写材と接着する
ようにするために、ガラス転移温度30℃ないし60℃のテ
レフタル酸を主たる酸成分とするポリエステル樹脂を結
着材の主成分として形成される。ポリエステル樹脂とし
ては、例えば、テレフタル酸を酸成分とし、エチレング
リコール、プロピレングリコール等のグリコール類、エ
チレンオキシド、グリセリン等をアルコール成分とした
ポリアキレンテレフタレート、或いは、それ等とポリ
(テトラメチレンオキシド)グリコール等のポリアルキ
レンオキシドとのブロック共重合体等が使用できる。
また、酸成分として、テレフタル酸と共に、イソフタ
ル酸、パラオキシ安息香酸等を併用してもよい。更にま
た、エチレンセバケート、エチレンアジペート等のポリ
エステルを共存させてもよい。
いずれにしても、熱転写が可能なガラス転移温度とイ
ンク層の強さを両立させる上で、酸成分はテレフタル酸
を主成分とする必要がある。
また、接着層には色材が含まれていてもよい。接着層
の膜厚は、0.5〜5μm、好ましくは1.0〜3.0μmの範
囲に設定される。接着層の膜厚が0.5μmよりも薄くな
ると接着力が不足し、被転写材の表面の凹凸によって画
像が切れ切れになる場合が生じ、また5μmよりも厚く
なると、必要とする熱エネルギーが大きくなり、画像の
解像度も低下する。
本発明の熱転写記録フィルムにおいては、インク層を
構成する画像保護層と接着層の厚さの合計は、1〜5μ
m、好ましくは1.5〜4.0μmに設定される。
接着層の表面には、所望によりブロッキング防止層が
設けられる。ブロッキング防止層は、熱転写記録フィル
ムを例えばロール状に巻き取って保存する場合に、接着
層が支持体裏面に付着するのを防止する作用を示すもの
で、ガラス転移温度もしくは融点が40℃以上、好ましく
は60℃以上の樹脂、ワックス類或いはこれらの混合物を
用いることができる。また、色材として種々の洗顔料や
体質顔料を添加することも可能である。例えば、ブロッ
キング防止層は、ポリビニルブチラール樹脂によって形
成される。ブロッキング防止層の膜厚は、1.0μm以下
であるのが好ましい。
本発明の熱転写記録フィルムは、例えばサーマルヘッ
ド記録方式或いは、通電転写記録方式によって使用する
ことができ、ガラス板その他のガラス製品、プラスチッ
クシート、金属板等の金属製品、木材製品、紙等に転写
像を形成することができる。
実施例 以下、本発明を実施例によって説明する。なお、部は
全て重量部を意味する。
実施例1 支持体として、厚さ3.5μmのPETフィルム(東レ
(株)製、ルミラーFC53)を使用し、その一面に下記組
成の耐熱層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布して膜厚
0.4μmの耐熱層を形成し、他面に下記組成の画像保護
層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布した後、一日乾燥
して膜厚0.9μmの画像保護層を形成し、次に下記組成
の接着層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布し、乾燥し
て膜厚2.1μmの接着層を形成し、膜厚3.0μmのインク
層を有する熱転写記録フィルムを得た。
(耐熱層形成用塗布液) ポリイミド樹脂(日本チバガイギー(株)製、ポリイミ
ドXU218) 0.7 部 カーボンブラック(充填剤) 0.3 部 塩化メチレン 99 部 (画像保護層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(積水化学工業(株)製エスレッ
クBM−5) 4.495部 カーボンブラック 0.5 部 フッ素系界面活性剤(ダイキン工業、ユニダインD5−40
1) 0.005部 2−プロパノール 95 部 (接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物及びポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールよりなる共重合体。数平均分子量=2500重量平均
分子量=5600、酸価(mgKOH/g)=0.7、Tg=30℃) 9 部 カーボンブラック 1 部 メチルイソブチルケトン 90 部 なお、上記色材又は充填剤の分散は、いずれの場合に
おいても、硬質ガラス製ボールミルで48時間処理するこ
とによって行った。
なお、以下の例においては、特記しない限り、色材又
は充填剤の分散は上記と同様にして行う。
実施例2 実施例1における画像保護層形成用塗布液を下記組成
のものに変えた以外は、実施例1と同様にして熱転写記
録フィルムを作成した。
(画像保護層形成用塗布液) ポリアミド樹脂(ヘンケル白水、DPX−802) 4.5部 カーボンブラック 0.5部 トルエン 25 部 2−プロパノール 70 部 比較例1 実施例1と同様の支持体の一面に同様にして耐熱層を
形成した後、支持体を110℃に加熱したホットプレート
上において、他面に次の組成のインク層形成用組成物を
ワイヤーバーで塗布し、膜厚3.1μmのインク層を形成
し、熱転写記録フィルムを作成した。
(インク層形成用組成物) パラフィンワックス(日本精蝋(株)製パラフィン15
5、融点65℃) 82部 鉱物油(柔軟性付与剤) 3部 カーボンブラック 15部 上記の成分を3本ロールミルで100℃に加熱し、溶融
混練して分散してインク層形成用組成物を得た。
比較例2 実施例1と同様の支持体の一面に同様にして耐熱層を
形成した後、他面に次の組成のインク層形成用塗布液)
をワイヤーバーで塗布し膜厚2.8μmのインク層を形成
し、熱転写記録フィルムを作成した。
(インク層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(ビスフェノールAとプロピレ
ングリコールの反応物及びフマール酸よりなる。数平均
分子量=3600、重量平均分子量=11000、酸価(mgKOH/
g)=28、Tg=62℃) メチルエチルケトン 90 部 カーボンブラック 1.5部 比較例3 インク層形成用塗布液を下記の組成のものに変更した
以外は、比較例2と同様にして熱転写記録フィルムを作
成した。
(インク層形成用塗布液) 脂肪族ポリエステル樹脂(アジピン酸と1,4−ブタンジ
オール及びエチレングリコールよりなる。数平均分子量
=2350、重量平均分子量=52000、酸価(mgKOH/g)=0.
8、mp=36℃) 8.5部 メチルエチルケトン 60 部 トルエン 30 カーボンブラック 1.5部 実施例3 実施例1と同様の支持体の一面に同様にして耐熱層を
形成した後、他面に下記組成の剥離層形成用塗布液をワ
イヤーバーで塗布し、乾燥して膜厚0.1μmの剥離層を
形成した。次いで、下記組成の画像保護層形成用塗布液
をワイヤーバーで塗布した後、一旦乾燥して膜厚0.8μ
mの画像保護層を形成し、次に下記組成の接着層形成用
塗布液をワイヤーバーで塗布し、乾燥して膜厚1.6μm
の接着層を形成し、膜厚2.4μmのインク層を有する熱
転写記録フィルムを得た。
(剥離層形成用塗布液) フッ素系背面処理剤(ダイキン工業(株)製テックスガ
ードTP−200の2−プロパノール中10wt%溶液) 5 部 2−プロパノール 95 部 (画像保護層形成用塗布液) ポリアミド樹脂(三洋化成(株)製、ポリマイドS−40
E) 4.5部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 0.5部 トルエン 25 部 2−プロパノール 70 部 (接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物及びポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールよりなる共重合体。数平均分子量=2250重量平均
分子量=5600、酸価(mgKOH/g)=0.7、Tg=30℃) 9 部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1 部 メチルイソブチルケトン 90 部 比較例4 実施例1と同様の支持体の一面に同様にして耐熱層を
形成した後、他面に下記組成の剥離層形成用塗布液をワ
イヤーバーで塗布し、乾燥して膜厚0.1μmの剥離層を
形成した。次いで、下記組成のインク層形成用塗布液を
ワイヤーバーで塗布した後、乾燥して膜厚2.6μmのイ
ンク層を形成し、熱転写記録フィルムを得た。
(剥離層形成用塗布液) フッ素系背面処理剤(ダイキン工業(株)製テックスガ
ードFS−107の2−プロパノール中10wt%溶液) 5 部 2−プロパノール 95 部 (インク層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(ビスフェノールAとプロピレ
ングリコールの反応物及びフマール酸よりなる。数平均
分子量=3600、重量平均分子量=11000、酸価(mgKOH/
g)=28、Tg=62℃) 8.5部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1部 メチルイソブチルケトン 90 部 実施例4 支持体として、導電層を有する発熱抵抗体フィルムを
使用した。すなわち、厚さ15μmのカーボンブラック含
有導電性ポリカーボネートフィルム(バイエル社製、マ
イロホールKL3−1009)にアルミニウムを蒸着して、表
面抵抗0.6Ω/□、膜厚0.06μmの導電層を形成した。
上記支持体の導電層の上に、下記組成の剥離層形成用
塗布液をワイヤーバーで塗布し乾燥して、膜厚0.1μm
の剥離層を形成した後、下記組成の画像保護層形成用塗
布液をリバースロールコーターで塗布し乾燥して、膜厚
1.0μmの画像保護層を形成した。次に下記組成の接着
層形成用塗布液をリバースロールコーターで塗布し乾燥
して、膜厚1.9μmの接着層を形成し、膜厚2.9μmのイ
ンク層を有する熱転写記録フィルムを得た。
(剥離層形成用塗布液) フッ素系背面処理剤(ダイキン工業(株)製テックスガ
ードTP−200の2−プロパノール中10wt%溶液) 5 部 2−プロパノール 95 部 (画像保護層形成用塗布液) ポリアミド樹脂(ヘンケル白水、バーサミド744)4.5部 カーボンブラック 0.5部 トルエン 25 部 2−プロパノール 70 部 (接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物及びポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールよりなる共重合体。数平均分子量=5700重量平均
分子量=19500、酸価(mgKOH/g)=2.8、Tg=50℃) 9 部 カーボンブラック 1 部 酢酸エチル 90 部 比較例5 実施例3と同様の支持体の導電層上に、同様にして下
記組成の剥離層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布し、
乾燥して膜厚0.1μmの剥離層を形成した。次いで、下
記組成のインク層形成用塗布液をリバースロールコータ
ーで塗布した後、乾燥して膜厚2.6μmのインク層を形
成し、熱転写記録フィルムを得た。
(剥離層形成用塗布液) フッ素系背面処理剤(ダイキン工業(株)製テックスガ
ードFS−107の2−プロパノール中の10wt%溶液) 5部 2−プロパノール 95部 (インク層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(ビスフェノールAとプロピレ
ングリコールの反応物およびフマール酸よりなる。数平
均分子量=3600、重量平均分子量=11000、酸価(mgKOH
/g)=28、Tg=62℃) 9部 メチルエチルケトン 90部 カーボンブラック 1部 比較例6 比較例5において、インク層形成用塗布液を下記組成
のものに変更した以外は、同様にして熱転写記録フィル
ムを得た。
(インク層形成用塗布液) ポリアミド樹脂。(特開昭63−45090号公報の実施例中
の実験No.1、m.p.=86℃) 9部 トルエン 30部 2−プロパノール 70部 カーボンブラック 1部 実施例5 実施例3と同様の支持体の導電層上に、下記組成の剥
離層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布し、乾燥して膜
厚0.2μmの剥離層を形成した。次いで、下記組成の画
像保護層形成用塗布液をリバースロールコーターで塗布
し乾燥して、膜厚0.8μmの画像保護層を形成し、次い
で、下記組成の接着層形成用塗布液をリバースロールコ
ーターで塗布し乾燥して、膜厚2.0μmの接着層を形成
し、最後に、下記組成のブロッキング防止層形成用塗布
液をリバースロールコーターで塗布し乾燥して、膜厚0.
5μmのブロッキング防止層を形成し、膜厚3.3μmのイ
ンク層を有する熱転写記録フィルムを得た。
(剥離層形成用塗布液) ポリアミド樹脂(ヘンケル白水、バーサミド940) 2 部 m−キシレン 18 部 2−プロパノール 80 部 (画像保護層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(積水化学工業(株)製、エスレ
ックBM−5) 4.5部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 0.5部 2−プロパノール 95 部 (接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物、数平均分子量=1200、重量平均分子量=
2400、酸価(mgKOH/g)=1.0、Tg=35℃) 9 部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1 部 メチルイソブチルケトン 90 部 (ブロッキング防止層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(積水化学工業(株)製、エスレ
ックBL−S) 5 部 2−プロパノール 95 部 実施例6 実施例5において、接着剤層の形成に下記組成の接着
層形成用塗布液を使用した以外は、実施例5と同様にし
て熱転写記録フィルムを得た。(接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物、数平均分子量=1490、重量平均分子量=
2900、酸価(mgKOH/g)=0.7、Tg=48℃) 9部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1部 メチルイソブチルケトン 90部 実施例7 実施例5において、接着剤層の形成に下記組成の接着
層形成用塗布液を使用した以外は、実施例5と同様にし
て熱転写記録フィルムを得た。(接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物、数平均分子量=2350、重量平均分子量=
6200、酸価(mgKOH/g)=1.1、Tg=56℃) 9部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1部 メチルイソブチルケトン 90部 実施例8 実施例3と同様の支持体の導電層上に、実施例5と同
様の組成の剥離層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布
し、乾燥して膜厚0.1μmの剥離層を形成した。次い
で、下記組成の画像保護層形成用塗布液をリバースロー
ルコーターで塗布し乾燥して、膜厚0.5μmの画像保護
層を形成し、次いで、下記組成の接着層形成用塗布液を
リバースロールコーターで塗布し乾燥して、膜厚1.5μ
mの接着層を形成し、最後に、実施例と同様の組成のブ
ロッキング防止層形成用塗布液をリバースロールコータ
ーで塗布し乾燥して、膜厚0.5μmのブロッキング防止
層を形成し、膜厚2.5μmのインク層を有する熱転写記
録フィルムを得た。
(画像保護層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(電気化学工業デンカブチラール
#4000−2) 4.5部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1 部 2−プロパノール 95 部 (接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物、数平均分子量=1200、重量平均分子量=
2400、酸価(mgKOH/g)=1.0、Tg=35℃) 9 部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 1 部 酢酸エチル 90 部 実施例9 実施例3と同様の支持体の導電層上に、実施例5と同
様の組成の剥離層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布
し、乾燥して膜厚0.1μmの剥離層を形成した。次い
で、下記組成の画像保護層形成用塗布液をリバースロー
ルコーターで塗布し乾燥して、膜厚0.4μmの画像保護
層を形成し、次いで、下記組成の接着層形成用塗布液を
リバースロールコーターで塗布し乾燥して、膜厚1.6μ
mの接着層を形成し、最後に、下記組成のブロッキング
防止層形成用塗布液をリバースロールコーターで塗布し
乾燥して、膜厚0.4μmのブロッキング防止層を形成
し、膜厚2.4μmのインク層を有する熱転写記録フィル
ムを得た。
(画像保護層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(電気化学工業デンカブチラール
#6000−C) 4 部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 0.5部 イエローインク用顔料(C.I.Pigment Yellow 12)0.5部 メチルエチルケトン 95 部 (接着層形成用塗布液) 芳香族ポリエステル樹脂(テレフタル酸とエチレンオキ
シドの反応物及びポリ(テトラメチレンオキシド)グリ
コールよりなる共重合体。数平均分子量=2250重量平均
分子量=5600、酸価(mgKOH/g)=0.7、Tg=30℃) 9 部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 0.5部 イエローインク用顔料(C.I.Pigment Yellow 12)0.5部 m−キシレン 90 部 (ブロッキング防止層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(電気化学工業デンカブチラール
#4000−2) 3 部 酸化チタン 2 部 2−プロパノール 95 部 比較例7 実施例3と同様の支持体の導電層上に、下記組成の剥
離層形成用塗布液をワイヤーバーで塗布し、乾燥して膜
厚0.1μmの剥離層を形成した。次いで、下記組成のイ
ンク層形成用塗布液をリバースロールコーターで塗布し
乾燥して、膜厚1.6μmのインク層を形成し、次いで、
下記組成のブロッキング防止層形成用塗布液をリバース
ロールコーターで塗布し乾燥して、膜厚0.4μmのブロ
ッキング防止層を形成し、膜厚2.0μmのインク層を有
する熱転写記録フィルムを得た。
(剥離層形成用塗布液) フッ素系背面処理剤(ダイキン工業(株)製テックスガ
ードTP−200の2−プロパノール中10wt%溶液) 5 部 2−プロパノール 95 部 (インク層形成用塗布液) 脂肪族ポリエステル樹脂(アジピン酸と1,4−ブタンジ
オール及びエチレングリコールよりなる。数平均分子量
=2350、重量平均分子量=52000、酸価(mgKOH/g)=0.
8、mp=36℃) 9 部 シアンインク用顔料(C.I.Pigment Blue 15:3) 0.5部 イエローインク用顔料(C.I.Pigment Yellow 12)0.5部 m−キシレン 90 部 (ブロッキング防止層形成用塗布液) ポリビニルブチラール(電気化学工業デンカブチラール
#4000−2) 3 部 酸化チタン 2 部 2−プロパノール 95 部 上記実施例及び比較例の熱転写記録フィルムについて
保存性の評価を行った。また、印字記録を行って、必要
記録エネルギー及び画質の評価を行い、さらに記録画像
の強度の評価を行った。それらの結果を第1表及び第2
表に示す。
評価の方法及び評価基準は次の通りである。
印字記録方法 (1)試験条件 実施例1〜3及び比較例1〜4の熱転写記録フィルム
については、8ドット/mmの発熱素子を有する厚膜型サ
ーマルヘッドを装着したプリンタを用い、通常の感熱転
写記録方式によって印字を行った。印字の対象物とし
て、(a)普通紙(ゼロックスL紙のワイヤーサイド)
(b)OHPシート(ゼロックスOHPシート)及び(c)ア
ルミニウム箔(家庭用)を使用した。
実施例4〜9及び比較例5〜7の熱転写記録フィルム
については、8ドット/mmの記録電極(電極サイズは65
μm×65μm)を装着したプリンタを用い、通電転写記
録方式によって印字を行った。印字の対象物として、
(a)普通紙(ゼロックスL紙のワイヤーサイド)
(b)OHPシート(ゼロックスOHPシート)及び(c)ア
ルミニウム箔(家庭用)(d)鉄板(厚さ2.0mm)
(e)ガラス板(厚さ2.5mm)及び(f)木材(杉板、
厚さ20mm)を使用した。
(2)必要記録エネルギーの評価 OHPシートに記録する場合、発熱素子または記録電極
1ドットの大きさ(1/8mmで125μm)に相当する転写像
を得るために必要な印加エネルギーの大きさを示す。
(3)画質の評価 必要記録エネルギーで印字したものをサンプルとし
た。
(A)解像度 画数の多い漢字(「議」や「鷺」など)の潰れ方を目
視で5段階評価を行った。評価基準は次の通りである。
5:非常に良好、4:実用上十分、3:判読できる、2:判読が
困難、1:印字できない。(B)色特性(いんぺい力を含
む) 印字の対象物として、普通紙、アルミニウム箔、ガラ
ス板を用い、ベタ打ち像について、色、濁り及び光沢等
を目視で3段階評価を行った。評価基準は次の通りであ
る。○:良い、△:普通、×:悪い。
保存性の評価 未使用の熱転写記録フィルムの温度に対する安定性を
調査した。ロール上の熱転写記録フィルムが24時間放置
されても変質しない上限の温度によって保存性を表わし
た。
記録画像の強度の評価 必要記録エネルギーで印字したものをサンプルとし、
下記の事項について目視で3段階評価を行った。評価基
準は次の通りである。○:良い(殆ど変化なく、実用上
十分)、△:普通(判読できる)、×:悪い(画像が消
えて、判読が困難)。
(1)曲げ 印字の対象物として、普通紙、OHPシート、アルミニ
ウム箔を用い、手で10回曲げる。
(2)引っかき 爪で10回引っかく。
(3)こすれ 指と消しゴムで10回こする。
(4)圧着 同じ印字の対象物(例えば普通紙)を室温で24時間重
ねておく。
発明の効果 本発明の熱転写記録フィルムは、上記の構成を有する
から、ガラス、金属、プラスチック、紙、その他の平滑
面に低い熱エネルギーによって、耐久性のある良好な画
質の転写像を形成することできる。したがって、本発明
の熱転写記録フィルムは、サーマルヘッドを使用する通
常の熱転写記録方式、或いは記録電極を使用して信号電
流を印加する通電転写記録方式において好適に使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写記録フィルムの基本構成を示す
模式的断面図、第2図ないし第5図は、それぞれ本発明
の実施例の模式的断面図、第6図は、従来の熱転写記録
フィルムの一例の模式的断面図である。 1……支持体、2……インク層、3……耐熱層、4……
剥離層、5……ブロッキング防止層、11……発熱抵抗体
層、12……導電層、21……画像保護層、22……接着層。
フロントページの続き (72)発明者 圷 英一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 重枝 俊彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、ガラス転移温度或いは融点が
    60℃以上の支持体を溶解しない有機溶剤に可溶な樹脂を
    結着材の主成分とする画像保護層、及びガラス転移温度
    30℃ないし60℃のテレフタル酸を主たる酸成分とするポ
    リエステル樹脂を結着材の主成分とする接着層を順次積
    層してなり、該画像保護層及び接着層の少なくとも一方
    に色材を含有してなることを特徴とする熱転写記録フィ
    ルム。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の熱転写記録
    フィルムにおいて、支持体と画像保護層との間に剥離層
    を設け、接着層の表面にブロッキング防止層を設けたこ
    とを特徴とする熱転写記録フィルム。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の熱転写記録
    フィルムにおいて、接着層の表面にブロッキング防止層
    を設けたことを特徴とする熱転写記録フィルム。
  4. 【請求項4】支持体が導電層を有する発熱抵抗体層であ
    る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    の熱転写記録フィルム。
  5. 【請求項5】画像保護層がポリビニルブチラールを結着
    材の主成分としてなる特許請求の範囲第1項ないし第4
    項のいずれかに記載の熱転写記録フィルム。
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