JP2507637B2 - Catv施設の増設用中継器 - Google Patents

Catv施設の増設用中継器

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JP2507637B2
JP2507637B2 JP1313493A JP31349389A JP2507637B2 JP 2507637 B2 JP2507637 B2 JP 2507637B2 JP 1313493 A JP1313493 A JP 1313493A JP 31349389 A JP31349389 A JP 31349389A JP 2507637 B2 JP2507637 B2 JP 2507637B2
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JP
Japan
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repeater
pilot signal
agc
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facility
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憲二 小川
秀雄 高木
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NIPPON KEEBURU MEDEIA ENJINIARINGU KK
NEC Corp
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NIPPON KEEBURU MEDEIA ENJINIARINGU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はCATV施設に関し、特にCATV施設を増設する場
合の中継器に関するものである。
〔従来の技術〕
CATV施設では、ヘッドエンド設備にパイロット信号発
生器を備えてパイロット信号を各中継器へ送出し、各中
継器でそのパイロット信号を検出してAGC動作を行な
い、中継器の送出レベルを一定に保っている。
従来のCATV施設においては、既設の施設の中継器のパ
イロット信号を抽出するバンドパスフィルタとしてLCフ
ィルタを使用しているために帯域外減衰量を急峻にする
ことができず、前記のパイロット信号付近に新たなパイ
ロット信号を重畳すると、本来のパイロット信号と共に
バンドパスフィルタを通過してしまい、自動利得制御回
路(以下「AGC」という)が誤動作してしまう。このた
め、従来のCATV施設においては、既設中継器用のパイロ
ット信号周波数と同一周波数の中継器用パイロット信号
でAGC動作する中継器を増設用に使っていた。
ところで、従来のCATV施設においては、1〜12チャネ
ルのテレビ信号の再送信を行なうため、パイロット信号
周波数はパイロット信号検出用のLCフィルタの実現性か
らテレビ信号伝送帯域の高域端の222MHzより更に高周波
の246MHzにおくのが一般であった。現在では、第4図の
曲線S1で示すような急峻な減衰特性を持つ弾性表面波フ
ィルタが完成し、これによりテレビ信号伝送帯域を有効
に使用でき、より多くのチャネルを伝送できるようにな
っている。また、パイロット信号周波数をテレビ信号伝
送帯域の高域端におけば、帯域の中間におくよりも一層
多くのチャネルを伝送させることができるため、一般に
テレビ信号伝送帯域上端にパイロット信号をおいてい
る。このように、現在の弾性表面波フィルタを使用し、
パイロット信号周波数を高域端におくことにより、サー
ビス内容の拡大を図ることができる。なお、第4図にお
いて、S2は従来のLCフィルタの減衰量特性を示す曲線、
S3は既設の中継器に使用されるパイロット信号周波数f1
を示す矢印、S4は増設の中継器に使用されるパイロット
信号周波数f2を示す矢印である。
上述したことから、CATV施設の中継器を増設する場合
に従来と同一の中継器を増設に用いると、将来テレビ信
号伝送帯域の拡大や双方向化を行なってサービス内容を
拡大する場合にすべての中継器の交換が必要となるの
で、将来の需要を見越して増設部分に予め広帯域又は双
方向の中継器を使用することが考えられる。
その一例を第3図に示す。第3図において、Aは既設
設備、Bは増設設備、11はヘッドエンド設備、12は周波
数f1のAGC用パイロット信号発生器、13は周波数f2のAGC
用パイロット信号発生器、14〜16は既設の中継器、17,1
8は増設の中継器である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成のCATV施設においては、増設
用中継器としてパイロット信号周波数が288MHzの双方向
用中継器7,8を用い、既設中継器としてパイロット信号
周波数が246MHzの片方向用中継器4〜6を用いた場合、
ヘッドエンド設備1から周波数288MHzの増設用中継器7,
8用のパイロット信号を送出すると、既設中継器4〜6
のパイロット信号抽出用バンドパスフィルタがLCフィル
タを使用していて第4図の曲線S2で示すように帯域外減
衰量特性が急峻でないため、288MHzのパイロット信号が
246MHzのパイロット信号検出回路の検出レベルに影響を
与え、AGC回路が誤動作を起こし、既設中継器4〜6も
調整を行なうこととなり、施設全体を再調整しなければ
ならないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
このような欠点を除去するために本発明によるCATV施
設の増設用中継器は、既設の中継器用と同一のAGC用パ
イロット信号により動作するAGC回路と、このAGC回路の
出力側に接続され、既設の中継器用のAGC用パイロット
信号の周波数と異なる周波数のAGC用パイロット信号を
発生するAGC用パイロット信号発生器とを設けるように
したものである。
〔作用〕
本発明によるCATV施設の増設用中継器を適用すれば、
既設中継器用のAGC用パイロット信号周波数と異なる周
波数のパイロット信号の中継器を増設できる。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係わるCATV施設の増設用中継器の
一実施例が適用されたCATV施設を示す系統図で、Aは既
設設備、Bは増設設備である。既設の中継器11〜13は片
方向伝送用中継器であり、ヘッドエンド設備14に設置さ
れたAGC用パイロット信号発生器15から送られる周波数f
1のAGC用パイロット信号によりAGC動作を行なう。この
既設の中継器13に増設用の双方向中継器16,17を増設用
してCATV施設のサービスエリアを拡大する。この時、既
設の中継器11〜13のAGC回路が誤動作しないように増設
用双方向中継器16から、増設用双方向中継器17で使用す
るAGC用パイロット信号を送出する。増設用双方向中継
器16に備えられた増設用のAGC用パイロット信号発生器1
8から送られる周波数f2のAGC用パイロット信号により、
増設用双方向中継器16の次の中継器17より以降の中継器
はAGC回路が動作する。
第2図は本発明に係わるCATV施設の増設用中継器(双
方向中継器)の一実施例を示す回路図である。第2図に
おいて、入力端子21から入力される下り伝送信号は等化
器22により線路長が補償されて方向ろ波器23を通過して
AGC増幅器24により増幅される。ここで、前述の周波数f
1のAGC用パイロット信号を利用してAGC制御部25によりA
GCがかけられる。その後、下り伝送信号はAGC用パイロ
ット信号発生器26(第1図の18に相当)から発生された
周波数f2の増設用双方向中継器に使用するAGC用パイロ
ット信号をAGC増幅器24の出力側で結合してから方向ろ
波器27を通過して、出力端子28から下り伝送路へ送出さ
れる。
一方、出力端子28から入力される上り伝送信号は方向
ろ波器27を通過して上り信号増幅器29により所要のレベ
ルに増幅され、方向ろ波器23を通過して入力端子21から
上り伝送路へ送出される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるCATV施設の増設用中
継器は、パイロット信号発生器を内蔵することにより、
既設中継器のAGC用パイロット信号周波数と異なる周波
数のAGC用パイロット信号を発生できるので、上記異な
る周波数のAGC用パイロット信号を使用する中継器を増
設することができ、これにより既設中継器全体の調整を
必要とせず、将来双方向化やチャネルの増加を行なう場
合に既設の部分の中継器を交換するだけで行なうことが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるCATV施設の増設用中継器の一実
施例が適用されたCATV施設を示す系統図、第2図は本発
明に係わるCATV施設の増設用中継器の一実施例を示す回
路図、第3図は従来の中継器の増設方法を説明するため
の系統図、第4図はAGC用パイロット信号抽出用フィル
タの特性図である。 11〜13……既設の中継器、14……ヘッドエンド設備、1
5,18,26……AGC用パイロット信号発生器、16,17……増
設用双方向中継器、21……入力端子、22……等化器、2
3,27……方向ろ波器、24……AGC増幅器、25……AGC制御
部、28……出力端子、29……上り信号増幅器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設の中継器用と同一のAGC用パイロット
    信号により動作するAGC回路と、このAGC回路の出力側に
    接続され、前記既設の中継器用のAGC用パイロット信号
    の周波数と異なる周波数のAGC用パイロット信号を発生
    するAGC用パイロット信号発生器とを備えたことを特徴
    とするCATV施設の増設用中継器。
JP1313493A 1989-12-04 1989-12-04 Catv施設の増設用中継器 Expired - Lifetime JP2507637B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583649B2 (ja) * 1980-10-17 1983-01-22 株式会社 海光社 漁業用沈子索の製造法

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