JP2507684B2 - エレベ―タ―遠隔監視装置 - Google Patents

エレベ―タ―遠隔監視装置

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JP2507684B2
JP2507684B2 JP19055290A JP19055290A JP2507684B2 JP 2507684 B2 JP2507684 B2 JP 2507684B2 JP 19055290 A JP19055290 A JP 19055290A JP 19055290 A JP19055290 A JP 19055290A JP 2507684 B2 JP2507684 B2 JP 2507684B2
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明彦 野口
延久 小林
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベーター制御機器より得たエレベーター
の運行状況、特に異常状態でのデータを外部監視センタ
ーへ伝送するエレベーター遠隔監視装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭58−167372号公報に記載のよう
に、データ送信機をエレベーター機械室,データ受信
機,回線端末機を管理人室に設置し、データ伝送にエレ
ベーターに設置されたインターホン回線を使うことで配
線を簡単なものにしていた。ここで、データ伝送は直列
符号データで伝送が行われ、インターホンは音声帯域の
周波数の信号が用いられている。データ伝送とインター
ホン通話はスイツチ切替により、交互に使用する様にな
つている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術はエレベーターのかご内に乗客が閉じ込
められた場合に、インターホン通話とデータ伝送を同時
に行うということについて配慮がされておらず、データ
伝送をする際には必ずインターホン通話が途切れるとい
う問題があつた。又、インターホン通話が途切れなくす
るためデータ伝送用の回線を別にした場合、データ伝送
は矩形波のデジタル信号で行われるため、クロストーク
の問題があり、一括して配線することはできなかつた。
本発明の目的は、データ伝送線とインターホン回線を
一括して配線してもクロストークを生じることのないエ
レベーター遠隔監視装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の主特徴とするところは、エレベーターかご内
と管理人室間をエレベーター機械室を介して接続するイ
ンターホン通話手段と、外部と前記機械室間を前記管理
人室を介して接続するデータ伝送手段を備え、エレベー
ター制御機器で発生したデータを外部に伝送するエレベ
ーター遠隔監視装置において、前記エレベーターのデー
タを音声帯域の周波数に変換する手段を前記機械室に設
け前記外部と機械室間のデータ伝送を音声帯域の周波数
で行うように構成するとともに、前記機械室と管理人室
間における前記インターホン通話手段と前記データ伝送
手段の各ケーブルを一括配線したことである。
〔作用〕
外部と機械室間のデータ伝送を音声帯域の周波数で行
うように構成したので、データ伝送用ケーブルには、直
列符号データで伝送する場合に特有のパルスの急激な立
上り、立ち下がりをもつ符号データは存在しない。した
がって、このデータ伝送用ケーブルとインターホン通話
用のインターホンケーブルを一括して配線しても、イン
ターホンに雑音が混入するクロストークを生じることは
ない。
このため、エレベーターかご内と管理人室間のインタ
ーホン通話及び外部と機械室間のデータ伝送を同時に行
うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図,第2図に示した一実施例によ
り詳細に説明する。
尚、第1図はエレベーター遠隔監視機器やインターホ
ン等の配置状況を示し、また、第2図は具体的な配線接
続状況を示している。
第1図において、エレベーター遠隔監視装置(エレベ
ーター遠隔監視機器)14は、ビルの屋上に設置されるエ
レベーター機械室1内におかれ、同様にこの機械室1に
設置されたエレベーター制御盤(エレベーター制御機
器)11との間で常時データ伝送を行い、エレベーター制
御に関して異常が発生したかどうかを監視する。又、エ
レベーター機械室1内には法律で設置が義務づけられて
いるインターホンの親機12が設置され、エレベーター制
御盤端子台15を経由しインターホンケーブル16,17,31,5
2でエレベーター遠隔監視装置14、管理人室2内のイン
ターホン親機21、さらには図示していないがエレベータ
ーかご内のインターホン子機と接続されている。管理人
室2内には、インターホン親機21の他に共用電話23が置
かれる。
エレベーター機械室1と管理人室2と間には、前述の
インターホンケーブル31の他に電話回線ケーブル32と共
用電話ケーブル33が布設される。一般公衆通信事業者に
より電話回線が布設されるのは通信事業者と加入者の責
任の分界点となるMDF(Main Distributing Frame)22ま
でなので、それからエレベーター遠隔監視装置14まで電
話回線を引き込むために、電話回線ケーブル32が管理人
室2内の電話回線ローゼツト24とエレベーター機械室1
内のエレベーター制御盤端子台15との間に布設される。
尚、ローゼツト24は、電話回線に電話機等を接続できる
ようにする接続機器である。MDF22と電話回線ローゼツ
ト24の間は、電話回線ケーブル26,エレベーター制御盤
端子台15とエレベーター遠隔監視装置14の間は、電話回
線ケーブル18で各々接続される。又、共用電話ケーブル
33は、エレベーター遠隔監視装置14が電話回線を占有し
ていない時間は、管理人室2内の共用電話23を使用でき
るようにして、エレベーター遠隔監視装置14と、管理人
室2内の電話、すなわち共用電話23が電話回線を共用で
きるようにするために、エレベーター制御盤端子台15と
共用電話ローゼツト25の間に布設される。エレベーター
制御盤端子台15とエレベーター遠隔監視装置14の間は、
共用電話ケーブル19,共用電話ローゼツト25と共用電話2
3の間は、共用電話ケーブル27で接続される。
通常エレベーター遠隔監視装置14は、ビルが完成しエ
レベーターが稼動開始した後、設置工事が行われてエレ
ベーターの監視を開始する。ビルが完成した時点では、
エレベーター遠隔監視装置14は設置されていないので、
電話回線ケーブル18,共用電話ケーブル19,インターホン
ケーブル17も布設されていないが、電話回線ケーブル3
2、共用電話ケーブル33は、法律により設置が義務づけ
られているインターホンを設置するために、インターホ
ンケーブル31が布設されるので、そのとき一括してまと
めて布設しておく。エレベーター制御盤端子台15は、こ
の電話回線ケーブル32と共用電話ケーブル33をエレベー
ター遠隔監視装置14が設置される前にあらかじめ布設し
ておくために機械室1に設けられており、電話回線ケー
ブル32と18、共用電話ケーブル33と19、インターホンケ
ーブル16,17,31,52との各々接続させている。
MDF22は通信事業者の電話回線を加入者の屋内へ引き
込む場合に、通信事業者と加入者の責任の範囲を切り分
ける分界点を明確にするためのものであり、その構造は
通常の端子台と同等のものである。電話回線ローゼツト
24共用電話ローゼツト25等のローゼツトというのは、屋
内に引き込んできた電話回線と、電話機,FAX等の通信機
器を接続できるようにした、いわば屋内電灯線に設けら
れるコンセントのような役割を果すものであり、接続す
る通信機器を想定し、端子台となつている場合と、モジ
ユラージヤツクが挿入できるコネクタとなつている場合
がある。
次に第2図により詳細な配線接続状況を説明する。
インターホンケーブル16,17,31は、5本の線で構成さ
れており、その信号名は、+,R,L,−,Cである。この5
本の線によりエレベーター遠隔監視装置14,エレベータ
ー制御盤端子台15,エレベーター機械室1内インターホ
ン親機16,管理人室2内インターホン親機21が接続され
ている。さらにエレベーター制御盤端子台15より、イン
ターホンケーブル52により、エレベーターかご内インタ
ーホン子機51へ接続されている。
エレベーターかご内で乗客が閉じ込められ、乗客がイ
ンターホンの呼び釦を押すと、インターホンケーブルの
5本の内Cのラインにより呼び信号が伝達され、エレベ
ーター機械室1内インターホン親機12,管理人室2内イ
ンターホン親機21の内、先に受話器を取つた方と通話が
できるようになる。通話のときはインターホン子機51か
らインターホン親機12又は21への音声信号がL及び−の
ラインを通じて伝達され、インターホン親機12又は21か
らインターホン子機51への音声信号がR及び+のライン
を通じて伝達される。ある一定時間インターホン親機12
及び21の受話器が共に取られなかつた場合、エレベータ
ー遠隔監視装置14のプログラムがこれを検知し、自動的
に監視センターへ電話をかけ、インターホンケーブルの
+,R,L,−の4本の信号がエレベーター遠隔監視装置14
内の主回路41にてL1,L2の2線に変換され、さらに共用
電話切替リレー42が主回路側に切替えられ、電話回線を
通じ、インターホン子機51と監視センターとの間でイン
ターホン通話が可能となる。
エレベーター遠隔監視装置14は、通常時は電話回線を
通じて監視センターへデータ伝送したり、前述のインタ
ーホン通話は行わず、共用電話23が使用可能な状態とな
つており、共用電話切替リレー42は、共用電話側(T1,T
2側)となつている。共用電話23からの音声信号は、共
用電話ローゼツト25から共用電話ケーブル33を通り、エ
レベーター制御盤端子台15のT1,T2端子へ至る。そし
て、共用電話ケーブル19を通りエレベーター遠隔監視装
置14内のT1,T2端子に至り、さらに共用電話切替リレー4
2によりL1,L2端子に出力される。そこからは、電話回線
ケーブル18,32により、エレベーター制御盤端子台15を
経由して電話回線ローゼツト24に至り、電話回線上へ音
声信号が出力される。又、全く逆の経路により、電話の
相手方の音声が共用電話25へ達する。
エレベーター遠隔監視装置14が、監視センター等外部
へデータを伝送する場合には、共用電話切替リレー42が
主回路側へ切替る。主回路41内で生成され音声帯域の信
号周波数に変換されたデータ信号は、L1,L2端子よりエ
レベーター遠隔監視装置14から電話回線ケーブル18上へ
出力されてエレベーター制御盤端子台15に至り、さらに
電話回線ケーブル32により電話回線ローゼツトに至り、
電話回線上に出力される。相手方から送信されたデータ
信号は全く逆の経路をたどつてエレベーター遠隔監視装
置14の主回路41へ取込まれる。
インターホンケーブル31,電話回線ケーブル32,共用電
話ケーブル33を一括してまとめて配線することにより、
クロストーク(漏話)の問題が懸念されるところであ
る。前述のようにエレベーター遠隔監視装置14と監視セ
ンターとの間のデータ伝送と、エレベーターかご内子機
51と管理人室2内インターホン親機21との通話が同時に
行われる場合には、インターホンケーブル31と電話回線
ケーブル32に同時に信号が伝送される。しかし、インタ
ーホンケーブル31で伝送される信号は音声信号であり、
データ伝送時に電話回線ケーブル32で伝送される信号も
音声帯域の周波数の信号を使用したデータ伝送のため、
クロストークは生じないため一括して配線することがで
きる。
又、エレベーター制御盤端子台15を設けて電話回線を
エレベーター機械室1まで引き込んでエレベーター遠隔
監視装置14を設置したことにより、エレベーターを複数
台監視する場合、各エレベーター制御盤11からエレベー
ター遠隔監視装置14へのデータ伝送用のケーブルが、エ
レベーターの台数分だけ必要であるが、各々のエレベー
ター制御盤11は、同一のエレベーター機械室1内にある
のが普通であり、その配線は非常に容易なものである。
又、保守点検時にエレベーター機械室1内へ保守担当
者が入る場合、電話機を持ち込み、エレベーター制御盤
端子台15のL1,L2に接続すれば、保守担当者の所属する
営業所や監視センターと容易に電話が通じ、故障の内容
を速く伝えたり、不具合点の対策指示を迅速かつ確実に
受けることが可能となる。
尚、共用電話23は、電話回線ケーブル32の有効利用の
ために設けられたものであるので、必要がなければ、省
略してかまわない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、クロストークを
生じることなくインターホン通話とエレベーター遠隔監
視装置から監視センターへのデータ伝送ができて、しか
も一括して配線を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になるエレベーター遠隔監視
装置を示す図、第2図は第1図のエレベーター遠隔監視
装置の配線接続状況を示す図である。 1……エレベーター機械室、2……管理人室、12,21…
…インターホン、14……エレベーター遠隔監視装置、15
……エレベーター制御盤端子台、16〜19,26,27,31〜35,
52……電話回線ケーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベーターかご内と管理人室間をエレベ
    ーター機械室を介して接続するインターホン通話手段
    と、外部と前記機械室間を前記管理人室を介して接続す
    るデータ伝送手段を備え、エレベーター制御機器で発生
    したデータを外部に伝送するエレベーター遠隔監視装置
    において、 前記エレベーターのデータを音声帯域の周波数に変換す
    る手段を前記機械室に設け前記外部と機械室間のデータ
    伝送を音声帯域の周波数で行うように構成するととも
    に、前記機械室と管理人室間における前記インターホン
    通話手段と前記データ伝送手段の各ケーブルを一括配線
    したことを特徴とするエレベーター遠隔監視装置。
JP19055290A 1990-07-20 1990-07-20 エレベ―タ―遠隔監視装置 Expired - Lifetime JP2507684B2 (ja)

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KR100362916B1 (ko) * 2000-06-08 2002-11-29 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터 비상통화장치 및 그 제어방법
JP7028469B2 (ja) * 2019-11-11 2022-03-02 Nic株式会社 エレベーター用インターホン子機

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