JPH0638079Y2 - フォークリフトトラックの荷役装置 - Google Patents
フォークリフトトラックの荷役装置Info
- Publication number
- JPH0638079Y2 JPH0638079Y2 JP1988034433U JP3443388U JPH0638079Y2 JP H0638079 Y2 JPH0638079 Y2 JP H0638079Y2 JP 1988034433 U JP1988034433 U JP 1988034433U JP 3443388 U JP3443388 U JP 3443388U JP H0638079 Y2 JPH0638079 Y2 JP H0638079Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- attached
- cylinder
- forklift truck
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は前方の視界を改善したフォークリフトトラッ
クの荷役装置に関する。
クの荷役装置に関する。
従来フォークリフトトラックの荷役装置にはサイドシフ
ト装置によって２本のフォークを同時に横方向へシフト
させるようにしたものや、フォーク移動装置により、各
フォークを単独で横方向へ移動調整できるようにしたも
のがあり、前者のサイドシフト装置によれば、車体と荷
の位置がずれていてもフォークをサイドシフトさせるこ
とにより荷役が可能となる。
ト装置によって２本のフォークを同時に横方向へシフト
させるようにしたものや、フォーク移動装置により、各
フォークを単独で横方向へ移動調整できるようにしたも
のがあり、前者のサイドシフト装置によれば、車体と荷
の位置がずれていてもフォークをサイドシフトさせるこ
とにより荷役が可能となる。
また後者のフォーク移動装置によればパレットに設けら
れたフォークを挿入するためのポケットの間隔が変って
も、ポケットに合せてフォークの間隔を簡単に調整する
ことができる。
れたフォークを挿入するためのポケットの間隔が変って
も、ポケットに合せてフォークの間隔を簡単に調整する
ことができる。
しかし従来の荷役装置では、第４図に示すようにフォー
クａをシフトさせたり移動させるシリンダｂの両側がフ
ォークａと、これを支持する昇降枠ｃの両端に設けられ
た縦杆ｄの間に取付けられているため、シリンダｂの基
端部を昇降枠ｃの縦杆ｄに取付けているブラケットｅが
前方の視界を妨げて、前方の視界性が悪いなどの不具合
があった。
クａをシフトさせたり移動させるシリンダｂの両側がフ
ォークａと、これを支持する昇降枠ｃの両端に設けられ
た縦杆ｄの間に取付けられているため、シリンダｂの基
端部を昇降枠ｃの縦杆ｄに取付けているブラケットｅが
前方の視界を妨げて、前方の視界性が悪いなどの不具合
があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、前方の視界性が良好なフォークリフトトラックの荷
役装置を提供しようとするものである。
で、前方の視界性が良好なフォークリフトトラックの荷
役装置を提供しようとするものである。
この考案は上記目的を達成するために、車体前部に立設
されたマストに上下動自在に昇降枠を取付け、この昇降
枠に複数本のフォークを掛合すると共に、上記昇降枠の
縦杆とフォークの間に、各フォーク毎にフォーク移動シ
リンダを設けたフォークリフトトラックの荷役装置にお
いて、上記フォーク移動シリンダのシリンダ部の中間部
を、上記昇降枠に設けられたローラ支持枠の前面にトラ
ニオンを介して取付けると共に、上記シリンダ部より突
設されたピストン杆の先端を各フォークの後面にそれぞ
れ枢着したもので、シリンダ部の中間部をトラニオンを
介してローラ支持枠に取付けたことにより、フォーク移
動シリンダにより前方の視界が妨げられる範囲が少なく
なるため、視界性が向上する。
されたマストに上下動自在に昇降枠を取付け、この昇降
枠に複数本のフォークを掛合すると共に、上記昇降枠の
縦杆とフォークの間に、各フォーク毎にフォーク移動シ
リンダを設けたフォークリフトトラックの荷役装置にお
いて、上記フォーク移動シリンダのシリンダ部の中間部
を、上記昇降枠に設けられたローラ支持枠の前面にトラ
ニオンを介して取付けると共に、上記シリンダ部より突
設されたピストン杆の先端を各フォークの後面にそれぞ
れ枢着したもので、シリンダ部の中間部をトラニオンを
介してローラ支持枠に取付けたことにより、フォーク移
動シリンダにより前方の視界が妨げられる範囲が少なく
なるため、視界性が向上する。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において１はフォークリフトトラックで、車体1aの前
部にマスト２が立設されており、このマスト２に昇降枠
３が上下動自在に取付けられている。
部にマスト２が立設されており、このマスト２に昇降枠
３が上下動自在に取付けられている。
上記昇降枠３はマスト２の前側に水平に設けられた上下
２本の横杆3aと、これら横杆3aの両端間を連結する縦杆
3bにより枠状に構成されていると共に、各横杆3aの裏側
にはマスト２のインナーマスト2aとほぼ等しい間隔でロ
ーラ支持部材3cが縦方向に設けられていて、これらロー
ラ支持部材3cにインナマスト2a内を転動するローラ４が
回転自在に支承されている。
２本の横杆3aと、これら横杆3aの両端間を連結する縦杆
3bにより枠状に構成されていると共に、各横杆3aの裏側
にはマスト２のインナーマスト2aとほぼ等しい間隔でロ
ーラ支持部材3cが縦方向に設けられていて、これらロー
ラ支持部材3cにインナマスト2a内を転動するローラ４が
回転自在に支承されている。
また上記昇降枠３は図示しないリフトシリンダにより昇
降動されると共に、上側の横杆3aには一対のフォーク５
の上部が掛合されている。
降動されると共に、上側の横杆3aには一対のフォーク５
の上部が掛合されている。
一方上記昇降枠３の各ローラ支持部材3c前面にはトラニ
オン６を介してフォーク移動シリンダ７のシリンダ部7a
が回動自在に取付けられている。
オン６を介してフォーク移動シリンダ７のシリンダ部7a
が回動自在に取付けられている。
上記フォーク移動シリンダ７は各フォーク５毎に設けら
れていて、ピストン杆7bを昇降枠３の中心側に向け、か
つ上下方向に離間してそれぞれローラ支持部材3cに取付
けられていると共に、シリンダ部7aより突設されたピス
トン杆7bの先端はピン８を介して各フォーク５の裏側に
枢着されていて、これらフォーク移動シリンダ７により
各フォーク５が別個に横杆3aに沿って移動できるように
なっている。
れていて、ピストン杆7bを昇降枠３の中心側に向け、か
つ上下方向に離間してそれぞれローラ支持部材3cに取付
けられていると共に、シリンダ部7aより突設されたピス
トン杆7bの先端はピン８を介して各フォーク５の裏側に
枢着されていて、これらフォーク移動シリンダ７により
各フォーク５が別個に横杆3aに沿って移動できるように
なっている。
なお、上記実施例はフォーク移動装置に適用した例を示
すものであるが、サイドシフト装置のシフトシリンダに
も同様に実施することができるものである。
すものであるが、サイドシフト装置のシフトシリンダに
も同様に実施することができるものである。
この考案は以上詳述したように、フォーク５を移動（シ
フト）するフォーク移動シリンダ７のシリンダ部7aの中
間部をトラニオン６を介してローラ支持部材3cに取付け
たことから、従来のシリンダｂの基端部をブラケットｅ
により昇降枠ｃ両端の縦杆ｄに取付けていたものに比べ
て、ブラケットｅにより前方の視界が妨げられることが
ないため、前方の視界を大幅に改善できる。
フト）するフォーク移動シリンダ７のシリンダ部7aの中
間部をトラニオン６を介してローラ支持部材3cに取付け
たことから、従来のシリンダｂの基端部をブラケットｅ
により昇降枠ｃ両端の縦杆ｄに取付けていたものに比べ
て、ブラケットｅにより前方の視界が妨げられることが
ないため、前方の視界を大幅に改善できる。
これによって荷役作業がしやすくなるため、作業が安全
かつ能率よく行えるようになると共に、従来では昇降枠
ｃの両端に位置する縦杆ｄにシリンダｂの基端部を取付
けていたため、横杆の強度を高める必要があったが、こ
の考案ではローラ支持部材3cにシリンダ部7aを取付けて
いるため、横杆3aの強度は余り必要とせず、昇降枠３の
軽量化とこれに伴う価格の低減が図れるようになる。
かつ能率よく行えるようになると共に、従来では昇降枠
ｃの両端に位置する縦杆ｄにシリンダｂの基端部を取付
けていたため、横杆の強度を高める必要があったが、こ
の考案ではローラ支持部材3cにシリンダ部7aを取付けて
いるため、横杆3aの強度は余り必要とせず、昇降枠３の
軽量化とこれに伴う価格の低減が図れるようになる。
またシリンダ部7aを支持するトラニオン６からピストン
杆7bの先端までの距離ｌが従来のものに比べて小さくで
きるため、フォーク５を移動する際のピストン杆7bの座
屈が従来のものより少なくなり、これによって小型なピ
ストン杆7bが使用できるためフォーク移動シリンダ７の
小型化も図れるようになる。
杆7bの先端までの距離ｌが従来のものに比べて小さくで
きるため、フォーク５を移動する際のピストン杆7bの座
屈が従来のものより少なくなり、これによって小型なピ
ストン杆7bが使用できるためフォーク移動シリンダ７の
小型化も図れるようになる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は側面図、第
２図は平面図、第３図は正面図、第４図は従来の説明図
である。 1aは車体、２はマスト、３は昇降枠、3bは縦杆、3cはロ
ーラ支持部材、５はフォーク、６はトラニオン、７はフ
ォーク移動シリンダ。
２図は平面図、第３図は正面図、第４図は従来の説明図
である。 1aは車体、２はマスト、３は昇降枠、3bは縦杆、3cはロ
ーラ支持部材、５はフォーク、６はトラニオン、７はフ
ォーク移動シリンダ。
Claims (1)
- 【請求項１】車体1a前部に立設されたマスト２に上下動
自在に昇降枠３を取付け、この昇降枠３に複数本のフォ
ーク５を掛合すると共に、上記昇降枠３の縦杆3bとフォ
ーク５の間に、各フォーク５毎にフォーク移動シリンダ
７を設けたフォークリフトトラックの荷役装置におい
て、上記フォーク移動シリンダ７のシリンダ部7aの中間
部を、上記昇降枠３に設けられたローラ支持枠3cの前面
にトラニオン６を介して取付けると共に、上記シリンダ
部7aより突設されたピストン杆7bの先端を、各フォーク
５の後面にそれぞれ枢着してなるフォークリフトトラッ
クの荷役装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988034433U JPH0638079Y2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | フォークリフトトラックの荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988034433U JPH0638079Y2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | フォークリフトトラックの荷役装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137997U JPH01137997U (ja) | 1989-09-20 |
| JPH0638079Y2 true JPH0638079Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31261144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988034433U Expired - Lifetime JPH0638079Y2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | フォークリフトトラックの荷役装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638079Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100906471B1 (ko) * | 2007-06-13 | 2009-07-08 | 에스엠메탈(주) | 포크의 접혀짐이 가능한 지게차의 포크 구동장치 |
| KR100906467B1 (ko) * | 2007-08-01 | 2009-07-08 | 에스엠메탈(주) | 지게차의 포크구동장치 |
| KR100908265B1 (ko) * | 2007-08-01 | 2009-07-20 | 에스엠메탈(주) | 지게차의 포크구동장치 |
| KR100937351B1 (ko) * | 2007-01-23 | 2010-01-20 | 에스엠메탈(주) | 접혀짐이 가능한 지게차의 포크장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4943806U (ja) * | 1972-07-20 | 1974-04-17 | ||
| JPS60154398U (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-15 | 日産自動車株式会社 | 荷役車両のサイドシフト装置 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP1988034433U patent/JPH0638079Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01137997U (ja) | 1989-09-20 |
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