JP2507615Y2 - フォ―クリフトトラックの荷役装置 - Google Patents
フォ―クリフトトラックの荷役装置Info
- Publication number
- JP2507615Y2 JP2507615Y2 JP1354591U JP1354591U JP2507615Y2 JP 2507615 Y2 JP2507615 Y2 JP 2507615Y2 JP 1354591 U JP1354591 U JP 1354591U JP 1354591 U JP1354591 U JP 1354591U JP 2507615 Y2 JP2507615 Y2 JP 2507615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo handling
- forklift truck
- vertical members
- fork
- backrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は前方の視界を改善したフ
ォークリフトトラックの荷役装置に関する。
ォークリフトトラックの荷役装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フォークリフトトラックの荷役装
置は、車体の前方に立設したマストに上下動自在に昇降
部１が装着されており、この昇降部１は昇降体２とフォ
ーク３とバックレスト４とによって構成されている。こ
のような荷役装置において、昇降部１内に更にフォーク
３のティルト機構を備えた構造のものが知られている。
この荷役装置の昇降部１の構造について説明を行うと図
３に示すように、昇降部１の昇降体２は、左右のマスト
の内側をローラー５を介して上下動する左右の縦部材６
を有し、縦部材６はその上部が横部材７で接合されてお
り、また、その中央部も強化板８で接合されて、その下
部にはそれぞれティルトシリンダー９が装着されてい
る。そして、この昇降体２の横部材７の下方に軸１１が
取付けられて、軸１１にバックレスト４とフォーク３と
が装着されている。そして、バックレスト４には下方に
上部中央がえぐられた板状のバックレストブラケット１
２が固着されており、このバックレストブラケット１２
の後面には昇降体２に装着したティルトシリンダー９の
先端が当接され、前面にはフォーク３が当接されてい
る。
置は、車体の前方に立設したマストに上下動自在に昇降
部１が装着されており、この昇降部１は昇降体２とフォ
ーク３とバックレスト４とによって構成されている。こ
のような荷役装置において、昇降部１内に更にフォーク
３のティルト機構を備えた構造のものが知られている。
この荷役装置の昇降部１の構造について説明を行うと図
３に示すように、昇降部１の昇降体２は、左右のマスト
の内側をローラー５を介して上下動する左右の縦部材６
を有し、縦部材６はその上部が横部材７で接合されてお
り、また、その中央部も強化板８で接合されて、その下
部にはそれぞれティルトシリンダー９が装着されてい
る。そして、この昇降体２の横部材７の下方に軸１１が
取付けられて、軸１１にバックレスト４とフォーク３と
が装着されている。そして、バックレスト４には下方に
上部中央がえぐられた板状のバックレストブラケット１
２が固着されており、このバックレストブラケット１２
の後面には昇降体２に装着したティルトシリンダー９の
先端が当接され、前面にはフォーク３が当接されてい
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の構造であると、
図４に示すように、昇降体２の左右の縦部材６を、その
上部で横部材７によって接合し、さらに、昇降体２の構
造上の強度を得る為に、横部材７と下部に装着したティ
ルトシリンダー９の間に左右の縦部材６を接合する強化
板８が設けられており、この強化板８の存在のため荷役
作業の際に特に重要なフォーク３の先端付近の視界性が
悪いという問題があった。本考案はこれらの問題を解消
することを、その課題としている。
図４に示すように、昇降体２の左右の縦部材６を、その
上部で横部材７によって接合し、さらに、昇降体２の構
造上の強度を得る為に、横部材７と下部に装着したティ
ルトシリンダー９の間に左右の縦部材６を接合する強化
板８が設けられており、この強化板８の存在のため荷役
作業の際に特に重要なフォーク３の先端付近の視界性が
悪いという問題があった。本考案はこれらの問題を解消
することを、その課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本考案は前記問
題を解消する為、昇降部の昇降体において、昇降体の構
造上の強度を得る為の強化板に、ティルトシリンダーを
避ける為の孔を設けて、強化板を視界の妨げにならない
左右の縦部材の下部のティルトシリンダーの装着部付近
に固着する。これにより強化板による前方の視界を妨げ
るのを防止したものである。
題を解消する為、昇降部の昇降体において、昇降体の構
造上の強度を得る為の強化板に、ティルトシリンダーを
避ける為の孔を設けて、強化板を視界の妨げにならない
左右の縦部材の下部のティルトシリンダーの装着部付近
に固着する。これにより強化板による前方の視界を妨げ
るのを防止したものである。
【０００５】
【実 施 例】本考案のフォークリフトトラックの荷役
装置は、荷役装置の昇降部以外は従来と同様であるの
で、本実施例においては昇降部についてのみ説明を行
う。図１に示すように昇降部１の昇降体２は図示しない
左右のマストの内側をローラー５を介して上下動する板
状の左右の縦部材６を有し、その上部が２枚の板でＬ字
形となる横部材７で接合され、さらに、下部においても
昇降体２の構造上の強度を得る為に左右の縦部材６を接
合する強化板８が固着されている。この強化板８には、
その両端、すなわち左右の縦部材６との固着部近傍にテ
ィルトシリンダー９を避ける為の孔１０が左右それぞれ
に開いている。そして、前記の孔１０それぞれに、ティ
ルトシリンダー９を孔１０の周囲に接しないように挿入
すると共に、左右の縦部材６の対向面にそれぞれティル
トシリンダー９を装着する。そして、従来と同様に、昇
降体２の横部材７の下方に軸１１を取付け、軸１１にバ
ックレスト４とフォーク３とを装着する。バックレスト
４の下方にはバックレストブラケット１２を固着し、こ
のバックレストブラケット１２は後面にティルトシリン
ダー９の先端が当接し、前面にフォーク４が当接してお
り、ティルトシリンダー９の動作によりフォーク３とバ
ックレスト４とが一体に軸１１を中心に前後傾動するよ
うになっている。このような構成により図２に示すよう
に、強化板８によって前方の視界、特にフォーク３先端
付近の視界が妨げられるのを防止することができる。
装置は、荷役装置の昇降部以外は従来と同様であるの
で、本実施例においては昇降部についてのみ説明を行
う。図１に示すように昇降部１の昇降体２は図示しない
左右のマストの内側をローラー５を介して上下動する板
状の左右の縦部材６を有し、その上部が２枚の板でＬ字
形となる横部材７で接合され、さらに、下部においても
昇降体２の構造上の強度を得る為に左右の縦部材６を接
合する強化板８が固着されている。この強化板８には、
その両端、すなわち左右の縦部材６との固着部近傍にテ
ィルトシリンダー９を避ける為の孔１０が左右それぞれ
に開いている。そして、前記の孔１０それぞれに、ティ
ルトシリンダー９を孔１０の周囲に接しないように挿入
すると共に、左右の縦部材６の対向面にそれぞれティル
トシリンダー９を装着する。そして、従来と同様に、昇
降体２の横部材７の下方に軸１１を取付け、軸１１にバ
ックレスト４とフォーク３とを装着する。バックレスト
４の下方にはバックレストブラケット１２を固着し、こ
のバックレストブラケット１２は後面にティルトシリン
ダー９の先端が当接し、前面にフォーク４が当接してお
り、ティルトシリンダー９の動作によりフォーク３とバ
ックレスト４とが一体に軸１１を中心に前後傾動するよ
うになっている。このような構成により図２に示すよう
に、強化板８によって前方の視界、特にフォーク３先端
付近の視界が妨げられるのを防止することができる。
【０００６】
【考案の効果】本考案は、フォークリフトトラックの荷
役装置において、昇降体の強化板にティルトシリンダー
を避ける為の孔を設けて、この強化板を、フォーク先端
付近の視界の妨げにならない左右の縦部材のティルトシ
リンダーの装着部付近に固着することにより、フォーク
リフトトラックの前方の視界を大巾に改善し、荷役作業
を容易に、しかも効率よく行うことができる。
役装置において、昇降体の強化板にティルトシリンダー
を避ける為の孔を設けて、この強化板を、フォーク先端
付近の視界の妨げにならない左右の縦部材のティルトシ
リンダーの装着部付近に固着することにより、フォーク
リフトトラックの前方の視界を大巾に改善し、荷役作業
を容易に、しかも効率よく行うことができる。
【図１】本考案による荷役装置の分解斜視図。
【図２】本考案による荷役装置の側面図。
【図３】従来の荷役装置の分解斜視図。
【図４】従来の荷役装置の側面図。
１ 昇降部、２ 昇降体、３ フォーク、４ バックレ
スト、５ ローラー、６縦部材、７ 横部材、８ 強化
板、９ ティルトシリンダー、１０ 孔、１１ 軸、１
２ バックレストブラケット。
スト、５ ローラー、６縦部材、７ 横部材、８ 強化
板、９ ティルトシリンダー、１０ 孔、１１ 軸、１
２ バックレストブラケット。
Claims (1)
- 【請求項１】 車体の前方に立設したマストに昇降体２
とフォーク３とバックレスト４とより成る昇降部１を上
下動自在に装着し、昇降体２の左右の縦部材６にフォー
ク３を前後傾動させるティルトシリンダー９を装着した
フォークリフトトラックの荷役装置において、前記昇降
体２の左右の縦部材６を接合する強化板８にティルトシ
リンダー９を避ける為の孔１０を設けて、この強化板８
を左右の縦部材６のティルトシリンダー９装着部付近に
固着したことを特徴とするフォークリフトトラックの荷
役装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1354591U JP2507615Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | フォ―クリフトトラックの荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1354591U JP2507615Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | フォ―クリフトトラックの荷役装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105093U JPH04105093U (ja) | 1992-09-10 |
| JP2507615Y2 true JP2507615Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31747990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1354591U Expired - Lifetime JP2507615Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | フォ―クリフトトラックの荷役装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507615Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP1354591U patent/JP2507615Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04105093U (ja) | 1992-09-10 |
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